JP5911409B2 - ロール成形機のロール取り付け方法及びロール成形機のガイド機構 - Google Patents

ロール成形機のロール取り付け方法及びロール成形機のガイド機構 Download PDF

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Description

本発明は、ロール成形機のロール取り付け方法、及び、当該ロール取り付け方法に用いられるロール成形機のガイド機構に関するものである。
従来より、ロール成形機によって鋼板にロールフォーミング加工を行うことにより、製品を成形する場合がある。このようなロールフォーミング加工を行うロール成形機は、上ロール及び下ロールで構成されたロールユニットが、鋼板の流れ方向に沿って複数段配置されている。これらロールユニットは、上ロールと下ロールとの間に、鋼板を挟持する隙間が形成されている。そして、この隙間は、上流側のロールユニットから下流側のロールユニットに向かうにしたがって、平板の断面形状である直線状から、製品の断面形状に近づく形状に変化している。これにより、最上流側のロールユニットに入った平板状の鋼板は、下流側のロールユニットに挟持されるにしたがって徐々に製品形状に加工されていく。そして、最下流側のロールユニットを出た鋼板は、その断面形状が製品の断面形状となる(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−326312号公報
図8は、従来のロール成形機のロールユニット及びロールスタンドを示す斜視図である。また、図9は、このロールユニット及びロールスタンドを示す側面図である。
ロール成形機のロールユニット21は、上述のように上ロール22及び下ロール23を備えている。これら上ロール22と下ロール23との間には、鋼板を挟持する隙間21aが形成されている。また、上ロール22の両端部は、ロールスタンド25,26に配設される軸受けの機能を果たす略直方体のチョック22a,22bが取付けられ、下ロール23の両端部にも同様に直方体のチョック23a,23bが取付けられている。そして、上ロール22のチョック22a及び下ロール23のチョック23aは、一組のロールスタンド25,26のうち、図8の手前のロールスタンド25の一対のスタンド部25a,25bによって横方向に支持されている。同様に、上ロール22のチョック22b及び下ロール23のチョック23bは、一対のスタンド部26a,26bによって横方向に支持されている。
また、ロールユニット21には、上ロール22と下ロール23との間の隙間21a(クリアランス)を調整するため、スタンド部25a,25b及びスタンド部26a,26bの上端部に、あたかも釣り天井となるようなクラウン部27及びボルト28が設けられて、ロールスタンド25,26が構成されている。なお、スタンド部25a,25bへのクラウン部27及びボルト28の取り付け構造と、スタンド部26a,26bへのクラウン部27及びボルト28の取り付け構造と、は同じ構造となっている。このため、以下では、スタンド部25a,25bへのクラウン部27及びボルト28の取り付け構造について説明する。
クラウン部27は、スタンド部25aの上端部とスタンド部25bの上端部とを接続するように、スタンド部25a,25bの上端部に設けられ、図示せぬ固定手段で固定されている。このクラウン部27は、下面から2本の位置決めピン27aが突出している。スタンド部25a,25bの上端部に形成された位置決め穴29にこれら位置決めピン27aが挿入されることにより、クラウン部27は、スタンド部25a,25bに対して位置決めされている。また、クラウン部27には、上下方向に貫通するネジ穴が形成されている。ボルト28は、このネジ穴を貫通するように設けられている。このボルト28の下端部は、上ロール22のチョック22aに回転自在に接続されている。つまり、ボルト28を回転させて、上ロール22を持ち上げたり押し下げたりすることにより、上ロール22と下ロール23との間の隙間21aを調整できる構成となっている。
