JPH0335091A - 導電性グリース - Google Patents
導電性グリースInfo
- Publication number
- JPH0335091A JPH0335091A JP17002589A JP17002589A JPH0335091A JP H0335091 A JPH0335091 A JP H0335091A JP 17002589 A JP17002589 A JP 17002589A JP 17002589 A JP17002589 A JP 17002589A JP H0335091 A JPH0335091 A JP H0335091A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- grease
- bearing
- conductive grease
- antistatic agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004519 grease Substances 0.000 title claims abstract description 40
- 239000002216 antistatic agent Substances 0.000 claims abstract description 12
- 239000004094 surface-active agent Substances 0.000 claims abstract description 10
- 150000002902 organometallic compounds Chemical class 0.000 claims abstract description 7
- 239000003921 oil Substances 0.000 abstract description 13
- 239000002199 base oil Substances 0.000 abstract description 12
- 150000005690 diesters Chemical class 0.000 abstract description 3
- 235000014113 dietary fatty acids Nutrition 0.000 abstract description 3
- 239000010696 ester oil Substances 0.000 abstract description 3
- 239000000194 fatty acid Substances 0.000 abstract description 3
- 229930195729 fatty acid Natural products 0.000 abstract description 3
- 229920001515 polyalkylene glycol Polymers 0.000 abstract description 3
- 229920005862 polyol Polymers 0.000 abstract description 3
- 150000003077 polyols Chemical class 0.000 abstract description 3
- VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-M Chloride anion Chemical compound [Cl-] VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-M 0.000 abstract description 2
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 239000011651 chromium Substances 0.000 abstract description 2
- 150000004665 fatty acids Chemical class 0.000 abstract description 2
- 159000000007 calcium salts Chemical class 0.000 abstract 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 abstract 1
- 239000000344 soap Substances 0.000 description 6
- -1 calcium fatty acids Chemical class 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 4
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 4
- 239000011575 calcium Substances 0.000 description 3
- 229910052791 calcium Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000011734 sodium Substances 0.000 description 3
- 229910052708 sodium Inorganic materials 0.000 description 3
