JP2001207672A - 機械式駐車設備における駐車用パレット - Google Patents

機械式駐車設備における駐車用パレット

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JP2001207672A
JP2001207672A JP2000018422A JP2000018422A JP2001207672A JP 2001207672 A JP2001207672 A JP 2001207672A JP 2000018422 A JP2000018422 A JP 2000018422A JP 2000018422 A JP2000018422 A JP 2000018422A JP 2001207672 A JP2001207672 A JP 2001207672A
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pallet
parking
car
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JP2000018422A
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English (en)
Inventor
Koichiro Hirata
恒一郎 平田
Kiyoshi Hirata
青志 平田
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Nice Corp
Original Assignee
Nice Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スペアタイヤその他のカー用品の保管を、パ
レット主体に負担させて付加価値を高めた有用性のある
機械式駐車設備における駐車用パレットを提供する。 【解決手段】 車輪の乗り入れが可能な一対の平行な車
輪乗入部3,3を有する全体がほぼ板状のパレット主体
2の所要の部位にカー用品収納部4を形成したものであ
って、該カー用品収納部4には、その開口部を閉止する
蓋体7を着脱自在に装着して駐車用パレット1を構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、機械式駐車設備
に設置して車両を乗り入れるための駐車用パレットに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】狭い土地に効率的に自動車を格納する機
械式駐車設備としては、エレベータ式や循環式など多く
の方式のものが提案されているが、いずれも自動車を載
置して移動させるためのパレットが採用されている。
【0003】このパレットの多くは、載置せんとする自
動車の大きさに適合する大きさを有するパレット主体の
両側縁部にそれぞれ上方に突出する側縁を一体的に形成
すると共に、その中央部にパレット主体に強度を持たせ
るために、長手方向に沿って断面がみぞ形のリブをその
開口部を下方にして一体的に形成し、かつパレット主体
の前後の所要部位にはパレット主体を吊り下げるための
吊り下げ部材を装着したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】機械式駐車場で使用さ
れているパレットは、前記のようにその構造がきわめて
単純で、自動車の出し入れを容易にして安定した駐車を
行うために使用されているもので、それ以外に特別な機
能を何ら有しないものである。
【0005】一方、真冬に使用する雪用タイヤ(スペア
タイヤ)を持つ人が、雪国は勿論のこと、余暇を楽しむ
首都圏生活者においても増加している。かゝる雪用タイ
ヤは冬期しか使用しないため、一般に横に寝かせた状態
か、縦に並べて上からカバーを掛けて保管し、適当な保
管場所のないときには庭に放置したり、ベランダに置い
たりしている。また、集合住宅などでは別途建設された
トランクルームに収納するなど、その置場に苦労してい
るのが現状である。
【0006】この発明はかゝる現状に鑑み、車両におけ
るスペアタイヤ等の保管を、駐車場などで使用する前記
パレットに負担させ、付加価値を高めた有用性のある駐
車用パレットを提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、この発明の請求項1に記載の発明は、左右の車輪の
乗り入れが可能な一対の平行な車輪乗入部を有するパレ
ット主体の中央部にタイヤなどのカー用品を収納するた
めのカー用品収納部を一体的に形成したことを特徴とす
る機械式駐車設備における駐車用パレットである。
【0008】より具体的には、左右の車輪の乗り入れが
可能な一対の平行な車輪乗入部と、相互の車輪乗入部間
