JPH0332490B2 - - Google Patents

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JPH0332490B2
JPH0332490B2 JP58213005A JP21300583A JPH0332490B2 JP H0332490 B2 JPH0332490 B2 JP H0332490B2 JP 58213005 A JP58213005 A JP 58213005A JP 21300583 A JP21300583 A JP 21300583A JP H0332490 B2 JPH0332490 B2 JP H0332490B2
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Japan
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JP58213005A
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JPS60107416A (ja
Inventor
Shinji Takemura
Tsuneo Hida
Yutaka Matsuzaki
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Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP58213005A priority Critical patent/JPS60107416A/ja
Publication of JPS60107416A publication Critical patent/JPS60107416A/ja
Publication of JPH0332490B2 publication Critical patent/JPH0332490B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/04Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
    • B60J7/057Driving or actuating arrangements e.g. manually operated levers or knobs
    • B60J7/0573Driving or actuating arrangements e.g. manually operated levers or knobs power driven arrangements, e.g. electrical

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、窓、出入口、屋根開口等々の開口を
閉じる、透光板、不透明板、パネルなど(以下開
口覆材又はパネルという)を、スイツチ操作に応
じて開閉駆動する自動開閉装置に関し、特に、こ
れに限定する意図ではないが、自動車のサイドウ
インドウやサンルーフの自動開閉装置に関する。 たとえば自動車のサンルーフにおいては、ドラ
イバのスイツチ操作に応じて、サンルーフ(ルー
フパネル)をチルト開閉あるいはスライド開閉す
る自動開閉装置が備わつている。 従来、車輌用サンルーフの駆動制御装置は、モ
ータ温度検出用抵抗等でモータ負荷を検出し、こ
れを過負荷参照値と比較して、過負荷時にモータ
を自動停止する。負荷が一定の機構では、このよ
うな安全停止は比較的に簡単に行ない得る。 しかし、上述のサンルーフ等の機構では、サン
ルーフ開時にはスライドパネル前端がウエザース
トリツプを離れるまで負荷が大きく、離れると小
さくなり、また、サンルーフ閉時には、リンクを
起こしてスライドパネル後端を持上げ、さらにス
ライドパネル前端がウエザーストリツプに接触し
てから急激に負荷が大きくなり、さらデフレクタ
アームを備える場合には、それを押下する時点に
負荷が大きくなるなど、正常駆動中にも負荷が大
幅に変動する。 このような負荷変動でも誤作動しないように、
この出願前に出願されこの出願後に公開された特
願昭59−20726号の発明では、スライドパネルの
作動全行程を負荷変化に対応させて分割し、各々
に過負荷参照値を設けておき、電動駆動機構に連
動して電気信号を発生する信号発生手段を結合し
てスライドパネルの位置に対応付けられた信号を
得て、この信号に基づいて前記過負荷参照値を変
更し、実際のモータ負荷と比較している。これに
よれば、スライドパネルの全行程の負荷に対応し
て過負荷参照値を選択できるため、上述した負荷
の変動に対しても誤動作しない。 ところが、サンルーフ閉時のスライドパネルの
全行程中において、全閉直前位置から全閉位置ま
での行程、すなわち、リンクを起こしてスライド
パネル後端を持上げる時点から、スライドパネル
前端がウエザーストリツプに接触し、これを圧縮
して完全にスライドパネルが閉となるまでの行程
は、負荷の変化が急激であり、さらにウエザース
