JPH0331671Y2 - - Google Patents

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JPH0331671Y2
JPH0331671Y2 JP1984036301U JP3630184U JPH0331671Y2 JP H0331671 Y2 JPH0331671 Y2 JP H0331671Y2 JP 1984036301 U JP1984036301 U JP 1984036301U JP 3630184 U JP3630184 U JP 3630184U JP H0331671 Y2 JPH0331671 Y2 JP H0331671Y2
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JP
Japan
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vehicle height
pressure
control means
height adjustment
vehicle
Prior art date
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JP1984036301U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車高調整装置の圧力データ入力部の
改良に関する。
自動二輪車の車高調整装置は、フロントフオー
ク、リヤクツシヨン内の気体室圧力を調整するこ
とにより車高を調整する。該気体室及びこれに圧
気の給排を行う圧力系統の装置は圧力について一
定の制限を付される。従つて圧力系統の装置を動
作させるには圧力状態のデータが必要となる。ま
た圧力データは表示装置に表示され、運転者にと
つてもマニユアル調整においては車高調整のため
の重要な情報となる。従つて制御系においては圧
力センサで圧力状態を検出し、これを制御情報と
して取り込む必要がある。ところが、圧力データ
は走行状態に応じて不安定に変動するので、圧力
表示が識別しにくかつたり、圧力表示と実際の圧
力値との間でずれが生じるという不具合が発生す
る。斯かる不具合は、圧力データの平均化或いは
ローパスフイルタを設けることで解消される。し
かし、このような手段を施すと反対に停車或いは
低速走行時の車高調整において応答性が悪くなり
微調整を行うことができなくなる。
本考案者は上記した問題点に鑑みこれを有効に
解決すべく本考案を成したものである。
本考案の目的は、車両の走行状態に応じて圧力
センサからの圧力データの入力形態を状況に応じ
変化させ、圧力データが変動又は不正確になる場
合には安定させ且つ正確に圧力表示を行うと共
に、停車時等の車高調整においては応答性良く且
つ微調整可能に調整することを企図するものであ
る。
而して上記目的を実現すべく本考案は、車高調
整装置の制御手段に、車高調整のためのマニユア
ル操作セツト時の初めの数秒間のみローパスフイ
ルタを介さずに制御手段に圧力信号を直接入力す
る切換器を設けたことをその要旨とする。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
図面は本考案に係る車高調整装置の系統図を示
す。本車高調整装置は自動二輪車用のものであ
り、空気圧によつて車高を調整する。
先ず空気圧回路系統を説明する。1は空気吸入
口で、空気フイルタ2が配設される。コンプレツ
サ3はポンプ4で吸引した空気を圧縮し、ドライ
ヤ5に送給する。コンプレツサ3の作動は車高を
高めるときに行われる。ドライヤ5は圧縮空気を
除湿する作用を有する。6はバルブユニツトであ
り、内部の空気路はドライヤ5と通じ、フロント
フオーク用ソレノイドバルブ7、リヤクツシヨン
用ソレノイドバルブ8、大気開放用ソレノイドバ
ルブ9、及び圧力センサ10を備える。バルブ7
が開くとユニツト6内空気路とフロントフオーク
11,11内の気体室とが連通し、バルブ8が開
くとユニツト6内空気路とリヤクツシヨン12,
12内の気体室とが三方向ソケツト13を介して
連通する。またバルブ9が開くとユニツト6内空
気路と大気とが排気口14を介し連通する。圧力
センサ10は、ユニツト6内の空気路における圧
力を検出するもので、圧力をポテンシヨメータ1
0a等でアナログ的電気信号に変換して出力す
る。
次に電気回路系統を説明する。15は制御ユニ
ツトである。制御ユニツト15内には車高調整の
ためのCPU16を備える。制御ユニツト15を
動作させるために、車載バツテリ17からの電気
をレギユレータ18で所定電圧に調整して供給す
る。またコンパイラ19,20で所要電圧を監視
させている。レギユレータ18とバツテリ17と
の間にはイグニツシヨンスイツチ21、キルスイ
ツチ22が直列に接続されて配設されている。制
御ユニツト15の入力側としては、自動調整用ス
イツチ23a、マニユアルスイツチ23b等の指
示操作、検出用のスイツチ類23、及び車高レベ
ルを検出する、発光素子24aと受光素子24b
と遮光板24cから成る車高センサ24、前記圧
力センサ10からの各信号が入力される。スイツ
チ類23、車高センサ24からの信号は、入力イ
ンタフエース25を介してCPU16に入力され
る。圧力センサ10からのアナログ電気信号は切
換器26を介してローパスフイルタ27又は直接
にA/D変換器28に入力され、その後デイジタ
ル信号としてCPU16に入力される。制御ユニ
ツト15の出力側としては、前記したポンプ4、
フロントフオークソレノイドバルブ7、リヤクツ
シヨンソレノイドバルブ8、大気開放用ソレノイ
ドバルブ9、及び圧力表示装置29が配設され
る。ポンプ4及びバルブ7,8,9に対しては出
力インターフエース30、駆動回路31を介して
駆動用信号が与えられる如く構成されている。ポ
ンプ4については、ポンプ4と電源との間に配設
されたリレースイツチ32の駆動コイル32aに
励磁電流を流すように構成している。なおこのリ
レースイツチ32に対しては緊急用のスイツチ3
3が並設されている。上記ポンプ4、バルブ7,
8,9の各動作は車高状況、圧力状態等に対応し
て制御信号に基づいて適宜なタイミングで行われ
る。圧力表示装置29は、例えば運転者の視認し
やすい箇所に配設される。内部にはLCD29a
と表示用CPU29bを備え、表示用CPU29b
とCPU16との間には表示出力装置34が介設
される。制御ユニツト15内にはその他必要な回
路要素が内蔵される。