ここで、同一のロール成形機で異なる断面形状の製品を製作しようとした場合、各ロールユニット21毎に、上ロール22及び下ロール23を製作しようとする製品に対応したものに交換する必要がある。この場合、使用していた上ロール22(及び当該上ロール22に接続されたクラウン部27、ボルト28)をスタンド部25a,25bの間及びスタンド部26a,26bの間から上方に抜き出し、使用していた下ロール23をスタンド部25a,25bの間及びスタンド部26a,26bの間から上方に抜き出すこととなる。その後、製作しようとする製品の下ロール23をスタンド部25a,25bの間及びスタンド部26a,26bの間に上方から挿入し、製作しようとする製品の上ロール22(及び当該上ロール22に接続されたクラウン部27、ボルト28)をスタンド部25a,25bの間及びスタンド部26a,26bの間に上方から挿入することとなる。
しかしながら、従来、ロールユニット21の上ロール22及び下ロール23の交換作業には、以下のような課題があった。
スタンド部25a,25b及びスタンド部26a,26bは、ロールフォーミング加工時に上ロール22及び下ロール23に荷重がかかった際、上ロール22及び下ロール23が横方向に動いてしまうことを防止するものである。このため、スタンド部25a,25bと上ロール22のチョック22a及び下ロール23のチョック23aとの間の隙間は、非常に狭くなっている(例えば数十μm)。同様に、スタンド部26a,26bと上ロール22のチョック22b及び下ロール23のチョック23bとの間の隙間も、非常に狭くなっている(例えば数十μm)。したがって、下ロール23のチョック23a,23b及び上ロール22のチョック22a,22bをスタンド部25a,25bの間及びスタンド部26a,26bの間に挿入するには、挿入時に下ロール23及び上ロール22を正確に位置決めする必要がある。
しかしながら、下ロール23及び上ロール22は非常に重い物であるため、下ロール23のチョック23a,23b及び上ロール22のチョック22a,22bをスタンド部25a,25bの間及びスタンド部26a,26bの間に挿入する際、下ロール23及び上ロール22をクレーン等で吊り上げて作業を行う必要がある。このため、挿入時に下ロール23及び上ロール22を正確に位置決めするのが困難である。したがって、下ロール23が少しでも傾いていると、下ロール23のチョック23a,23bがスタンド部25a,25b,26a,26bのいずれかにぶつかって回転してしまい、下ロール23のチョック23a,23bをスタンド部25a,25bの間及びスタンド部26a,26bの間に挿入することができないという課題があった(図10参照)。この課題は、当然に上ロール22においても発生する。
つまり、従来は、下ロール23のチョック23a,23b及び上ロール22のチョック22a,22bをスタンド部25a,25bの間及びスタンド部26a,26bの間に挿入するのが困難であるという課題があった。
また、下ロール23のチョック23a,23b及び上ロール22のチョック22a,22bをスタンド部25a,25bの間及びスタンド部26a,26bの間に挿入する際、下ロール23及び上ロール22を正確に位置決めする必要があるので、従来は、クレーン等で吊り上げられた下ロール23及び上ロール22を作業者が手で押さえて位置決めしていた。このため、従来は、下ロール23のチョック23a,23b及び上ロール22のチョック22a,22bをスタンド部25a,25bの間及びスタンド部26a,26bの間に挿入する際、作業者の手がこれらチョックとスタンド部との間に挟まれてしまう恐れがあるという課題もあった。
また、従来は、挿入作業に失敗した場合、挿入に失敗したロール(下ロール23又は上ロール22)をクレーンで一旦持ち上げた後、再度挿入作業を試みなければならなかった。このため、下ロール23のチョック23a,23b及び上ロール22のチョック22a,22bをスタンド部25a,25bの間及びスタンド部26a,26bの間に挿入する作業に多大な工数がかかってしまい、作業効率が悪いという課題もあった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、容易で安全に下ロール及び上ロールのチョックをスタンド部間に挿入することができるロール成形機のロール取り付け方法及びロール成形機のガイド機構を得ることを目的とする。