トリツプを圧縮する際には負荷が極めて大きくな
る。 その上、この行程はその距離が小さいため数種
の過負荷参照値を設定することが困難であり、従
つてこの全閉直前から全閉までの行程では、極端
に増大する負荷を障害物等のはさみ込みと誤判断
することを防ぐため、過負荷保護装置を停止させ
るマスク区間としていた。しかし、サンルーフの
機構上、全閉直前位置から全閉までの行程におい
ても、スライドパネル前端部とサンルーフ開口部
前縁部との間に若干の隙間が生じるため、該隙間
に障害物が存在した場合、スライドパネル全閉が
妨げられモータに大きな負荷がかかる。このよう
な隙間は、機構上必要であつたり、あるいは、製
品の組立誤差等により実質上零にし得ないもので
あつたり、あるいは、設計では小間隙であつて
も、組立時あるいは組立後の寸法ずれ等により、
障害物が存在し得るものにもなることがある。 (従来の技術) 公知の特願昭58−43823号公報には、第2操作
スイツチ32fが第1接点に閉になると開口覆材
を閉駆動し残り開口が20cmになると閉駆動を自動
停止し第2操作スイツチ32fが第1接点に閉の
間停止を継続し、しかも第2操作スイツチ32f
が第2接点に切換わりそしてもう一度第1接点に
閉になるまで開口覆材の閉駆動の停止を継続し、
第2操作スイツチ32fが再度第1接点に閉にな
ると閉駆動を再開して開口覆材を全閉駆動する一
時停止回路14を備える駆動制御装置が開示され
ている。これによれば、開口覆材が全閉になる前
に一時停止するので、開口覆材近くの者は、例え
ば開口覆材が閉じようとする開口に物や手がある
場合、それを取り除くことができる。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、開口覆材の開閉は、操作スイツ
チを操作している間だけ行なわれるので、オペレ
ータ(例えば車両の乗員)は、開口を全開にする
点への再度の閉で開口覆材が全閉に向けて駆動さ
れるが、このときの物や人体の挟み込みもないよ
うに、オペレータは操作スイツチ32fの第1接
点への閉(スイツチ操作)を継続しつつこの閉移
動の安全を確認しなければならない。これを怠る
と、仮に挟み込みを生じても操作スイツチ32f
の操作を解放しなければ開口覆材の閉移動が停止
しないので、挟み込み事故を生ずることになる。
また、上述の一時停止のための回路がリレーおよ
び手動スイツチで構成され、開口覆材駆動モータ
と電源の間に2段階又は3段階に電気接片が介挿
され、接点容量が大きい多くのリレーおよび手動
スイツチを要する。 特開昭56−66188号公報には、開閉切換スイツ
チと過負荷検出停止回路を備える開閉駆動回路が
開示されている。これによれば、物や人体の挟み
込のみときには開口覆材の駆動負荷が増大して過
負荷検出停止回路が作動して開口覆材の駆動が自
動的に停止される。したがつて、開口覆材の閉駆
動中に物や人体が開口に挟み込まれると自動的に
開口覆材が停止するので安全性が高い。しかし、
開口覆材の開閉は、操作スイツチを操作している
間だけ行なわれるので、オペレータ(例えば車両
の乗員)は、開口を全開にするためにはスイツチ
を開駆動側に閉じ続けなければならず、全閉にす
るためには閉駆動側に閉じ続けなければならず、
開閉操作性が低く、特に車両上の場合はこの操作
に注意を奪われてしまうという問題がある。 実開昭58−76421号公報には、降雨検出器が降
雨を検出すると警報器を付勢しそれから一定時間
後に開口覆材を閉駆動する駆動装置が開示されて
いる。これによれば開口覆材が降雨に連動して閉
駆動されるときにはその直前に警報が発せられる
ので、開口覆材の周囲の者はこれによつて注意を
喚起され、開口覆材による閉駆動で開口に物等が
挟み込まれるのを未然に防止する対応をとりう
る。 本発明はオペレータの全開、全閉操作性を高く
し、しかも開口覆材の閉駆動による開口への物等
の挟み込みの可能性を低減しかつ挟み込みによる
物等や開口覆材、開口覆材駆動機構等の傷害を未
然に防止することを目的とする。 〔発明の構成〕 (課題を解決するための手段) 本発明の開口覆材の自動開閉装置は、電気モー
タ11および電気モータ11の正逆転に応じて開
口覆材23を開閉駆動する開閉機構を備える電動
駆動機構; 電動駆動機構に結合され電気モータ11の回転
に連動して回転し、円周面にスイツチ作動用の凹
凸を2段に形成した円板状のスイツチ作動カム2
0、および、スイツチ作動用の凹凸の一方に対向
して配置され該凹凸により開、閉駆動される第1
のスイツチ200aと他方の凹凸に対向して配置
され該凹凸により開、閉駆動される第2のスイツ
チ200bでなり、これらのスイツチの開、閉信
号で複数区分の開、閉モードを示す信号発生手段
20,200a,200b; 開閉機構の負荷を検出する手段240,26
0,270; 過負荷参照値を設定する参照値設定手段320
〜360; 開閉機構の負荷を参照値と比較して過負荷を検
出する手段370; 電気モータ11を正逆転付勢するモータドライ
バ230,250; 開口覆材23の開、閉を指示する電気信号を発
