JPH0333250A - 織機における条件入力設定システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、糸種類、織幅、織り密度、組織等の仕掛は織
物条件、緯入れ装置、経糸送り出し装置、巻き取り装置
、機台回転装置等における織成条件を入力設定するシス
テムに関するものである。

［従来の技術］ 特開昭６３−２１９５３号に開示されるような条件設定
を行なう場合には表示画面に表示しつつ入力設定が行わ
れる。特開昭６３−２１９５３号公報では、仕掛は織物
条件毎に多数の織成条件を制御装置に予め入力設定して
おき、仕掛は織物条件の入力に基づいて多数の織成条件
から適正な織成条件を自動選択するという方式が用いら
れている。仕掛は織物条件、織成条件の入力設定は画面
上に表示しながら行われるが、従来では各装置の構成要
素毎に分けて条件表示を行なうように表示画面を１曽減
したり、１枚の表示画面内に別神の装置の条件を表示す
るといった表示方式が採用されている０例えば多色ジエ
ソトルームにおける巻付方式の緯糸測長貯留装置に関す
る条件設定では個々の緯糸測長貯留装置毎に１枚の表示
画面を用意し、緯糸カラー数の変更に住う綺糸−１１１
長貯留装置の使用個数の増減に応じて表示画面の使用枚
数の増減が行われる。あるいは緯入れ用メインノズルに
関する条件設定では全ての緯入れ用メインノズルの設定
条件を表示し得る表示画面を１枚のみ用意し、使用され
る緯入れ用メインノズルのみの条件を単一の表示画面上
に入力表示する方式が採用される。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、表示画面の使用枚数の増減を行なうには
表示画面を備えた入力設定装置の制御部における表示画
面出力用の読み出し専用メモリの交換という面倒な作業
が必要となる。又、装置のうちの使用していない構成要
素の条件までも表示し得る表示画面では入力ξスが生じ
易く、使用している構成要素の代わりに使用していない
構成要歪に対する条件入力を行なえば織機は運転不能あ
るいは直ちに運転停止に至る。

本発明は条件入力設定における上記のような不具合を解
消し得る条件入力設定システムを提供することを目的と
するものである。

［課題を解決するための手段］ そのために本発明では、仕掛は織物条件、織成条件を入
力設定するための入力設定制御手段と、入力設定制御手
段に接続された表示画面と、入力設定された条件に基づ
いて緯入れ装置、経糸送り出し装置、機台回転装置等を
駆動制御するための駆動制御部と、各駆動制御部の機台
他社を読み取ると共に、この読み取られた機台仕様情報
を各入力設定制御手段へ送信する機台仕様読み取り制御
手段とからなり、入力設定制御手段には機台仕様Ｌ情報
に基づいて機台仕様に応じた条件入力設定用画面を選択
して前記表示画面に出力する機能を付与して条件入力設
定システムを溝底した。

［作用コ 入力設定制御手段は前記各駆動制御部の機台仕様を読み
取り、この読み取り１０報に基づいて機台仕様に応じた
条件入力設定用画面の選択出力待機を指令する。これよ
り表示画面には機台仕様に適した条件入力設定用画面が
出力表示可能となり、条件入力設定はこの出力表示され
る条件入力設定用画面上で行われる。

