JPH0332724A - 脱酸素給水システムにおける自動逆洗装置 - Google Patents

脱酸素給水システムにおける自動逆洗装置

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JPH0332724A
JPH0332724A JP17071989A JP17071989A JPH0332724A JP H0332724 A JPH0332724 A JP H0332724A JP 17071989 A JP17071989 A JP 17071989A JP 17071989 A JP17071989 A JP 17071989A JP H0332724 A JPH0332724 A JP H0332724A
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JP
Japan
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water supply
module
pump
water
line
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Pending
Application number
JP17071989A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Ochi
康夫 越智
Masazumi Yamashita
正純 山下
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Miura Co Ltd
Original Assignee
Miura Co Ltd
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Publication date
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  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野] この発明は、冷熱機器装置への脱酸素給水・システムに
関するものであり、特に、給水ライン中に設けた脱酸素
モジュールを自動的に逆洗するための自動逆洗装置に関
するものである。
[従来の技術] 従来、ボイラ、温水器あるいは冷却器等の冷熱機器類へ
の給水に関しては、当該冷熱機器の腐食防止等を目的と
して、原水中に含まれる溶存酸素を除去する脱酸素給水
システムが広く知られている。前記脱酸素給水システム
は、例えば、内部に中空糸膜を備えた脱酸素モジュール
を給水ライン中に接続しておき、前記脱酸素モジュール
内に原水を通水し、該通水過程において、前記脱酸素モ
ジュールに対して真空脱気ラインを介して接続しである
真空ポンプの作動によって、前記脱酸素モジュール内を
真空引きして、前記原水中の溶存気体を脱気除去する。
この脱酸素モジュールにおける中空糸膜は、直径的20
0μm程度の中空糸を径方向に束ね、束ねられた中空糸
群の軸方向に沿って原水を通水する構成のものである。
このように、前記脱酸素モジュールを構成する中空糸膜
は、あまりにも小径であるため、その入口端側でゴミ等
による目詰まりが起こりやすく、長期間的には、流路と
して機能しなくなるという欠点を有していた。
[発明が解決しようとする課題] 従来、上述する脱酸素給水システムにおける脱酸素モジ
ュールの目詰まりに対しては、前記脱酸素モジュールに
関連して、当該脱酸素モジュール内を逆行する、例えば
、給水ラインとは別のポンプ機構を含む逆洗水循環ライ
ンが設けられていて、一定期間の給水運転あるいは目詰
まりが進行したと判断されるころに、通常の給水運転か
ら電気制御により逆洗行程に移行させる装置が提供され
ている。しかしながら、この種の従来の装置は、一定期
間ごとに、通常給水運転を逆洗行程に切り換えて逆洗を
行わなければならなかった点、電気制御であるため、断
線、停電その他の電気系統のトラブルにより逆洗行程が
行えなくなる点、及び逆洗用の別のポンプを設けなけれ
ばならなかったり、逆洗系統の配管等、構造が一般に複
雑で、装置全体が高価である点等の欠点を有していた。
そこで、この発明は、脱酸素給水システムにおける脱酸
素モジュールの目詰まりに対して、逆洗のための別の流
路系統を設けることなく、給水ライン系統をそのまま利
用して、給水ポンプ休止中に自動的に作動して、前記脱
酸素モジュール内を効率よく逆洗処理する脱酸素給水シ
ステムにおける自動逆洗装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段1 この発明は、上記する目的を達成するにあたって、具体