生する開、閉指示スイツチ手段SWO,SWC; 警報手段390; 警報手段390を付勢する警報ドライバ38
0;および、 開を指示する電気信号SWOオンの発生に応答
して、該電気信号SWOオンが消滅しても、モー
タドライバ230,250に開口覆材23の開駆
動を指示し過負荷検出時にモータドライバ23
0,250に停止を指示し、閉を指示する電気信
号SWCオンの発生に応答して、該電気信号SWC
オンが消滅しても、モータドライバ230,25
0に開口覆材23の閉駆動を指示し前記信号発生
手段20,200a,200bの信号を参照して
全閉より所定開度前のモードの切換わりに応答し
て電気モータの一時停止をモータドライバ23
0,250に指示すると共に警報ドライバ380
に警報を指示しその後モータドライバ230,2
50に開口覆材23の閉駆動を指示しかつ過負荷
検出時にモータドライバ230,250に停止を
指示する、開閉制御手段110;を備える。 なお、カツコ内の記号は、図面に示し後述する
実施例の対応要素を示す。 (作用) 開閉制御手段110が、開を指示する電気信号
SWOオンの発生に応答して、該電気信号SWOオ
ンが消滅しても、モータドライバ230,250
に開口覆材23の開駆動を指示し過負荷検出時に
モータドライバ230,250に停止を指示する
ので、オペレータが開、閉指示スイツチ手段
SWO,SWCを開指示のためワンタツチ操作する
だけで自動的に開口覆材が全開に駆動され、オペ
レータは全開になるまで開指示操作を継続する必
要はない。 同様に、開閉制御手段110が、閉を指示する
電気信号SWCオンの発生に応答して、該電気信
号SWCオンが消滅しても、モータドライバ23
0,250に開口覆材23の閉駆動を指示し過負
荷検出時にモータドライバ230,250に停止
を指示するので、オペレータが開、閉指示スイツ
チ手段SWO,SWCを閉指示のためワンタツチ操
作するだけで自動的に開口覆材が全閉に駆動さ
れ、オペレータは全閉になるまで閉指示操作を継
続する必要はない。 したがつてオペレータの、開口覆材の全開、全
閉のためのスイツチ操作性が向上し、全開、全閉
まで開口覆材の移動および開、閉指示スイツチ手
段SWO,SWCの操作継続に注意を払う必要がな
くなり、例えば車上の場合、車両運転に注意を集
中しうる。 更には、全閉駆動中に開閉制御手段110が、
信号発生手段20,200a,200bの信号を
参照して全閉より所定開度前のモードの切換わり
に応答して電気モータの一時停止をモータドライ
バ230,250に指示すると共に警報ドライバ
380に警報を指示しその後モータドライバ23
0,250に開口覆材23の閉駆動を指示しかつ
過負荷検出時にモータドライバ230,250に
停止を指示するので、残開口が所定開度のときに
開口覆材の閉移動が一時停止しかつ警報手段39
0が警報を発する。したがつて、該所定開度を、
それ以下の開度では障害物が全閉を妨害するおそ
れがあり、また仮にそれがそういう状態になつて
いても容易に除去し得る程度の開度とすることに
より、オペレータ等は警報により注意を喚起され
て開口周りを点検し閉スライドを妨害するものを
未然に除去することができるとともに、閉スライ
ドを妨害しない状態にあつても、一時停止時に開
口覆材の近くのものの注意をその方に向けること
になるので、その後閉スライドを妨害しないよう
に注意することになり、閉スライドの妨害を未然
に防止することにもなる。 更には、上記全開駆動および全閉駆動のいずれ
においても、開口覆材の駆動負荷が過大になると
自動的に駆動が停止するので、開口覆材のつか
え、開口への物等の挟み込みがあるときには自動
的に駆動が停止し、上述のようにワンタツチ操作
に応答して全開駆動、全閉駆動しても開口周りの
物等や開口覆材あるいは駆動機構の安全性が十分
に確保される。 本発明の他の目的および特徴は、図面を参照し
た以下の実施例の説明より明らかになろう。 (実施例) 第1図に、本発明の一実施例の、電動駆動機構
の概要を示す。 この実施例は、自動車のルーフ21の開口22
を開閉するルーフパネル23を駆動制御するもの
である。自動車のルーフ21には、開口22が形
成され、この開口22が、ルーフパネル23によ
りスライド開閉およびチルト開閉される。 パネル23は、駆動ケーブル24,25により
作動させる。サンルーフパネル23は開口22の
両側部(第1図では片側のみを示す)に夫々配さ
れたブラケツトに固定されている。 第2図に示すように、ブラケツト26の前縁側
には、自動車前方に向つて降下する長穴27が設
けられ、フロントガイド28のピン28aがこの
長穴27aに係合している。 フロントシユー29がフロントガイド28の下
部に取付けられており、更に、フロントガイド2
8には回転自在にフロントリング30の一端が軸
31で枢着され、このフロントリング30の他端
は、ブラケツト26に、軸32で枢着されてい
る。 第4図に示すように、ブラケツト26の後縁側
には、係合ピン38が配置されていると共に、プ
レート33が係止ピン34,35をもつて固定さ
れている。 このプレート33にはガイドスロツト36が形
