JPH0337399B2 - - Google Patents

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JPH0337399B2
JPH0337399B2 JP4880783A JP4880783A JPH0337399B2 JP H0337399 B2 JPH0337399 B2 JP H0337399B2 JP 4880783 A JP4880783 A JP 4880783A JP 4880783 A JP4880783 A JP 4880783A JP H0337399 B2 JPH0337399 B2 JP H0337399B2
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JP
Japan
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frequency
output
control signal
inverter
constant
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JP4880783A
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Hiroshi Fujii
Akira Ishibashi
Kenji Nanto
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0337399B2 publication Critical patent/JPH0337399B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P27/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage
    • H02P27/04Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage
    • H02P27/06Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage using dc to ac converters or inverters
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P27/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage
    • H02P27/04Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage
    • H02P27/047V/F converter, wherein the voltage is controlled proportionally with the frequency

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明は電源周波数の異なる地域でも共通に使
用でき、出力トルクをほぼ一定に制御することの
できるインバータを備えた電動機制御装置に関す
るものである。
[従来技術] 誘導電動機(以下、IMという)は構造が簡単
で安価であり、しかも寿命が永く保守も容易であ
るという特長を有している。このためIMは小容
量のものから大容量のものまで広く用いられてい
る。
しかし従来はIMの回転速度を効率良く制御す
る方法がなかつたため、これの用途は限られてい
た。
しかし、近年に至り、種々の半導体素子が提供
されるようになり、任意の周波数の出力を簡単に
得ることのできる静止形インバータ装置が開発さ
れた。このインバータ装置を商用電源とIMの間
に接続し、インバータ装置の出力周波数を変える
ことにより広い範囲で、しかも効率良くIMの速
度を制御することが出来るようになつた。
ところでこのようなインバータ装置の多くは出
力周波数を任意に変えられるばかりでなく、同時
に出力電圧の大きさも容易に変えることができ
る。一方、IMにおいてはそのトルクを一定に保
つたままで回転速度を予定の速度に向けて、次第
に高めることを要求されることが多い。そこで、
上記したインバータ装置によりIMの回転速度を
制御するようにしたシステムにおいては、インバ
