JPH0334105B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、仮名入力を自動的に漢字又は漢字
混じり文に変換する仮名漢字変換方式の文章処理
装置に関する。

背 景 この種文章処理装置には、近時、普通名詞や動
詞等を収容した一般辞書と、姓名や地名等を収容
した固有名詞辞書とを備え、二つの辞書を選択的
に切換えて変換効率を向上させうるものがあり、
二つの辞書の切換えをキーボード装置のキーを操
作することで行うようにしている。ところで、従
来の操作方式によると、文章中の固有名詞を仮名
入力するとき、まず固有名詞キーを押し、次いで
その読みがなを入力し、読みがな列の終りを指示
するキーを押し、次に変換キーを操作するように
していた。しかし、この種従来方式では、変換キ
ーで装置の制御手段に変換指令を与えるまでに、
少なくとも２ステツプのキー操作が必要である。
また、もし、固有名詞辞書を検索しても該当の漢
字出力が得られなかつた場合には、一般辞書を検
索する必要があるが、このとき、固有名詞辞書の
検索モードを解除するとともに一般辞書の検索モ
ードに切換えかつ読みがなを再入力しなければな
らない。

また、固有名詞辞書を索引する場合のことであ
るが、固有名詞には「加藤様」の「様」や「奈良
市」の「市」のように、固有名詞につく特有の接
辞が数多くある。しかし、固有名詞辞書には容量
の膨大化を避けるため、接辞付の固有名詞は収容
されていないのが一般的である。そこで、従来で
は、固有名詞を出力した後で再び一般辞書を索引
し、接辞のみを検索する場合も応々にしてあつ
た。

このように、変換効率を上げるために固有名詞
辞書を備えるにもかかわらず、辞書切換えのため
に操作手数を多く必要としたり、特有の煩雑な操
作も要求されるなど別の問題が生じていた。

発明の目的 そこで、この発明の第１の目的は、より少ない
キー操作で固有名詞の漢字出力が得られる仮名漢
字変換方式の文章処理装置を提供することにあ
る。

この発明の第２の目的は、一般辞書と固有名詞
辞書との選択的な切換えを簡単化して再入力を不
要ならしめることである。

発明の要約 この発明は、普通名詞や動詞等を収容した一般
辞書と、姓名や地名等を収容した固有名詞辞書と
を選択的に切換えて変換キーの操作により仮名入
力を漢字又は漢字混じり文に変換する文章処理装
置において、 前記固有名詞辞書の検索モードを指示するモー
ド指示手段と、仮名入力により、上記一般辞書の
検索モードが設定保持され、上記モード指示手段
の指示操作により固有名詞辞書の検索モードに切
り換えられると共に上記変換キーの操作後、それ
に続いて仮名入力が行われるまで前記固有名詞辞
書の検索モードを保持するモード保持手段とを備
えたことを特徴とする。

前記固有名詞辞書は、好ましくは、固有名詞に
つの特有の接辞を集めた接辞テーブルを備える。
これにより、固有名詞の読みを入力するとき合わ
せて接辞の読みを入力することで漢字に変換され
た接辞付固有名詞を出力することができる。

以下、本発明を添付図面に示す実施例により詳
しく説明する。

実施例 第１図は一実施例の文章処理装置の概略ブロツ
ク図である。

第１図において、１はキーボード装置であり、
第２図に示すように、五十音順に仮名を配列した
仮名キー１５と、各種制御キーであつて前記仮名
キーにより入力した仮名文から対応の漢字混り文
に変換することを指令する変換キー１６と、この
変換キー１６を操作する前に固有名詞としての変
換を指令するために操作される固有名詞キー１７
と、表示画面に入力位置として表示するカーソル
マークを移動させるためのカーソル制御キー１８
とを備える。上記固有名詞キー１７はオルタネイ
トキーからなり初期はOFF状態となつている。
キーボード装置１のいずれかのキーを操作するこ
とによつて対応の文字コードあるいはこれに関連
するコードおよび制御コードが発生され、第１図
のバスＢを介してコードデータがCPU２に与え
られる。CPU２は、ROM３に予め記憶された以
下に説明される編集制御プログラムにより種々の
編集処理を実行する。

