JPH0329575B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0329575B2 JPH0329575B2 JP5925087A JP5925087A JPH0329575B2 JP H0329575 B2 JPH0329575 B2 JP H0329575B2 JP 5925087 A JP5925087 A JP 5925087A JP 5925087 A JP5925087 A JP 5925087A JP H0329575 B2 JPH0329575 B2 JP H0329575B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- roll
- thickness
- sheet
- release paper
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 8
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 8
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Landscapes
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は極薄ゴムシートの製造方法に関するも
のである。
のである。
(従来の技術)
従来のゴムシートは、カレンダ出しやプレス成
形により製造されている。
形により製造されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしカレンダ出しでは、厚さが薄くなるに従
い、ロールに巻付いて引出しが困難になるため、
1mm厚程のゴムシートしか製造できないという問
題がある。
い、ロールに巻付いて引出しが困難になるため、
1mm厚程のゴムシートしか製造できないという問
題がある。
プレス成形によれば、後加工なしで0.1mm程の
厚さで、ある程度の大きさのものが試作されてい
る。しかし連続シート状のものを工業的に製造す
るには到つておらず、又0.1mm以下の厚さのもの
を後加工なしで製造することができないという問
題がある。
厚さで、ある程度の大きさのものが試作されてい
る。しかし連続シート状のものを工業的に製造す
るには到つておらず、又0.1mm以下の厚さのもの
を後加工なしで製造することができないという問
題がある。
本発明は上記従来例の問題点に鑑み、極薄の連
続ゴムシートを製造することができる極薄ゴムシ
ートの製造方法を提供することを目的とする。
続ゴムシートを製造することができる極薄ゴムシ
ートの製造方法を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明は上記目的を達成するため、混練したゴ
ムを第1ロール対で所定ゴム厚のゴムシートに圧
延し、次に離型紙の紙厚と前記所定ゴム厚とを合
せた寸法の隙間に設定した第2ロール対で前記離
型紙に前記ゴムシートを転着した後、引出して加
硫することを特徴とする。
ムを第1ロール対で所定ゴム厚のゴムシートに圧
延し、次に離型紙の紙厚と前記所定ゴム厚とを合
せた寸法の隙間に設定した第2ロール対で前記離
型紙に前記ゴムシートを転着した後、引出して加
硫することを特徴とする。
(作用)
上記構成によれば、混練したゴムを第1ロール
対で予め所定ゴム厚のゴムシートに圧延している
ので、第2ロール対による離型紙への転着の際の
加圧力を小さくして前記ゴムシートの第2ロール
対への密着力が増加しないようにすることがで
き、しかも前記第2ロール対において前記離型紙
に転着することができるので、この離型紙と共に
ゴムシートを前記第2ロール対から容易に引出し
て加硫することができる結果、極薄の連続ゴムシ
ートを連続的に得ることができる。
対で予め所定ゴム厚のゴムシートに圧延している
ので、第2ロール対による離型紙への転着の際の
加圧力を小さくして前記ゴムシートの第2ロール
対への密着力が増加しないようにすることがで
き、しかも前記第2ロール対において前記離型紙
に転着することができるので、この離型紙と共に
ゴムシートを前記第2ロール対から容易に引出し
て加硫することができる結果、極薄の連続ゴムシ
ートを連続的に得ることができる。
(実施例)
本発明の実施例を、第1図及び第2図に基き説
明する。
明する。
カレンダロール機は、第1ロール1、第2ロー
ル2、第3ロール3及び第4ロール4を備えてい
る。これらロール1,2,3,4は、離型性の良
いテフロン(デユポン社商標)やナイロンなどの
表層を有している。
ル2、第3ロール3及び第4ロール4を備えてい
る。これらロール1,2,3,4は、離型性の良
いテフロン(デユポン社商標)やナイロンなどの
表層を有している。
