JPH0332829A - ハニカム板構造 - Google Patents

ハニカム板構造

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Publication number
JPH0332829A
JPH0332829A JP16806589A JP16806589A JPH0332829A JP H0332829 A JPH0332829 A JP H0332829A JP 16806589 A JP16806589 A JP 16806589A JP 16806589 A JP16806589 A JP 16806589A JP H0332829 A JPH0332829 A JP H0332829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
honeycomb
panel
holes
plate
honeycomb panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16806589A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Shimizu
敏夫 清水
Toshiyuki Yano
利行 矢野
Kazunori Miyasako
宮迫 計典
Naohiko Yanagi
柳 直彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP16806589A priority Critical patent/JPH0332829A/ja
Publication of JPH0332829A publication Critical patent/JPH0332829A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はハニカム板構造に係り、特にプラスチック製の
ハニカム板を中間に介在させたノハニカム板構造に関す
る。
(従来の技術) ハニカム板は、多孔性で極めて軽量であり、しかも厚さ
方向の剛性が高いので、金属板やFRP(繊維強化プラ
スチツク板)と積層状に組み合わせて接合し、軽量構造
部材として活用されている。
特にプラスチック製のハニカム板は成形性、加圧性、経
済性に優れている。
このプラスチック製のハニカム板と外板とを組み合わせ
た積層ハニカム板構造は、エレベータかご室の床構造等
に広く使用されており、この種の床は極めて軽量である
ため、エレベータかご室に用いると、据付作業の簡素化
、モータの小型化、かご枠、支持材の薄肉軽量化等に大
きな効果をもたらす。
第4図は、従来のハニカム板構造を床に適用した例を示
しており、図中符号11は化粧タイル床板を示し、この
化粧タイル床板11の下には、適度の剛性とたわみ性を
有するベニヤ合板12がド地材として敷設されている。
このベニヤ合板12の下には、上述のプラスチック製の
ハニカム板13が心材として配置されている。さらに、
このプラスチック製のハニカム板13の下面には、剛性
の高い金属製の外板14が貼着されている。これら板材
の各層間はエポキシ系、クロロプレン系等の接着層15
a、15b、15cによって結着接合されている。プ、
ラスチック製のハニカム板13は1枚のシートを金型で
トラス構造状に成1にしたものである。このプラスチッ
ク製のハニカム材は、厚さ方向の圧縮強度、弾性牛は高
いものであるが、長さ方向の曲げ弾性率は低い。この厚
さ方向に曲げ剛性の高い外板14とベニヤ合板12とを
配置することにより断面二次モーメントを大きくして、
曲げ荷重に対する剛性を高め、たわみを抑えることがで
きる。このようにプラスチック製のハニカム板13は曲
げ剛性の高い材料と組み合わせ、接合して初めて効果を
発揮するものであり、部材のそれぞれが重要な役割を有
している。
このようなハニカム床は軽量であることが最大の特徴な
ので、重量のある金属板の使用は最小限にしている。ま
た、これを使用する場合でも床構逍の下側一方のみに使
用するのが普通であり、FRP板を用いることも多い。
心材となるプラスチック製のハニカム板には、成形性、
経済性の観点から、熱可塑性樹脂が用いられることが多
い。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、熱可塑性樹脂は一般に化学的安定性に乏
しく、耐薬品性、耐溶剤性に対して問題がある。
すなわちプラスチック製のハニカム板が、有機溶剤等に
侵されると、トラス構造は廂れ、構造部材としての耐力
を失ってしまう。このため、床の曲げ剛性が著しく低下
し、たわみが大きくなったり、床に凹みが生じたりする
おそれがあり、休としての機能を失い、安全性において
も問題がある。
ところで、ハニカム板構造の製造工程において、各層間
の接合には、作業性の観点から、スプレー塗りの接着剤
が多く用いられている。このスプレー塗りの接着剤には
通常、溶剤タイプが使用されており、この溶剤には、キ
シレン、トルエン等の有機溶剤が含まれている。そして
、プラスチック製のハニカム板を接合するには、上記接
j:i剤を各層の接着面に塗布し、溶剤を揮発させた後
に圧締金具を用いて各層を圧着する方法がとられている
この工程において、プラスチック製のハニカム板が一時
的に溶剤に曝されて、軟化することがある。
しかし、わずかの間にほとんどの溶剤が揮発するので、
このプラスチック製のハニカム板はfhIら初期的な損
傷を受けない。また、溶剤が揮発した後は、板としての
剛性は回復する。
しかしながら、第4図に示すようなハニカム昧では、仮
内部が密閉構造となるので、接着層15cに残留した有
機溶剤が徐々に揮発して空気層13aに溜まり、経年的
な劣化を引き起こす。
実用上では、たわみが大きくなり、強度も低下して危険
な状態になる。このようにプラスチック製のハニカム床
を使用するハニカム板構造は化学的安定性に劣り、長期
的安定性に欠けるという問題がある。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する
問題点を解消し、構造的に長期のfこ頼性を維持するこ
とができるようにしたハニカム板構造を提供することに