４はRAMであり、複数のエリアに区分され、
カナ文より漢字まじり文に変換して入力される文
章データ（文字コード列からなる）を入力順に記
憶する文章バツフア４１と、上記カナキー１５よ
り入力される仮名文字を入力順に記憶する仮名バ
ツフア４２と、入力編集作業をなす行の文章デー
タを記憶し１行分の文章編集が完了すると上記文
章ブツフア４１にデータを転送される行バツフア
４３と、FLAG１，FLAG２，FLAG３で表わさ
れるフラツグをそれぞれ記憶するフラツグエリア
４４，４５，４６と、その他本装置システムを制
御する際に使用される種々のフラツグおよびデー
タのバツフアのためのエリア４７とからなる（な
お、バツフアは以下でBufと略記することがあ
る）。

上記FLAG１は、固有名詞の検索を指令してい
る状態を示すフラツグであり、前記固有名詞キー
１７によつてセツト、リセツトが制御されるとと
もに、仮名キー１５による入力時にリセツトされ
る。FLAG２は一般辞書を検索していることを示
すフラツグであり、FLAG３は固有名詞辞書を検
索していることを示すフラツグである。これら２
つのフラツグのセツトは前記変換キー１６の操作
に基づき、一方、リセツトはシステムリセツト時
又は仮名キー１５による入力時に行なわれる。

５は上記仮名バツフア４２に記憶した仮名文よ
り同じ読みがなの漢字又は漢字混じり文に変換す
る仮名漢字変換部であり、後述される一般語イン
デツクス５１と、固有名詞インデツクス５２と、
変換文（漢字コード列）を記憶する出力バツフア
５３とを含み、一般名詞や動詞等を収容した一般
辞書６と、姓名（姓、名）や地名又は企業名や官
庁名の固有名詞を収容した固有名詞辞書７とが並
列接続されている。この仮名漢字変換部５で変換
された漢字混じり文（変換文）はバスＢを介して
上記行バツフア４３に転送される。

８は表示手段としての例えばCRTデイスプレ
イ装置１１の表示制御を行なうための制御部であ
り、表示すべきデータを記憶する表示メモリ８１
と、表示画面中の入力位置にカーソルマークを表
示するため画面の各表示区画に対応して形成した
記憶エリアにデータ“１”を記憶しているカーソ
ルバツフア８２を備えている。なお、表示メモリ
８１に記憶される表示データは文字コードである
ので、図示しないパターン発生器によつて対応の
文字形が表示される。

９はドツトプリンタ１０の印字制御を行うプリ
ンタ制御部であり、上記文章バツフア４１のデー
タをバスＢを介して受けとりプリンタ１０に出力
し記憶させる。

次に、第３図に従つて主たる動作を説明する。
文章入力するために、カナキー１５よりキー入力
すると、ステツプ100以降が実行される。ステツ
プ100で仮名文字１字が入力されるとFLAG１，
FLAG２、及びFLAG３のすべてがリセツトされ
る。一般辞書６の検索モードでも固有名詞辞書７
の検索モードのいずれでもなく、モードが初期状
態にされる。次に、入力された文字コードがカナ
バツフア４２と、行バツフア４３の対応の入力位
置に記憶され、さらに行バツフア４３のデータが
表示メモリ８１の入力行（カーソルマーク表示
行）に転送され、前の表示データと置き換り記憶
される。次いで、カーソルバツフア８２が１キヤ
ラクタ分増加され、次のキヤラクタエリアにカー
ソルデータが記憶される（ステツプ102〜105）。
この動作により、今入力したカナ文字が入力位置
に表示され、カーソルマークが次の位置に表示さ
れる。

