JPH0333637Y2 - - Google Patents

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JPH0333637Y2
JPH0333637Y2 JP14687386U JP14687386U JPH0333637Y2 JP H0333637 Y2 JPH0333637 Y2 JP H0333637Y2 JP 14687386 U JP14687386 U JP 14687386U JP 14687386 U JP14687386 U JP 14687386U JP H0333637 Y2 JPH0333637 Y2 JP H0333637Y2
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knob
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はアルミ蓋の開口部にアルミ箔をヒート
シールした容易開封蓋体に関する。
[従来の技術] 今日、アルミ蓋に内容物取出し用の開口部を設
け、該開口部に対し、熱接着性を有する熱可塑性
樹脂層を裏面に施したアルミ箔をもつて被蓋する
容易開封蓋が多く用いられる様になつてきた。
この容易開封蓋は第5図に示す様に、容器口部
形状に対応した外形を有するアルミ蓋と称する蓋
体10の天板部11に適宜形状の開口部12を設
け、該開口部12を覆う大きさのアルミ箔を開封
片21としてヒートシール等により前記天板部1
1に接着するものである。そして、開封片21で
あるアルミ箔を引き剥し、開口部12の開封を容
易とする為の摘み部22を形成する為に、アルミ
箔の一部を前記天板部11に接着させない様にし
て摘み部22とし、前記開口部12を密封する様
に開口部12の周囲に接着部25を形成するもの
である。
ところで、このアルミ箔は一般に極めて薄く、
摘み部22が蓋体天板部11に密着すると、開封
片21を引き剥す時に摘み部22を掴むことが困
難な場合が生ずる。
この為、第6図に示す様に天板部11の一部に
上方への突出部14を形成し、アルミ箔の一部を
天板部11から浮かせることにより摘み部22が
天板部11に密接しない様にする(例えば実開昭
60−106922号)ことがある。
又、第7図に示す様に、天板部11の一部に摘
み部22よりも僅かに大きな範囲を有する凹部1
5を設けて摘み部22の下方に空隙を生じさせる
様にしたものもある。
[考案が解決しようとする問題点] 前述の様に、上方への突出部を設けて摘み部を
浮き上らせたり、凹部を形成して摘み部下方に空
隙を設け、以て、指先を摘み部下方に挿入するこ
とを容易とし、開封片を引き起す時に摘み部を掴
み易くしているも、摘み部を浮き上らせるものに
あつては、蓋体の移送保管時に、又、蓋体を容器
に取付けた後、該容器の取扱い時に、摘み部が異
物と接触し易く、従つて摘み部を損傷する虞れが
あつた。
又、天板部に凹部を形成した蓋体は、その取扱
い時に摘み部を傷める虞れは少ないが、開封片を
天板部に接着する際、凹部内に入込んだ摘み部を
この熱により接着する虞れがあり、又、開封時に
上方から押圧してしまつた場合等には摘み部が凹
部に押込まれて凹部の底部等に密着し、引き起し
が極めて困難となる虞れがあつた。
[問題を解決するための手段] 本考案はアルミ蓋の蓋体にアルミ箔等の開封片
をヒートシール等により接着し且つ開封片の一部
に摘み部を形成するヒートシール型容易開封蓋に
おいて、蓋体天板部に摘み部よりも僅かに大きな
範囲の凹部を該摘み部下方位置に設けると共に、
該凹部内には畝状又は半球状の突起体による複数
の突出部を形成し、該突出部の高さを天板部の高
さと略等しくする。
[作用] 本考案は摘み部下方に凹部を設けて摘み部下方
に空隙を形成している故、摘み部を掴むことが容
易であり、該摘み部下方の凹部には突出部を形成
している故、摘み部が凹部内に押込まれて凹部の
底部等に密着し、以て摘み部下方の空隙を消失さ
せる虞れが無く、又、該凹部に設けられた突出部
はその高さが天板部の高さと略等しい故、開封片
はその摘み部を含めて全体が略同一高さとされ、
蓋体の取扱い時等に摘み部を異物に当てて損傷さ
せることを防止し得る。
[実施例] 本考案の実施例は、第1図に示す様に例えば円
形の外周形状を有するアルミ蓋であつて、天板部
11には内容物を取り出す為の適宜大きさ及び形
状を有する開口部12が形成されており、該開口
部12を覆うアルミ箔の開封片21が天板部11
に接着されている。
この開封片21は、裏面に熱接着性を有する熱
可塑性樹脂が塗布されたアルミ箔の積層フイルム
から適宜の大きさに打ち抜かれ、前記開口部12
の周縁に接着部25を形成して開口部12を密封
し得る様に蓋体10に接着されるものである。
そして、開封片21の一部は天板部11に接着
されない摘み部22とされ、該摘み部22の先端
を含む大部分の下方は空隙が形成される様に天板
部11に設けられた凹部15へ摘み部22が位置
する様にして開封片21が接着されている。
更に、天板部11に形成された該凹部15には
半球状をした多数の突起体16を設け、該突起体
