JPH0335397Y2 - - Google Patents

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JPH0335397Y2
JPH0335397Y2 JP1985134947U JP13494785U JPH0335397Y2 JP H0335397 Y2 JPH0335397 Y2 JP H0335397Y2 JP 1985134947 U JP1985134947 U JP 1985134947U JP 13494785 U JP13494785 U JP 13494785U JP H0335397 Y2 JPH0335397 Y2 JP H0335397Y2
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JP
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aerosol container
nozzle
aerosol
fixed
spray
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JP1985134947U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、家具の間とか、壁面の狭い部分等
の、通常の噴霧ノズルでは、噴霧が困難な部分
に、殺虫剤等のエアゾール内容物を噴霧する場
合、若しくは局所噴射用のエアゾール剤、例えば
潤滑剤を、目的の限られた部分に噴射する場合等
に用いる、エアゾール容器用長尺ノズルに係るも
のである。
従来の技術 従来より、家具の間とか、壁面の狭い部分等
の、通常の噴霧ノズルでは、噴霧が困難な部分に
エアゾール内容物を噴霧する、エアゾール容器用
長尺ノズルは存在した。しかしながら、ノズルが
長尺状に形成されているため、収納時とか、運搬
時にエアゾール容器の側面に突出して、邪魔にな
つたり、エアゾール容器から取り外すと、取り付
けに手数を要したり、紛失したりする欠点を有し
ていた。
また、これらの欠点を除去するため長尺状のノ
ズルを、エアゾール容器の側面と平行に成るよ
う、折曲可能としたものも存在する。この場合
も、実開昭57−28758号、実開昭57−123661号実
開昭53−146118号、実開昭53−146119号、実公昭
58−8367号公報記載の考案のごとく、長尺ノズル
を回転可能に折曲する関係から、長尺ノズル側
と、エアゾール容器の本体側との接続部を、球状
の曲面に形成している。そのため、シール性を良
好とするためには、高度の工作精度を要求される
が、極めて小形なエアゾール装置の、ノズル機構
に於いては、工作精度が悪く、球状曲面の接触不
良等から、液漏れを生じる欠点を有していた。
また、上記の従来例では、長尺ノズル側とエア
ゾール容器の本体側との連通接続は、エアゾール
容器に対して直角にノズルを位置する等の、一定
角度に長尺ノズルを位置した場合にのみ可能とな
る。しかしながら、家具の間とか、壁面の狭い部
分等の、通常の噴霧ノズルでは、噴霧が困難な部
分にエアゾール内容物を噴霧するには、エアゾー
ル容器と長尺ノズルとの接続角度が特定される
と、エアゾール内容物の噴霧を行うのに、使用者
は不自然な姿勢での噴射を強要される場合が多
い。また更には、エアゾール容器を傾斜して噴射
を行う場合が多いものとなり、エアゾール容器内
部で内容物の導出口に、噴射剤、若しくは噴射ガ
スが接触し、これらの噴射剤、噴射ガスのみを噴
射し、内容物の噴射を不能とするミスユースを生
じやすいものとなる。
考案が解決しようとする問題点 本考案は上述のごとき問題点を解決しようとす
るものであつて、家具の間とか、壁面の狭い部分
等の、通常の噴霧ノズルでは、噴霧が困難な部分
に、エアゾール内容物を噴霧することのできる、
エアゾール容器用長尺ノズルを、収納時とか、運
搬時に於いては、エアゾール容器の側面に、取り
外すことなく平行に位置し、エアゾール容器の側
面に突出して邪魔になつたり、取り付けに手数を
要したり、紛失したりすることの無いようにする
のは勿論、高度の工作精度を要求される事なく、
噴射時のシール性を良好とし、液漏の発生を確実
に防止しようとするものである。
また他の目的は、エアゾール容器と長尺ノズル
との接続角度が特定されない位置で、エアゾール
内容物の噴霧を行うことを可能とし、通常の噴霧
ノズルでは、噴霧が困難な部分にも、不自然な姿
勢を取る事なく、エアゾール内容物の噴霧を楽に
行うことを可能にしようとするものである。
また他の目的は、エアゾール容器を傾斜して噴
射することから生じるミスユース防止し、エアゾ
ール容器を常に正立状態としながら、エアゾール
内容物の噴射方向、角度のみを容易に変化するこ
とを可能にしようとするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は上述のごとき問題点を解決するため、
エアゾール容器のキヤツプの一側に突出した固定
本体に、長尺ノズルを固定した支持体の回動軸を
回動可能に軸支固定し、この回動軸の軸芯に、固
定本体に形成した導出路を介してステムと常時連
通する連通路の一端を開口し、この連通路の他端
を、支持体に固定した長尺ノズルに連通するとと
もに回動軸の外周位置に設けたシール部を、固定
本体と平面的に接触して成るものである。
また、連通路とステムとは、導出路を介して接
続し、この導出路の一部に臨ませて位置する閉止
栓を、支持体の一部外面に突出した押圧突部によ
り、長尺ノズルをエアゾール容器と平行に位置し