上記動作を繰返すことにより、漢字まじり文に
変換されるべき仮名文が仮名バツフア４２に記憶
され、表示される。ここで操作者が変換キー１６
を操作する。

しかして、今入力した仮名文が固有名詞であれ
ば、操作者が変換キー１６の操作に先立つて固有
名詞キー１７を操作する。ステツプ110で固有名
詞キー１７が押されると、次のステツプ111で
FLAG１がセツトされているかが調べられる。初
期には、先の仮名入力でFLAG１はリセツトされ
ている（ステツプ101）ので、ステツプ112に進
み、FLAG１がセツトされる。これにより、固有
名詞辞書の検索モードに設定される。また、ステ
ツプ110でかりに再度固有名詞キーを操作すると、
FLAG１は“１”であるので、肯定側（YES）
に分岐し、ステツプ113でFLAG１をリセツトす
なわち“０”にする。これにより、固有名詞辞書
検索モードが解除される一方、一般辞書の検索モ
ードとなる。もちろん、ステツプ110で、初めか
ら固有名詞キーを操作しなければ、自らそれは一
般辞書の検索モードである。

変換キー１６が操作されると、ステツプ130以
降が実行される。まず、ステツプ131で、FLAG
１の状態が調べられる。“０”であれば否定側
（NO）に分岐し、ステツプ135に進む。“１”で
あればYESに分岐し、ステツプ132に進む。

ステツプ135でFLAG２の状態が調べられる。
セツトされていなければ（すなわち、初期リセツ
ト又は先の仮名入力時のリセツトによる）、入力
仮名文に対する一般辞書の検索が初めてであり、
FLAG２をセツトするとともに、検索処理をイニ
シヤルライズする（ステツプ136）。なお、このと
きFLAG２がセツトされていれば、このイニシヤ
ライズはされず、ただちにステツプ137へ進み、
一般辞書６の検索を行い、仮名文に対する変換文
のうち次の候補の同音語を検索すべく処理に入
る。

ステツプ131でFLAGが“１”であればステツ
プ132に進み、ここでFLAG３の状態が調べられ
る。FLAG３が“１”でなければステツプ133に
進み、先に述べたステツプ136の処理と同様に
FLAG３をセツトするとともに固有名詞辞書の検
索処理をイニシヤライズする（後で詳しく述べ
る）。FLAG３が“１”であれば次候補検索のた
め直ちにステツプ134に進み、再度固有名詞辞書
７の検索処理を行う。

一般辞書の検索処理（ステツプ137）または固
有名詞辞書の検索処理（ステツプ134）のいずれ
かがなされると、辞書より変換文が読出される。
読出された変換文は出力バツフア５３に一時記憶
され、次いで、出力バツフアのデータ（変換文）
がバスＢを介して行バツフア４３の仮名部に転送
され記憶される。さらに行バツフアの仮名部の残
りが削除される（ステツプ140〜142）。次に行バ
ツフア４３のデータが表示メモリ７１の対応する
行エリアに記憶され前の表示データと置き換えら
れると共に、カーソルバツフア８２のデータを仮
名文の文字数と変換文の文字数の差分だけ修正し
て、次の入力位置にマーク表示する。と同時に仮
名バツフアをイニシヤライズする（ステツプ143
〜144）。この変換処理により、仮名文と同じ読み
がなの漢字又は漢字混り文がデイスプレイ１１に
表示され、操作者によつて目的の漢字又は漢字混
り文であるかが確認される。

ここで、固有名詞キー１７を操作するとFLAG
１がセツトされるが、変換キー１６操作後、目的
の固有名詞が出力表示されない場合でも、FLAG
１が継続してセツト保持されるため、再度、固有
名詞キー１７を操作する必要がなく、従つて、変
換キーを押すだけで、次の固有名詞が出力表示さ
れる。そして、この検索処理を繰返すことにより
目的とする漢字が読出されると、操作者は次の文
節、語句を入力すべく仮名キー１５を操作する。
ステツプ101において、FLAG１，２，３のすべ
てがリセツトされ、モードが初期状態となつて、
変換処理が完了する。

ステツプ110〜113から明らかなように、一つの
仮名文に対していずれの変換処理中においても、
固有名詞キー１７を操作することにより、簡単に
他方の辞書検索に移行できる。これは、変換中
に、他方の辞書を選択した方が目的とする漢字又
はそれに近いものが得られると操作者によつて判
断された場合に有効である。

