JPH03295671A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH03295671A
JPH03295671A JP9753790A JP9753790A JPH03295671A JP H03295671 A JPH03295671 A JP H03295671A JP 9753790 A JP9753790 A JP 9753790A JP 9753790 A JP9753790 A JP 9753790A JP H03295671 A JPH03295671 A JP H03295671A
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recording
sheet
ink
guide member
surface side
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JP9753790A
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Takeji Niikura
新倉 武二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は記録シートの先端セットを容易になし得る記録
装置に関する。
〈従来の技術〉 今日、情報処理システムの発達に伴い種々の記録装置が
開発されている0例えばシリアル型の熱転写記録装置に
あっては第6図に示すように、搬送ローラ50とこれに
圧接した前後ピンチローラ51a、51bとで記録シー
ト52を搬送し、記録ヘッド53を搭載したキャリッジ
54をガイドレール55に沿って往復移動させることに
よってカセット56に収容されたインクリボンのインク
を前記記録シート52を記録を行うようにしている。
前記記録装置に於いて記録シート52を手差しセットす
るには、記録シート52を挿入口57より挿入すると共
に該シート先端を搬送ローラ50と前ピンチローラ51
aとのニップ部に突き当て、シート頭出しキーを押すこ
とによって搬送ローラ50を一定量回転させて記録シー
ト52の先端頭出しをするようにしている。
しかし、前記の如く構成するためには専用のシート頭出
しキー及びその駆動回路を設けなければならず、製造コ
ストがアップしてしまう、また前記記録シート52の先
端を搬送ローラ50と前ピンチローラ51aとのニップ
部に突き当てたときに、この突き当てがずれてしまうと
斜行した状態で記録シート52の頭出しが行われてしま
う。
そこで記録シートの先端を視認しながらセットし得るよ
うに、第6図に示すようにシート排出部に於いて記録シ
ート52の記録面側の外装リブ58を突出構成し、図示
しない手動リブによって搬送ローラ50を手動回転させ
、記録シート52の先端が外装リブ58に接触するまで
送り出してセットするようにしているものがある。この
構成にあってはシート先端が外装上面と一致するように
視認しながら手動送りしてセットし、記録を開始すると
指定された上端余白に対して搬送ローラ50が所定量回
転して記録を行うものである。
前記の如くしてシート頭出しを行うようにすれば、シー
ト頭出しキーが不要となり、且つシート52の斜行セッ
トも確実に防止し得る。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、前記の如くして外装リブ58の上面に記
録シート52の先端を合わせてセットする方式では熱転
写記録にあっては問題ないが、インクジェット記録にあ
っては記録シート52にインクの未乾燥部分があると、
これが外装リブ58と接触して記録面を汚してしまう不
都合がある。
前記不都合を防止するために、第7図に示すように記録
シート52を外装と接触させることなくシート先端を外
装上面に一致させようにとすると、視差によってセット
位置にずれαを生じて頭出し精度が低下し、例えばハガ
キの郵便番号等を記録する場合、郵便番号枠内から数字
がはみ出してしまう等の不都合がある。
そこで第8図に示すように記録シート52の非記録面側
に外装リブ59を突出形成し、シートセットに際してシ
ート先端が前記リブ59に接触するようにした構成も考
えられるが、このようにした場合には記録シート52が
手前側に排出されるために印刷状況が確認出来ないばか
りでなく、記録面が外装上面と接触してインクが未乾燥
であると記録面が汚れてしまう等の不都合があった。
本発明の目的は従来の前記課題を解決し、インクジェッ
ト記録にあっても記録面を未乾燥インクで汚すことなく
、シートのセットを正確に行うことが可能な記録装置を
提供せんとするものである。
〈課題を解決するための手段〉 前記課題を解決するための本発明に係る代表的な手段は
、記録シート搬送するためのシート搬送手段と、前記記
録シートに記録を行うための記録手段と、前記記録シー