以上において、コンプレツサ3を作動しバルブ
7,8のいずれかを開ければ、フロントフオーク
11、リヤクツシヨン12のいずれかに圧縮空気
が供給され、車高が高くなる。またバルブ7,8
のいずれかを開き、且つ大気開放用のバルブ9を
開ければフロントフオーク11、リヤクツシヨン
12内の圧縮空気が抜け、車高が低くなる。斯か
る車高調整は、圧力センサ10からの圧力情報に
基づいて圧力制限の下に一定の圧力範囲内におい
て行われ、且つ車高センサ24からの車高情報及
び各操作スイツチからの操作信号に基づきマニユ
アル式又は自動式に行える。
特に本考案においては、ローパスフイルタ27
の前段に切換器26を設け、この切換器26を
CPU16によつて次のように制御する。すなわ
ち、マニユアルスイツチ23bの操作で車高を上
下に調整しようとする場合に、マニユアルスイツ
チ23bをオンした時点から1.5秒間程度圧力に
係るアナログ電気信号を直接にA/D変換器28
に入力し、それ以降はローパスフイルタ27(時
定数1秒程度)を通してA/D変換器28に入力
する。また自動的に車高調整を行なうときには、
バルブの動作の開始後、フイルタ27を通して
1.5秒後A/D変換器28に入力する。圧力セン
サからの圧力データの入力について上記のように
処理することによつて、停車時等で車高調整を行
う場合には最初はフイルタ27を介さず圧力デー
タを直接に取り入れることによつて感度良く迅速
に車高調整を行うことができ、微調整を行うこと
ができる。一方所定時間経過後はフイルタ27を
介するようにし、これによつてCPU16内に取
り入れられる圧力データの変化の度合をにぶくさ
せ、表示装置29における表示の変動等をなくす
ことができる。
以上の説明で明らかなように本考案によれば、
各気体室の圧力状態を圧力センサで検出して制御
手段に入力するに際して、入力部に切換器を設
け、適時にフイルタを介さないで直接的に入力し
たり或いはフイルタを介して入力させるようにし
たため、停車時等に車高調整する場合にはフイル
タを介さないで応答性よく、微調整を行い得る状
態で車高調整できると共に、通常はフイルタを介
して圧力状態の変動に対して即応しないように
し、安定且つ正確な圧力表示を行わせることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る車高調整装置の系統図であ
る。 図面中、3はコンプレツサ、6はバルブユニツ
ト、10は圧力センサ、11はフロントフオー
ク、12はリヤクツシヨン、15は制御ユニツ
ト、16はCPU、23はスイツチ類、24は車
高センサ、26は切換器、27はローパスフイル
タ、19は表示装置である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車体と車軸との間に介装される懸架装置の内
    部に形成されている気体室の圧力を圧力センサ
    にて検出し、この圧力信号をローパスフイルタ
    を介して制御手段に入力して前記気体室の圧力
    を制御することにより車高を所定高さに調整す
    るとともに、前記制御手段に入力された圧力に
    ついて表示装置によつて表示し、かつ、車高を
    任意に調整するためのマニユアル式車高調整機
    能を備えた車高調整装置において、 前記制御手段は車高調整のためのマニユアル
    操作セツト時の初めの数秒間のみローパスフイ
    ルタを介さずに前記圧力信号を制御手段に直接
    入力する切換器を備えたことを特徴とする車高
    調整装置。 (2) 前記ローパスフイルタは、その時定数を前記
    数秒間とすることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の車高調整装置。
JP3630184U 1984-03-13 1984-03-13 車高調整装置 Granted JPS60147589U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3630184U JPS60147589U (ja) 1984-03-13 1984-03-13 車高調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3630184U JPS60147589U (ja) 1984-03-13 1984-03-13 車高調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60147589U JPS60147589U (ja) 1985-10-01
JPH0331671Y2 true JPH0331671Y2 (ja) 1991-07-04

Family

ID=30541347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3630184U Granted JPS60147589U (ja) 1984-03-13 1984-03-13 車高調整装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS60147589U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56146412A (en) * 1980-04-10 1981-11-13 Showa Mfg Co Ltd Two-wheeled vehicle height adjusting device

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6010168Y2 (ja) * 1980-03-10 1985-04-08 トヨタ自動車株式会社 緩衝器

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56146412A (en) * 1980-04-10 1981-11-13 Showa Mfg Co Ltd Two-wheeled vehicle height adjusting device

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Publication number Publication date
JPS60147589U (ja) 1985-10-01

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