た時に押圧して、導出路を閉止するものであつて
も良い。
作 用 上述のごとく構成したものに於いて、エアゾー
ル内容物の噴霧を行なうには、エアゾール容器と
平行に位置する長尺ノズルを、上方の任意の角度
に引き起こし、押釦を押圧する事により、エアゾ
ール容器の弁機構を開放すれば、エアゾール内容
物は、ステムから連通路を介して長尺ノズルより
噴射する。そして、連通路は回動軸の軸芯に一端
を開口しているものであるから、長尺ノズルの引
き起こしに伴なう、支持体のいかなる角度の回動
によつても、長尺ノズルとステムとの接続状態を
常時保つ事ができる。そのため、エアゾール容器
と長尺ノズルとの接続角度が特定されない位置
で、エアゾール内容物の噴霧を行うことを可能と
し、通常の噴霧ノズルでは、噴霧が困難な部分に
も、不自然な姿勢を取る事なく、エアゾール内容
物の噴霧を楽に行うことを可能にする。
また、長尺ノズルとエアゾール容器の接続角度
がどのような場合も、噴射が常時可能であるか
ら、エアゾール容器を正立状態としながら、エア
ゾール内容物の噴射方向、角度を自由に決定する
ことができ、噴射剤、噴射ガスのみを噴射し、内
容物の噴射を不能とするミスユースを生じる事が
ないものである。
また、回動軸の外周位置に設けたシール部を、
固定本体と平面的に接触しているから、弧状面相
互の接触の場合のごとく、気密不良を生じる事が
なく、噴射時のシール性を良好とし、液漏の発生
を確実に防止する事ができる。また噴霧作業完了
後は、回動軸から回動し、長尺ノズルをエアゾー
ル容器と平行に位置することができる。
実施例 以下本考案の一実施例を説明すれば、1はエア
ゾール容器で、胴部2の上端に巻締部3を介して
目金4を固定し、この目金4にマウンテイングカ
ツプ5を固定するとともにこのマウンテイングカ
ツプ5の中央から、内部のバルブ機構と接続する
ステム6を突出している。このステム6に押釦7
を固定し、この押釦7を、湾曲可能な導出管8の
導出路9を介して、固定本体11に接続固定して
いる。
この固定本体11は、エアゾール容器1のキヤ
ツプ12の一側に一部を突出し、この突出部13
に、長尺ノズル14を固定した支持体15の回動
軸16を回動可能に軸支固定している。この回動
軸16の軸芯には、導出路9を介してステム6と
連通する連通路17の一端を開口し、この連通路
17の他端を、90゜折曲して、支持体15に固定
した長尺ノズル14に連通している。
また、連通路17とステム6を連通する導出路
9は、一端をステム6に接続するとともに固定本
体11の衝突壁18と直角に衝突した後、L字型
に折曲することにより、連通路17と接続してい
る。また連通路17を形成する回動軸16の外周
位置には、オーリングによりシール部20を形成
し、このシール部20と、固定本体11の保持壁
21内面とを、平面的に接触している。
上述のごとく構成したものに於いて、エアゾー
ル内容物の噴霧を行なうには、エアゾール容器1
と平行に位置する、長尺ノズル14を、支持体1
5とともに上方の任意の角度に引き起こし、押釦
7を押圧する。この押釦15の押圧により、エア
ゾール容器1の弁機構が開放し、エアゾール内容
物は、ステム6から導出路9、連通路17を介し
て長尺ノズル14より噴射する。
また、連通路17は、導出路9を介してステム
6と常時連通するとともに回動軸16の軸芯に一
端を開口しているものであるから、長尺ノズル1
4の引き起こしに伴なう支持体15のいかなる角
度の回動でも、長尺ノズル14は常にステム6と
接続状態を保つ事ができる。そのため、エアゾー
ル容器1と長尺ノズル14との接続角度が特定さ
れない位置で、エアゾール内容物の噴霧を行うこ
とを可能とし、通常の噴霧ノズルでは、噴霧が困
難な部分にも、不自然な姿勢を取る事なく、エア
ゾール内容物のステムを楽に行うことを可能にす
る。
また、長尺ノズル14とエアゾール容器1の接
続角度がどのような場合も、噴射が常時可能であ
るから、エアゾール容器1を正立状態としなが
ら、エアゾール内容物の噴射方向、角度を自由に
決定することができ、噴射剤、噴射ガスのみを噴
射し、内容物の噴射を不能とするミスユースを生
じる事がないものである。
また、回動軸16の外周位置に設けたシール部
20を、固定本体11の保持壁21内面と平面的
に接触しているから、球状曲面相互の接触の場合
のごとく、高度の工作精度を要求される事なく、
気密性の保持を可能とし、噴射時のシール性を良
好とし、液漏の発生を確実に防止する事ができ
る。また噴霧作業完了後は、回動軸16から回動
し、長尺ノズル14をエアゾール容器1と平行に
位置することにより、エアゾール容器1の側面に
突出して邪魔に成つたりすることがなく、また長
尺ノズル14は取り外し等を行なうものではない
から、紛失等の虞れも無いものとなる。
上記実施例に於いて、導出路9を介してステム
6と連通路17の接続は、常時接続状態と成つて
いるため、収納時、運搬時等に誤つて押釦7を押
圧することによつて、エアゾール内容物の噴出す
る可能性が生じる。この危険を防止するため、他
の異なる実施例に於いては、第4図、第5図に示
すごとく、肉薄の湾曲可能に形成した衝突壁18
に、閉止栓22を突出し、この閉止栓22を、連
通路17とステム6とを接続する導出路9の一部
に臨ませて位置する。そして、この閉止栓22を
介して導出路9により、ステム6と連通路17を
接続するとともに支持体15の一部外面に、衝突
壁18を介して閉止栓22を、導出路9に押圧密
接する、押圧突部23を突出する。
この押圧突部23は、長尺ノズル14をエアゾ
ール容器1と平行に位置した状態で、閉止栓22
を導出路9に押圧して導出路9を閉止し、ステム