成されており、このスロツト36には、自動車前
方側に設けられた水平部と、水平部の後端から自
動車後方に向つて上昇する傾斜部がある。又、プ
レート33の前端には、チルトピン37が植設さ
れている。 リンク39は、前端にローラピン40を、後端
にリヤシユー41を、回転自在に枢着されている
と共に、上端にチルトピン37と係合可能なガイ
ドロツド36の前端部を中心とする円弧状に形成
された切欠溝42とガイドピン43を有する。 ガイドピン43はガイドスロツト36に係合案
内されている。 駆動ケーブル24,25の端未部は、第5図の
如く、リヤシユー41に連結されている。よつ
て、駆動ケーブル24,25の進退は、リヤシユ
ー41、ガイドリンク39、ガイドリンク39の
ガイドピン43、および、ガイドピン43が係合
されたガイドスロツト36を介して、ブラケツト
26に、更にはフロントガイド28に伝達され
る。 第4図および第5図に示すように、フロントシ
ユー29およびリヤシユー41は、ルーフ開口2
2の両側に配設されたガイドレール44に係合案
内されている。又、ガイドレール44の車室内側
のレール溝44aにローラピン40の足部40a
が係合案内されている。 一方、ガイドレール44の車室外レール溝44
bには、係合ピン38の間部38a係合案内され
ている。 更に、ガイドレール44内には、第4図および
第6図に示すように、ブロツク45が固定配置さ
れ、その車室内側には、ガイドリンク39に設け
られたローラピン40の頭部40bを案内する傾
斜溝46が、車室外側にはブラケツト26に固設
された係合ピン38の頭部38bを案内する傾斜
溝47が形成されている。又、ブロツク45が配
置されている箇所には、ガイドレール44のフラ
ンジ部48,49に切欠が形成されている。よつ
て、係合ピン38並びにローラピン40は、ガイ
ドリンク39の前進と共に、夫々傾斜溝46,4
7に案内され上昇しガイドレール44のレール溝
44b或いは44aから順次離脱できる。 又、ブロツク45の上端には、短形状の開口5
0aを有するフランジ50及び50bが形成され
ている(第4図)。この開口50aには、フロン
トガイド28に一端が固定された板バネ51の他
端側に配設されたストツパ52が、パネル23の
閉時及びチルト開時係合される。これにより、フ
ロントガイド28の自動車前方への移動が停止さ
れる。なお、可動パネル23がスライド開の時、
前記板バネ51は先端51aがブラケツト26の
下端26aにより押え付けられており、ガイドレ
ール44内をスライド可能とされている。よつ
て、係合ピン38がブロツク45の傾斜溝47を
上昇することにより、ブラケツト26の下端26
aにより押えられていた板バネ51は上動し、ブ
ロツク45の開口50aと係合する(第4図参
照)。 又、フロントガイド28には、アーム52が配
され、その後端には雨樋53が連結されている。
よつて雨樋53は、常時、ルーフパネル23と共
にスライドすることとなり、パネル23の後縁か
らの雨滴を完全に補捉できる(第1図、第4図お
よび第7図参照)。 以上に説明した機構の動作を説明すると、通
常、パネル23は第5図に示す如く開口22を閉
じている。駆動ケーブル25を作動させ、リヤシ
ユー41を自動車後方(第5図で右方)に移動さ
せると、ガイドリンク39も後退する。ガイドピ
ン43は、プレート33のガイドスロツト36の
水平部から傾斜部に係合案内され、プレート3
3、即ちブラケツト26を介してパネル23は後
方に引張られると共に、その後縁が下方に付勢さ
れる。従つて、ブラケツト26に固定された係合
ピン38がブロツク45の傾斜溝47に沿つて降
下し、可動パネル23が後方に移動しながら降下
する(第7図および第8図)。 この時、全閉では第2図および第5図に示すよ
うに、ピン31がピン32によりもやや下方に下
つているが、降下につれてフロントリンク30が
第3図および第8図に示すように水平となり、よ
つて、自動車のルーフ21の後方下部に収容可能
となり、開口22はパネル23のスライドによ
り、開く。 一方、第5図に示す位置(全閉)から、駆動ケ
ーブル25を駆動してリヤシユー41を前方に移
動させると、ガイドリンク39の前端に配された
ガイドピン40bがブロツク45の傾斜溝46に
沿つて上昇し、ガイドリンク39が前進しながら
回転上昇する(第9図参照)。これにより、ガイ
ドリンク39の切欠溝42がプレート33に植設
されたチルトピン37と係合する。更にリヤシユ
ー41が前進すると、ガイドリンク39は前進し
ながら回転上昇し、パネル23の後縁を回転上昇
して起立させ、開口22を開口させる(第10図
参照)。 しかも、パネル23の作動は全てブラケツト2
6を介して伝えられるものであるから、自動車の
ルーフ21にパネル23を組付後、ブラケツト2
6を第5図の全閉位置の状態で開口22にパネル
23を、そのウエザーストリツプをたわませて嵌
合させブラケツト26に組付固定されている。 以上のように、全閉状態(第5図および第11
b図)よりシユー45を車後方側(図面で右側)