に形成されたカー用品収納部とからなる全体略板状のパ
レット主体と、前記カー用品収納部を閉止する蓋体とか
らなることを特徴とする機械式駐車設備における駐車用
パレットである。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の機械式駐車設備におけ
る駐車用パレットは、自動車を載置するためのパレット
主体の中央部にタイヤなどのカー用品を収納可能に設け
たもので、必要に応じて、前記カー用品収納部の開口部
を閉止する蓋体を設けてもよい。
【0010】パレット主体のサイズは、これを設置する
駐車場の駐車スペースや車両の大きさによって適宜に選
択されるが、通常は長さ縦5000mm以下、横200
0mm以下の四角な板体であることが好ましい。
【0011】このパレット主体に設ける一対の車輪乗入
部は表面が平坦な所定幅のもので、車輪乗入部自体の幅
のサイズや相互の車輪乗入部の間隔は駐車する車両の大
きさによって異なるものであるが、普通の乗用車を対象
にした場合には車輪乗入部自体の幅を350mm〜50
0mmの範囲とし、相互の車輪乗入部の間隔を700m
mを少し越える程度とすることが望ましい。
【0012】また、相互の車輪乗入部間に設けるカー用
品収納部は、タイヤを横置き状態で収納できるものであ
ることが好ましく、より好ましくは複数のタイヤを横置
き状態して収納できるものであり、このため収納部の内
寸として幅約700mm、深さ約300mmで、これを
パレット主体の長手方向全長に亘って設けることが好ま
しい。
【0013】前記車輪乗入部の外縁に上方に突出して形
成するガイド条の突出高さも特に制限はないが、概ね1
00mm以下であることが望ましい。
【0014】カー用品収納部を閉止するための蓋体は、
カー用品収納部に対して着脱自在とするか、着脱自在と
せずに蝶番等を使用して開閉自在とするかのいずれかと
するものである。
【0015】この発明の機械式駐車設備における駐車用
パレットにおけるパレット主体と蓋体とは、耐久性、耐
候性及び耐荷重性等を考慮すればいずれもスチール製と
することが最も好ましいが、他にアルミやアルミ合金な
どの金属を使用することもでき、また、これらの金属に
硬質プラスチックを被覆したものも使用することもでき
る。
【0016】
【作用】この発明の機械式駐車設備における駐車用パレ
ットは、パレット主体に一対の車輪乗入部を形成し、こ
の車輪乗入部に乗り入れた車両の相互の車輪間に形成さ
れる下部の空きスペースにカー用品収納部を形成し、こ
のカー用品収納部にスペアタイヤその他のカー用品を収
納するよう構成したので、駐車になんらの支障を及ぼす
ことなくカー用品等の保管および管理を有効に行うこと
ができる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の機械式駐車設備における駐
車用パレットの実施例を、添付の図面に基づいてより詳
細に説明する。
【0018】図1はこの発明の機械式駐車設備における
駐車用パレットの一例を示す斜視図であり、駐車用パレ
ット1は、パレット主体2と、蓋体7とによって構成し
たものであって、パレット主体2は全体がほゞ板状をな
しており、この板状の表面に車両における左右の車輪を
容易に乗り入れることができる所定の幅と、乗り入れた
前後の車輪を安定して保持することができる所定の長さ
とからなる一対の平坦な車輪乗入部3,3を有してい
る。
【0019】この車輪乗入部3,3の長手方向の外縁に
は、上方に突出するガイド条6,6が形成され、このガ
イド条6,6によって乗り入れに際して車輪が車輪乗入
部3,3から外れて駐車することを防止している。
【0020】一方、この車輪乗入部3,3の間、すなわ
ち、乗り入れた車両の左右の車輪の間の下部に該当する
部分に、雪用タイヤ等のスペアタイヤを格納することが
できるカー用品収納部4が形成されている。
【0021】このカー用品収納部4は上面が開口した比
較的浅い有底のもので、その底部は前記車輪乗入部3,
3に対して段部をもって下方に突出しており、上面の開
口部の周囲は、前記車輪乗入部3,3に対して適宜に上
方に突出して四角な枠体5を形成し、これらによってこ
のカー用品収納部4は、前記スペアタイヤを横置きした
状態で格納することができるようになっている。
【0022】蓋体7は、前記カー用品収納部4の周囲に
形成した枠体5の外周に嵌まり込んで上面の開口部を閉
止することができるものであり、屋外に設置される機械
式駐車場にあっては、降雨などによる水の浸入を防止、
屋内に設置される機械式駐車場においては、車輛から漏
れだすおそれのあるオイルや冷却用の水などの浸入を防
止する役目を果たすものである。
【0023】この駐車用パレット1のパレット主体2
は、全体の寸法として長さ約4750mm×幅約175