本発明に係るロール成形機のロール取り付け方法は、上ロール及び下ロールの両端部に取付けられたチョックを横方向に支持する一対のスタンド部の間に、上ロール及び下ロールのチョックを挿入するロール成形機のロール取り付け方法であって、一側面部に傾斜面部を有する一組のガイド部を各組のスタンドの上端部に取り付け、上方から下方にかけて間隔が狭くなるように傾斜面部を対向させて、一組のガイド部を各組のスタンドの上端部に位置決めするガイド部位置決め工程と、ガイド部位置決め工程の後、ガイド部の傾斜面部に下ロールのチョックを案内させて、上方から二組のスタンドの間に下ロールのチョックを挿入する下ロール取り付け工程と、下ロール取り付け工程の後、ガイド部の傾斜面部に上ロールのチョックを案内させて、上方からもう一対のスタンド部の間に上ロールのチョックを挿入する上ロール取り付け工程と、を備えたものである。
例えば、スタンド部のそれぞれが断面略四角形状のスタンドであり、これらスタンド部のそれぞれの上端部に位置決め穴が形成されている場合、本発明に係る各ガイド部に、例えば、傾斜面部が形成され、下部が断面略四角形状に形成された本体部と、本体部の下面部から下方に突出し、スタンド部の位置決め穴に挿入される位置決めピンと、本体部の対向する側面部に設けられ、下端部が本体部の下面部よりも下方に突出する一対のガイド板と、を備え、ガイド部位置決め工程では、ガイド部の位置決めピンをスタンド部の位置決め穴に挿入し、ガイド部の一対のガイド板の間にスタンド部の上端部を挿入して、ガイド部をスタンド部の上端部に位置決めする。
この場合、ガイド板に取り付けられるクランプハンドルを用い、ガイド部位置決め工程と下ロール取り付け工程との間に、クランプハンドルによってガイド部をスタンドに固定するガイド部固定工程を行ってもよい。
また、本発明に係るロール成形機のガイド機構は、上ロール及び下ロールの両端部をそれぞれ一組のロールスタンドにより支持するものであるが、そのロールスタンドにはチョックを横方向に支持する一対のスタンド部が形成されており、そのスタンド部のそれぞれの上端部に設けられる二組のガイド部を備え、ガイド部のそれぞれは、一側面部に傾斜面部が形成された本体部と、スタンド部と当該ガイド部とを位置決めする位置決め機構と、を有し、一対のスタンド部の上端部に一組のガイド部が取り付けられた状態においては、これら一組のガイド部は、上方から下方にかけて間隔が狭くなるように互いの傾斜面部を対向させて、スタンド部の上端部に設けられるものである。
例えば、本発明に係るロール成形機のガイド機構が、断面略四角形状で上端部に位置決め穴が形成されたスタンド部に設けられるものである場合、例えば、各ガイド部の本体部の下部を断面略四角形状に形成し、各ガイド部の位置決め機構を、本体部の下面部から下方に突出し、スタンド部の位置決め穴に挿入される位置決めピンと、本体部の対向する側面部に設けられ、下端部が本体部の下面部よりも下方に突出し、スタンド部の側面部と対向配置される一対のガイド板と、を備える構成とする。
この場合、ガイド板に設けられ、ガイド部をスタンドに固定するクランプハンドルを備えていてもよい。
本発明においては、各スタンド部の上端部にガイド部を設けることにより、下ロールの両端部に取付けられたチョックを一対のスタンド部の間に挿入する際、ガイド部の傾斜面部に下ロールのチョックを案内させることができる。また、上ロールの両端部に設けられたチョックを一対のスタンド部の間に挿入する際、ガイド部の傾斜面部に上ロールのチョックを案内させることができる。このため、下ロール及び上ロールの両端部に設けられたチョックを、一対のスタンド部の間に容易に挿入することができる。この挿入作業時、クレーン等で吊り上げられた下ロール及び上ロールを作業者が押さえる必要はないので、下ロール及び上ロールの両端部に設けられたチョックを、一対のスタンド部の間に安全に挿入することもできる。
本発明の実施の形態に係る成形ラインを示す構成図である。 本発明の実施の形態に係るガイド機構のガイド部を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るガイド機構のガイド部をスタンド部に取り付けた状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る上ローラー及び下ローラーの交換作業を説明するための説明図である。 図4に続く、本発明の実施の形態に係る上ローラー及び下ローラーの交換作業を説明するための説明図である。 図5に続く、本発明の実施の形態に係る上ローラー及び下ローラーの交換作業を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態に係る下ローラー及び上ロールの交換方法の作業効率の改善効果を検証した検証結果である。 従来のロール成形機のロールユニットを示す斜視図である。 従来のロール成形機のロールユニットを示す側面図である。 従来のロール成形機のロールユニットにおける下ロールの取り付け方法を説明するための側面図である。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係る成形ラインを示す構成図である。