ータ装置の出力電圧をその出力周波数にほぼ比例
して変化させ、ほぼトルクが一定の状態で回転速
度の制御が行えるようにしたものが広く用いられ
ている。
このようなインバータ装置の一例を第1図に示
す。図において、1は商用交流から直流を得るた
めの順変換部、2は直流から3相交流を得る逆変
換部、3はIM、10〜20はダイオード、22
は平滑用コンデンサ、30〜40はトランジス
タ、ゲート・ターンオフ・サイリスタなどのスイ
ツチング素子、42〜52はフリーホイールダイ
オードである。
ダイオード10〜20は入力された三相の交流
を整流し、コンデンサ22に供給する。従つてコ
ンデンサ22の端子間にほぼ平滑化された直流電
圧が得られる。
スイツチング素子30〜40は図示していない
スイツチング制御回路から供給されるゲート信号
によつてオン・オフし、コンデンサ22の端子間
に現れている直流電圧を三相の交流電圧に変換し
てIM3に供給する。そして、上記したゲート信
号を制御することによりIM3に供給される三相
交流の周波数と電圧を任意に制御することがで
き、これによりIM3のトルクを一定に保つたま
までその回転速度を任意に制御することができ
る。
第1図はパルス幅変調(以下単にPWMと呼
ぶ)インバータ装置の例である。
これは、順変換部1に電圧調節機能がないの
で、逆変換部2で出力電圧をチヨツピングして所
要電圧を得る。第2図も従来から用いられている
インバータ装置であつて、これは順変換部1がサ
イリスタ又はトランジスタ等のスイツチング素子
10′〜20′で構成してあり、電圧調節機能を有
している。従つて電動機3に印加する電圧の値は
順変換器1に依つて制御する。このインバータ装
置の場合は逆変換器2のチヨツピングも併用して
電動機3に印加する電圧を制御することもでき
る。
さてインバータ装置の出力周波数foと出力電圧
Voとの関係(以下V/F特性という)は Vo=a・fo+b ……(1) 但し、a、bは定数 となり、この(1)式を満足するように制御すれば上
記のようにトルク一定のもとでIMの回転速度を
任意に制御することができる。そこで、この(1)式
における定数a、bを、出力周波数foの可変範囲
の上限である最大出力周波数fomaxに応じて所定
の値に設定してやれば、制御すべきIMの回転速
度をトルク一定のままで充分に低い速度から定格
回転速度までの範囲にわたつて制御することがで
きる。
しかしながら、上記した従来のインバータ装置
においては、出力周波数の最大値をIMの仕様電
圧および仕様周波数と異なつた状態で使用する
と、充分に能力が発揮できなかつたり、過負荷に
なつたりするという問題点があつた。
ところで、電力供給事情が地域で異なるなどの
理由により、供給されている電力の周波数が異な
つている場合がある。例えば日本では50〔Hz〕で
給電されている地域と60〔Hz〕で給電されている
地域とが混在していることは周知の通りである。
そこでIMの定格入力電圧および周波数の仕様
について考えると、その地域ごとに例えば50〔Hz〕
地域では220V/50〔Hz〕、あるいは110V/50
〔Hz〕、一方60〔Hz〕地域では例えば220V/60
〔Hz〕、あるいは110V/60〔Hz〕のIMが使われて
いるのがほとんどである。そこで50〔Hz〕の地域
で60〔Hz〕の最大出力周波数に設定されているイ
ンバータ装置を使用したのでは、その地域で使用
されている50〔Hz〕仕様のIMに周波数の仕様がマ
ツチングしない。また60〔Hz〕地域でも同様に50
〔Hz〕の最大出力周波数に設定されているインバ
ータ装置を使用したのではその地域で使用されて
いる60〔Hz〕仕様のIMに周波数の仕様がマツチン
グしない。
すなわち電源周波数の異なる地域においては、
IMの入力電源仕様(入力周波数仕様)は、その
地域に合つた入力周波数仕様であることが多く、
このため異なる周波数地域で使用していたインバ
ータ装置を電源周波数の異なる地域に持つていつ
た場合、このインバータ装置の周波数仕様は、
IMの入力周波数仕様と必ずしも一致しないこと
がある。したがつてそのまま仕様の異なるインバ
ータ装置とIMを組み合わせて使用すると、上に
述べた問題があるため運転に支障があつた。この
ように従来のインバータ装置によるIM制御装置
では、異なつた周波数地域間で運転特性における
互換性がないという欠点があつた。
