JPH0334459Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0334459Y2
JPH0334459Y2 JP9187286U JP9187286U JPH0334459Y2 JP H0334459 Y2 JPH0334459 Y2 JP H0334459Y2 JP 9187286 U JP9187286 U JP 9187286U JP 9187286 U JP9187286 U JP 9187286U JP H0334459 Y2 JPH0334459 Y2 JP H0334459Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parking lot
car
parking
equipment
wheels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9187286U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62203365U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9187286U priority Critical patent/JPH0334459Y2/ja
Publication of JPS62203365U publication Critical patent/JPS62203365U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0334459Y2 publication Critical patent/JPH0334459Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は自動車の駐車場に配置されて交換用
タイヤ等の自動車関係の各種備品を収納保管する
のに利用される駐車場用の備品収納装置に関す
る。
〔従来の技術〕
近年では、時価の高騰などの原因により、一般
家庭の車庫や商業ビルの駐車場或いは貸し駐車場
など、どこの駐車場においても非常に狭く余裕ス
ペースが無くなつて来ている。このために、本来
であれば、自分の家の車庫は勿論のこと、ビルの
専用駐車場或いは月極めの貸し駐車場を利用して
いる人は、その駐車場にスノータイヤ等の交換用
タイヤ・交換オイル・ワツクス・スノーチエーン
やその他のジヤツキ等の工具類などの自動車関係
の各種備品を常備して置きたいのであるが、それ
ら備品の置く場所が無く不便を感じている。 つ
まり、第3図に示す如き駐車場(床面)1の面積
が狭い駐車場に自動車2を入れると、その駐車場
の左右及び内奥の壁と該自動車2の車体3との間
の余裕空間が殆ど無く、前述した自動車関係の各
種備品を置いて置くことができない。一般に広い
と思われる駐車場であつても間口は2.2〜2.5m、
奥行きは4,3〜5m程度であり、そこに普通乗
用車を入れた場合、その車幅は1.7m、全長は4m
程度であることから、左右幅方向には0.5〜0.7m、
前後方向には0.3〜1m程度しか余裕空間がなく、
やはり前述した各種備品は置けない。もちろん自
動車2の最低地上高さAは150mm程度であるので、
該自動車2の床下空間にも狭くて上記備品を置い
て置くことはできない。
従つて、多くのドライバーは上記各種備品をや
むを得ず自動車のトランク内に積込んだままにし
たり、自分の家内に持込んだりしているのが実情
である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、前述した如く駐車場が狭く各種備品
を置いておけないので、自動車のトランク内に積
込んだままにして置くと、それだけ車の重量が増
して走行燃費が高く付くと共に、足回りの痛みが
早くなり不経済であると共に、いざ他の荷物をト
ランクに積もうとしても既に満杯で積めないと言
つた不都合が生じる。また上記備品を駐車場以外
の家屋等の別な場所に持ち込んだりすると邪魔と
なるだけでなく、必要な時に直ぐに持つて来れ
ず、捜し出さなければならないほどの面倒があつ
た。
そうかと言つて、駐車場の床面を掘つたり壁を
壊したりして備品置場を確保しようとしても、商
業ビルの専用駐車場や月極め貸し駐車場などで
は、たとえ専用駐車人であつても、かつてにそう
した工事はとても許されることではなく不可能で
あり、一般家庭においてもそうした工事をするこ
とは大変な費用がかかる問題があつた。
〔問題を解決するための手段〕
この考案は上記事情に鑑みなされ、狭い駐車場
でも一切拡張工事を行うことなく、該狭い駐車場
内の空間を有効に活用して自動車と共に各種備品
を具合良く収納保管しておけるようになる駐車場
用備品収納装置を提供するためのもので、駐車場
の駐車面上に配置され該駐車場に浸入して来た自
動車が自走により左右前輪又は左右後輪を乗り上