［実施例］ 以下、本発明を異体化した一実施例を図面に基づいて説
明する。

第１図は織機全体の側面を路体的に示し、Ｍは織ｎ駆動
モータであり、織機駆動モータＭは駆動回路３１３を介
して織機制御コンピュータＣｏの作動制御を受ける。

ｌは織機駆動モータＭから独立した正逆転可能な送り出
しモータである。送り出しモーフｌにより駆動されるワ
ープビーム２から送り出される経糸Ｔはバックローラ３
及びテンションローラ４を経由して綜絖枠５、変形筬６
を経由して緯入れ用メインノズル７Ａ、７Ｂ、７Ｃ，？
Ｄ、巻付方式の緯糸測長貯留装置８Ａ、８Ｂ、８Ｃ，８
Ｄ等からなる織成装置９側へ案内され、織前ｗｌから織
布Ｗに形成された後、エキスパンションバーｌＯ、サー
フェスローラ１１プレスローラ１２及びしわ取りガイ１
′部材１３を経由して巻取軸１４に巻取られる。テンシ
ョンローラ４はテンションレバー１５の一端部に取り付
けられており、テンションレバー１５の他端部に取り付
けられた引張ばね１６により所定の張力が経糸Ｔに付与
されるようになっている。テンションレバー１５は検出
レバー１７の一端に回転可能に“支持されており、検出
レバー１７の他端にはロードセル１８が連結されている
。従って、経糸張力はテンションローラ４、テンション
レバー１５及び検出レバー１７を介してロードセル１８
に伝えられ、ロードセル１８は経糸張力に応じた電気信
号を送り出し制御コンピュータＣ１に出力する。

送り出し制御コンピュータｃ１は、織機に組み込まれた
入力設定制御手段としての入力設定装置１９により予め
入力設定された張力と前記入力信号で把握される検出張
力との比較、入力設定装置１９により予め入力設定され
た初期ワープビーム径、織物組織パターン等のインプソ
トデータにより計算されたワープビーム径、及び機台回
転角度検出用ロークリエンコーダ２０からの検出信号に
基づいて駆動回路３１を介して送り出しモータ１の回転
速度を制御する。これにより通常運転時の経糸張力が制
御され、織段発生防止が行われる。

又、送り出し制御コンピュータＣｍは送り出しモータ１
に組み込まれたロークリエンコーダ１ａからの回転速度
検出信号に基づいて送り出しモータｌの回転速度をフィ
ードパソク制御する。

サーフェスローラ１１は織機駆動モータＭから独立した
正逆転可能な巻き取りモータ２１に作動連結されている
。巻き取りモータ２１は巻取制御コンピュータＣ２の作
動制御を受け、巻取制御コンピュータＣ２は巻き取りモ
ータ２１に組み込まれたロータリエンコーダ２１ａから
の回転速度検出信号に基づいて駆動回路３２を介して巻
き取りモータ２１の回転速度をフィードバソク制御する
。

第２図に示すように緯糸測長貯留装置８Ａ、８Ｂ。

８Ｃ，８Ｄの内蔵モータの作動により糸巻付面形成用の
ドラム３ａ、　　８ｂ、８ｃ、８ｄ上に巻き付けられ緯
糸Ｙ１．Ｙ２は電磁ソレノイド２２Ａ。

２２Ｂ、２２Ｃ，２２Ｄにより駆動される緯糸係止体２
２ａ、２２ｂ、２２ｃ、２２ｄと糸巻付面との係脱によ
り緯入れ用メインノズル７Ａ、７Ｂ。

７Ｃ，？Ｄ側への引き出し及びその阻止作用を受ける。

緯入れ用メインノズル７Ａ、７Ｂ、７Ｃ。

７Ｄからの流体噴射により緯糸測長貯留装置８八。

８Ｂ、８Ｃ，８Ｄから引き出される緯糸Ｙｌ、Ｙ２は緯
入れ用メインノズル７Ａ、７１３．７Ｃ，７Ｄから経糸
開口内へ射出緯入れされ、経糸開口内へ射出緯入れされ
た緯糸Ｙｌ、Ｙ２は複数の緯入れ用補助ノズル２３のリ
レー噴射により変形筬６に沿ってリレー牽引される。

正常に緯入れされた緯糸ｙｌ、ｙ２の先端部は緯入れ末
端の緯糸検出器３５の設置位置まで到達する。緯糸検出
器３５は駆動回路３６を介して織機制御コンピュータＣ
ｏの制１１１１を受け、織機制御コンピュータＣｏは緯
糸検出器３５からの検出信号に基づいて緯入れ短ス発生
の有声（を判断する。