0mmで、車輪乗入部3,3の幅はそれぞれ約500m
mで長さ方向の全長に亘って形成されており、また、ガ
イド条6,6の高さは約80mm、中央のカー用品収納
部4は内寸として幅約700mm×深さ約300mmの
ものである。
【0024】このパレット主体2及び蓋体7は、耐久
性、耐候性および耐荷重性等を考慮してスチール製とし
ているが、他にアルミやアルミ合金などの金属を使用す
ることもでき、また、これらの金属に硬質プラスチック
を被覆したものも使用することもできる。
【0025】なお、前記の実施例においては、パレット
主体2に設けたカー用品収納部4に蓋体7を設けるもの
で説明したが、この蓋体7は必ずしも必要なものではな
く、また、パレット主体2の長手方向の中央部に全長に
わたってカー用品収納部4を形成し、このカー用品収納
部4の開口部を閉止する蓋体7も同様に長尺のものとし
ているが、カー用品収納部4及び蓋体7の大きさについ
ては、何らの限定もないため、必要に応じて随時設計変
更をすることが可能である。
【0026】さらに、蓋体7は、前後の側縁を閉止して
いるが、この前後の側縁を開放することによって蓋体7
をカー用品収納部4の左右における枠体に沿ってスライ
ド移動させることが可能となる。
【0027】
【発明の効果】この発明の機械式駐車設備における駐車
用パレットは、パレット主体に一対の車輪乗入部を形成
し、この車輪乗入部に乗り入れた車輪相互間に形成され
る車両下部の空きスペースに、カー用品収納部を形成し
てこのカー用品収納部にスペアタイヤその他のカー用品
を収納するよう構成したので、駐車になんらの支障を及
ぼすことなくカー用品等の保管および管理を有効に行う
ことができ、別途収納スペースを確保する必要がなくな
り、駐車場の付加価値を高めることができるものであ
る。
【0028】特に、この発明のにおけるパレット主体
は、従来板状体の補強のために形成れれていたリブを利
用して形成することができるので、カー用品収納部を形
成してもパレット主体の強度は増強され、しかも構成が
簡単であるため、パレット主体を取り替えるだけで既存
の機械式駐車設備にも適用することができるなど多大の
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の駐車用パレットの一例を示す一部切
欠斜視図である。
【図2】図1の駐車用パレットの使用例を示した正面図
である。
【符号の説明】 1 駐車用パレット 2 パレット主体 3 車輪乗入部 4 カー用品収納部 5 枠体 6 ガイド条 7 蓋体 8 自動車 9 スペアタイヤ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の車輪の乗り入れが可能な一対の平
    行な車輪乗入部を有するパレット主体の中央部にタイヤ
    などのカー用品を収納するためのカー用品収納部を一体
    的に形成したことを特徴とする機械式駐車設備における
    駐車用パレット。
  2. 【請求項2】 左右の車輪の乗り入れが可能な一対の平
    行な車輪乗入部と、相互の車輪乗入部間に形成されたカ
    ー用品収納部とからなる全体略板状のパレット主体と、
    前記カー用品収納部を閉止する蓋体とからなることを特
    徴とする機械式駐車設備における駐車用パレット。
  3. 【請求項3】 前記カー用品収納部は、タイヤを横置き
    状態で収納できるものであることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の機械式駐車設備における駐車用パレッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記蓋体は、カー用品収納部に対して着
    脱自在か、又は開閉自在なものであることを特徴とする
    請求項2又は3に記載の機械式駐車設備における駐車用
    パレット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101886488A (zh) * 2010-07-09 2010-11-17 朱建华 一种载车盘
JP2021046709A (ja) * 2019-09-18 2021-03-25 Ihi運搬機械株式会社 駐車場構造と駐車装置の改造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62203365U (ja) * 1986-06-18 1987-12-25
JPH0581461U (ja) * 1992-03-31 1993-11-05 新明和工業株式会社 多段式駐車装置

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