げることができる前下がり勾配の踏み板及びこの
踏み板の上面後部に突出する車止め用ストツパを
有した車輪乗り上げ台と、この車輪乗り上げ台上
に自動車が左右前輪又は左右後輪を乗り上げるこ
とにより駐車面からの高さが大きくなつた車体ス
ロント部又はリア部の床下面と接しない範囲で出
来るだけ大きい高さ寸法で該車輪乗り上げ台の後
側位置に配置され自動車関係の各種備品を出し入
れ可能に収納保管する引き出し式或いは上蓋開閉
式の備品収納庫とから構成したことを特徴とす
る。
〔作用〕
前述の構成の備品収納装置であれば、駐車場の
駐車面上に車輪乗り上げ台が設置され、その駐車
場に駐車すべく浸入して来る自動車は、この後輪
又は前輪が該車輪乗り上げ台上にその勾配に沿つ
て高く乗り上がれて、その自動車の車体の床下の
駐車面からの高さが大きくなる。これにてその車
輪乗り上げ台の後側位置には自動車本来の最低地
上高さに制限されることなく、交換用タイヤ・交
換オイルやその他ジヤツキ等の工具類などの自動
車関係の各種備品を収納するのに充分な背丈の高
い備品収納庫が設置できるようになる。つまり狭
い駐車場でも一切拡張工事を行うことなく、本考
案の備品収納装置を設置すれば、該駐車場内の空
間(自動車床下空間)を有効に活用して各種備品
を具合良く収納保管して置けて、従来の如く自動
車関係の各種備品を自動車のトランクに積込んだ
ままとしたり、駐車場以外の家庭内等に持込むな
ど不便なことをしなくても済むようになる。
〔実施例〕
以下この考案の一実施例を第1図及び第2図に
より説明する。まず図中10は駐車場の駐車面1
上に前後方向略中間付近から後部寄りに配置され
て自動車2の前後いずれかの左右車輪4を乗り上
がらせる車輪乗り上げ台、20は前記車輪乗り上
げ台10の後側部に配置されて交換用タイヤ・交
換オイルやその他ジヤツキ等の工具類などの自動
車関係の各種備品5を収納する備品収納庫であ
る。
前記車輪乗り上げ台10は駐車面1上に左右一
対設置されるもので、それぞれ4本の脚部材11
と、これら脚部材11上に溶接等により横架固定
され且つ前方に斜降する状態で長く延出された支
持フレーム12と、その支持フレーム12の上面
側に沿つて溶接により固定された前後に長い前下
がり勾配付き踏み板13とから構成されている。
その踏み板13は稿鋼板で、各脚部材11及び支
持フレーム12は鉄製アングル材が用いられて、
全体的にかなり強靭なものとされている。
また前記左右の車輪乗り上げ台10は、それぞ
れ全長Bが1500mm程度で、上面の踏み板13の幅
Cが自動車2の車輪4のタイヤ幅より広い400mm
程度であると共に、その踏み板13の後端部が水
平面部13aとして駐車面1から240mm程度の高
さDで水平保持され、その前側部が真直ぐ駐車面
1まで傾斜して勾配面部13bとされている。そ
の勾配角度は自動車2の自走により容易に車輪4
を乗り上げることができる約7.5度程度とされて
いる。
更に前記左右の車輪乗り上げ台10は、それぞ
れの踏み板13の水平面部13aの上面後端に断
面逆V字状をなして立上がる車輪止め用ストツパ
14が溶接固定されていると共に、勾配面部13
bの上面外側縁部に沿つて長く亘り角鋼管等の脱
輪防止用ガイド15が溶接固定され、そのガイド
15の前端面から上側面に亘つて運転手から見や
すいように赤色等の光反射テープ16が貼り付け
られている。
こうした左右一対の車輪乗り上げ台10は、左
右方向に長く亘り配するアングル材等の位置決め
ジヨイント部材17に各々の後部脚部材11がボ
ルト・ナツト18により締結されて、相互に所定
の間隔Eを存した並列状態に位置決めされてい
る。なおそのジヨイント部材17の前記ボルト・
ナツト18の締結孔17aを両端寄り部に間隔を
存して複数個ずつ有して、それらの締結孔17a
を選択することで、左右車輪乗り上げ台10相互
の間隔Eを利用する自動車2の左右車輪間隔に合
せて調整できるようになつている。例えば普通乗
用車であれば1400mm程度に、軽自動車であれば
1200mm程度に該間隔Eを調整できる。
一方、前記備品収納庫20は、引き出し型で、
両端面を左右に開放した断面逆U字状のケースカ
バー21を、このケースカバー21内に左右両側
から引き出し可能に入れられた上面開放ケース本
体22とからなる。そのケースカバー21は
FRP製等の成形品で、内側に合板(図示せず)
が入れられて補強され、人間が乗つても撓むよう
なことが無い強度を有し且つ屋外駐車場でも利用
可となるように雨や霜に強い耐候性に優れたもの
とされて、前記左右一対の車輪乗り上げ台10後
側部に位置して駐車面1上に直接置くようにして
設置される。なおその際該ケースカバー21はか
つてに遊動しないように前記車輪乗り上げ台10
の位置決めジヨイント部材17にボルト・ナツト
により締結する構成とすると良い。またこのケー
スカバー21の上面にはレザー(布目)エンボス
加工により滑り止め21aが施され、前面には専
用駐車人の名前或いは広告等を貼り付けるなどに