的には、原水供給源と処理水給配部との間の給水ライン
中に、前記原水供給源から処理水給配部に向けて原水を
送る給水ポンプと、真空脱気ラインを介して真空ポンプ
に接続されていて、前記真空ポンプの作動により原水中
の溶存気体を除去する脱酸素モジュールと、予め設定さ
れる給水停止状況を電気的に検知して、前記給水ポンプ
を停止させるための電気信号を出力する検知手段とを備
えた脱酸素給水システムにおいて、前記脱酸素モジュー
ルと前記処理水給配部との間の給水ライン中に接続した
エアークッションタンクと、 前記給水ポンプと脱酸素モジュールとの間の給水ライン
中に接続されていて、前記給水ポンプの運転時には、前
記原水を前記給水ラインに沿って前記処理水給配部にも
たらし、前記給水ポンプの休止時には、前記エアークッ
ションタンク内の貯留水を前記脱酸素モジュールを介し
て、前記給水ポンプと脱酸素モジュールとの間に設けた
排出ラインにもたらすように組み合わされた弁機構とか
らなる脱酸素給水システムにおける自動逆洗装置を構成
する。
[作  用1 上記するように構成されるこの発明の脱酸素給水システ
ムにおける自動逆洗装置では、給水ライン中における脱
酸素モジュールと処理水給配部との間にエアークッショ
ンタンクを設けて、給水ポンプの運転時に当該エアーク
ッションタンク内に水を貯留させておき、前記給水ライ
ン中における給水ポンプと脱酸素モジュールとの間に、
排出ラインをもつ弁機構を設けて、給水ポンプの運転時
に、原水を給水ラインに沿って順方向に、給水ポンプ、
弁機構及び脱酸素モジュールを介して処理水給配部にも
たらし、給水ポンプ休止時に、前記エアークッションタ
ンク内の貯留水を、給水ラインに沿って逆方向に、脱酸
素モジュール、弁機構及び排水ラインを介してドレンに
もたらし、前記脱酸素モジュールを効率よく逆洗して、
目詰まりの原因となるゴミ等を除去する。
[実施例の説明J 以下、この発明になる脱酸素給水システムにおける自動
逆洗装置について、図面に示す具体的な実施例にもとづ
いて詳細に説明する。
第1図は、この発明の脱酸素給水システムにおける自動
逆洗装置について説明するための概略的ブロック線図で
ある。この発明において脱酸素給水システムは、原水供
給源(1〉と、処理水給配部〈2〉との間の給水ライン
(3)に関連して、給水ポンプ(4)に、弁機構(5)
、脱酸素モジュール(6)エアークッションタンク(7
〉及びボールタップ(9)を備えた処理水タンク(8〉
の組み合わせによって構成される。前記給水ポンプ(4
)は、例えば、前記処理水タンク(8)内の水位が所定
値になると、給水ポンプ下流の圧力スイッチ(図示せず
)あるいは、前記処理水タンク(8〉内に設けたポール
タップ(9〉の作動を検出スイッチ等によって、該スイ
ッチの出力信号に応答して運転並びに休止し、運転時に
は、原水を給水ライン(8)に沿って前記処理水給配部
(2)に送り出されるようになっている。
一方、この発明において、前記弁機構(5)は。
例えば、前記給水ポンプ(4〉と脱酸素モジュール(6
)との間の給水ライン中に、前記給水ポンプ(4)から
脱酸素モジュール(6)に向けて流路を開く逆止弁〈l
O)と、前記逆止弁(10)gsにノズル部(lIA)
を備え、前記脱酸素モジュール(6)側にスロート部(
JIB)を備えていて、前記ノズル部(114)とスロ
ート部(11B)に排出ライン(12〉に通じる排出ラ
イン接続口(IIc)を備えたエジェクタ(11’)と
、前記排出ライン(12)中に、前記エジェクタ〈ll
)からドレン〈14)に向けて流路を開く逆止弁〈13
)との組み合わせによって構成される。
一方、前記脱酸素モジュール(6)に対しては、真空脱
気ライン(J5)を介して真空ポンプ(16)が接続さ
れている。前記脱酸素モジュール(6)は、例えば、多
数の中空糸膜を備え、該中空糸膜の内側に原水を通し、
その外側を真空に引いて、中空糸膜内を水が通過する過
程において原水中の溶存酸素を除去する所謂中空糸膜脱
酸素モジュール、あるいは積層シート状に形成したシー
ト状濾過部材を、のりまき状に巻いた脱酸素モジュール
であってもよい。
さらに、この発明において、前記エアークッションタン
ク〈7〉は、前記脱酸素モジュール〈6〉と処理水給配
部(2)との間の給水ライン(3)に対して、分岐ライ
ン(17)を介して取り付けられている。
上記する構成になるこの発明の脱酸素給水システムにお
ける自動逆洗装置は、次のように作動する。まず、給水
ポンプ(4〉の運転時には、原水は、逆止弁〈(0)、
エジェクタ(11)、脱酸素モジュール(6)を介して
処理水給配部(2)に高速給水される。この場合、前記
エジェクタ(11〉の排出ライン(12)側は、負圧と
なるが逆止弁(13)により、ドレン(14)側から給