本実施の形態に係る成形ライン1は、鋼板80にロールフォーミング加工を行うための成形ラインであり、アンコイラー10、ロール成形機20、切断機30、ストックコンベア40及び積込・搬送ユニット60を備えている。アンコイラー10は、渦巻き状に巻かれた平板状の鋼板80を、下流のロール成形機20に供給するものである。ロール成形機20は、平板状の鋼板80を製品形状にロールフォーミング加工するものである。このロール成形機20には、上ロール22及び下ロール23で構成されたロールユニット21が、鋼板80の流れ方向に沿って複数段配置されている。
これらロールユニット21は、図8及び図9で示した従来のロールユニットと同じものである。つまり、ロールユニット21は、上ロール22及び下ロール23を備えている。これら上ロール22と下ロール23との間には、鋼板を挟持する隙間21aが形成されている。また、上ロール22の両端部には略直方体のチョック22a,22bが設けられ、下ロール23の両端部にも直方体のチョック23a,23bが設けられている。そして、上ロール22のチョック22a及び下ロール23のチョック23aは、一対のスタンド部25a,25bによって横方向に支持されている。同様に、上ロール22のチョック22b及び下ロール23のチョック23bは、一組のスタンド部26a,26bによって横方向に支持されている。
また、ロールユニット21には、上ロール22と下ロール23との間の隙間21a(クリアランス)を調整するため、スタンド部25a,25bの上部及びスタンド部26a,26bに、クラウン部27及びボルト28が設けられている。なお、スタンド部25a,25bへのクラウン部27及びボルト28の取り付け構造と、スタンド部26a,26bへのクラウン部27及びボルト28の取り付け構造と、は同じ構造となっている。
クラウン部27は、スタンド部25aの上端部とスタンド部25bの上端部とを接続するように、スタンド部25a,25bの上端部に設けられ、図示せぬ固定手段で固定されている。このクラウン部27は、下面から2本の位置決めピン27aが突出している。スタンド部25a,25bの上端部に形成された位置決め穴29にこれら位置決めピン27aが挿入されることにより、クラウン部27は、スタンド部25a,25bに対して位置決めされている。また、クラウン部27には、上下方向に貫通するネジ穴が形成されている。ボルト28は、このネジ穴を貫通するように設けられている。このボルト28の下端部は、上ロール22のチョック22aに回転自在に接続されている。つまり、ボルト28を回転させて、上ロール22を持ち上げたり押し下げたりすることにより、上ロール22と下ロール23との間の隙間21aを調整できる構成となっている。
上記のように構成された各ロールユニット21の隙間21aは、上流側のロールユニット21から下流側のロールユニット21に向かうにしたがって、平板の断面形状である直線状から、製品の断面形状に近づく形状に変化している。これにより、最上流側のロールユニット21に入った平板状の鋼板80は、下流側のロールユニット21に挟持されるにしたがって徐々に製品形状に加工されていく。そして、最下流側のロールユニット21を出た鋼板80は、その断面形状が後述する製品81の断面形状となる。
切断機30は、ロール成形機20の下流側に配置されている。製品81の断面形状となった鋼板80は、切断機30によって所定の長さに切断され、製品81が完成する。この切断機30の下流側には、ストックコンベア40が設けられている。このストックコンベア40には、ストックコンベア40の短手方向に沿った回転軸中心に回転するローラー41が複数設けられており、これらローラー41はストックコンベア40の長手方向に所定の間隔を介して配置されている。このため、切断機30から送り出された製品81は、その長手方向がストックコンベア40の長手方向に沿うようにストックコンベア40内に搬入される。そして、ストックコンベア40内に搬入された製品81は、ストックコンベア40の下流側に設けられた積込・搬送ユニット60に送られる。積込・搬送ユニット60は、所定数の製品81を積み込んだ後、下流側の工程にこれら製品81を搬送する。