これを第3図により説明する。
まず50〔Hz〕地域で60〔Hz〕用のインバータ装置
を使用した場合の問題を考える。
60〔Hz〕地域でIMの仕様周波数が60〔Hz〕のも
のを使用した場合インバータ装置のV/F特性は
Bで表される特性に設定されるが、このインバー
タ装置を50〔Hz〕地域で使用したときにはV/F
特性がBの特性になつているにもかかわらずIM
として50〔Hz〕仕様のものが接続される(この地
域では50〔Hz〕用のIMが使用されている為)。
このためインバータ装置の出力周波数をIMの
仕様周波数に合わせ50〔Hz〕に設定しようとした
とする。この場合インバータ装置の動作点はP1
となり、50〔Hz〕仕様のIMに対する電圧)が 100%×50/60=83% となり印加電圧が83%になる。
この場合出力トルクが定格値まで得られない。
また負荷によつては、要求するトルクを出すこと
ができず、IMの回転数が規定値まで達しなかつ
たりする。
これと反対に、60〔Hz〕地域で50〔Hz〕用のイン
バータ装置を使用することも考えられる。
50〔Hz〕地域でIMの仕様周波数が50〔Hz〕のも
のを使用した場合インバータ装置のV/F特性は
Aで表される特性に設定されるが、このインバー
タ装置を60〔Hz〕地域で使用したときにはV/F
特性がAの様になつているにもかかわらずIMと
して60〔Hz〕の仕様周波数のものが接続される
(この地域では60〔Hz〕用のIMが使用されている
為)。
このためインバータ装置の出力周波数をIMの
仕様周波数に合わせ60〔Hz〕に設定しようとした
とする。この場合インバータ装置の出力周波数が
60〔Hz〕まで上がれば動作点はP2となり、60〔Hz〕
仕様のIMに対する電圧が 100%×60/50=120% となり印加電圧が120%になる。
この場合IMの電圧が定格値以上になるので過
励磁となり、またインバータ装置も過励磁による
電流増加の為、オーバーロードになる。さらにイ
ンバータ装置の設定仕様が第3図の特性Aが点線
と実線で示されているように50〔Hz〕以下のみで
動作する仕様であると(50〔Hz〕仕様の場合この
ようなことがありえる)定格回転速度まで最大速
度が達しなかつたりすることがある。
このように従来技術による電動機制御装置で
は、V/F特性は固定されており、従つて、従来
技術による電動機制御装置では電源周波数が異な
つた地域間におけるインバータ装置の、充分な互
換性が得られなかつたのである。
[発明の目的] 本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除
き、所定の電源周波数の地域で使用されていたイ
ンバータ装置を、使用される電源周波数が異なる
他の地域にそのインバータ装置を持つていつた場
合でも、その地域で使用されるよう仕様設定され
た電動機をそのまま使用出来る汎用性の高い電動
機制御装置を提供することにある。換言すると、
種々異なる電源周波数の地域に、共通に供給でき
るようにした汎用性の高い電動機制御装置を提供
することにある。
[発明の概要] すなわち本発明は、インバータ装置への入力周
波数を検知する手段を設け、この検出手段の出力
に応じてインバータ装置の出力を電動機設定仕様
(周波数設定仕様)に自動的に調整する制御信号
発生手段を設けるようにしたものである。
[発明の実施例] 以下、本発明による電動機制御用インバータ装
置の実施例を図面について説明する。
第4図は本発明の一実施例の基本的構成を概略
的に示したブツロク図で、 交流電源に接続されたインバータ装置(順変換
部1、逆変換部2、平滑コンデンサ22などで構
成されたインバータ主回路部と、周波数検知回路
4、制御信号発生回路5、回転速度設定器6、ス
イツチング制御回路7などで構成されたインバー
タ制御回路部を有する)にIM3を接続し回転制
御する電動機制御装置を示している。ここで上記
制御装置は、交流電源の周波数を検知し、この出
力に応じて制御信号発生回路5からV/F特性を
自動的に選び出しインバータ装置の出力電圧と出
力周波数を制御するようにしたものである。
さらに詳しく説明すると、 周波数検知回路4は供給されている交流電源の
周波数、即ち入力周波数を検知し、入力周波数信
号fiを発生する。
制御信号発生回路5は速度設定器で設定された
回転速度指令信号Nと周波数検知回路4からの入
力周波数信号fiを入力とし、信号Nに対応して周