次に、第４図、第５図に仮名漢字変換部５のよ
り具体的なブロツク図を示し、第６図のフローチ
ヤートに従つて辞書検索の詳細を説明する。

まず第４図において、変換部５の一般辞書イン
デツクス５１（又は固有名詞辞書インデツクス５
２）は、仮名文の先頭文字を五十音順に配列した
見出し語６１と、見出し語に対応する各辞書の先
頭アドレス６２とが対を成して記憶されている
（なお、先頭アドレス６２の記憶域には先頭アド
レス６２とともに最後のアドレスを含む場合もあ
る）。このインデツクス５２，５１は、ポインタ
６４（その内容をPA１とあらわす）によつてア
ドレス値を設定されるアドレス回路６３
（ADRA１）によつてアクセスされ、アドレスさ
れた対応の見出し語と辞書アドレステータとがバ
ツフア６５（BufA１）に読出される。読出され
たアドレスデータは、固有名詞辞書７（又は一般
辞書６）のアドレス回路７１（ADRA２）に与
えられる。辞書７（又は６）には、仮名文の見出
し語７２と、この見出し語に対応する漢字コード
列からなる変換文７３とが対を成して記憶されて
いる。この辞書７（又は６）は、ポインタ７５
（PA２）によつてアドレス設定される上記アドレ
ス回路７１によりアクセスされ、アドレスされる
と見出し語と変換文がバツフア７４（BufA２）
に読出される。

上記固有名詞辞書７には、姓や名、地名（企業
名や官庁名を含めてもよい）が記憶されている
が、これ以外に、第５図に示すような接辞テーブ
ル７′が備えられている。接辞テーブル７′には固
有名詞につく特有の接尾語、たとえば姓名に付け
られる「君」、「様」、「氏」、「殿」等や地名に付け
られる「都」、「府」、「県」、「市」、「区」、「町
」、
「村」、「郡」等が記憶される。また、これに「株
式会社」、「所長」、「部長」、「課長」等や「省」、
「庁」、「局」、「課」等を含めることもできる。第
５図で例示するように、接辞テーブル７′は、先
に述べた固有名詞辞書７と同じく、仮名の見出し
語７２′とこれと対をなす漢字コードの変換語７
３′とからなり、ポインタ７５′（PA３）によつ
てアドレス設定されるアドレス回路７１′
（ADRA３）によりアクセスされ、アドレスされ
ると変換語データ７３′がバツフア７４′（BufA
３）に読出される。

第６図のフローチヤートに従つて固有名詞辞書
の検索動作を説明するが、FLAG３をFLAG２に
置きかえるならば一般辞書検索動作もこれと概ね
同様である。また、第６図のステツプ200は第３
図のステツプ132と同等である。

さて、ステツプ200でFLAG３が“０”のとき
すなわち入力仮名文に対し初めての検索であると
き、FLAG３をセツトし、ポインタ６４の内容
PA１に従つたアドレスデータADRA１をアドレ
ス回路６３（第４図）に設定し、インデツクスデ
ータをバツフア６５に読出す（ステツプ201〜
203）。次に、カナバツフア４２の先頭に記憶され
た仮名文字と、バツフア６５に読出されたインデ
ツクス見出し語との比較を行い、不一致であれば
PA１に＋１した後ステツプ202に戻りこのループ
を繰返す。一致すると、BufA１の辞書アドレス
データをアドレス回路７１（ADRA２）に設定
する（ステツプ210）。

次に、ステツプ211以降の処理がFLAG３のリ
セツトまで続けられる。

まず、ポインタ７５（PA２）によつてADRA
２にアドレス値が設定され、これによつて辞書７
の先の仮名文の先頭の文字語から始まるエリアが
アクセスされ、対応の辞書データが読出され、バ
ツフア７４（BufA２）に読出される（ステツプ
211）。

続いて、仮名バツフア４２の仮名文データと
BufA２の見出し語仮名データとが比較され、不
一致であればPA２を次の見出し語エリアのアド
レスに設定するように＋１する（ステツプ212、
213）。PA２が所定のエリア数ｎを越えると、仮
名バツフアの最後の仮名文字を無視して、PA２
を初期状態に設定し、上記動作を反復する（ステ
ツプ214〜216からステツプ211へ）。このようにし
て仮名文に対応する変換文が読出されると、ステ
ツプ220に進む。