ある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明は、プラスチックハ
ニカム板の一方の面に貼着される外板に多数の微小貫通
孔を穿設したことを特徴とするものである。
(作 用) 本発明によれば、プラスチック製のハニカム阪に貼着さ
れる外板に多数の微小貫通孔を穿設したので、接合に使
用した接着剤の残留する有機溶剤が揮発しても、この貫
通孔を通じて拡散放出させることができる。
また、穿設された孔は微小なため、板の構造特性は、孔
のないものに比べても何ら変わらない。
(実施例) 以下本発明によるハニカム板FM造をエレベータ床に適
用した実施例を第1図及び第2図を参照して説明する。
第1図において、図ψ符号1は化粧タイル板を示してい
る。この化粧タイル板1は床板の表面を構成し、耐摩耗
性をHするメラミン樹脂板が用いられている。この化粧
タイル板1の下には、下地材としてベニヤ合板2が玉ね
合せられている。このベニヤ合板2は、適度の剛性とた
わみ性を有し、外部から床に加わる衝撃を緩和すること
ができる。このベニヤ合板2の下には上述のプラスチッ
ク製のハニカム板3が配置され、心材としての役割を果
している。さらに、このプラスチックハニカム板3の下
面には、剛性の高い金属製の外板4が重ね合せられてい
る。
これら板材の各層間は、エポキシ系、クロロブレン系等
の接着層5a、5b、5cによって貼着接合されている
。上記外板4には、多数の微小貫通孔6,6・・・が穿
設されている。この孔す、6・・・は、あらかじめ鋼板
加工時にドリル等によって穿設されており、本実施例で
は、直径約0.3+nmの孔が縦横に5mmの間隔をも
って設けられている。
孔の配列及び個数はこの実施例に限られるものではなく
、板構造の構造特性を保持できる範囲で定めることがで
きる。また、プラスチック製のハニカム板3の構造形状
も、第1図に示すような蜂東状に限られず、折板状に形
成されたプラスチック製の補強心材であってもよい。
以上本発明はこのように構成されているから、第2図に
示すように、接着層5cに残留する白°機溶剤が揮発し
た場合にも、有機溶剤はハニカム板3の空気層3aに留
まることなく、孔6.6・・・を通じて外部に拡散放出
される。
次に、このハニカム板構造の長期的f:@性について第
3図に示す急速劣化試験結果をもとに説明する。本試験
は60℃恒温冶で行なわれたもので、図中曲線aは、従
来の孔あけを施さない阪横遣の曲げ弾性率の変化の状態
を示し、曲線すは本発明に係る孔あけをした板構造の曲
げ弾性率の変化の状態を示している。初期曲げ弾性率は
両者とちほぼ等しく、孔をあけた影響は構造上、問題と
ならないことが明らかである。また、劣化!1′?間が
経過しても、曲線すの曲げ弾性率はわずかに減少するに
とどまっており、このハニカム板1,1.7造の長期的
信頼性を確認することができる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、プラ
スチック製のハニカム板の一方の面に貼着される外板に
多数の微小貫通孔を穿設したので、このプラスチック製
のハニカム板は揮発するら゛機溶剤によって侵かされた
すせず、これを使用したハニカム板構造も、構造的に長
期の信頼性を得ることができるという効果を有する。
また、外板に設けられる貫通孔は微小なものであり、構
造設計上、必要とされる板構造の寸法、重量、構造的特
性を何ら、変更することなく使用できるという効果も期
待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるハニカム板構造の一実施例を示
す斜視図、第2図は同横断面図、第3図は劣化0間と板
構造の曲げ(lit性早の変化を示す関係図、第4図は
従来のハニカム板Igsの一実施例を示す横断図である
。 1・・・化粧タイル板、2・・・ベニヤ合板、3・・・
プラスチック製のハニカム板、 4・・・外板、 5a。 5b。 5c・・・接着層、 6・・・貫通孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ハニカム板を内部に積層したハニカム板構造において、
    上記ハニカム板の一方の面に貼着される外板に多数の微
    小貫通孔を穿設したことを特徴とするハニカム板構造。
JP16806589A 1989-06-29 1989-06-29 ハニカム板構造 Pending JPH0332829A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16806589A JPH0332829A (ja) 1989-06-29 1989-06-29 ハニカム板構造

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JP16806589A JPH0332829A (ja) 1989-06-29 1989-06-29 ハニカム板構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0332829A true JPH0332829A (ja) 1991-02-13

Family

ID=15861182

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16806589A Pending JPH0332829A (ja) 1989-06-29 1989-06-29 ハニカム板構造

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JP (1) JPH0332829A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003146208A (ja) * 2001-08-03 2003-05-21 Yokohama Rubber Co Ltd:The 車両用床板及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003146208A (ja) * 2001-08-03 2003-05-21 Yokohama Rubber Co Ltd:The 車両用床板及びその製造方法

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