トの先端を当接してシートをセットするためのガイド部
材とを有し、前記先端ガイド部材をシート搬送経路に於
ける記録シートの非記録面側で固定すると共に記録面側
を自由端として構成し、且つ前記搬送される記録シート
先端の押圧によって前記自由端側かシート搬送経路から
退避するよう構成したことを特徴としてなる。
また他の手段にあっては前記記録手段をインクジェット
記録方式で構成したことを特徴としてなる。
〈作用〉 前記手段にあっては、記録シートを手差しセットする際
にはシート先端がガイド部材に当接するまで送り出す、
前記シート先端がガイド部材に当接したか否かはガイド
部材の僅かな動きで容易に確認し得るためにシートセッ
トがオペレータの個大差に関係なく正確に行われるよう
になる。
また前記ガイド部材は非記録面側で固定されており、記
録に際して記録シートが搬送されると記録面側の自由端
が退避するために該自由端がシート記録面と接触するこ
とがない、これによりインクジェット記録方式を用いて
記録した場合に、記録面にインクの未乾燥部分があった
としても、インク汚れを生ずることがないものである。
〈実施例〉 次に前記手段を適用した本発明の一実施例をシリアル型
のインクジェット記録装置に適用した場合で説明する第
1図は記録装置の断面模式説明図であり、第2図は記録
装置の斜視説明図である。
(全体構成) 先ず装置全体の構成を説明すると、記録シートlはシー
ト搬送手段2によって搬送され、このシート1に記録手
段を構成する記録ヘッド3からのインク吐出によって記
録が行われる0本実施例ではシリアル型の記録方式を用
いており、キャリッジ4に前記記録ヘッド3が搭載され
、キャリッジ移動手段5によってキャリッジ4を往復移
動させると共に、記録へラド3を駆動することによって
記録シー)1に所定記録を行う如く構成している。
また前記記録シート1を手差しセットするに際し、その
シート先端をガイドするための先端ガイド部材6が装置
外装7に於けるシート排出口8に取り付けられている。
次に前記記録装置の各部の構成について具体的に説明す
る。
(シート搬送手段) シート搬送手段2は記録シート1を記録位置へ搬送し、
記録後のシート1を排出するためのものである。この実
施例では第1図及び構成は第2図に示すように、下ガイ
ド2aが給送ローラ2bに付勢されるように構成され、
このローラ軸2cはギヤ列2dを介して給送モーター2
eと連結している。従って、前記給送モーター2eが駆
動して給送ローラ2bが矢印a方向へ回転すると、記録
シート1が矢印す方向へと給送される。
前記給送ローラ2bの下方には搬送ローラ2fが設けら
れ、このローラ軸2gにはギヤ列2hを介して搬送モー
ター21が連結している。また前記搬送ローラ2fには
従動回転する前ピンチローラ2j及び後ピンチローラ2
kが圧接し、且つ搬送ローラ2fの下部周面にはペーパ
ーパン21が取り付けられている。これにより前記給送
された記録シート1は搬送ローラ2fとピンチローラ2
j、2kによってニップされ、搬送ローラ2fの周囲に
沿ってUターン搬送されて記録位置へ至るものである。
尚、記録位置にはプラテン2mが設けられており、記録
位置にあるシート1の裏面を支持する如く構成している
また前記ギヤ列2hには排出ローラ2nが連結しており
、記録後のシート1が排出ローラ2nとこれに当接して
回転する拍車2oによって排出口8から排出する如く構
成している。
尚、前記搬送ローラ2fのローラ軸2gの一端には手動
ノブ2pが取り付けられ、記録シート1を手差しする場
合、或いは記録シート1がジャムした場合等に前記搬送
ローラ2fを手動回転させることが出来るようになって
いる。
(ガイド部材) ガイド部材6は記録シート1を手差しセットする際のシ
ート先端ガイドとなるものである0本実施例に於けるガ
イド部材6は厚さ約0.03閣の塩化ビニル製の透明シ
ートで構成してなり、このガイド部材6が第1図に示す
如く前記排出口8を塞ぐように装置外装7上に取り付け
られいてる。その取り付けは排出口8を挟んで記録シー
ト1の非記録面側の一端が接着剤等によって貼着固定さ
れ、前記シート1の記録面側は自由端となるように取・
 り付けられている。
前記ガイド部材6は薄手シートで構成されているために
通常は排出口8を覆っているが、記録に際してシート搬
送手段2で搬送された記録シート1の先端で押し上げら
れると第1図の二点鎖線に示すように湾曲し、自由端側
かシート搬送経路から退避する如く構成されている。こ
のときガイド部材6の固定側が非記録面側であるために
、ガイド部材6の自由端は記録シート1の非記録面倒に
接触して湾曲し、記録面側には接触しない、これにより
記録へラド3から記録シート1へ吐出されたインクが未
乾燥であったとしても、前記ガイド部材によって記録面
が汚れることはないようになっている。
(手差しセット) ここで前記装置に記録シート1を手差しセットする場合