- RTZKZFJDLAIYFH-UHFFFAOYSA-N Diethyl ether Chemical compound CCOCC RTZKZFJDLAIYFH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- DGAQECJNVWCQMB-PUAWFVPOSA-M Ilexoside XXIX Chemical compound C[C@@H]1CC[C@@]2(CC[C@@]3(C(=CC[C@H]4[C@]3(CC[C@@H]5[C@@]4(CC[C@@H](C5(C)C)OS(=O)(=O)[O-])C)C)[C@@H]2[C@]1(C)O)C)C(=O)O[C@H]6[C@@H]([C@H]([C@@H]([C@H](O6)CO)O)O)O.[Na+] DGAQECJNVWCQMB-PUAWFVPOSA-M 0.000 description 2
- WHXSMMKQMYFTQS-UHFFFAOYSA-N Lithium Chemical compound [Li] WHXSMMKQMYFTQS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229920003171 Poly (ethylene oxide) Polymers 0.000 description 2
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 2
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 229910052744 lithium Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002480 mineral oil Substances 0.000 description 2
- 235000010446 mineral oil Nutrition 0.000 description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 2
- 239000002562 thickening agent Substances 0.000 description 2
- OYPRJOBELJOOCE-UHFFFAOYSA-N Calcium Chemical compound [Ca] OYPRJOBELJOOCE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910019142 PO4 Inorganic materials 0.000 description 1
- ZLMJMSJWJFRBEC-UHFFFAOYSA-N Potassium Chemical compound [K] ZLMJMSJWJFRBEC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XYRMLECORMNZEY-UHFFFAOYSA-B [Mo+4].[Mo+4].[Mo+4].[O-]P([O-])([S-])=S.[O-]P([O-])([S-])=S.[O-]P([O-])([S-])=S.[O-]P([O-])([S-])=S Chemical compound [Mo+4].[Mo+4].[Mo+4].[O-]P([O-])([S-])=S.[O-]P([O-])([S-])=S.[O-]P([O-])([S-])=S.[O-]P([O-])([S-])=S XYRMLECORMNZEY-UHFFFAOYSA-B 0.000 description 1
- 125000000217 alkyl group Chemical group 0.000 description 1
- 125000000129 anionic group Chemical group 0.000 description 1
- 239000006229 carbon black Substances 0.000 description 1
- 125000002091 cationic group Chemical group 0.000 description 1
- SVOAENZIOKPANY-CVBJKYQLSA-L copper;(z)-octadec-9-enoate Chemical compound [Cu+2].CCCCCCCC\C=C/CCCCCCCC([O-])=O.CCCCCCCC\C=C/CCCCCCCC([O-])=O SVOAENZIOKPANY-CVBJKYQLSA-L 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 150000002736 metal compounds Chemical class 0.000 description 1
- AXLHVTKGDPVANO-UHFFFAOYSA-N methyl 2-amino-3-[(2-methylpropan-2-yl)oxycarbonylamino]propanoate Chemical compound COC(=O)C(N)CNC(=O)OC(C)(C)C AXLHVTKGDPVANO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010452 phosphate Substances 0.000 description 1