ここで、本実施の形態に係る成形ライン1は、同一断面形状の製品81を製作するのみでなく、断面形状が異なる複数形状の製品81を製作することを想定している。このため、異なる断面形状の製品81を製作する際、本実施の形態に係る成形ライン1では、つまり本実施の形態に係るロール成形機20では、各ロールユニット21毎に、上ロール22及び下ロール23を製作しようとする製品に対応したものに交換する。
(上ロール及び下ロールの交換方法)
上ロール22及び下ロール23の交換は、次のように行われる。
なお、以下では、上ロール22及び下ロール23の交換方法の説明に先立って、上ロール22及び下ロール23の交換に用いられるガイド機構70(二組のガイド部71,71)についてまず説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係るガイド機構のガイド部を示す斜視図である。また、図3は、このガイド部をスタンド部に取り付けた状態を示す側面図である。
ガイド機構70は2組のガイド部71,71(一対のスタンド部25a,25bに設けられる一組のガイド部71,71と、一対のスタンド部26a,26bに設けられる一組のガイド部71,71)で構成される。図2に示すように、これらガイド部71は、本体部72、位置決め機構75及びクランプハンドル78で構成されている。
本体部72は、スタンド部25a,25b,26a,26bの上端部に載置されるものである。この本体部72の下部の断面形状(より詳しくは、水平面における断面形状)は、スタンド部25a,25b,26a,26bの断面形状(より詳しくは、水平面における断面形状)と同様に、略四角形状(例えば正方形状)となっている。また、本体部72の一側面部には、傾斜面部73が形成されている。
この本体部72には、位置決め機構75が取り付けられている。この位置決め機構75は、スタンド部25a,25b,26a,26bに対して、本体部72の前後左右方向の位置及び角度を位置決めするものである。本実施の形態では、位置決めピン76及び2枚のガイド板77により、位置決め機構75を構成している。位置決めピン76は、本体部72の下面部に形成された穴部72aに挿入されている。位置決めピン76が本体部72に挿入された状態(取り付けられた状態)では、位置決めピン76の下部は、本体部72の下面部から突出した状態となる。2枚のガイド板77は、本体部72の対向する側面部(より詳しくは、傾斜面部73が形成されていない側面部)に、例えばネジ止め等によって取り付けられている。これらガイド板77が本体部72に取り付けられた状態では、ガイド板77の下部は、本体部72の下面部から突出した状態となる。また、ガイド板77の下部(本体部72の下面部から突出した部分)には、クランプハンドル78の雄ネジ部78aが螺合されるネジ穴77aが形成されている。
クランプハンドル78は、スタンド部25a,25b,26a,26bにガイド部71を固定するためのものである。クランプハンドル78は、雄ネジ部78aがガイド板77のネジ穴77aに螺合されている。なお、クランプハンドル78が取り付けられるガイド板77は、どちらのガイド板77でもよい。スタンド部25a,25b,26a,26bにガイド部71を固定する際に、クランプハンドル78を回しやすい側のガイド板77にクランプハンドル78を取り付ければよい。
このように構成されたガイド部71は、位置決めピン76をスタンド部25a,25b,26a,26bの上端部に形成された位置決め穴29に挿入し、2枚のガイド板77の間にスタンド部25a,25b,26a,26bの上端部を挿入して、本体部72をスタンド部25a,25b,26a,26bの上端部に載置する。位置決めピン76をスタンド部25a,25b,26a,26bの上端部に形成された位置決め穴29に挿入することにより、スタンド部25a,25b,26a,26bに対して、本体部72の前後左右方向の位置を位置決めすることができる。また、2枚のガイド板77の間にスタンド部25a,25b,26a,26bの上端部を挿入することにより、スタンド部25a,25b,26a,26bに対して、本体部72の角度を位置決めすることができる。
また、一対のスタンド部25a,25bに取り付けられた一組のガイド部71,71は、互いの傾斜面部73どうしの間隔が上方から下方にかけて狭くなるように、互いの傾斜面部73が対向して配置される。同様に、一対のスタンド部26a,26bに取り付けられた一組のガイド部71,71も、互いの傾斜面部73どうしの間隔が上方から下方にかけて狭くなるように、互いの傾斜面部73が対向して配置される。