6と連通路17の連通を遮断する位置に突出す
る。また、長尺ノズル14のエアゾール内容物噴
出方向への移動時には、衝突壁18を押圧するこ
との無いよう、押圧突部23の突出長さを調整す
る。また、エアゾール内容物の噴射時には、この
押圧解除とエアゾール内容物の噴出圧力によつて
導出路9を解放する。
考案の効果 本考案は上述のごとく、構成したものであるか
ら、長尺ノズルの引き起こしに伴なう、支持体の
いかなる角度の回動によつても、長尺ノズルとス
テムとは常時接続状態を保つ事ができる。そのた
め、エアゾール容器と長尺ノズルとの接続角度が
特定されない位置で、エアゾール内容物の噴霧を
行うことを可能とし、通常の噴霧ノズルでは、噴
霧が困難な部分にも、不自然な姿勢を取る事な
く、エアゾール内容物の噴霧を楽に行うことを可
能にする。
また、長尺ノズルとエアゾール容器の接続角度
がどのような場合も、噴射が常時可能であるか
ら、エアゾール容器を正立状態としながら、エア
ゾール内容物の噴射方向を自由に決定することが
でき、噴射剤、噴射ガスのみを噴射し、内容物の
噴射を不能とするミスユースを生じる事がないも
のである。
また、回動軸の外周位置に設けたシール部を、
固定本体と平面的に接触しているから、球状曲面
相互の接触の場合のごとく、極めて小さなノズル
機構に於いて、高度の工作精度を要求されること
なく気密の保持を可能とし、気密不良を生じる事
がなく、エアゾール内容物噴射時のシール性を良
好とし、液漏の発生を確実に防止する事ができ
る。また噴霧作業完了後は、回動軸から回動し、
ノズル体をエアゾール容器と平行に位置すること
により、エアゾール容器の側面に突出して邪魔に
成つたりすることがなく、またノズル体は取り外
し等を行なうものではないから、紛失等の虞れも
無いものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
断面図、第2図は第1図のA−A部分の拡大断面
図、第3図は固定本体部分の拡大斜視図、第4図
は異なる実施例を示す固定本体部分の拡大断面
図、第5図は第4図のB−B線断面図である。 1……エアゾール容器、6……ステム、9……
導出路、11……固定本体、12……キヤツプ、
14……長尺ノズル、15……支持体、16……
回動軸、17……連通路、20……シール部、2
2……閉止栓、23……押圧突部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) エアゾール容器のキヤツプの一側に突出した
    固定本体に、長尺ノズルを固定した支持体の回
    動軸を回動可能に軸支固定し、この回動軸の軸
    芯に、固定本体に形成した導出路を介してステ
    ムと常時連通する連通路の一端を開口し、この
    連通路の他端を、支持体に固定した長尺ノズル
    に連通するとともに回動軸の外周位置に設けた
    シール部を、固定本体と平面的に接触したこと
    を特徴とするエアゾール容器用長尺ノズル。 (2) 連通路とステムとは、導出路を介して接続
    し、この導出路の一部に臨ませて位置する閉止
    栓を、支持体の一部外面に突出した押圧突部に
    より、長尺ノズルをエアゾール容器と平行に位
    置した時に押圧して、導出路を閉止するもので
    あることを特徴とする、実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のエアゾール容器用長尺ノズル。
JP1985134947U 1985-09-03 1985-09-03 Expired JPH0335397Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985134947U JPH0335397Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985134947U JPH0335397Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

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Publication Number Publication Date
JPS6243658U JPS6243658U (ja) 1987-03-16
JPH0335397Y2 true JPH0335397Y2 (ja) 1991-07-26

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ID=31036671

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JP1985134947U Expired JPH0335397Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588367U (ja) * 1981-07-10 1983-01-19 小島 弘子 固定式ベツトシ−ツ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588367U (ja) * 1981-07-10 1983-01-19 小島 弘子 固定式ベツトシ−ツ

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JPS6243658U (ja) 1987-03-16

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