について説明する。
図示ない解除手段によって下ガイド2aと給送ローラ2
bとの圧接状態を解除して記録シート1を挿入し、その
先端を第2図に示す搬送ローラ2fと前ピンチローラ2
jとのニップ部に突き当てる0次に手動ノブ2pを回し
て記録シート1を搬送ローラ2f及び前後ピンチローラ
2j、2にの協働作用によって送り出し、その先端がガ
イド部材6に当接した時点で停止する。
前記シート先端がガイド部材6に当接したか否かはガイ
ド部材6の僅かな動きでも確認出来、特に本実施例では
ガイド部材6を透明部材で構成しているためにシート先
端がガイド部材6に当接したことを容易に視認し得る。
前記の如くして記録シート1を手差しセットする際のシ
ート先端位置決めをガイド部材6によって正確且つ容易
に行うことが出来る。
(記録手段) 次に記録手段の構成について説明すると、これは前記シ
ート搬送手段2で搬送された記録シート1にインク像を
記録するものであり、本実施例に於いてはインクジェッ
ト記録方式が好適に用いられる。
インクジェット記録方式は記録用のインク液を飛翔液滴
として吐出噴射させるための液体吐出口と、該吐出口に
連通ずる液体流路、及びこの液体流路の一部に設けられ
、流路内のインク液を飛翔させるための吐出エネルギー
を与える吐出エネルギー発生手段とを備えている。そし
て駆動信号に応じて前記吐出エネルギー発生手段を駆動
し、インク液滴を吐出して像を記録するものである。
前記吐出エネルギー発生手段としては、例えばピエゾ素
子等の電気機械変換体等の圧力エネルギー発生手段を用
いる方法、レーザー等の電磁波をインク液に照射吸収さ
せて発熱させ、該発熱による作用でインクを吐出させる
電磁エネルギー発生手段を用いる方法、或いは電気熱変
換体によってインク液を加熱してインクを吐出させる熱
エネルギー発生手段を用いる方法等がある。この中で電
気熱変換体等による熱エネルギー発生手段を用いてイン
クを吐出させる方式が、液体吐出口を高密度に配列し得
るために高解像度の記録をすることが出来、且つ記録ヘ
ッドのコンパクト化も可能であるので好適である。
本実施例では記録手段として前記インクジエ”)ト記録
方式の1つであるシリアル型のバブルジェット記録方式
を用いている。
第3図は記録手段を構成する記録ヘッド3の分解構成説
明図であり、第4図(a)〜(8)はバブルジェット記
録原理の説明図である。
第3図に於いて、3aはヒータボードであり、シリコン
基板上に電気熱変換体(吐出ヒータ)3b、これに電力
を供給するアルミニウム等の電極3cとが成膜されて配
設されている。このヒータボード3aに対して、記録用
液体の液路(ノズル)3dを仕切るための隔壁を有する
天板3eを接着することにより構成されている。また装
置の所定位置には前記記録ヘッド3にインクを供給する
ためのインクカートリッジが交換可能に取り付けられて
いる。
前記インクカートリッジから導管を介して供給されたイ
ンクは、天板3eに設けられた供給口3fより記録へラ
ド3内の共通液室3gに充填され、この共通液室3gよ
り各ノズル3d内に導かれる。
これらのノズル3dにはインク吐出口3hが形成されて
おり、また前記吐出口3hは前記記録ヘッド3の記録シ
ートに対向してシート搬送方向に所定ピッチで形成され
ている。
本実施例では前記構成の記録へラド3が往復移動可能な
キャリッジに搭載され、キャリッジの移動に同期して前
記記録へラド3からインクを吐出。
飛翔させて記録を行うものである。
ここで前記バブルジェット記録方式に於けるインク飛翔
原理については、例えば米国特許第4723129号明
細書、同第4740796号明細書に開示されている基
本的な原理を用いて行うものが好ましい。
これを第4図(萄〜(6)を参照して簡単に説明すると
、定常状態では第4図(→に示すように、ノズル3d内
に充填されているインク31は吐出口面で表面張力と外
圧が平衡している。この状態でインク31を飛翔させる
場合には、ノズル3d内の電気熱変換体3bに通電し、
そのノズル3d内のインクに核沸騰を超えて急速な温度
上昇を生じさせる。すると第4図し)に示すように、電
気熱変換体3bに隣接したインクが加熱されて微小気泡
(バブル)を生じ、該加熱部分のインクが気化して膜沸
騰を生じ、第4図(C)に示すように前記気泡3jが急
速に成長する。
前記気泡3jが第4図(ロ)に示す如く最大に成長する
と、ノズル3d内の吐出口からインク液滴が押し出され
る。そして電気熱変換体3bへの通電を終了すると、第
4図(e)に示すように、成長した気泡3jはノズル3
d内のインク31により冷却されて収縮し、この気泡の
成長、収縮によってインク液清か吐出口から飛翔する。
更に第4図(f)に示すように電気熱変換体3b面にイ
ンクが接触して急激に冷却され、気泡3jは消滅するか
又は殆ど無視し得る程度の体積に収縮する。そして前記
気泡3jが収縮すると、第4図(6)に示すようにノズ