より表示できる表示面21bが設けられている。
こうしたケースカバー21内に入れられる前記ケ
ース本体22はFRP製等の成形板により組立て
た構成で、前記ケースカバー21内に左右から摺
動状態で挿入したり引き出したりできる大きさの
上面開放の引き出し型の形態で、左右両端壁に取
手22aが設けられていると共に、内部にタイヤ
等の重量備品5を収納しても楽に引き出し操作で
きるように前後壁の左右両端寄り部下側にキヤス
タ輪等の転動コロ22bが取付けられている。
ここで上記構成の収納庫20は、駐車面の自動
車2の床下空間を有効に活用して、そのケースカ
バー22内に2本の交換用タイヤとその他の交換
オイルやジヤツキ等の工具類などの自動車関係の
備品5を出来るだけ多く収納できるように、まず
ケース左右幅Fは自動車2の車体幅に略同じく
1800mm程度、ケース前後幅Gが自動車2の左右後
輪4からリヤバンパーまでの距離と略同じに900
mm程度、ケース後端高さHは前記自動車の最低地
上高さAと前記車輪乗り上げ台高さDとを加えた
高さより少し低い400mm程度、ケース前端高さL
は自動車2が車輪乗り上げ台10に乗上げて傾斜
状態で駐車するので該ケース後端高さHより少し
低い300mm程度とさせれている。
而して、上述した構成の備品収納装置であれ
ば、駐車場の駐車面1上の前後略中間から後部寄
りに亘つて左右一対の車輪乗り上げ台10を並列
配置して、その相互間隔Eを調整しながらジヨイ
ント部材17に締結して固定し、その後側部位に
備品収納庫20を配置しておく。この状態でその
駐車場に駐車すべく浸入して来る自動車は、この
後輪又は前輪が該車輪乗り上げ台上にその勾配に
沿つて高く乗り上がれて、第2図に示す如くその
自動車2の車体3のリア部又はフロント部の床下
の駐車面1からの高さが大きくなる。これにてそ
の車輪乗り上げ台10の後側位置に配置された収
納庫20は自動車本来の最低地上高さAに制限さ
れることなく、前述した如き背丈の高いものでも
該駐車場に浸入して来た自動車の床面に接触する
ようなことがなくなり、これで前述した交換用タ
イヤとその他交換オイルやジヤツキ等の工具類な
どの自動車関係の備品5を充分ケース本体22内
に収納できるようになる。つまり狭い駐車場でも
一切拡張工事等を行うことなく、本考案の備品収
納装置を設置すれば、該駐車場内の空間(自動車
床下空間)を有効に活用して各種備品5を具合良
く収納保管して置けて、従来の如く自動車関係の
各種備品5を自動車のトランクに積込んだままと
したり、駐車場以外の家庭内等に持込むなど不便
なことをしなくても済むようになる。
また前記備品収納庫20は駐車中の自動車2の
車体3の床下空間に完全に納まつて、他のものに
邪魔になるようなことがなく、しかも引き出し式
で備品5を収納するケース本体22が左右に楽に
引き出し操作できるので、駐車中でも該ケース本
体22内の備品5の取り出しや収納が簡便にでき
るようようになる。
なお、この考案は上記実施例にみに限定される
ことなく、例えば車輪乗り上げ台10は左右一対
並列配置するようにしたが、そうした左右に分れ
ることなく幅広の一体ものでも可であると共に、
材料は前述した鉄製以外に、より安定性を増すべ
くコンクリート製の勾配付きブロツク状のもので
も良い。
また前記備品収納庫20においては、屋外駐車
場等で利用する場合にはケース本体22に錠を付
けて盗難防止を図ると良い。またその備品収納庫
20は前述した構成のFRP製以外に、鉄製或い
はコンクリート製等としても可であり、しかも引
き出し型とせずに駐車中は開けられない多少の不
便はあるが上側蓋開き型としても良い。その他本
考案の要旨を逸脱しない範囲であれば種々変更可
である。
〔考案の効果〕 この考案は上述した如くなしたから、駐車場の
駐車面上への車輪乗り上げ台の配置により、駐車
する自動車の車体の床下の駐車面からの高さを大
きくなせ、その自動車本来の最低地上高さに制限
されることなく、背丈の高い備品収納庫が設置で
き、これにて狭い駐車場でも一切拡張工事等を行
うことなく、該駐車場内の空間(自動車床下空
間)を有効に活用して交換用タイヤ・交換オイル
やその他ジヤツキ等の工具類などの自動車関係の
各種備品を具合良く収納保管して置けて、従来の
如く自動車関係の各種備品を自動車のトランクに
積込んだままとしたり、駐車場以外の家庭内等に
持込むなど不便なことをしなくても済むようにな
る非常に簡便な駐車場用の備品収納装置となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第
2図は同側面図、第3図は従来一般の狭い駐車場
を示す説明図である。 1……駐車場の駐車面、2……自動車、3……
車体、4……車輪、5……備品、10……車輪乗
り上げ台、20……備品収納庫。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駐車場の駐車面上に配置され該駐車場に浸入し
