JPH033736Y2 - - Google Patents

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JPH033736Y2
JPH033736Y2 JP1983203133U JP20313383U JPH033736Y2 JP H033736 Y2 JPH033736 Y2 JP H033736Y2 JP 1983203133 U JP1983203133 U JP 1983203133U JP 20313383 U JP20313383 U JP 20313383U JP H033736 Y2 JPH033736 Y2 JP H033736Y2
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JP
Japan
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door
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mail
plate
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JP1983203133U
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JPS60107260U (ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車用ドアチエツカの改良に関す
る。
(従来技術) 従来、自動車用ドアチエツカとしては、第1図
および第2図に示すごとく、一端が車体にヒンジ
ピン1で枢着されたメールプレート2を、車体に
ヒンジピン3で連結されたドア4に固定されたケ
ース5の開口6a,6bを挿通させると共に、ケ
ース5内の圧接摺動子7,7でメールプレート2
を挾持する構成のものが採用されている(たとえ
ば、実開昭58−148159号公報参照)。
ところが、上記構成のドアチエツカでは、ドア
4を開けると、メールプレート2の内側縁2aが
ケース5の開口6bの周縁aに接触しながら抜き
出され、メールプレート2のハーフ位置における
ルーフ部(凹部)2bで圧接摺動子7,7の圧接
力がゼロとなり、ついで、フル部(凸部)2cへ
の平行状立ち上がり斜面に圧接摺動子7,7が当
たるとき、ドア4の連結点gとの関係で、メール
プレート2の支持点bと圧接摺動子7,7の接触
点cとの間がオフセツトlしている。
そこで、フル部2cへの立ち上がり斜面に圧接
摺動子7,7がc点で当たると、抜き出し方向の
力Pがドア4を開ける力により発生し、そのため
にメールプレート2は直角方向eに移動するの
で、メールプレート2の外側縁2dがケース5の
開口6bの周縁fに接触して異音が発生する。ま
た、ドア4を閉じるときにも、逆方向の力により
同様の異音が発生する。
(考案の目的) 本考案は、上記従来の問題を解消するためにな
されたものであつて、メールプレートのルーフ部
(凹部)に工夫を加えることにより、異音の発生
を抑圧することを目的とするものである。
(考案の構成) このため、本考案は、一端が車体に回動自在に
支持され他端がドア内に収納されるメールプレー
トと、このメールプレートが挿通される開口を有
しドアに固定されるケースと、このケース内に内
蔵され、上記メールプレートを摺動自在に挾持す
る一対の圧接摺動子とからなるドアチエツカにお
いて、 上記メールプレートのハーフ位置におけるルー
フ部への圧接摺動子の接触点がドア回動時に上記
メールプレートのヒンジピンの支持点に作用する
力の作用線上にくるように、上記ルーフ部はその
山角度がドアのヒンジ中心からの距離が大きくな
るほど幅が広くなつていることを特徴としてい
る。
(考案の効果) 本考案によれば、メールプレートのルーフ部の
その山角度がドアのヒンジ中心からの距離が大き
くなるほど幅が広くなり、メールプレートのハー
フ位置におけるルーフ部への圧接摺動子の接触点
が、ドア回動時に、メールプレートのヒンジピン
の支持点に作用する力の作用線上にくるようにな
るので、ドアを開ける力により発生する抜き出し
方向の力でメールプレートが直角方向に移動する
ことがなく、ケースへの接触による異音の発生が
抑圧される。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して本考案の実施例を
説明する。
本考案に係る自動車用ドアチエツカの一実施例
を第3図および第4図に示す。
第3図および第4図に示す自動車用ドアチエツ
カは、メールプレート20のハーフ位置における
ルーフ部(凹部)20bの山角度を、ドア4のヒ
ンジ中心(連結点g)からの距離が大きくなるほ
ど幅が広くなるようにしたものである。
このようにすれば、圧接摺動子7のルーフ部2
0bへの接触点cがメールプレート20のヒンジ
ピン1の支持点bに近づいてオフセツト量が少な
くなり、メールプレート20のハーフ位置におけ
るルーフ部(凹部)20bへの圧接摺動子7の接
触点cが、ドア4の回動時に、ほぼメールプレー
ト20のヒンジピン1の支持点bに作用する力P
の作用線上にくる。
そして、ドア4を開けると、メールプレート2
0がケース5の開口6a,6bから抜き出され、
メールプレート20のハーフ位置におけるルーフ
部20bで圧接摺動子7,7の圧接力がゼロにな
り、ついでフル部(凸部)20cへの立ち上がり
斜面に圧接摺動子7,7が当たるとき、ドア4の
連結点gとの関係で、メールプレート20の支持
点bと圧接摺動子7,7の接触点cとの間が従来
のようにオフセツトしていない。
そこで、フル部20cへの立ち上がり斜面に圧
接摺動子7,7がc点で当たると、抜き出し方向
の力Pがドア4を開ける力により発生するが、オ
フセツトがほぼゼロであるから、メールプレート
20が直角方向eへ移動しないので、メールプレ
ート20の外側縁20dがケース5の開口6bの
周縁fに接触しなくなり、異音が発生しないので
ある。
なお、ドア4を閉じるときにも同様にして、メ
ールプレート20がケース5に接触しないので、
異音が発生しないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のドアチエツカの平面断面図、第
2図は第1図のメールプレートのルーフ部の斜視
図、第3図は本考案に係るドアチエツカの平面断
面図、第4図は第3図のメールプレートのルーフ
部の斜視図である。 1,3……ヒンジピン、4……ドア、5……ケ
ース、6a,6b……開口、7……圧接摺動子、
20……メールプレート、20b……ルーフ部、
20c……フル部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端が車体に回動自在に支持され他端がドア内
    に収納されるメールプレートと、このメールプレ
    ートが挿通される開口を有しドアに固定されるケ
    ースと、このケース内に内蔵され、上記メールプ
    レートを摺動自在に挾持する一対の圧接摺動子と
    からなるドアチエツカにおいて、 上記メールプレートのハーフ位置におけるルー
    フ部への圧接摺動子の接触点がドア回動時に上記
    メールプレートのヒンジピンの支持点に作用する
    力の作用線上にくるように、上記ルーフ部はその
    山角度がドアのヒンジ中心からの距離が大きくな
    るほど幅が広くなつていることを特徴とする自動
    車用ドアチエツカ。
JP20313383U 1983-12-26 1983-12-26 自動車用ドアチエツカ Granted JPS60107260U (ja)

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JP20313383U JPS60107260U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 自動車用ドアチエツカ

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JP20313383U JPS60107260U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 自動車用ドアチエツカ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60107260U JPS60107260U (ja) 1985-07-22
JPH033736Y2 true JPH033736Y2 (ja) 1991-01-30

Family

ID=30765553

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JP20313383U Granted JPS60107260U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 自動車用ドアチエツカ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4937649U (ja) * 1972-07-11 1974-04-03

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4937649U (ja) * 1972-07-11 1974-04-03

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Publication number Publication date
JPS60107260U (ja) 1985-07-22

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