- NBIIXXVUZAFLBC-UHFFFAOYSA-K phosphate Chemical compound [O-]P([O-])([O-])=O NBIIXXVUZAFLBC-UHFFFAOYSA-K 0.000 description 1
- 239000011591 potassium Substances 0.000 description 1
- 229910052700 potassium Inorganic materials 0.000 description 1
- WMYJOZQKDZZHAC-UHFFFAOYSA-H trizinc;dioxido-sulfanylidene-sulfido-$l^{5}-phosphane Chemical compound [Zn+2].[Zn+2].[Zn+2].[O-]P([O-])([S-])=S.[O-]P([O-])([S-])=S WMYJOZQKDZZHAC-UHFFFAOYSA-H 0.000 description 1
Landscapes
- Lubricants (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は軸受なとの機械要素の導電性を妨げることな
く潤滑する導電性グリースに関する。
く潤滑する導電性グリースに関する。
一般に、グリースは、鉱油または合成油を基油として、
これに石けん類その他の増稠剤を添加して製造されてい
る。そして合成油としては、ジエステル油、ポリオール
エステル油、ポリアルキレングリコール油などがある。
これに石けん類その他の増稠剤を添加して製造されてい
る。そして合成油としては、ジエステル油、ポリオール
エステル油、ポリアルキレングリコール油などがある。
しかし、このような基油は、第1表に示す油種別の体積
抵抗率からも明らかなように、極めて高い体積抵抗率を
示し、このような基油を用いたグリースを封入した軸受
などの機械要素が、 れている。
抵抗率からも明らかなように、極めて高い体積抵抗率を
示し、このような基油を用いたグリースを封入した軸受
などの機械要素が、 れている。
絶縁体となることばよく知ら
第1表
一方、電算機関連機器における、たとえば、ハードディ
スクの回転軸を支える軸受は、ハードディスクとその情
報を読み取るヘッドとの間に静電気が発生して、このヘ
ッドが読み取り障害を起こすため、軸受を介してアース
できるように導電性グリースが用いられている。そのよ
うな導電性グリースとして、基油に中空状のカーボンブ
ラックその他の基油に溶けない金属性の微粉末を添加し
た導電性グリース(たとえば特公昭63−24038号
公報)が知られている。
スクの回転軸を支える軸受は、ハードディスクとその情
報を読み取るヘッドとの間に静電気が発生して、このヘ
ッドが読み取り障害を起こすため、軸受を介してアース
できるように導電性グリースが用いられている。そのよ
うな導電性グリースとして、基油に中空状のカーボンブ
ラックその他の基油に溶けない金属性の微粉末を添加し
た導電性グリース(たとえば特公昭63−24038号
公報)が知られている。
しかし、上記の導電性グリースは、導電性を付与する添
加剤が基油に不溶の微粉末であることに起因して、軸受
に振動が発生するという欠点を有し、僅かな振動または
そのような振動による雑音によっても運転上の障害とな
る電算機関連機器などには、その使用は不適当であった
。
加剤が基油に不溶の微粉末であることに起因して、軸受
に振動が発生するという欠点を有し、僅かな振動または
そのような振動による雑音によっても運転上の障害とな
る電算機関連機器などには、その使用は不適当であった
。
この発明は、上記の問題点を解決し、軸受に使用されて
も振動発生の原因とならず、しかも、軸受をアースして
効率よく除電することのできる抵抗率の低い導電性グリ
ースを提供することを技術的課題としている。
も振動発生の原因とならず、しかも、軸受をアースして
効率よく除電することのできる抵抗率の低い導電性グリ
ースを提供することを技術的課題としている。
上記の課題を解決するため、この発明においては、グリ
ースに、有機金属化合物の帯電防止剤または油溶性の界
面活性剤を1〜10重量%添加溶解して導電性グリース
を構成したのである。
ースに、有機金属化合物の帯電防止剤または油溶性の界
面活性剤を1〜10重量%添加溶解して導電性グリース
を構成したのである。
この発明における基油は、鉱油または合成油のいずれで
あってもよいが、導電性グリースがその導電性を有効に
発揮するよう、基油のなかでも比較的導電性の高いジエ
ステル油、ポリオールエステル油、ポリアルキレングリ
コール油を用いることが望ましい。
あってもよいが、導電性グリースがその導電性を有効に
発揮するよう、基油のなかでも比較的導電性の高いジエ
ステル油、ポリオールエステル油、ポリアルキレングリ
コール油を用いることが望ましい。
このような基油に添加される増稠剤は、リチウム石けん
、ナトリウム石けんなどの金属石けんであるが、その添
加量はグリースに所要の稠度を付与する限りにおいて限
定せずに用いる。
、ナトリウム石けんなどの金属石けんであるが、その添
加量はグリースに所要の稠度を付与する限りにおいて限
定せずに用いる。
上記のグリースに混合される有機金属化合物の帯電防止
剤として、アルキルサリチル酸クロムおよび脂肪酸カル