    て来た自動車が自走により左右前輪又は左右後輪
    を乗り上げることができる前下がり勾配の踏み板
    及びこの踏み板の上面後部に突出する車止め用ス
    トツパを有した車輪乗り上げ台と、この車輪乗り
    上げ台に自動車が左右前輪又は左右後輪を乗り上
    げることにより駐車面からの高さが大きくなつた
    車体フロント部又はリア部の床下面と接しない範
    囲で出来るだけ大きい高さ寸法で該車輪乗り上げ
    台上の後側位置に配置され自動車関係の各種備品
    を出し入れ可能に収納保管する引き出し式或いは
    上蓋開閉式の備品収納庫とからなる駐車場用の備
    品収納装置。
JP9187286U 1986-06-18 1986-06-18 Expired JPH0334459Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9187286U JPH0334459Y2 (ja) 1986-06-18 1986-06-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9187286U JPH0334459Y2 (ja) 1986-06-18 1986-06-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62203365U JPS62203365U (ja) 1987-12-25
JPH0334459Y2 true JPH0334459Y2 (ja) 1991-07-22

Family

ID=30953052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9187286U Expired JPH0334459Y2 (ja) 1986-06-18 1986-06-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0334459Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2553678Y2 (ja) * 1992-03-31 1997-11-12 新明和工業株式会社 多段式駐車装置
JP2001207672A (ja) * 2000-01-27 2001-08-03 Nice Corp 機械式駐車設備における駐車用パレット

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62203365U (ja) 1987-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20160311478A1 (en) People & cargo transit systems & vehicles
US8720924B2 (en) Auxiliary step and hand hold system
US5460304A (en) Modular vehicular carrier system
US7338109B1 (en) Motorhome with increased interior ceiling height
CA2672928A1 (en) People & cargo transit systems & vehicles
AU2014210633B2 (en) Cargo carrier
JPH0334459Y2 (ja)
US2858837A (en) Foldable protector for automobiles and the like
KR102265806B1 (ko) 차량 이동형 캠핑용 텐트
JP7338092B1 (ja) キャンピングトレーラー
US4210360A (en) Recreational vehicle
US3103706A (en) Push over garage
EP0812757B1 (en) Low floor suspended vehicule intended to the urban collective transport
CN202731362U (zh) 架放在行人道上的轿车车库
CN212556596U (zh) 一种共享单车停放装置
CN201027395Y (zh) 折叠式车库
JP3017191U (ja) 開閉式自動車用車庫
CN2311567Y (zh) 三防可伸缩式便捷汽车库
CN2172245Y (zh) 可变形小轿车
US20220314865A1 (en) Motor vehicle deck
CN2123571U (zh) 折叠式活动轿车库
CN201502200U (zh) 可移动式汽车便携防晒篷
CN201056865Y (zh) 伸缩移动车库
CN2218794Y (zh) 多用途拉伸活动车库
JP3043456U (ja) 道路滑り止め用砂箱