ゴム厚(所定ゴム厚)Gが0.05mmのシリコーン
ゴム(ゴム)5の極薄シートを、紙厚Kが0.1mm
の離型紙6上に得るため、第1ロール1と第2ロ
ール2との隙間Aを0.06mm、第2ロール2と第3
ロール3との隙間Bを0.05mm、第3ロール3と第
4ロール4との隙間Cを0.15mmに設定する。
ゴム(ゴム)5の極薄シートを、紙厚Kが0.1mm
の離型紙6上に得るため、第1ロール1と第2ロ
ール2との隙間Aを0.06mm、第2ロール2と第3
ロール3との隙間Bを0.05mm、第3ロール3と第
4ロール4との隙間Cを0.15mmに設定する。
第1ロール1と第2ロール2とは、混練された
シリコーンゴム5を最終の所定ゴム厚Gよりやや
厚い程度のゴム厚にまで圧延する。このゴム厚は
上記のように、所定ゴム厚Gの1.2倍程度が好適
である。
シリコーンゴム5を最終の所定ゴム厚Gよりやや
厚い程度のゴム厚にまで圧延する。このゴム厚は
上記のように、所定ゴム厚Gの1.2倍程度が好適
である。
第2ロール2と第3ロール3とは、シリコーン
ゴム5を所定ゴム厚Gに圧延するローラ対(第1
ローラ対)を構成する。このように2段階で徐々
に圧延することにより、均一な所定ゴム厚Gを得
ることができる。
ゴム5を所定ゴム厚Gに圧延するローラ対(第1
ローラ対)を構成する。このように2段階で徐々
に圧延することにより、均一な所定ゴム厚Gを得
ることができる。
第3ロール3と第4ロール4とは、シリコーン
ゴム5を離型紙6に圧着するローラ対(第2ロー
ラ対)を構成する。これらローラ1,2,3,4
の周速は等速である。
ゴム5を離型紙6に圧着するローラ対(第2ロー
ラ対)を構成する。これらローラ1,2,3,4
の周速は等速である。
離型紙6を、送りローラ7により第3ロール3
と第4ロール4との隙間Cに移送し、シリコーン
ゴム5を転着した後、このシリコーンゴム5を加
硫することにより、シリコーンゴム5の極薄ゴム
シート8を連続的に得ることができる。尚、離型
紙6の送り速度及び引出し速度は、前記ロール
1,2,3,4の周速と一致させている。又加硫
条件は、100℃の場合で約10分、120℃の場合で約
5分である。
と第4ロール4との隙間Cに移送し、シリコーン
ゴム5を転着した後、このシリコーンゴム5を加
硫することにより、シリコーンゴム5の極薄ゴム
シート8を連続的に得ることができる。尚、離型
紙6の送り速度及び引出し速度は、前記ロール
1,2,3,4の周速と一致させている。又加硫
条件は、100℃の場合で約10分、120℃の場合で約
5分である。
このようにして得られたシリコーンゴム5の極
薄ゴムシート8は、電気絶縁性、弾力性、耐候
性、非粘着性などに優れ、且つ極薄なので、コン
ピユータケースの絶縁シートや耐震シートなどに
使用すると好適である。
薄ゴムシート8は、電気絶縁性、弾力性、耐候
性、非粘着性などに優れ、且つ極薄なので、コン
ピユータケースの絶縁シートや耐震シートなどに
使用すると好適である。
又極薄ゴムシート8自体は極薄のため扱いにく
いが、離型紙6に転着されているので取扱いが容
易となり、任意の形状に切取つて用いることがで
きる。
いが、離型紙6に転着されているので取扱いが容
易となり、任意の形状に切取つて用いることがで
きる。
本発明は上記実施例に示す外、種々の態様に構
成することができる。例えば、第1図に示すよう
に、第1ローラ対2,3の隙間Bにもう1枚の離
型紙9を、送りローラ10により移送し、極薄ゴ
ムシート11を上下2枚の離型紙6,9でサンド
イツチして第2ローラ対3,4から引出すように
してもよい。離型紙6,9の紙厚Kを夫々0.1mm、
ゴム厚Gを0.05mmにする場合、第1ロール1と第
2ロール2との隙間Aを0.06mm、第1ローラ対
2,3の隙間Bを0.15mm、第2ローラ対3,4の
隙間Cを0.25mmに設定すると好適である。これに
より、極薄ゴムシート11が第3ローラに巻付く
のを確実に防止することができるので、極薄ゴム
シート11の第2ローラ対3,4からの引出しを
一層容易にすることができる。尚、極薄の連続シ
ートに形成されるゴムの素材やその離型紙は上記
実施例に示すものに限定されない。
成することができる。例えば、第1図に示すよう
に、第1ローラ対2,3の隙間Bにもう1枚の離
型紙9を、送りローラ10により移送し、極薄ゴ
ムシート11を上下2枚の離型紙6,9でサンド
イツチして第2ローラ対3,4から引出すように
してもよい。離型紙6,9の紙厚Kを夫々0.1mm、
ゴム厚Gを0.05mmにする場合、第1ロール1と第
2ロール2との隙間Aを0.06mm、第1ローラ対
2,3の隙間Bを0.15mm、第2ローラ対3,4の
隙間Cを0.25mmに設定すると好適である。これに
より、極薄ゴムシート11が第3ローラに巻付く
のを確実に防止することができるので、極薄ゴム
シート11の第2ローラ対3,4からの引出しを