16の高さは天板部11の高さと略等しく、第2
図に示す様に、この突起体16の頂部に摘み部2
2を接触させる様にし、以て開封片21を水平平
板状に維持する様にする。
又、他の実施例は、第3図に示す様に、天板部
11の凹部15に形成される突出部を前記半球状
の突起体16に換え、開封片21の中心線と直交
する方向を軸線方向とする直線形状の突起体17
とし、複数の直線状突起体17を平行に設けて畝
状の突出部を凹部15に形成するものである。
尚、この畝状の突出部は第3図に示す様に開封
片21の中心線と直交する方向に設ける場合に限
ることなく、開封片21の中心線と平行に設ける
場合もある。
更に、第4図に示す様に、直線状の突起体17
を凹部15の端部に至らしめ、実質的には複数の
直線状凹部19を形成する形状とすることも可能
である。
この様に本考案の実施例は、開封片21の摘み
部22の下方位置に凹部15を設けて空隙を形成
し、この凹部15に突出部を形成して摘み部22
が凹部15に陥入することを防止し、以て摘み部
22下方の空隙の確保を確実とし、該突出部の高
さを天板部11と略同一高さとし、この突出部の
頂点に摘み部22を接触させて開封片21を水平
平板状に維持するものである。
そして、上記実施例においては摘み部22を突
出部頂点に接触させるものを説明したが、摘み部
22を突出部の頂点に接着することも可能であ
る。
この様に摘み部22を突出部の頂点に接着する
場合は、蓋体10の取扱い中に異物が摘み部22
に接触しても摘み部22が持ち上ることを防止
し、摘み部22が不用意に浮き上らない故、以後
の取扱いにおいて摘み部22が異物と接触し易く
なることが防止され、摘み部22を損傷する危険
性を少なくすることができ、且つ、この接着は点
状又は線状である故、接着力が弱く、従つて開封
操作時には摘み部22を容易に剥離させて摘み部
22を引き起すことができることになる。
[考案の効果] 前述の様に、本考案においては摘み部の下方に
空隙を確実に確保し得る故、摘み部の引き起し、
ひいては開封片の剥離を容易とし、且つ、摘み部
を突出部頂部にて支えつつ開封片全体を平板状に
維持する故、不用意に摘み部が引掛り、摘み部を
損傷する虞れの無い利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る蓋体の平面図、第2図は
第1図に示す蓋体の要部垂直断面図、第3図及び
第4図は本考案に係る他の実施例を示す要部平面
図、第5図は従来の蓋体平面図にして、第6図は
従来の蓋体における要部断面図、第7図は他の従
来例を示す平面図。 10=蓋体、11=天板部、12=開口部、1
5=凹部、16=突起体、17=線状突起体、1
9=直線状凹部、21=開封片、22=摘み部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱接着性を有する熱可塑性樹脂を裏面に設けた
    開封片を以て蓋体に設けた開口部を覆う様に蓋体
    天板部に開封片を接着し、以て開封片により前記
    開口部を密封すると共に、該開封片の一部に摘み
    部を形成する容易開封蓋において、前記天板部の
    摘み部下方相当位置に凹部を設けると共に、該凹
    部に複数の突出部を形成し、該突出部の高さを天
    板部高さと略同一にしたことを特徴とするヒート
    シール型容易開封蓋。
JP14687386U 1986-09-25 1986-09-25 Expired JPH0333637Y2 (ja)

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JP14687386U JPH0333637Y2 (ja) 1986-09-25 1986-09-25

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JP14687386U JPH0333637Y2 (ja) 1986-09-25 1986-09-25

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JPS6352737U JPS6352737U (ja) 1988-04-09
JPH0333637Y2 true JPH0333637Y2 (ja) 1991-07-17

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JP4519999B2 (ja) * 2000-07-25 2010-08-04 エフピコチュ−パ株式会社 包装用容器
JP6307981B2 (ja) * 2014-03-31 2018-04-11 大日本印刷株式会社 飲料用紙容器
JP6379800B2 (ja) * 2014-07-28 2018-08-29 大日本印刷株式会社 紙タブ部材およびこれを備えた飲料用容器

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JPS6352737U (ja) 1988-04-09

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