JPH0334295B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0334295B2 JPH0334295B2 JP455783A JP455783A JPH0334295B2 JP H0334295 B2 JPH0334295 B2 JP H0334295B2 JP 455783 A JP455783 A JP 455783A JP 455783 A JP455783 A JP 455783A JP H0334295 B2 JPH0334295 B2 JP H0334295B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- molded
- winding
- resin
- motor
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 18
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 14
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 14
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/08—Insulating casings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の用分野
本発明は分割鉄心にトロイダル巻線を施した
後、モールド樹脂にて外周を成形するモールドモ
ータに関するものである。
後、モールド樹脂にて外周を成形するモールドモ
ータに関するものである。
従来例の構成とその問題点
環状の鉄心のスロツト毎の継続部にトロイダル
巻線を施すとコイルエンド寸法を短縮できて薄形
モータを得る事ができる。しかし、環状の鉄心に
前記巻線を施す事はトロイダル巻線機を使用せね
ばならず量産性に乏しく好ましい方法ではない。
従つて、環状鉄心を径方向に分割し、分割鉄心の
スロツト毎の継鉄部のフライヤー式高速巻線機で
巻線した後、分割鉄心を接合する方法をとれば大
量生産に適した方法となり有効である。一方、鉄
心継鉄部に巻線を施すと鉄心外周に巻線が装着さ
れ、従来のようにフレームを装着してモータを組
立てる事が困難となるため、巻線の保護、絶縁を
兼ねて鉄心と巻線を内包した状態でモールド樹脂
で成形してフレームを一体的に形成する方法がと
られる。
巻線を施すとコイルエンド寸法を短縮できて薄形
モータを得る事ができる。しかし、環状の鉄心に
前記巻線を施す事はトロイダル巻線機を使用せね
ばならず量産性に乏しく好ましい方法ではない。
従つて、環状鉄心を径方向に分割し、分割鉄心の
スロツト毎の継鉄部のフライヤー式高速巻線機で
巻線した後、分割鉄心を接合する方法をとれば大
量生産に適した方法となり有効である。一方、鉄
心継鉄部に巻線を施すと鉄心外周に巻線が装着さ
れ、従来のようにフレームを装着してモータを組
立てる事が困難となるため、巻線の保護、絶縁を
兼ねて鉄心と巻線を内包した状態でモールド樹脂
で成形してフレームを一体的に形成する方法がと
られる。
第1図は分割鉄心に巻線を施した後、モールド
成形した従来のモールドモータの断面図を示す。
成形した従来のモールドモータの断面図を示す。
図において、1は分割面1aを突き合せただけ
の分割鉄心、2は分割鉄心1のスロツト毎の継鉄
部に巻装された巻線、3はモールド樹脂よりなる
ハウジジングである。
の分割鉄心、2は分割鉄心1のスロツト毎の継鉄
部に巻装された巻線、3はモールド樹脂よりなる
ハウジジングである。
以上の構成において、モータ外径(ハウジング
外径)を小さくする為には、巻線2を覆う樹脂厚
さt1は小さい程良いが、分割面の接合強度を保持
する為には逆にt2は大きい程良いという矛盾があ
る。t2が充分に大きくなれば、モールド後のヒー
トシヨツク等で割れる恐れもある。
外径)を小さくする為には、巻線2を覆う樹脂厚
さt1は小さい程良いが、分割面の接合強度を保持
する為には逆にt2は大きい程良いという矛盾があ
る。t2が充分に大きくなれば、モールド後のヒー
トシヨツク等で割れる恐れもある。
一方、鉄心の接合強度を樹脂によらずに得る方
法として第2図の如く鉄心の分割面1aに凹凸部
1bを設けてかみ合せる方法が考えられるが、小
形モータの如く小形鉄心の場合には現実には採り
得ない方法である。又、第3図の如く鉄心分割面
に突起1cを設けてその先端部を溶接する方法も
とられるが、この場合、溶接は巻線終了後に行な
う為、溶接時に巻線を傷める事がない様、突起の
高さhを巻線2の厚さt3より大きくとつておく必
要がある。従つて、その部分のモールド樹脂の厚
さt4が小さくなり、成形完成後この部分でヒート
シヨツクによる割れが生じる恐れがある。又、成
形時にこの部分で樹脂の流れを阻害し、巻線部分
に不要な樹脂成形圧をかけ、品質の低下を招く事
も考えられる。
法として第2図の如く鉄心の分割面1aに凹凸部
1bを設けてかみ合せる方法が考えられるが、小
形モータの如く小形鉄心の場合には現実には採り
得ない方法である。又、第3図の如く鉄心分割面
に突起1cを設けてその先端部を溶接する方法も
とられるが、この場合、溶接は巻線終了後に行な
う為、溶接時に巻線を傷める事がない様、突起の
高さhを巻線2の厚さt3より大きくとつておく必
要がある。従つて、その部分のモールド樹脂の厚
さt4が小さくなり、成形完成後この部分でヒート
シヨツクによる割れが生じる恐れがある。又、成
形時にこの部分で樹脂の流れを阻害し、巻線部分
に不要な樹脂成形圧をかけ、品質の低下を招く事
も考えられる。
発明の目的
本発明は上記従来例の問題点を解決し巻線を施
した分割鉄心をモールドしたモールドモータの強
度を向上させようとするものである。
した分割鉄心をモールドしたモールドモータの強
度を向上させようとするものである。
発明の構成
本発明は、モールド時に鉄心の分割面接合部を
ハウジング外周に設けたモータ取付足の如き突出