そして、緯入れされた緯糸Ｙ、、Ｙ２は筬打ち直後に電
磁カッター２４によって切断される。電磁カッター２４
は駆動回路３４を介して織機側？Ｉ［ｌコンピュータＣ
ｏの指令制御を受ける。

緯入れ用メインノズル？Ａ、７Ｂ、７Ｃ，？Ｄへの噴射
流体供給は電磁バルブ２５Ａ、２５Ｂ。

２５Ｃ，２５Ｄにより制御され、緯入れ用補助ノズル２
３への噴射流体供給は電磁バルブ２６により制御される
。電磁バルブ２５Ａ、２５Ｂ、２５Ｃ。

２５Ｄは駆動回路２７を介して織機制御コンピュータＣ
ｏの指令制御を受け、織機制御コンピュータＣｏは入力
設定装置１９によって予め入力設定された緯糸カラー選
択パターンに基づいて電磁バルブ２５Ａ、２５Ｂ、２５
Ｃ，２５Ｄの開閉制御を択一的に切換選択する。

電磁バルブ２５Ａ、２５Ｂ、２５Ｃ，２５Ｄの開閉はロ
ータリエンコーダ２０から織機制御コンピュータＣｏへ
取り込まれる検出信号に基づいて所定の機台回転角度位
置にて行われる。又、電磁ソレノイド２２Ａ、２２Ｂ、
２２Ｃ，２２Ｄは駆動回路２８を介して測長制御コンピ
ュータＣ３の励消磁制御を受け、測長制御コンピュータ
Ｃ３は電磁ソレノイド２２Ａ、２２Ｂ、２２Ｃ，２２Ｄ
の励消磁を緯糸カラー選択パターンに基づいて択一的に
切換選択する。これにより択一的に選択縮入れされる緯
糸Ｙ１．Ｙ２が所定の機台回転角度位置にて緯入れ用メ
インノズル？Ａ、７Ｂ、７Ｃ。

７Ｄから射出される。

各緯糸測長貯留装置８Ａ、８Ｂ、８Ｃ，８Ｄのドラム８
ａ、８ｂ、８ｃ、８ｄの近傍には緯糸解舒センサ２９Ａ
、２９Ｂ、２９Ｃ，２９ＤＡ＜設置されており、ドラム
８ａ、８ｂ、８ｃ、８ｄ上から引き出し解舒される緯糸
が緯糸解舒センサ２９Ａ２９Ｂ、２９Ｃ，２９Ｄにより
検出される。この検出信号は測長制御コンピュータＣ３
に入力され、測長制御コンピュータＣ３は各緯糸測長貯
留装置８Ａ、８Ｂ、８Ｃ，ＢＤ毎の緯糸検出信号数に基
づいて駆動回路２８を介して前記緯糸巻付用モータの作
動、即ち緯糸供給を制御する。

各制御コンピュータＣＯ，Ｃ１＋’　Ｃ２，Ｃ３には入
力設定装２１９が接続されており、入力設定装置１９に
は表示画面１９Ａが’２備されていると共に、機台仕様
読み取り装置３０が接続されている０機台仕様読み取り
装置３０は各制御コンビュ−タｃｏ、Ｃ１、Ｃ２，Ｃ３
に並列接続されており、各制御コンピュータＣｏ、ｃｌ
　、ｃ２．ｃ３と機台仕様読み取り装置３０との間では
第５図のフローチャートで示す情報転送が行われる。

織機電源のＯＮに伴って各制御コンピュータＣｏ、ｃｌ
、ｃ２．ｃ３、入力設定装置１９及び機台仕様読み取り
装置３０が作動状態に入ると、機台仕様読み取り装置３
０は各制御コンピュータＣｏ、ｃ、、ｃ２．ｃ３へ“確
認用データ”を順次送信する。各制御卸コンピュータｃ
ｏ、ｃｌ。