波数制御信号Sfを発生すると共に、信号fiに対応
して第3図に示したV/F特性A又はBのいずれ
かの特性を選択し、その選択した特性に従つて信
号Sfで表される出力周波数foに対応した電圧制御
信号Svを発生する働きをする。
さらに具体的に述べると、 前記定数a、bの値を求め、この値を(1)式に代
入して求めた出力周波数foと出力電圧Voとの関
係になるようにインバータ装置を制御するように
したものである。
定数aは電動機の定格電圧をVc、インバータ
装置の入力周波数をfiとするとき a=Vc−b/fi ……(2) で求めることができる。
従つて電動機の定格電圧Vc及び定数bを設定
しておけば、入力周波数fiを検出手段で求めるこ
とにより定数aの値は容易に求めることができ
る。また定数bは励磁電流成分を流すため必要な
値であつてインバータ装置の入力周波数には無関
係に一定としても良い。入力周波数の値が例えば
50〔Hz〕60〔Hz〕のうちのいずれかに特定出来るよ
うな場合には夫々の周波数に合わせた定数a、b
をメモリのなかへ記憶しておき、検出手段の出力
に応じて、この定数を選択して用いるようにする
ことができる。スイツチング制御回路7は周波数
制御信号Sfと電圧制御信号Svに応じて所定のタ
イミングとパルス幅のゲート信号Gを発生し、逆
変換部2のスイツチング素子30〜40(第1
図)に供給してスイツチングを行い、これらの信
号SfとSvに対応した出力周波数foと出力電圧Vo
の三相交流を発生してIM3に供給する働きをす
る。
従つて、この実施例によれば、速度設定器6か
らの速度指令信号NによつてIM3の回転速度を
トルクが一定の状態で任意に制御することがで
き、その際、交流電源の入力周波数が50〔Hz〕と
60〔Hz〕のいずれとなつても、それぞれに対応し
て出力周波数foに対する出力電圧Voの関係が第
3図のV/F特性AとBのいずれかに自動的にき
り変えられて動作するから、50〔Hz〕60〔Hz〕のい
ずれの交流電源を対象としたシステムに使用して
も、使用しているIMの周波数に自ずと一致する
ことになる(その地域の電源周波数とIMの周波
数が同じであるため)。
したがつて常に最適な動作を行うことができ、
IMの回転速度を正しく制御することができる。
次に、第5図に制御信号発生回路5の一実施例
を示す。この第5図において、55は周波数判別
器、56は選択回路、57はメモリ、58はリミ
ツタ、59は演算回路である。
周波数判別器55は入力周波数fiに応じて最大
周波数制御信号mと選択信号nを発生する働きを
する。
選択回路56は選択信号nに応じてメモリ57
から50〔Hz〕用の定数(a、b)50と60〔Hz〕用の
定数(a、b)60のいずれかを読み出し、それを
演算回路59にセツトする働きをする。
リミツタ58は最大周波数制御信号mに対応し
て速度指令信号Nの最大値を50〔Hz〕又は60〔Hz〕
のいずれかに制限する働きをする。
演算回路59は選択回路59からセツトされた
定数(a、b)50又は(a、b)60のいずれかを用
い、周波数制御信号sfを入力として(1)式に示した
演算を行つて出力周波数foに対応した出力電圧
Voを逆変換部2から発生させるための電圧制御
信号Svを発生する働きをする。
従つて、この第5図に示した制御信号発生回路
5によれば、交流電源の入力周波数が50〔Hz〕と
60〔Hz〕のいずれとなつた場合でも、常に一定の
トルクのもとでIM3の回転速度を制限するのに
必要な周波数制御信号Sfと電圧制御信号Svを得
ることができる上、この実施例によれば、最大周
波数制御信号mがリミツタ58に入力され、それ
により周波数制御信号Sfの最大値を所定値に制御
し、出力周波数foが入力周波数以上に増加しない
ように動作するから、IM3に供給される電源の
周波数の最大値は常に自動的に入力周波数と等し
い値に制限され、IM3の回転速度が定格値を超
えて制御されたりするのを防止することができ
る。ところで、IMを用いたシステムにおいては、
速度指令信号がIMの起動信号を兼ねているシス
テムもあり、このようなシステムにおいては、速
度指令信号Nが与えられたとき、出力周波数foが
低い値から立ち上がつてゆき、最終的に信号Nで
設定された最高速度に対応した周波数に収束する
ような制御を行うのが望ましい場合がある。
そこで、このような場合に適した本発明の一実
施例を第6図に示す。この図において、60は比