にスライドさせると、パネル23が降下しつつス
ライドして開き(第11c図)、更にスライドし
て全開(第11d図)となる。パネル23がスラ
イド全開の状態から、シユー45を車前方(図面
で左方)に駆動すると、第11c図に示す状態を
経て第11b図に示す状態になつてパネル23が
開口22を閉じると共に、その前端縁のウエザー
ストリツプが開口22を閉じる。この全閉状態か
ら更にシユー45を車前方(図面で左方)に駆動
すると、パネル23の後端が立上つてチルト開と
なる(第9図、第10図および第11a図)。す
なわち、チルト全開(第10図および第11a
図)よりシユー45を車後方(図面で右方)に駆
動すると、パネル23はまずチルト閉となつて開
口22を完全に閉じ(全閉:第11b図)次にス
ライド開となつてその後スライド全開(第11d
図)となる。逆に、スライド全開よりシユー45
を車前方に駆動すると、パネル23が全閉とな
り、更にはパネル23の後端が起立してチルト全
開となる。 このように、シユー45を単にスライド後退お
よびスライド前進させることにより、パネル23
はチルト全開−チルト部分開−全閉−スライド部
分開−スライド全開と状態を変え、又、その逆
に、スライド全開−スライド部分開−全閉−チル
ト部分開−チルト全開と状態を変える。 車両側部のシユー45のそれぞれを駆動するケ
ーブル24および25は、減速機9およびモータ
11を主体とするケーブル駆動機構に結合されて
おり、モータ11の正、逆転付勢に応じて、ケー
ブル24および25は、減速機9部で互に逆方向
に往、復駆動される。 第12a図にケーブル駆動機構の平面図を、第
12b図に断面図を示す。 減速機9は、モータ11の回転軸に固着された
ウオーム141、ウオーム141に噛み合い、かつ
回転軸15に枢着されたウオームホイール歯車1
2、歯車142に皿バネ161を含む摩擦クラツ
チ162を介して結合され回転軸15に固着され
た歯車143、歯車143に噛み合い回転軸18に
固着された歯車145、および、回転軸18に固
着され歯付ケーブル24,25に噛み合う歯車1
0等でギヤ列を構成している。 回転軸15の先端部には、第13図に示すよう
に、偏心した円周面19aをもつ偏心軸受け19
が嵌着されており、この円周面19a部にカム2
0が枢着されている。偏心軸受け19には遊星歯
車201が枢着されている。遊星歯車201はハ
ウジング内歯210と噛み合つており、又、この
遊星歯車201にはピン202が形成されてい
る。また回転軸15の最先端部にカム20が枢着
されている。カム20には貫通溝が形成されてお
り、この溝にピン202が係合している。 これにより、回転軸15の回転に伴つて軸受け
19が回転し遊星歯車201がハウジング内歯2
10に噛み合つて差動的に回転し、ピン202が
動き、このピン202で押されてカム20が回転
する。 カム20の周面には、上段に1個の溝20b
が、下段に2個の溝20a,20cが形成されて
おり、リミツトスイツチ200bが周面の上段
に、リミツトスイツチ200aか周面の下段にそ
れぞれ対向して配置されている。この実施例で
は、パネル23の状態を概略で、スライド開状態
(モード)、スライド全閉直前から全閉までのス
ライド閉状態(モード)、チルトダウン完了か
ら全閉までのチルト閉状態(モード)、および、
チルト開状態(モード)の4状態として検出
し、各状態でパネル開閉制御モードを特定するよ
うにしている。更に細かくは、開度検出用のスイ
ツチが200aと200bの2個であつて、それ
らの開、閉の組合せでは概略で4状態しか表わさ
れないが、カム20の周面の下段に、溝20aに
加えて、溝20cを形成し、この溝20cによ
り、パネル23が全閉よりスライド開側に10cm程
度開いた開度でスイツチ200aを開とするよう
にしている。スイツチ200aが溝20cで開と
なるモード(一時停止指示状態:モードB)は
前述のモードの区間にある。 第14図に、カム20の回転角度と、リミツト
スイツチ200a,200bの開、閉状態および
パネル開閉制御動作モードとの関係を示す。モー
ドの内の、(B)が一時停止指示モードであ
る。なお、カム20は、チルトアツプ完了状態
(第14図の最左端に示す状態:第11a図に対
応)より電気モータ11を正転付勢することによ
り第14図で反時計方向に回転し、パネル23が
チルトダウン完了、全閉、全閉直前位置、全閉10
cm前、および全開と駆動されるにつれて第14図
に示すようにリミツトスイツチ200aおよび2
00bを開、閉駆動する。カム20は、全開状態
(第14図の最右端に示す状態:第11d図に対
応)より電気モータ11を逆転付勢することによ
り第14図で時計方向に回転し、パネル23が全
閉10cm前、全閉直前位置、全閉、チルトダウン完
了、およびチルトアツプ完了と駆動されるにつれ
て第14図に示すようにリミツトスイツチ200
aおよび200bを開、閉駆動する。この実施例
では、過負荷検出(特に人体の挟み込み)および
過負荷時のモータ停止を行ない、しかも全閉の10
cm手前で安全のために一時停止するのは、モード