ステツプ220で、まず仮名バツフアの後端部に
仮名文字の無視されたものがあるかが判断され
る。無ければ、ステツプ230に進み、BufA２の
変換文を出力バツフア５３（第１図）に転送す
る。有るときには、ステツプ221に進み、以降は
ステツプ211以下の処理（辞書７の検索）と同様
に接辞テーブル７′を検索する。

すなわち、ポインタ７５′のPA３に応じて
ADRA３をアドレス設定し、テーブル７′より見
出し語７２′と変換語７３′をバツフア７４′に読
出す。読出したBufA３と先に無視された仮名文
字とを比較し、一致するまでこの動作を反復する
（ステツプ222〜224）。ここで、PA３がポインタ
可能な最後ｍに達すると、PA３をイニシヤライ
ズするとともに、PA２に＋１を行い、先に辞書
から読出した変換文が対象外であるとして、再度
の検索処理に戻す（ステツプ224〜231）。

ステツプ222において、一致がとれると、PA３
に＋１を行い、BufA２の変換文を出力バツフア
５３に転送する。この転送に引続いて、別に発生
させたスペース文字のコードを同様に出力バツフ
ア５３に転送する（ステツプ226〜228）。これは、
一般文章中において、固有名詞と接辞との間に空
白を設けることが多い事実を考慮したものであ
る。もつとも、必要がないときはステツプ228は
無視してもよい。スペースコードの転送がすむ
と、ステツプ229でBufA３の変換語が出力バツ
フアの先のスペースコードに引続く記録位置に転
送される。

このようにして接辞付固有名詞（又は固有名詞
そのもの）が出力される。なお、第６図のフロー
から判るように、第３図のステツプ133、136にお
ける処理イニシアライズとは、上記アドレス回路
６３，７１，７１′（ADRA１，ADRA２，
ADRA３）及びポインタ６４，７５，７５′
（PA１，PA２，PA３）のそれぞれをイニシヤラ
イズ（初期設定）することに対応する。

効 果 以上のように、本発明に係る文章処理装置は、
固有名詞辞書の検索モードを指示するモード指示
手段と、仮名入力により、一般辞書の検索モード
が設定保持され、上記モード指示手段の指示操作
により固有名詞辞書の検索モードに切り換えられ
ると共に上記変換キーの操作後、それに続いて仮
名入力が行われるまで前記固有名詞辞書の検索モ
ードを保持するモード保持手段とを備えること
で、固有名詞辞書の検索モードに切り換えられた
後、変換キーの一回目の操作で目的の固有名詞が
出力されない場合でも、目的の固有名詞が出力す
るまで変換キーのみを操作すればよいので、従来
よりは少ないキー操作で固有名詞の漢字出力を得
ることができるとともに、辞書の選択切換えが簡
単となり仮名の再入力も不要となつた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の概略ブロツク図、第
２図はキーボード装置の主要なキーを示した模式
図、第３図は第１図の装置の主たる動作のフロー
を示すフローチヤート、第４図は仮名漢字変換部
のより具体的なブロツク図、第５図は接辞テーブ
ルの一例を示す図、第６図は主として接辞付の固
有名詞の変換処理を説明するためのフローチヤー
トである。 １……キーボード装置、１５……仮名キー、１
７……固有名詞キー、２……CPU、３……制御
プログラムを内蔵するROM、４……RAM、４
４……FLAG１のフラツグエリア、５……仮名漢
字変換部、６……一般辞書、７……固有名詞辞
書。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 普通名詞や動詞等を収容した一般辞書と、姓
   名や地名等を収容した固有名詞辞書とを選択的に
   切換えて変換キーの操作により仮名入力を漢字又
   は漢字混じり文に変換する文章処理装置におい
   て、 前記固有名詞辞書の検索モードを指示するモー
   ド指示手段と、 仮名入力により、上記一般辞書の検索モードが
   設定保持され、上記モード指示手段の指示操作に
   より固有名詞辞書の検索モードに切り換えられる
   と共に上記変換キーの操作後、それに続いて仮名
   入力が行われるまで前記固有名詞辞書の検索モー
   ドを保持するモード保持手段、 を備えた文章処理装置。