ｃ２．ｃ３は“確認用データ”の受信に応答して機台仕
様情報を機台仕様読み取り装置３０へ送信する。

図示の例では緯入れ用メインノズル７Ａ、７Ｂ及び緯糸
測長貯留装置８Ａ、８Ｂを使用した２色緯入れが行われ
ており、測長制御コンピュータＣ３には緯糸測長貯留装
置８Ａ、８Ｂ用の２つの中央？Ａ算処理装置（ＣＰＵ）
が組み込まれている。又、織機制御コンピュータＣｏに
は緯入れ用メインノズル７Ａ、７Ｂに対応する電磁バル
ブ２５八。

２５Ｂ用の２つのＣＰＵが組み込まれている。

織機制御コンピュータＣｏ内における電磁バルブ２５Ａ
、２５Ｂ用のｃｐｕは“確認用データ”の受信に応答し
て所定の“返信データ”を機台仕様読み取り装置３０に
送信する。機台仕様読み取り装置３０は織機制御卸コン
ピュータＣｏからの“返信データ”に基づいて機台仕様
、即ち電磁バルブ２５Ａ、２５Ｂの使用状態を把握し、
この把握結果に基づいて第３図に示す緯入れ２色モード
画面Ｓ１の出力待機を入力設定装置１９に指令する。入
力設定装置１９は外部からの緯入れ条住入力設定用画面
の出力指令があると緯入れ２色モード画面Ｓｌを表示画
面１９八に出ノＪ表示し、繞入れ２色モード画面Ｓ１が
表示画面１９Ａに出力される。

ＴＳＣｎバルブ２５Ａ、２５１３に関する条件設定、即
ち電磁バルブ２５Ａ、２５Ｂの開閉タイミングは緯入れ
２色モード両面Ｓｉ上で行われる。第３図におけるＭＡ
ＩＮＩは電磁バルブ２５Ａを意味し、ＭＡＩＮ２は電（
ど１バルブ２５Ｂを意味する。

又、ＣＵＴは電磁カフター２４を意味し、ＤＡＴＡは機
台回転速度を意味する。又、ＭＡ　Ｉ　Ｎ　１及びＭＡ
ＩＮ２の横の各数字列ｏｏｏ−ｏｏｏには電磁バルブの
開放タイミング及び閉成タイ稟ングが機台回転角度単位
で表示され、ＣＵＴの横の数字列ＯＯＯ〜０００には電
磁カッター２４の励磁タイミング及び消（イ１タイミン
グが機台回転角度単位で表示され、Ｉ）　Ａ　Ｔ　Ａの
横の数字列ＯＯＯには単位時間当たりの機台回転数が表
示される。

このような緯入れ条件の入力は緯入れ２色モード画面Ｓ
ｌ上で行われ、入力数値が緯入れ２色モード画面Ｓｌ上
の所定の数字列上に出力表示される。緯入れ２色モード
画面Ｓ１は緯入れ用メインノズル７Ａ、７Ｂ、７Ｃ，？
Ｄのうち緯入れ用メインノズル７Ａ、７Ｂに関する入力
条件のみを出力表示可能、即ち緯入れ用メインノズル７
Ａ、７Ｂ。

７Ｃ，７Ｄのうち緯入れ用メインノズル？Ａ、７Ｂに関
する緯入れ条件のみ入力設定可能である。

このような緯入れ条件のうちの特定条件のみ入力設定可
能とする緯入れ２色モード画面Ｓ１の出力表示は入力設
定装置１９内に組み込まれた読み出し専用メモリからの
読み出しに基づいて行われ、入力設定装置１９内の読み
出し専用メモリには緯入れ２色モード画面Ｓｔ用のデー
タのみならず単色、３色及び４色毎の緯入れモー）゛画
面用のブタが格納されている。入力設定装置１９は機台
仕様読み取り装置３０からの緯入れ条件設定用出力画面
の指定によって緯入れ装置に関するａむ他社に応した緯
入れモード画面を読み出し専用メモリから読み出して表
示画面１９Ａに出力する。第４図は緯入れ４色モード画
面Ｓ２を表しており、ｔＱ入れ４色モード画面Ｓ２は緯
入れが緯入れ用メインノズル？Ａ、７Ｂ、７Ｃ，７Ｄを
全て使用する４色緯入れの場合に選択出力される。この
ように表示画面１９Ａには緯入れ装置仕様に対応する緯
入れモード画面が出力表示され、緯入れ条件の入力設定
は緯入れ装置仕様に適した画面上でξスなく確実、かつ
円滑に行われる。