でしかもパネル23を全開側から全閉に向けて
スライド駆動するときである。 再度第12a図および第12b図を参照する。
ケーブル24又は25がある程度以上の力で停止
拘束されると、摩擦クラツチ162がすべりを生
じ、モータ11により歯車142は回転駆動され
るが、軸15およびその軸に固着された歯車14
は回転しない。すなわち、クラツチ162は1つ
の機械的な安全機構として備えられている。 第15図に、モータ11の正、逆転駆動付勢お
よび付勢制御を行なう電気回路を示す。 第15図を参照すると、モータ11の一端はモ
ータドライバ230,250のリレー接片231
を介して電源電圧+12v又はシヤシーアースに接
続され、他端は負荷検出用の抵抗240およびリ
レー接片232を介して電源電圧+12v又はシヤ
シーアースに接続される。この接続を行なうリレ
ー接片231および232は、それぞれリレーコ
イル232および234で駆動される。本実施例
では抵抗240が負荷を検出する手段として用い
られている。 又、リレーコイル233および234はそれぞ
れリレー駆動回路250の駆動トランジスタ25
1および252に接続されている。このリレー駆
動回路250には、後述する電気制御装置100
のマイクロプロセツサ110の出力ポート00
よび07が接続されている。 トランジスタ251がオンとされると、リレー
コイル233が通電されてリレー接片231がシ
ヤーシアース側に切換接触し、電源電圧+12v−
接片232−抵抗240−モータ11−接片23
1−シヤーシアースの経路で電流が流れ、モータ
11が正転し、サンルーフパネル23が開く。ト
ランジスタ252がオンとされると、リレーコイ
ル234が通電されて、リレー接片232がアー
ス側に切換接触し、電源電圧+12v−接片231
−モータ11−抵抗240−接片232の経路で
電流が流れて、モータ11が逆転し、パネル23
が閉まる。 定電圧電源回路310は、回路各部に定電圧
Vccを与える。 フイルタ回路260は、モータ負荷検出電圧
(抵抗240の電圧)の周波数成分の高い変動(高周
波分)を除去するフイルタであり、フイルタ要素
(抵抗およびコンデンサ)の他に、電圧Vccより
高い入力電圧をVc+Vr(Vrはダイオードの順方
向電圧降下)に、またアース電位より低い入力電
圧を−Vrにカツトして後段の演算増幅器を保護
するダイオード261および262を備える。 増幅回路270は、フイルタ回路260出力を
必要なレベルまで増幅する。この増幅回路270
の出力Vsが以後負荷検出電圧として取り扱われ
る。 加算回路320は、負荷検出電圧に、許容値レ
ベルの電圧を加算するものである。加算電圧は可
変抵抗324で調整設定される。 遅延回路330は、加算出力に遅延を与える。
加算出力の立上り時と立下り時の感度差を小さく
するため、立上り時のみ遅延を与え、立下り時に
は遅延を与えないように、コンデンサ332にダ
イオード333を接続し、かつ、ダイオード33
3の順方向電圧降下を補正するために演算増幅器
331でダイオード333を理想化している。 記憶回路340は、負荷検出電圧Vsと定電圧
Vccとの差Vcc−Vsを抵抗345と346で分圧
して記憶用のコンデンサ341に印加するように
している。パネル23閉時には、閉駆動の開始か
ら所定時間tsの間トランジスタ343がオフとさ
れ、トランジスタ342がオンし、コンデンサ3
41には抵抗345と346でVcc−Vsを分圧
した電圧が印加され、所定時間後はトランジスタ
343がオンとされトランジスタ342がオフ
し、抵抗349とダイオード348を通して定電
圧Vccがダイオード344のカソードに印加さ
れ、ダイオード344は逆バイアスとなりカツト
オフし、その直前に抵抗345と346でVcc−
Vsを分圧した電圧がコンデンサ341に保持さ
れる。この実施例では、スライド全開とチルトア
ツプ完了は、モータ11の負荷電流が過大に増大
したことをもつて検出するようにしており、この
ときの検出参照値を抵抗351,352およびト
ランジスタ350で設定するようにしている。モ
ードで開方向駆動(モータ正転付勢)のとき、
およびモードでチルトアツプ駆動(モータ逆転
付勢)のときには、トランジスタ350がオフと
され、抵抗351および352を通して、抵抗3
45と346でVcc−Vsを分圧した電圧よりも
高い、Vsに対応した電圧がコンデンサ341に
印加される。なお、トランジスタ343および3
50のオン、オフはマイクロプロセツサ110が
制御する。 遅延検知レベルチエツク回路360は遅延回路
330の遅延出力と記憶回路340の記憶出力と
を比較して、低い方の電圧を出力する。演算増幅
器361の反転入力端には遅延出力が印加され非
反転入力端には記憶出力が印加される。 記憶出力が遅延出力よりも高いときには増幅器
361出力が正であり、それはダイオード362
でカツトされる。そこで遅延出力が後段の比較器
370に与えられる。記憶出力が遅延出力よりも
低いときには、増幅器361の出力が負であり、
遅延出力がダイオード362を通して増幅器36