なお、傾斜面部73は、後述のようにチョック22a,22b,23a,23bをスタンド部25a,25bの間及びスタンド部26a,26bの間に案内するものである。このため、本実施の形態では、図3に示すように、傾斜面部73の勾配、つまり傾斜面部73の高さHと幅Wとの比を、H:W=1:0.2としている。傾斜面部73の勾配が緩くなりすぎると、つまり、傾斜面部の高さHに対して幅Wの比率が大きくなりすぎると、チョック22a,22b,23a,23bが傾斜面部73に引っかかりやすくなり、チョック22a,22b,23a,23bをスタンド部25a,25bの間及びスタンド部26a,26bの間に挿入しづらくなるからである。また、傾斜面部73の勾配が急になりすぎると、つまり、傾斜面部の高さHに対して幅Wの比率が小さくなりすぎると、対向配置された傾斜面部73間の隙間が小さくなり、チョック22a,22b,23a,23bを傾斜面部73間に挿入しづらくなってしまうからである(つまり、チョック22a,22b,23a,23bの誘導効果が減少してしまうからである)。
また、本実施の形態では傾斜面部73の部材については特に言及していないが、例えば耐摩耗性効果に優れた部材で傾斜面部73を形成してもよい。耐摩耗性効果に優れた部材とは、例えば、黄銅(真鍮)、青銅(砲金)、耐摩耗鋼(マンガン鋼、クロムモリブデン鋼等)、ダクタイル鋳鉄等である。鉄鋼や鋳鉄の場合、これらに熱処理を行い、その表面を研磨したものを用いる。また例えば、アルミ材のような滑りやすい(摩擦係数の少ない)材質で傾斜面部73を形成してもよい。このとき、本体部72全体を耐摩耗性に優れた材質及び/又は滑りやすい材質で形成してもよい。本体部72を傾斜面部73とそれ以外の部分とに分割形成し、傾斜面部73のみを耐摩耗性に優れた材質及び/又は滑りやすい材質で形成しても勿論よい。
本実施の形態では、上述のように構成されたガイド機構70を用いて、次のように上ロール22及び下ロール23の交換が行われる。
図4〜図6は、本発明の実施の形態に係る上ローラー及び下ローラーの交換作業を説明するための説明図である。
図4(a)に示すように使用済みの上ロール22及び下ロール23が取り付けられたロールユニット21から、上ロール22(及び当該上ロール22に接続されたクラウン部27、ボルト28)と下ロール23を抜き出す(図4(b))。その後、図4(c)に示すように、スタンド部25a,25b,26a,26bの上端部にガイド部71を取り付ける(ガイド部位置決め工程)。その後、クランプハンドル78を回して両者を固定する(ガイド部固定工程)。
図4(c)の工程の後、図5(d),(e)に示す下ロール取り付け工程を行う。具体的には、図5(d)に示すように、使用する下ロール23をクレーン等で吊り上げ、チョック23a,23bが上方からスタンド部25a,25bの間及びスタンド部26a,26bの間に挿入するように、下ロール23を下げていく。このとき、チョック23aはスタンド部25a,25bに取り付けられたガイド部71の傾斜面部73に案内され、チョック23bはスタンド部26a,26bに取り付けられたガイド部71の傾斜面部73に案内される。このため、図5(e)に示すように、下ロール23が傾いていたとしても、チョック23aはスタンド部25a,25bに取り付けられたガイド部71の傾斜面部73にならってスタンド部25a,25bの間に容易に挿入され、チョック23bはスタンド部26a,26bに取り付けられたガイド部71の傾斜面部73にならってスタンド部26a,26bの間に容易に挿入される。なお、この際、クレーン等で吊り上げられた下ロール23を作業者が手で押さえる必要は特にない。また、ガイド部71の傾斜面部73に油を塗布しておくことにより、チョック23a,23bの挿入をより容易に行うことが可能となる。
下ロール取り付け工程が終了すると、図5(f)〜図6(i)に示す上ロール取り付け工程を行う。