一層容易にすることができる。尚、極薄の連続シ
ートに形成されるゴムの素材やその離型紙は上記
実施例に示すものに限定されない。
(発明の効果)
本発明は上記構成、作用を有するので、極薄の
ゴムシートを連続的に得ることができる極薄ゴム
シートの製造方法を提供することができる。
ゴムシートを連続的に得ることができる極薄ゴム
シートの製造方法を提供することができる。
第1図は本発明の実施例を示す概略図、第2図
はその離型紙に成形された極薄ゴムシートの断面
図、第3図は本発明の他の実施例を示す概略図で
ある。 2,3……第1ローラ対、3,4……第2ロー
ラ対、5……ゴム、6,9……離型紙、8,11
……極薄ゴムシート、G……所定ゴム厚、K……
紙厚。
はその離型紙に成形された極薄ゴムシートの断面
図、第3図は本発明の他の実施例を示す概略図で
ある。 2,3……第1ローラ対、3,4……第2ロー
ラ対、5……ゴム、6,9……離型紙、8,11
……極薄ゴムシート、G……所定ゴム厚、K……
紙厚。
Claims (1)
- 1 混練したゴムを第1ロール対で所定ゴム厚に
圧延し、次に離型紙の紙厚と前記所定ゴム厚とを
合せた寸法の隙間に設定した第2ロール対で前記
離型紙に前記ゴムを転着した後、引出して加硫す
ることを特徴とする極薄ゴムシートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5925087A JPS63224914A (ja) | 1987-03-14 | 1987-03-14 | 極薄ゴムシ−トの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5925087A JPS63224914A (ja) | 1987-03-14 | 1987-03-14 | 極薄ゴムシ−トの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63224914A JPS63224914A (ja) | 1988-09-20 |
JPH0329575B2 true JPH0329575B2 (ja) | 1991-04-24 |
Family
ID=13107947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5925087A Granted JPS63224914A (ja) | 1987-03-14 | 1987-03-14 | 極薄ゴムシ−トの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63224914A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1666522A1 (en) | 2004-11-30 | 2006-06-07 | Japan Gore-Tex, Inc. | Ultrathin flexible sheet and method for manufacuring same |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19900183A1 (de) * | 1999-01-07 | 2000-07-13 | Beiersdorf Ag | Verfahren zur Herstellung einer Elastomerträgerbahn |
JP2002036273A (ja) * | 2000-07-24 | 2002-02-05 | Mitsuboshi Belting Ltd | ゴムの圧延方法 |
US20120309557A1 (en) * | 2011-06-02 | 2012-12-06 | Eaton Corporation | Flexible implement handle grip and method of making same |
-
1987
- 1987-03-14 JP JP5925087A patent/JPS63224914A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1666522A1 (en) | 2004-11-30 | 2006-06-07 | Japan Gore-Tex, Inc. | Ultrathin flexible sheet and method for manufacuring same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63224914A (ja) | 1988-09-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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