1の出力端に流れ、遅延出力は記憶電圧レベルま
で低下する。ダイオード362のアノードの電圧
(記憶電圧と遅延電圧の内、低い方)が過負荷参
照電圧Vmdであり、後段の比較器370に印加
される。 比較器370は、遅延検知レベルチエツク回路
360の出力、すなわち過負荷参照電圧Vmdと
検出負荷電圧Vsとを比較し、後者Vsが前者Vmd
よりも低いと正常を表わす低レベル「0」の信号
を、後者Vsが前者Vmdよりも高いと異常を表わ
す高レベル「1」の信号をマイクロプロセツサ1
10に出力する。 パワーオンリセツト回路290は、マイクロプ
ロセツサ110のリセツト端子に接続されて、各
回路に電源が投入されたときにマイクロプロセツ
サ110をリセツトする。 マイクロプロセツサ110の入力ポートI22
I27にはパネル23の開、閉指示手段としてチル
トダウン指示スイツチSWD、チルトアツプ指示
スイツチSWU、手動スライド開指示スイツチ
SWMO、自動スライド全開指示スイツチSWO、
手動スライド閉指示スイツチSWMCおよび自動
スライド全閉指示スイツチSWCが接続されてい
る。これらのスイツチは、押下されている間のみ
閉となつており、押下が解除されると開に戻るも
のである。各スイツチの閉の意味する内容を第1
表に要約した。 マイクロプロセツサ110によるこれらのスイ
ツチの開、閉の読取は、前述のモードによつて定
められている。
【表】
〔発明の効果〕
オペレータが開、閉指示スイツチ手段SWO,
SWCを開指示のためワンタツチ操作するだけで
自動的に開口覆材が全開に駆動され、オペレータ
は全開になるまで開指示操作を継続する必要はな
い。同様に、オペレータが開、閉指示スイツチ手
段SWO,SWCを閉指示のためワンタツチ操作す
るだけで自動的に開口覆材が全閉に駆動され、オ
ペレータは全閉になるまで閉指示操作を継続する
必要はない。 したがつてオペレータの、開口覆材の全開、全
閉のためのスイツチ操作性が向上し、全開、全閉
まで開口覆材の移動および開、閉指示スイツチ手
段SWO,SWCの操作継続に注意を払う必要がな
くなり、例えば車上の場合、車両運転に注意を集
中しうる。 更には、全閉駆動中に開閉制御手段110が、
信号発生手段20,200a,200bの信号を
参照して全閉より所定開度前のモードの切換わり
に応答して電気モータの一時停止をモータドライ
バ230,250に指示すると共に警報ドライバ
に警報を指示しその後モータドライバ230,2
50に開口覆材23の閉駆動を指示しかつ過負荷
検出時にモータドライバ230,250に停止を
指示するので、残開口が所定開度のときに開口覆
材の閉移動が一時停止し警報が発せられる。した
がつて、該所定開度を、それ以下の開度では障害
物が全閉を妨害するおそれがあり、また仮にそれ
がそういう状態になつていても容易に除去し得る
程度の開度とすることにより、閉スライドを妨害
するものを未然に除去することができるととも
に、閉スライドを妨害しない状態にあつても、一
時停止時に開口覆材の近くのものの注意をその方
に向けることになるので、その後閉スライドを妨
害しないように注意することになり、閉スライド
の妨害を未然に防止することにもなる。 更には、上記全開駆動および全閉駆動のいずれ
においても、開口覆材の駆動負荷が過大になると
自動的に駆動が停止するので、開口覆材のつか
え、開口への物等の挟み込みがあるときには自動
的に駆動が停止し、上述のようにワンタツチ操作
に応答して全開駆動、全閉駆動しても開口周りの
物等や開口覆材あるいは駆動機構の安全性が十分
に確保される。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車のルーフに装備されたサンルー
フパネルの開閉機構概要を示す斜視図である。第
2図および第3図はパネル23の前部を支持する
機構を示す拡大側面図であり、第2図は全閉時
を、第3図はスライド開時を示す。第4図はパネ
ル23の後部を支持する機構を示す拡大側面図で
ある。第5図は第1図の−線断面に相当する
が、パネルが全閉になつた状態を示す断面図であ
る。第6図は第4図の−線断面図である。第
7図は第1図の−線断面に相当するが、パネ
ルがスライド開のため少し下つた状態を示す断面
図である。第8図は第1図の−線断面に相当
するが、パネルが少し下がり更に少しスライド開
した状態を示す断面図である。第9図は第1図の
−線断面であり、パネルが少しチルトアツプ
した状態を示す断面図である。第10図は第1図
の−線断面に相当するが、パネルが完全にチ
ルトアツプした状態を示す断面図である。第11
a図はパネルがチルトアツプを完了した状態の概
略を示す側面図、第11b図はパネル全閉状態を
示す概略側面図、第11c図はパネルが降下して
スライド開に入る状状態を示す概略側面図、第1
1d図はパネルがスライド全開したときの概略側
面図である。第12a図は、ケーブル駆動機構の
拡大平面図であり、一部は破断して示す。第12
b図は第12a図のXIIB−XIIB線断面図、第13
図は第12b図に示す回転軸15の分解斜視図で