較回路、61はクロツク発振器、62はカウン
タ、63はデイジタル・アナログ変換器(D/A
という)であり、その他は第4図と同じである。
クロツク発振器61は比較回路60の出力が
“H”レベルのときだけ発振し、クロツク信号を
カウンタ62に供給する。
D/A63はカウンタ62の出力をアナログ化
して周波数制御信号Sfに変換する働きをする。そ
こで、いま、或るおおきさの速度指令信号Nが供
給されたとする。そうすると、これにより比較回
路60の出力が“H”になり、クロツク発振器6
1が発振を開始する。そこで、カウンタ62の出
力データは時間の経過とともに増加し、D/A6
3の出力電圧は時間とともに直線状に上昇してゆ
く。この結果、周波数制御信号Sfも直線状に増加
し、IM3(第4図)に供給される出力周波数fo
はほぼ0〔Hz〕から所定の割合(これはクロツク
信号の周波数で任意に定めることができる)で順
次増加してゆき、これと同時に出力電圧Voも増
加してゆくので、IM3は始動時の突入電流もほ
とんどなく、一定のトルクで安定に加速されてゆ
くことになり、スムーズな起動を行わせることが
できる。
やがて、周波数制御信号Sfが速度指令信号Nと
同じ値にまで達すると、比較回路60の出力はそ
れまでの“H”から反転して“L”になる。そこ
で、この時点でクロツク発振器61は発振停止
し、カウンタ62の出力データの増加も停止する
ので、出力周波数foは速度指令信号Nで設定され
た周波数となり、IM3の回転速度を設定された
値に保つ。
従つて、この実施例によれば、上記第5図の実
施例と同じ効果が得られるのに加えて、IM3が
停止していたときに任意の値の速度指令信号Nを
そのまま与えてスムーズに起動を行わせることが
できるという効果が得られる。
Reはカウンタ62のリセツト端子である。こ
のリセツト端子Reへは始動前にリセツト信号が
入るようにする。
第7図は本発明の更に異なる実施例である。こ
の実施例では2つの比較器60a,60bを有し
ている。このうち比較器60aは第6図に示した
ものと同様、速度指令信号Nが周波数制御信号Sf
よりも小さいとき出力Hを出す。
また比較器60bは速度指令信号Nが周波数制
御信号Sfよりも大きいとき、出力Hを出す。カウ
ンタ62としてはアツプダウンカウンタを用い
る。
そして、クロツク発振器61の出力と比較器6
0aの出力とを論理積回路Aaで論理演算し、そ
の結果をアツプダウンカウンタのアツプカウント
入力端子62aに入力する。またクロツク発振器
61の出力と比較器6のbの出力とを論理積回路
Abで論理演算し、その結果をダウンカウント入
力端子62bに入力する。
このようにすると速度指令信号Nの設定を電動
機運転中に高い方から低い方へも変えることがで
きる。第8図は本発明の更に異なる実施例であ
る。この実施例では順変換器1として第2図に示
したもののようにスイツチング手段を有するもの
を使用する。
従つて、スイツチング制御回路7は逆変換器2
に出力周波数をfoにする為に必要なスイツチング
信号を与える一方、順変換器1にも、この出力電
圧Voを出力周波数foに応じて変える為のスイツ
チング信号を与える。
制御信号発生回路5は第9図に示すようにメモ
リ57′にIMの定格電圧Vcと定数bの値を書き
込む書き込み手段70を有している。
演算手段59′はメモリ57′から定格電圧Vc
と定数bを受け、且つ周波数検知回路4から入力
周波数fiを受けて(2)式に依つて、入力周波数fiに
合つた定数aを演算する。
また演算手段59′は定数a、bと回転数設定
Nに依つて定まる周波数foを(1)式に代入して出力
電圧をVoにする為の指令Svを求める。
リミツタ58は速度指令信号Nと入力周波数信
号fiとを受け、信号Nが信号fiよりも小さいとき
には信号Nをそのまま信号Sfとして出力するが信
号Nが信号fiよりも大きくなると信号Nの大きさ
にかかわらず信号Sfとして信号fiを出力する。
このように構成すると入力電圧の周波数に応じ
た適当な出力周波数対出力電圧の特性が得られ、
出力周波数が電源電圧の周波数と等しくなつたと
きIM3に印加される電圧はIMの定格電圧とな
る。
[発明の効果] 本発明に依れば、以上の説明から明らかなよう
に 電源周波数の異なる地域においても、入力周波
数に応じた電圧対周波数特性(V/F特性)を自
動的に選択できるので 同一仕様のインバータ装置を異なる電源周波数