シウムがある。この帯電防止剤には、脂肪酸カルシウム
としてジー2−エチルへキシルスルホこはく酸カルシウ
ム塩が含まれており、導電性の付与に有効であることが
判明している。
剤として、アルキルサリチル酸クロムおよび脂肪酸カル
シウムがある。この帯電防止剤には、脂肪酸カルシウム
としてジー2−エチルへキシルスルホこはく酸カルシウ
ム塩が含まれており、導電性の付与に有効であることが
判明している。
また、その他の帯電防止剤としては、オレイン酸マグネ
シウム、オレイン酸銅、ジー2−エチルへキシルスルホ
こはく酸ナトリウム、モリブデンジチオホスフェイト、
ジンクジチオホスフェイトなどの有機金属化合物がある
。
シウム、オレイン酸銅、ジー2−エチルへキシルスルホ
こはく酸ナトリウム、モリブデンジチオホスフェイト、
ジンクジチオホスフェイトなどの有機金属化合物がある
。
また、有機金属化合物に代えて、陽イオンのジアルキル
ジメチルアンモニウムクロライド、非イオンのポリオキ
シエチレンアルキルフェノールエーテルとポリオキシエ
チレンアルキルア逅ン、陰イオンのアルキルリン酸カリ
ウムその他の油溶性の界面活性剤を添加溶解した場合も
、生成されたグリースに導電性が付与される。
ジメチルアンモニウムクロライド、非イオンのポリオキ
シエチレンアルキルフェノールエーテルとポリオキシエ
チレンアルキルア逅ン、陰イオンのアルキルリン酸カリ
ウムその他の油溶性の界面活性剤を添加溶解した場合も
、生成されたグリースに導電性が付与される。
上記した有機金属化合物の帯電防止剤または油溶性の界
面活性剤は、それぞれ単独で、導電性グリース総重量の
1〜10重量%の範囲で添加溶解される。なぜなら、1
0重量%より多量に添加すると、導電性グリースの基油
粘度その他の性状が不安定となって好ましくないからで
ある。
面活性剤は、それぞれ単独で、導電性グリース総重量の
1〜10重量%の範囲で添加溶解される。なぜなら、1
0重量%より多量に添加すると、導電性グリースの基油
粘度その他の性状が不安定となって好ましくないからで
ある。
実験例=
この発明の導電性グリースの抵抗率と帯電防止剤または
界面活性剤の添加量との関係を調べるため、各種の基油
にリチウム石けんまたはナトリウム石けんを動粘度が1
6〜97cs tとなる範囲で添加して、グリース1〜
5を調製するとともに、IF電防止剤または界面活性剤
を2重量%、5重量%または10重量%の各割合で添加
溶解して、20℃における体積抵抗率を測定した。この
結果を第2表に示す。
界面活性剤の添加量との関係を調べるため、各種の基油
にリチウム石けんまたはナトリウム石けんを動粘度が1
6〜97cs tとなる範囲で添加して、グリース1〜
5を調製するとともに、IF電防止剤または界面活性剤
を2重量%、5重量%または10重量%の各割合で添加
溶解して、20℃における体積抵抗率を測定した。この
結果を第2表に示す。
なお、このような導電性グリースを軸受に使用した場合
の軸受全体の抵抗を調べるため、玉軸受である607軸
受(内径7閣、外径19m、幅6M)に導電性グリース
を70〜80■封入して、スラスト荷重Fa=9.8N
、内輪回転3600rpmの条件でトルク試験機に装着
し、内、外輪に直流1vを負荷して外輪と前記トルク試
験機の駆動軸末端の電流値を測定して軸受抵抗を算出し
た。この結果を第2表中〔〕内に併記した。
の軸受全体の抵抗を調べるため、玉軸受である607軸
受(内径7閣、外径19m、幅6M)に導電性グリース
を70〜80■封入して、スラスト荷重Fa=9.8N
、内輪回転3600rpmの条件でトルク試験機に装着
し、内、外輪に直流1vを負荷して外輪と前記トルク試
験機の駆動軸末端の電流値を測定して軸受抵抗を算出し
た。この結果を第2表中〔〕内に併記した。
第2表からも明らかなように、グリース1〜5は、帯電
防止剤または界面活性剤が添加溶解されると、体積抵抗
率が1 /10’ −1/10”の大幅な低下を示し、
しかも、添加割合を増加させるほど、体積抵抗率が低下
する。また、実測された軸受の抵抗値も、グリース4の
場合を除いて大幅な低下を示し、導電性グリビスを介し
た軸受の除電が可能であることを示している。なお、グ
リース4の場合は、測定機の性能上100MΩ以上の測
定が不能であった。
防止剤または界面活性剤が添加溶解されると、体積抵抗
率が1 /10’ −1/10”の大幅な低下を示し、
しかも、添加割合を増加させるほど、体積抵抗率が低下
する。また、実測された軸受の抵抗値も、グリース4の
場合を除いて大幅な低下を示し、導電性グリビスを介し
た軸受の除電が可能であることを示している。なお、グ
リース4の場合は、測定機の性能上100MΩ以上の測
定が不能であった。
さらに、導電性グリースを封入した軸受の振動を調べる
ため、607軸受(内径7閣、外径19m、幅6■)に
第2表中(a)〜(0の導電性グリースを封入し、スラ
スト荷重Fa−1kg−内輪回転2200rpmでトル
ク試験機に装着し、バイブロテスタによって音圧レベル
(dB)を測定した。この場合、音圧レベルの差によっ
て振動のエネルギーを相対的に比較することができるの
で軸受振動値(dB)として表現する。この結果を、試
験回数n=10における平均値の95%信頼区間として
第1図に示す。なお、比較例としてカーボン粉末の適量
をグリース1またはグリース2に添加した場合を、それ
ぞれC−1、C−2として第1図中に併記した。
ため、607軸受(内径7閣、外径19m、幅6■)に