ある。第14図は第12a図および第12b図に
示すカム20とリミツトスイツチ200a,20
0bとの、パネル開、閉状態における相対関係
と、カム20の回転とリミツトスイツチ200
a,200bの開、閉とを示す説明図である。第
15図は、リミツトスイツチ200a,200b
の開、閉に応じた動作モード信号に応じて、また
開、閉指示スイツチの操作に応じてパネル開閉駆
動モータを付勢する電気回路を示す回路図であ
る。第16a図〜第16i図は該電気回路のマイ
クロプロセツサ110の制御動作を示すフローチ
ヤートである。 機械要素の符号、9:減速機、10,142
145:歯車、11:電気モータ、14:ウオー
ム、15,17,18:回転軸、19:偏心軸受
け、20:カム、20a〜20c:溝、21:ル
ーフ、22:開口、23:ルーフパネル(開口覆
材)、24,25:駆動ケーブル、26:ブラケ
ツト、28:フロントガイド、29:フロントシ
ユー、36:ガイドスロツト、39:ガイドリン
ク、41:リヤシユー、43:ガイドピン、4
4:ガイドレール、45:ブロツク、47:傾斜
溝、52:ストツパー片、201:遊星歯車、2
10:ケーシング内歯、202:ピン、200
a,200b:リミツトスイツチ(信号発生手
段)、電気回路要素の符号、110:マイクロプ
ロセツサ(開、閉制御手段)、231,232:
リレー接片、233,234:リレーコイル、2
40:抵抗器(負荷を検出する手段)、230,
250:モータドライバ、SWMO,SWO,
SWMC,SWC,SWD,SWU:開、閉指示スイ
ツチ、260:フイルタ回路、270:増幅回
路、290:パワーオンリセツト回路、310:
定電圧回路、320:加算回路、330:遅延回
路、340:記憶回路、360:遅延検知レベル
チエツク回路、370:比較器、380:ブザー
ドライバ(警報ドライバ)、390:ブザー(警
報手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電気モータおよび該電気モータの正逆転に応
    じて開口覆材を開閉駆動する開閉機構を備える電
    動駆動機構; 電動駆動機構に結合され電気モータの回転に連
    動して回転し、円周面にスイツチ作動用の凹凸を
    2段に形成した円板状のスイツチ作動カム、およ
    び、スイツチ作動用の凹凸の一方に対向して配置
    され該凹凸により開、閉駆動される第1のスイツ
    チおよび他方の凹凸に対向して配置され該凹凸に
    より開、閉駆動される第2のスイツチでなり、こ
    れらのスイツチの開、閉信号で複数区分の開、閉
    位置モードを示す信号発生手段; 開閉機構の負荷を検出する手段; 過負荷参照値を設定する参照値設定手段; 開閉機構の負荷を参照値と比較して過負荷を検
    出する手段; 電気モータを正逆転付勢するモータドライバ; 開口覆材の開、閉を指示する電気信号を発生す
    る開、閉指示スイツチ手段; 警報手段; 警報手段を付勢する警報ドライバ;および 開を指示する電気信号の発生に応答して、該電
    気信号が消滅しても、モータドライバに開口覆材
    の開駆動を指示し過負荷検出時にモータドライバ
    に停止を指示し、閉を指示する電気信号の発生に
    応答して、該電気信号が消滅しても、モータドラ
    イバに開口覆材の閉駆動を指示し前記信号発生手
    段の信号を参照して全閉より所定開度前のモード
    の切換わりに応答して電気モータの一時停止をモ
    ータドライバに指示すると共に警報を警報ドライ
    バに指示しその後モータドライバに開口覆材の閉
    駆動を指示しかつ過負荷検出時にモータドライバ
    に停止を指示する、開閉制御手段; を備える、開口覆材の自動開閉装置。 2 電動駆動機構は、電気モータおよび該電気モ
    ータの正逆転に応じて開口覆材をチルト開閉駆動
    およびスライド開閉駆動する開閉機構を備える前
    記特許請求の範囲第1項記載の、開口覆材の自動
    開閉装置。 3 開閉制御手段は、一時停止の後にモータドラ
    イバに開口覆材の閉駆動を指示すると共に警報を
    警報ドライバに指示する前記特許請求の範囲第1
    項記載の、開口覆材の自動開閉装置。 4 開閉制御手段は、一時停止のときの警報の指
    示は比較的に長い周期で間欠的に与え、その後の
    開口覆材の閉駆動での警報の指示は比較的に短い
    周期で間欠的に与える前記特許請求の範囲第3項
    記載の、開口覆材の自動開閉装置。 5 開閉制御手段は、過負荷を検出してモータを
    停止した時に、警報を警報ドライバに指示する前
    記特許請求の範囲第3項又は第4項記載の、開口
    覆材の自動開閉装置。
JP58213005A 1983-11-12 1983-11-12 開口覆材の自動開閉装置 Granted JPS60107416A (ja)

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