測長制御コンピュータＣ３内における繞糸測長貯留装置
８Ａ、８Ｂ用のｃｐｕは“確ｌこ用データ”の受信に応
答して所定の“返信データ”を機台仕様読み取り装置３
０に送信し、機台仕様読み取り装置３０は測長制御コン
ピュータＣ３からの“返信データ”に基づいて機台仕様
、即ち緯糸測長貯ｒｇ！装置８Ａ、８Ｂの使用状態を把
握し、この把握結果に基づいて測長２色モード画面の出
力待機を指令する。

又、緯糸検出器の設置数、経糸送り出し制御に関する機
台停止に起因する正殿発生防止システムの有無といった
機台他作も機台仕様読み取り装置３０から各駆動制御部
（緯糸検出器に関しては織機制御コンピュータｃｏ、経
糸送り出し制御に関しては送り出し制御コンピュータＣ
ｔ）への“確認用データ”の送信によって把握され、各
機台仕様に適した入力設定用画面が入力設定装置１９内
の読み出し専用メモリから読み出し出力される。

従って、機台仕様の変更毎に入力設定用の読み出し専用
メモリの交換といった面倒な作業を行なう必要がなく、
しかもミスのない円滑な条件入力設定を達成することが
できる。

なお、電磁カッター２４の代わりに機械的カソターを用
いた織機では第３．４図の画面ｓｌ、ｓ２上のＣＵＴの
入力設定表示は不要であり、このような電磁カノターと
いったオプション仕様にも対処可能に入力設定用画面を
用意しておくことも勿論可能である。

本発明は前記実施例にのみ限定されるものではなく、例
えば機台仕様読み取り装置３０と駆動制御部としての各
制御コンビ１−タｃｏ、ｃｉ、Ｃ２゜Ｃ３とを並列接続
する代わりに順次ループ状に接続し、機台仕様読み取り
をループに沿って行なうようにしたシステム構成も可能
である。

［発明の効果］ 以上詳述したように本発明は、機台仕様読み取り手段の
機台仕様読み取り結果に基づいて条（″１８入力入力設
定用を選択出力するようにしたので、条件入力設定が機
台仕様に適した条件入ノノ設定用画面上で行われること
になり、これによりごスすることなく円滑に条件入力設
定作業を行ない得るという優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明を具体化した一実施例を示し、第１図は織
機全体の略体側面図、第２図は緯入れ装置付近の呻体ｆ
面図、第３．４図は表示画面上の表示内容を説明するた
めの画面図、第５［２］は機台仕様把握プログラムを表
すフローチャートである。 入力設定制御手段としての入力設定装置１９、表示画面
１９Ａ、機台仕様読み取り手段としての機台仕様読み取
り装置３０、条件入力設定用画面ｓ、、ｓ２、駆動制御
部としての制御コンピュータＣＯ，ＣＩ、Ｃ２，Ｃ３゜

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　糸種類、織幅、織り密度、組織等の仕掛け織物条件
   、緯入れ装置、経糸送り出し装置、巻き取り装置、機台
   回転装置等における織成条件を入力設定するための入力
   設定制御手段と、入力設定制御手段に接続された表示画
   面と、入力設定された条件に基づいて前記各装置を駆動
   制御するための駆動制御部と、各駆動制御部の機台仕様
   を読み取ると共に、この読み取られた機台仕様情報を各
   入力設定制御手段へ送信する機台仕様読み取り制御手段
   とからなり、入力設定制御手段には機台仕様情報に基づ
   いて機台仕様に応じた条件入力設定用画面を選択して前
   記表示画面に出力する機能を付与した織機における条件
   入力設定システム。