第2表中(a)〜(0の導電性グリースを封入し、スラ
スト荷重Fa−1kg−内輪回転2200rpmでトル
ク試験機に装着し、バイブロテスタによって音圧レベル
(dB)を測定した。この場合、音圧レベルの差によっ
て振動のエネルギーを相対的に比較することができるの
で軸受振動値(dB)として表現する。この結果を、試
験回数n=10における平均値の95%信頼区間として
第1図に示す。なお、比較例としてカーボン粉末の適量
をグリース1またはグリース2に添加した場合を、それ
ぞれC−1、C−2として第1図中に併記した。
第1図からも明らかなように、導電性グリース(a)〜
(f)における軸受振動値は、20〜24dBの範囲で
あって、従来の導電性グリースC−1、C−2の軸受振
動値26〜34dBに比較して低い値を示した。
(f)における軸受振動値は、20〜24dBの範囲で
あって、従来の導電性グリースC−1、C−2の軸受振
動値26〜34dBに比較して低い値を示した。
なお、第2表中に示す導電性グリース(C)、(噂、(
ロ)における体積抵抗率と、温度との関係を第2図にグ
ラフで示す、第2図より明らかなように、導電性グリー
スは、温度が20℃から80℃程度に上昇してもその体
積抵抗率は低下する傾向を示し、軸受に使用されて高温
となっても軸受は導電状態を維持する。
ロ)における体積抵抗率と、温度との関係を第2図にグ
ラフで示す、第2図より明らかなように、導電性グリー
スは、温度が20℃から80℃程度に上昇してもその体
積抵抗率は低下する傾向を示し、軸受に使用されて高温
となっても軸受は導電状態を維持する。
以上の説明からも明らかなように、この発明の導電性グ
リースは、導電性を付与する帯電防止剤または界面活性
剤がそのグリースに溶解して抵抗率を低下させるもので
あるから、導電性グリースを使用した軸受をアースして
除電でき、しかも軸受に発生する振動を極力低減させる
ことができるという利点がある。
リースは、導電性を付与する帯電防止剤または界面活性
剤がそのグリースに溶解して抵抗率を低下させるもので
あるから、導電性グリースを使用した軸受をアースして
除電でき、しかも軸受に発生する振動を極力低減させる
ことができるという利点がある。
第1図は実施例および比較例における導電性グリース別
の軸受振動値を示すグラフ、第2図は導電性グリースの
温度と体積抵抗率の変化を示すグラフ。 第1図 第2図 温度CC) □グリース1+添加剤A5優(C)
の軸受振動値を示すグラフ、第2図は導電性グリースの
温度と体積抵抗率の変化を示すグラフ。 第1図 第2図 温度CC) □グリース1+添加剤A5優(C)
Claims (1)
- (1)グリースに、有機金属化合物の帯電防止剤または
油溶性の界面活性剤を1〜10重量%添加溶解してなる
導電性グリース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17002589A JPH0335091A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 導電性グリース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17002589A JPH0335091A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 導電性グリース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0335091A true JPH0335091A (ja) | 1991-02-15 |
Family
ID=15897207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17002589A Pending JPH0335091A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 導電性グリース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0335091A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5886854A (en) * | 1995-01-10 | 1999-03-23 | International Business Machines Corporation | Conductive lubricant for magnetic disk drives |
US6214778B1 (en) | 1995-08-24 | 2001-04-10 | The Lubrizol Corporation | Polyurea-thickened grease composition |
JP2001234187A (ja) * | 1999-12-13 | 2001-08-28 | Nippon Steel Chem Co Ltd | 潤滑油組成物 |
US6589918B2 (en) | 2000-06-22 | 2003-07-08 | Nsk Ltd. | Conductive grease and rolling apparatus packed with the same |
JP2010048389A (ja) * | 2008-08-25 | 2010-03-04 | Nsk Ltd | 転がり軸受 |