水ライン〈3)側に向がう流れは生じない。一方、給水
ポンプ(4)の休止時には、給水ライン(3〉の順方向
の流れがなくなり、前記エアークッションタンク〈7〉
内の貯留水が脱酸素モジュール(6)、エジェクタ(1
1’)及び逆止弁(13)を介してドレン(14)に流
出する。この貯留水の逆流によって、前記脱酸素モジュ
ール(6)内が効率的に逆洗される。
なお、上記実施例において、逆洗時の流水量を増加させ
るために、処理水タンク〈8〉内の処理水が所定の水位
にまで達した後、所定時間経過後、給水ポンプ(8〉を
停止するようにして、エアクッジョンタンク(7)内の
貯留水量を増加させるようにしてもよく、また、エアー
クッションタンク(7)自体を容量の大きいものにして
もよい。
なお、上記の説明においては、弁機構(5〉を、2つの
逆止弁〈lO〉、(13)とエジェクタ(12)とで構
成したが、この発明では、上記の如き構造のものに限ら
ず、例えば、第2図に示すように、エジェクタ(12〉
と逆止弁(13〉の代わりに2つのパイロット式逆止弁
(20)、(21〉を用いた弁機構(5゛〉としてもよ
い。
[発明の効果] 以上の構成になるこの発明の脱酸素給水システムにおけ
る自動逆洗装置は、一定期間ごとにわざわざ逆洗処理作
業をする必要がないこと、水処理機器の処理体止中を利
用して逆洗が自動的に行われるので、運転を中断する必
要がないこと、比較的頻繁に逆洗を行うことになるため
、目詰まり等を事前に防止できること、電気III i
!lでないので制御系統の断線やトラブルによって逆洗
できなくなることがないこと、従来の電気制御にくらべ
て電気系統的にも、配管からみても単純な構造で安価で
あること、及び逆洗用に特にポンプを設ける必要がなく
総記管長も短くてすむこと等の点において極めて実効性
の高いものといえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明になる脱酸素給水システムにおける
自動逆洗装置の具体例を示す概略的ブロック線図、 第2図は、弁機構の他の実施例を示すブロック線図であ
る。 〈1)・・・・・・原水供給源 (2)・・・・・・処理水給配部 (3〉・・・・・・給水ライン 〈4〉・・・・・・給水ポンプ (5〉、(5′)・・・・・・弁機構 (6〉・・・・・・脱酸素モジュール 〈7〉・・・・・・エアークッションタンク(10)、
〈13〉・・・・・・逆止弁(11〉・・・・・・エジ
ェクタ (12)・・・・・・排出ライン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  原水供給源と処理水給配部との間の給水ライン中に、
    前記原水供給源から処理水給配部に向けて原水を送る給
    水ポンプと、真空脱気ラインを介して真空ポンプに接続
    されていて、前記真空ポンプの作動により原水中の溶存
    気体を除去する脱酸素モジュールと、予め設定される給
    水停止状況を電気的に検知して、前記給水ポンプを停止
    させるための電気信号を出力する検知手段とを備えた脱
    酸素給水システムにおいて、 前記脱酸素モジュールと前記処理水給配部との間の給水
    ライン中に接続したエアークッションタンクと、 前記給水ポンプと脱酸素モジュールとの間の給水ライン
    中に接続されていて、前記給水ポンプの運転時には、前
    記原水を前記給水ラインに沿って前記処理水給配部にも
    たらし、前記給水ポンプの休止時には、前記エアークッ
    ションタンク内の貯留水を前記脱酸素モジュールを介し
    て、前記給水ポンプと脱酸素モジュールとの間に設けた
    排出ラインにもたらすように組み合わされた弁機構とか
    らなることを特徴とする脱酸素給水システムにおける自
    動逆洗装置。
JP17071989A 1989-06-30 1989-06-30 脱酸素給水システムにおける自動逆洗装置 Pending JPH0332724A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008006393A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Japan Organo Co Ltd 脱炭酸装置及び脱炭酸方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008006393A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Japan Organo Co Ltd 脱炭酸装置及び脱炭酸方法

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