具体的には、図5(f)に示すように、使用する上ロール22をクレーン等で吊り上げ、チョック22a,22bが上方からスタンド部25a,25bの間及びスタンド部26a,26bの間に挿入するように、上ロール22を下げていく。このとき、チョック22aはスタンド部25a,25bに取り付けられたガイド部71の傾斜面部73に案内され、チョック22bはスタンド部26a,26bに取り付けられたガイド部71の傾斜面部73に案内される。このため、図6(g)に示すように、上ロール22が傾いていたとしても、チョック22aはスタンド部25a,25bに取り付けられたガイド部71の傾斜面部73にならってスタンド部25a,25bの間に容易に挿入され、チョック22bはスタンド部26a,26bに取り付けられたガイド部71の傾斜面部73にならってスタンド部26a,26bの間に容易に挿入される。なお、この際、クレーン等で吊り上げられた上ロール22を作業者が手で押さえる必要は特にない。また、ガイド部71の傾斜面部73に油を塗布しておくことにより、チョック22a,22bの挿入をより容易に行うことが可能となる。
ここで、上ロール22には、ボルト28及びクラウン部27が接続されている。このため、図6(g)に示すように、チョック22a,22bをスタンド部25a,25bの間及びスタンド部26a,26bの間に挿入した後、クラウン部27がガイド部71と干渉する前に、上ロール22の下降を一旦停止する。そして、図6(h)に示すように、スタンド部25a,25b,26a,26bの上端部からガイド部71を取り外す。その後、図6(i)に示すように、上ロール22の下降を再開し、クラウン部27がスタンド部25a,25b,26a,26bの上端部に載置されるまで、上ロール22を下降させる。最後に、クラウン部27を図示せぬ固定手段でスタンド部25a,25b,26a,26bの上端部に固定し、下ロール23及び上ロール22の交換作業が終了する。
(検証結果)
図7は、本発明の実施の形態に係る下ローラー及び上ロールの交換方法の作業効率の改善効果を検証した検証結果である。
この検証結果は、鋼板80の流れ方向に沿って31段のロールユニット21が配置されたロール成形機20を用い、従来の下ロール23及び上ロール22の交換方法の作業時間と本実施の形態に係る下ロール23及び上ロール22の交換方法を比較したものである。
図7に示すように、従来の下ロール23及び上ロール22の交換方法では、1つのロールユニット21の下ロール23及び上ロール22を交換するのに8分かかっていた。これに対し、本実施の形態に係る下ロール23及び上ロール22の交換方法では、6分で、1つのロールユニット21の下ロール23及び上ロール22を交換することができた。つまり、本実施の形態に係る下ロール23及び上ロール22の交換方法を用いることにより、ロールユニット21における下ロール23及び上ロール22の作業効率を25%改善することができる。これは、31段のロールユニット21が配置されたロール成形機20の場合、約1時間の作業効率の改善となる。
以上、本実施の形態においては、スタンド部25a,25b,26a,26bの上端部にガイド部71を設けることにより、下ロール23のチョック23a,23bをスタンド部25a,25bの間及びスタンド部26a,26bの間に挿入する際、ガイド部71の傾斜面部73に下ロール23のチョック23a,23bを案内させることができる。また、上ロール22のチョック22a,22bをスタンド25a,25bの間及びスタンド部26a,26bの間に挿入する際、ガイド部71の傾斜面部73に上ロール22のチョック22a,22bを案内させることができる。このため、下ロール23のチョック23a,23b及び上ロール22のチョック22a,22bを、スタンド部25a,25bの間及びスタンド部26a,26bの間に容易に挿入することができる。また、この挿入作業時、クレーン等で吊り上げられた下ロール23及び上ロール22を作業者が押さえる必要はないので、下ロール23のチョック23a,23b及び上ロール22のチョック22a,22bを、スタンド部25a,25bの間及びスタンド部26a,26bの間に安全に挿入することもできる。
なお、本実施の形態ではクランプハンドル78でガイド部71をスタンド部25a,25b,26a,26bに固定したが、ガイド部71の傾斜面部73に下ロール23のチョック23a,23b及び上ロール22のチョック22a,22bが干渉した際、ガイド部71が傾くことがなければ、クランプハンドル78を設ける必要は特にない。