WO2010131743A1 (ja) | 2009-05-14 | 2010-11-18 | 協同油脂株式会社 | グリース組成物及び軸受 |
CN102604722A (zh) * | 2012-02-08 | 2012-07-25 | 无锡中石油润滑脂有限责任公司 | 一种电力润滑脂及其制备方法 |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP17002589A patent/JPH0335091A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5886854A (en) * | 1995-01-10 | 1999-03-23 | International Business Machines Corporation | Conductive lubricant for magnetic disk drives |
US6214778B1 (en) | 1995-08-24 | 2001-04-10 | The Lubrizol Corporation | Polyurea-thickened grease composition |
JP2001234187A (ja) * | 1999-12-13 | 2001-08-28 | Nippon Steel Chem Co Ltd | 潤滑油組成物 |
US6589918B2 (en) | 2000-06-22 | 2003-07-08 | Nsk Ltd. | Conductive grease and rolling apparatus packed with the same |
US6689721B2 (en) | 2000-06-22 | 2004-02-10 | Nsk Ltd. | Conductive grease and rolling apparatus packed with the same |
JP2010048389A (ja) * | 2008-08-25 | 2010-03-04 | Nsk Ltd | 転がり軸受 |
WO2010131743A1 (ja) | 2009-05-14 | 2010-11-18 | 協同油脂株式会社 | グリース組成物及び軸受 |
JP2010265378A (ja) * | 2009-05-14 | 2010-11-25 | Kyodo Yushi Co Ltd | グリース組成物及び軸受 |
CN102421879A (zh) * | 2009-05-14 | 2012-04-18 | 协同油脂株式会社 | 润滑脂组合物及轴承 |
US8728992B2 (en) | 2009-05-14 | 2014-05-20 | Kyodo Yushi Co. Ltd. | Grease composition and bearing |
CN102604722A (zh) * | 2012-02-08 | 2012-07-25 | 无锡中石油润滑脂有限责任公司 | 一种电力润滑脂及其制备方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109097163A (zh) | 一种长寿命全天候的全氟聚醚润滑脂及其制备方法和应用 | |
JP3370829B2 (ja) | 潤滑グリース組成物 | |
JP2795011B2 (ja) | 摺動部を有する冷却構造体を備えた機器及びそれに用いるコンパウンド | |
JPH0335091A (ja) | 導電性グリース | |
TW201224312A (en) | Oil-impregnated sintered bearing | |
JP4239514B2 (ja) | 転がり軸受 | |
US20220195324A1 (en) | Lubricant composition having improved high-temperature durability | |
JPH0841478A (ja) | 転がり軸受用極圧グリース潤滑剤組成物及びその調製方法 | |
JP2728736B2 (ja) | ウレアグリース組成物 | |
JP2006250323A (ja) | 転がり軸受 | |
JP3150424B2 (ja) | 潤滑油 | |
US20020159662A1 (en) | Rolling bearing | |
JP3290752B2 (ja) | グリース組成物 | |
JP3449385B2 (ja) | 電動機用軸受 | |
JP2004346120A (ja) | グリース組成物及びそれを用いた転がり軸受 | |
JPS6324038B2 (ja) | ||
EP0987312B1 (en) | Bearing grease composition | |
KR0143561B1 (ko) | 그리스 조성물 | |
JP2001139969A (ja) | 情報機器用転動装置 | |
JP2002194373A (ja) | 導電性グリース | |
JP2000328087A (ja) | グリース組成物 | |
JP4010109B2 (ja) | 導電性グリース及び転動装置 | |
JP2546707B2 (ja) | 音響性能が改善されたウレアグリース組成物 | |
JPH059488A (ja) | 軸受封入用グリース | |
JP3815540B2 (ja) | 転がり軸受 |