部に合致して配置する事で分割面接合部周辺の樹
脂肉厚を確保しようとするものである。
ハウジング外周に設けたモータ取付足の如き突出
部に合致して配置する事で分割面接合部周辺の樹
脂肉厚を確保しようとするものである。
実施例の説明
以下、本発明の実施例を第4図,第5図を参照
して説明する。第4図は第1図に示す鉄心構造に
適用した場合、第5図は第3図に示す鉄心構造に
適用した場合である。図に示す如くモールド樹脂
よりなるハウジング3の外周部には、取付足又は
フランジ等の突出部4が一体に形成してあり、こ
の突出部4に分割面接合部が位置するよう配置し
ている。
して説明する。第4図は第1図に示す鉄心構造に
適用した場合、第5図は第3図に示す鉄心構造に
適用した場合である。図に示す如くモールド樹脂
よりなるハウジング3の外周部には、取付足又は
フランジ等の突出部4が一体に形成してあり、こ
の突出部4に分割面接合部が位置するよう配置し
ている。
発明の効果
以上の構成から明らかなように、本発明によれ
ば、次の様な効果を得られる。
ば、次の様な効果を得られる。
鉄心分割面を溶接、ダブテール等によつて接
合しないで単に突き合せただけのもののモール
ドに於ても、その分割面接合部を補強するに足
るモールド厚さを、モータ取付用の突出部を利
用して得られ、製作が容易で安価なモータが得
られる。
合しないで単に突き合せただけのもののモール
ドに於ても、その分割面接合部を補強するに足
るモールド厚さを、モータ取付用の突出部を利
用して得られ、製作が容易で安価なモータが得
られる。
鉄心分割面に外周方向に突起を設けたものに
あつては、その突起によつて生じる樹脂厚さの
減少を防ぎ、かつ樹脂の流路を充分に確保する
事が出来、巻線部分に余分な成形圧を与えず品
質の安定した成形品を得る事ができる。
あつては、その突起によつて生じる樹脂厚さの
減少を防ぎ、かつ樹脂の流路を充分に確保する
事が出来、巻線部分に余分な成形圧を与えず品
質の安定した成形品を得る事ができる。
第1図〜第3図はトロイダル巻線を施した従来
のモールドモータの固定子の断面図、第4図は本
発明の実施例にかかるモールドモータの固定子の
断面図、第5図は本発明の別の実施例の断面図で
ある。 1……分割鉄心、1a……分割面、2……巻
線、3……ハウジング、4……突出部。
のモールドモータの固定子の断面図、第4図は本
発明の実施例にかかるモールドモータの固定子の
断面図、第5図は本発明の別の実施例の断面図で
ある。 1……分割鉄心、1a……分割面、2……巻
線、3……ハウジング、4……突出部。
Claims (1)
- 1 スロツトを有する環状の鉄心を複数に分割し
た分割鉄心のスロツト毎の継鉄部にトロイダル巻
線を施すと共に、分割面を密接させて環状を復元
した状態でモールド樹脂にて一体的に成形し、か
つ前記接合面を、モールド樹脂よりなるハウジン
グの外周に一体に形成されるモータ取付用の突出
部の位置に配置してなるモールドモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP455783A JPS59129551A (ja) | 1983-01-13 | 1983-01-13 | モ−ルドモ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP455783A JPS59129551A (ja) | 1983-01-13 | 1983-01-13 | モ−ルドモ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59129551A JPS59129551A (ja) | 1984-07-25 |
JPH0334295B2 true JPH0334295B2 (ja) | 1991-05-22 |
Family
ID=11587344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP455783A Granted JPS59129551A (ja) | 1983-01-13 | 1983-01-13 | モ−ルドモ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59129551A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04304963A (ja) * | 1991-03-29 | 1992-10-28 | Sumitomo Metal Ind Ltd | ベルト式研削機 |
JPH0539150U (ja) * | 1991-10-17 | 1993-05-25 | シナノケンシ株式会社 | モールド固定子 |
KR20000052190A (ko) * | 1999-01-30 | 2000-08-16 | 윤종용 | 가변릴럭턴스모터용 고정자 |
KR20010003881A (ko) * | 1999-06-25 | 2001-01-15 | 배길성 | 스위치드 릴럭턴스 모터 |
KR100365918B1 (ko) * | 1999-06-25 | 2002-12-26 | 삼성광주전자 주식회사 | 스위치드 릴럭턴스 모터 및 그 제조방법 |
KR20010003882A (ko) * | 1999-06-25 | 2001-01-15 | 배길성 | 스위치드 릴럭턴스 모터 및 그 제조방법 |
JP3476416B2 (ja) * | 1999-12-24 | 2003-12-10 | 三菱電機株式会社 | 交流発電機 |
-
1983
- 1983-01-13 JP JP455783A patent/JPS59129551A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59129551A (ja) | 1984-07-25 |
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