1 成形ライン、10 アンコイラー、20 ロール成形機、21 ロールユニット、21a 隙間、22 上ロール、22a,22b チョック、23 下ロール、23a,23b チョック、25,26 ロールスタンド、25a,25b スタンド部、26a,26b スタンド部、27 クラウン部、27a 位置決めピン、28 ボルト、29 位置決め穴、30 切断機、40 ストックコンベア、41 ローラー、60 積込・搬送ユニット、70 ガイド機構、71 ガイド部、72 本体部、72a 穴部、73 傾斜面部、75 位置決め機構、76 位置決めピン、77 ガイド板、77a ネジ穴、78 クランプハンドル、78a 雄ネジ部、80 鋼板、81 製品。

Claims (6)

  1. 上ロール及び下ロールの両端部に設けられたチョックを横方向に支持する一組のロールスタンドのうち、それぞれのロールスタンドに形成された一対のスタンド部の間に、前記上ロール及び前記下ロールのチョックを挿入するロール成形機のロール取り付け方法であって、
    一側面部に傾斜面部を有する一組のガイド部を各組の前記スタンド部の上端部に取り付け、上方から下方にかけて間隔が狭くなるように前記傾斜面部を対向させて、一組の前記ガイド部を各組の前記スタンド部の上端部に位置決めするガイド部位置決め工程と、
    該ガイド部位置決め工程の後、前記ガイド部の前記傾斜面部に前記下ロールのチョックを案内させて、上方から一対の前記スタンド部の間に前記下ロールのチョックを挿入する下ロール取り付け工程と、
    該下ロール取り付け工程の後、前記ガイド部の前記傾斜面部に前記上ロールのチョックを案内させて、上方から一対の前記スタンド部の間に前記上ロールのチョックを挿入する上ロール取り付け工程と、
    を備えたことを特徴とするロール成形機のロール取り付け方法。
  2. 前記スタンド部のそれぞれは断面略四角形状のスタンド部であり、
    これら前記スタンド部のそれぞれの上端部には、位置決め穴が形成されており、
    各前記ガイド部は、
    前記傾斜面部が形成され、下部が断面略四角形状に形成された本体部と、
    該本体部の下面部から下方に突出し、前記スタンドの前記位置決め穴に挿入される位置決めピンと、
    前記本体部の対向する側面部に設けられ、下端部が前記本体部の下面部よりも下方に突出する一対のガイド板と、
    を備え、
    前記ガイド部位置決め工程では、
    前記ガイド部の前記位置決めピンを前記スタンド部の前記位置決め穴に挿入し、前記ガイド部の一対の前記ガイド板の間に前記スタンド部の上端部を挿入して、前記ガイド部を前記スタンド部の上端部に位置決めすることを特徴とする請求項1に記載のロール成形機のロール取り付け方法。
  3. 前記ガイド部は、前記ガイド板に取り付けられるクランプハンドルを備え、
    前記ガイド部位置決め工程と前記下ロール取り付け工程との間に、前記クランプハンドルによって前記ガイド部を前記スタンド部に固定するガイド部固定工程を有することを特徴とする請求項2に記載のロール成形機のロール取り付け方法。
  4. 上ロール及び下ロールの両端部に設けられたチョックを横方向に支持する二組のスタンド部のそれぞれの上端部に設けられる二組のガイド部を備え、
    前記ガイド部のそれぞれは、
    一側面部に傾斜面部が形成された本体部と、
    前記スタンド部と当該ガイド部とを位置決めする位置決め機構と、
    を有し、
    一対の前記スタンド部の上端部に一組の前記ガイド部が取り付けられた状態においては、
    これら一組のガイド部は、上方から下方にかけて間隔が狭くなるように互いの傾斜面部を対向させて、前記スタンド部の上端部に設けられることを特徴とするロール成形機のガイド機構。
  5. 当該ガイド機構は、断面略四角形状で上端部に位置決め穴が形成された前記スタンド部に設けられるものであり、
    各前記ガイド部は、前記本体部の下部が断面略四角形状に形成され、
    各前記ガイド部の前記位置決め機構は、
    該本体部の下面部から下方に突出し、前記スタンド部の前記位置決め穴に挿入される位置決めピンと、
    前記本体部の対向する側面部に設けられ、下端部が前記本体部の下面部よりも下方に突出し、前記スタンド部の側面部と対向配置される一対のガイド板と、
    を備えていることを特徴とする請求項4に記載のロール成形機のガイド機構。
  6. 前記ガイド板に設けられ、前記ガイド部を前記スタンド部に固定するクランプハンドルを備えたことを特徴とする請求項5に記載のロール成形機のガイド機構。
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