の地域に共通に適用できる汎用性の高い電動機制
御装置を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図第2図は電動機制御装置の従来例を示す
主回路部の回路図である。第3図は電動機制御用
インバータ装置に必要な出力周波数対出力電圧と
の特性を示す図である。第4図は本発明電動機制
御装置の実施例を示すブロツク図である。第5図
第6図第7図は第4図に示した制御信号発生回路
のそれぞれ異なる実施例を示すブロツク図であ
る。第8図は本発明電動機制御装置の実施例を示
すブツロク図である。第9図は第7図に示した制
御信号発生回路の実施例を示すブロツク図であ
る。 1はインバータ装置を構成する順変換器、2は
インバータ装置を構成する逆変換器、3は誘導電
動機、4は周波数検知回路、5は制御信号発生回
路、6は回転速度設定器、7はスイツチング制御
回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 交流電源と、 前記交流電源から電力を供給されるよう接続さ
    れたインバータと、 前記インバータの出力部に接続されて回転制御
    される誘導電動機を有する電動機制御装置におい
    て、 前記交流電源の周波数を検知して前記誘導電動
    機へ供給される前記インバータの出力電圧対出力
    周波数の特性(V/F特性)を前記検知された周
    波数に応じて変えるように制御するインバータ制
    御手段 を備えたことを特徴とする電動機制御装置。 2 前記インバータ制御手段は、 前記交流電源の周波数を検知する周波数検知手
    段と、 前記周波数検知手段に接続され、検知された周
    波数と、与えられた回転速度指令値とに応じて前
    記出力周波数指令と出力電圧指令とを演算出力す
    る制御信号発生手段と、 前記制御信号発生手段に接続され、前記制御信
    号発生手段からの前記出力周波数指令と前記出力
    電圧指令とを受け、前記誘導電動機へ供給される
    インバータの出力周波数と出力電圧とを制御する
    スイツチング制御手段 とを備えたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の電動機制御装置。 3 前記制御信号発生手段は、 前記周波数検知手段の出力に応じて、最大周波
    数制御信号と選択信号とを発生する周波数判別手
    段と、 前記V/F特性を決めるための定数が記憶され
    た定数記憶手段と、 前記選択信号に応じて前記定数記憶手段から定
    数を読み出し、該定数を出力する選択手段と、与
    えられた前記回転速度指令値と、前記最大周波数
    制御信号に応じて、出力周波数指令値を制限して
    出力する制限手段と、 前記制限手段の出力と、前記選択手段の出力に
    よりインバータへ供給されるべき前記V/F特性
    を演算する演算手段と を備えたことを特徴とする特許請求の範囲第2項
    記載の電動機制御装置。 4 前記制御信号発生手段は、 出力周波数指令が、回転速度指令信号に時間の
    経過とともに漸近するように構成された周波数指
    令手段を備えたことを特徴とする特許請求の範囲
    第2項記載の電動機制御装置。
JP58048807A 1983-03-25 1983-03-25 電動機制御装置 Granted JPS59175397A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58048807A JPS59175397A (ja) 1983-03-25 1983-03-25 電動機制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58048807A JPS59175397A (ja) 1983-03-25 1983-03-25 電動機制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59175397A JPS59175397A (ja) 1984-10-04
JPH0337399B2 true JPH0337399B2 (ja) 1991-06-05

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