JPH0335444Y2 - - Google Patents

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JPH0335444Y2
JPH0335444Y2 JP1022986U JP1022986U JPH0335444Y2 JP H0335444 Y2 JPH0335444 Y2 JP H0335444Y2 JP 1022986 U JP1022986 U JP 1022986U JP 1022986 U JP1022986 U JP 1022986U JP H0335444 Y2 JPH0335444 Y2 JP H0335444Y2
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roll
frame
hanging
chock
inner frame
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、圧延機のインナーフレーム内にロー
ルユニツトをクレーン等で吊込む際に使用するロ
ール交換治具に関するものである。
(従来の技術) 一般に、圧延機では、第1図に示す如くベツド
23上に相対向するハウジング24,25を設
け、各ハウジング内にU状のインナーフレーム1
4を介して、互に連結された上下のロールユニツ
トのロールチヨツク3,4を装着し、該ロールチ
ヨツク間に図示しないバネ機構を介装し、かつ、
各ハウジング上部に、下部ロールユニツトに対し
て上部ロールユニツトを圧下移動させる圧下装置
26を設けると共に、一方のハウジング24側
に、上下ロールユニツトと接続された駆動装置2
7を設けている。
従来、このような圧延機において上下ロールユ
ニツトを交換する一方策として、反駆動装置側の
ハウジング25を、ベツド23に固定された駆動
装置側のハウジング24に対して前後進可能に設
けると共に、ロールチヨツク3,4を装入する前
記2個のインナーフレーム14を、前記可動側ハ
ウジング25と連系して移動可能な1個のスライ
ドフレーム28上に設け、ロールユニツトと駆動
装置27を切離し、かつ、ハウジング24,25
間を拡げ、このハウジング間にスライドフレーム
28を移動配置した状態において、互に連結され
た上下のロールユニツトを天井クレーン11等で
インナーフレーム14内に吊込み、又はインナー
フレーム14内から吊出している(特願昭59−
112025号出願)(特公平2−39323号公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、前記従来の方策では、ロールユニツト
が振れると、そのロールチヨツク3,4をインナ
ーフレーム14内に吊込むことは容易でないと共
に、ロールユニツトの振れでインナーフレーム1
4が押倒されるおそれがある。
そこで、インナーフレーム14が倒れないよう
インナーフレーム押えを設ける方策も考えられて
いるが、ロールユニツトは重量物であり、振れる
力が大きいため、ロールユニツトが当たつてイン
ナーフレームが振れると、インナーフレーム押え
が破壊されてインナーフレームの倒れを防ぐこと
ができないから、構成が複雑になるだけで何ら前
記の不都合を解消できない。
本考案は上記の点に鑑みてなしたものであり、
ロールユニツトをインナーフレーム内に直接吊込
むことはせず、治具を使用してロールチヨツクを
インナーフレームに対し位置決めし、かつ、移動
ガイドし、インナーフレーム内にロールチヨツク
を吊込み易くすると共に、インナーフレームの倒
れを防止することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案のロール交換治具は、吊金具を上部の略
中央に設けた吊フレームに、互に連結された上下
のロールユニツトをロールチヨツクにてチエーン
等により吊下し、少くとも吊フレームを介してロ
ールユニツトのロールチヨツクをインナーフレー
ム内に吊込む際に使用するロール交換治具であ
り、前記吊金具が上下動可能に貫通し、かつ、吊
フレームに載置される移動フレームを設け、該移
動フレームに、前記インナーフレームのチヨツク
ホルダーと対応し、ロールチヨツクを上下摺動可
能に案内するガイドレールを垂設し、各ガイドレ
ールの下端に、該ガイドレールのチヨツク摺動面
とチヨツクホルダーのチヨツク摺動面とを合わせ
る該チヨツクホルダー外側面と当接可能な位置決
め片を設けたことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図〜第5図に沿
い説明する。
上下ロール1,2を軸支するロールチヨツク
3,4は、連結ロツド5により互に接近又は離間
可能に連結されている。上部ロールチヨツク3上
には吊環6が設けられている。一方、吊フレーム
7の上部の略中央には吊金具8が設けられ、該吊
フレーム下部には、チエーン9等で揺動自在に吊
下がつたフツク10が設けられており、該フツク
10には前記上部ロールチヨツク3上の吊環6が
係合している。しかして吊フレーム7は天井クレ
ーン11(フツクのみを図示)に吊金具8を介し
て吊下げられると共に、チエーン9,フツク1
0,吊環6を介して上下ロールユニツトを吊下し
ている。
本考案のロール交換治具は、この吊フレーム7
に取付けられて使用されるもので、移動フレーム
12とガイドレール13とから構成されている。
移動フレーム12の略中央には吊金具通し孔1
2aが設けられている。ガイドレール13は、こ
の移動フレーム12の四隅下部に、圧延機のイン
ナーフレーム14の各チヨツクホルダー15に対
応するよう垂設されており、該ガイドレール13
下端の外側面には、インナーフレーム14のチヨ
ツクホルダー外側面と当接可能な位置決め片16
が設けられている。
移動フレーム12には、吊金具通し孔12aに
て吊金具8のガイドバー17が上下動可能に貫通
しており、かかる状態で、移動フレーム12は、
吊フレーム7上に載置されている。
ガイドレール13は、上下ロールチヨツク3,
4の側部に設けた係合溝18,19と係合して下
部ロールチヨツク4より下方まで延在している。
位置決め片16には、チヨツクホルダー15の
平面視断面形状(実施例ではL形)に対応して、
該ホルダー外側面にロール軸方向及びこれと直角
方向にて当接可能な勾配面20,21が設けられ
ている。
(作 用) クレーン操作によりガイドレール13をインナ
ーフレーム14のチヨツクホルダー15に上下対
応させて吊フレーム7を下降させ、位置決め片1
6をチヨツクホルダー15の外側面に臨ませる。
ところで、位置決め片16には勾配面20,2
1が設けられており、該勾配面20,21がチヨ
ツクホルダー15外側面に臨んだ最初の時点で両
者間に充分な隙間があるため、ロールユニツトが
ロール軸方向及び/又はロール軸方向と直角方向
に多少振れても、その振れを充分吸収できる。
このため、ロールユニツトの振れが充分小さく
なつた時点で、クレーン操作により吊フレーム7
をさらに下降させると、位置決め片16の勾配面
20,21によりガイドレール13はチヨツクホ
ルダー15に位置決めされて該ホルダー上端に載
り、ガイドレール13のチヨツク摺動面とチヨツ
クホルダー15の摺動面は一直線となる。
次いで、クレーン操作で吊フレーム7をさらに
下降させると、上下ロールチヨツク3,4は、接
続されたガイドレール13及びチヨツクホルダー
15のチヨツク摺動面に案内されて下降し、イン
ナーフレーム14内に収まるから、次に上部ロー
ルチヨツク3からフレーム7を切離せば、吊込み
作業が完了する。
また、前記と同一のクレーン操作で吊フレーム
7を下降させてガイドレール13とチヨツクホル
ダー15を接続した後、さらに下降させた吊フレ
ーム7と上部ロールチヨツク15とを連結し、次
いで吊フレーム7を上昇させて上下ロールユニツ
トをロール交換治具内に収めた状態で吊上げれ
ば、吊出し作業が行える。
(考案の効果) 以上の通り本考案は、移動フレームの吊金具通
し孔と吊フレームの吊金具とが係合し、かつ、ロ
ールチヨツクを案内するガイドレール間に吊フレ
ームが係合した一定の状態でロール交換治具が吊
フレームに取付けられており、前記ガイドレール
間に上下ロールチヨツクを上下摺動可能に保持で
きると共に、位置決め片によりガイドレールとイ
ンナーフレームのチヨツクホルダーとを接続する
際、ロールユニツトの振れを吸収できるから、ロ
ールユニツトをインナーフレーム内に吊込む作業
を確実かつ迅速に行なえると共に、ロールユニツ
トの振れによるインナーフレームの倒れ事故を防
止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の一実施例をロールユ
ニツト吊込み作業の過程で示す正面図、第3図は
第1図の側面図、第4図は第3図の平面図、第5
図は第1図の〜線断面図である。 1,2……ロール、3,4……ロールチヨツ
ク、5……連結ロツド、6……吊環、7……吊フ
レーム、8……吊金具、9……チエーン、10…
…フツク、12……移動フレーム、13……ガイ
ドレール、14……インナーフレーム、15……
チヨツクホルダー、16……位置決め片、17…
…ガイドバー、18,19……係合溝、20,2
1……勾配面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吊金具を上部の略中央に設けた吊フレームに、
    互に連結された上下のロールユニツトをロールチ
    ヨツクにてチエーン等により吊下し、少くとも吊
    フレームを介してロールユニツトのロールチヨツ
    クをインナーフレーム内に吊込む際に使用するロ
    ール交換治具であり、前期吊金具が上下動可能に
    貫通し、かつ、吊フレーム上に載置される移動フ
    レームを設け、該移動フレームに、前期インナー
    フレームのチヨツクホルダーと対応し、ロールチ
    ヨツクを上下摺動可能に案内するガイドレールを
    垂設し、各ガイドレールの下端に、該ガイドレー
    ルのチヨツク摺動面とチヨツクホルダーのチヨツ
    ク摺動面を合わせる該インナーフレーム側面と当
    接可能な位置決め片を設けたことを特徴とする圧
    延機用ロール交換治具。
JP1022986U 1986-01-27 1986-01-27 Expired JPH0335444Y2 (ja)

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JP1022986U JPH0335444Y2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27

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JP1022986U JPH0335444Y2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27

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JPS62123304U JPS62123304U (ja) 1987-08-05
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JP1022986U Expired JPH0335444Y2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27

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JP5911409B2 (ja) * 2012-09-27 2016-04-27 Jfe建材株式会社 ロール成形機のロール取り付け方法及びロール成形機のガイド機構
JP6333570B2 (ja) * 2014-02-07 2018-05-30 住友ゴム工業株式会社 ゴムストリップ成形用の圧延装置およびゴムストリップの製造装置

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JPS62123304U (ja) 1987-08-05

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