ル3d内には毛細管現象によって共通液室3gからイン
クが供給され、次の通電に備えるものである。
従って、キャリッジを往復移動させると共に、この移動
と同期させて信号ケーブル3kを介してパルス形状の駆
動信号に応じて前記電気熱変換体3bに通電することに
よって記録シートにインク像を記録することが出来る。
前記パルス形状の駆動信号としては、米国特許第446
3359号明細書、同第4345262号明細書に記載
されているようなものが適している。そして前記熱作用
面の温度上昇率に関する発明の米国特許第431312
4号明細書に記載されている条件を採用すると、更に優
れた記録を行うことが出来る。
尚、前記キャリッジ4の移動範囲端部には回復手段9が
設けられている。この回復手段9は具体的には記録ヘッ
ド3に対しての、キャッピング手段、クリーニング手段
、加圧或いは吸引手段、電気熱変換体3b或いはこれと
は別の加熱素子或いはこれらの組合せによる予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを行う手段
等で構成され、第2図に示すようにギヤ列2dと連結し
ており、給送モーター2eの駆動によって揺動し、前記
記録へラド3に作用して該ヘッド3を安定して駆動させ
るものである。
キャリッジ4は記録へラド3を記録シート1の幅方向へ
往復移動させるためのものであり、前記プラテン2mと
平行にガイドシャフト5aが取り付けられ、このシャフ
ト5aに沿ってキャリッジ4が摺動可能に取り付けらで
いる。
前記ガイドシャフト5aの両端部付近には駆動ブーIJ
 5 b及び従動プーリ5Cが取り付けられ、前記駆動
ブー+J 5 bにはキャリッジモーター5dが連結し
ている。更に前記両プーリ5b、5c間にはタイミング
ベルト5eが張設され、その一部がキャリッジ4に接続
されている。
前記構成に於いて記録シート1を手差しセット或いは自
動セットした後に記録開始信号を受けると、先端余白に
応じて搬送ローラ2fが回転して該シート1をバック(
或いはフォワード)フィードする。そしてキャリッジモ
ーター5dが正逆駆動してキャリッジ4をガイドシャフ
ト5aに沿って往復移動し、このキャリッジ移動に同期
して前記記録ヘッド3を駆動することによって記録シー
ト1に対して画像パターン状にインクを吐出することで
記録を行うものである。
前記記録動作に応じて記録シート1は順次搬送され、排
出口8から排出されるが、このときガイド部材6の自由
端側か前記シート1で押し上げられ、シート排出の障害
となることはない、また前述したようにガイド部材6の
自由端側は排出されるシート1の記録面側には接触しな
いために未乾燥インクによって記録シート1を汚すこと
もない。
そして記録シート1を排出した後は前記ガイド部材6は
その弾性力によって元の状態に戻り、非記録時に於いて
は前記ガイド部材6は排出口6を塞ぐ蓋として機能し、
排出口6から塵等が入り込むのを防止するものである。
〔他の実施例〕
次に前記記録装置に於ける各部の他の実施例について説
明する。
(シート搬送手段) 前述した実施例では搬送ローラ2f及び前後ピンチロー
ラ2j、2にで記録シート1をニップして搬送するよう
に構成した例を示したが、記録シート1を搬送する部材
は必ずしもローラ状のものに限定する必要はなく、他に
も例えば回転ベルト等で記録シート1に搬送力を付与す
るように構成しても良い。
(ガイド部材) 前述した実施例では記録シート1を手差しセットするに
当たり、シート先端がガイド部材6に当接したか否かを
ガイド部材6の僅かな動きを視認することで確認するよ
うにしたが、第5図に示すようにガイド部材6の動きを
検出手段10によって検出するようにしても良い。
第5図の構成はガイド部材6の下面及びこれと対向する
装置外装7の上面に接点10a、10bを設けており、
その他の構成は前述した実施例と同様に構成している。
前記接点10a、fobはガイド部材6が排出口8を塞
いだ状態にあっては接触してオン状態となっており、シ
ート1の手差しセットに際してシート先端がガイド部材
6に当接し、これを僅かに押し上げると離隔してオフ状
態となる。
従って、前記の如く構成すれば手差しセットに際してシ
ート先端がガイド部材6に当接したか否かを接点10a
、10bのオン、オフによって検出することが出来る。
このため前記接点10a、10bからの信号によって例
えば表示部に所定表示を行うようにすれば、手差しセッ
トをより容易に行うことが可能となる。
尚、前記検出手段時10の構成としては前記接点10a
、10bに限定する必要がないことは当然であ(記録手
段) 記録手段に於ける記録ヘッド3の構成としては、前述の
吐出口、液路、電気熱変換体の組合せの構成(直線状液
流路又は直角液流路)の他に、熱作用部を屈曲した頭載
に配置した米国特許第4558333号明細書、同44
59600号明細書に開示されている構成のものを採用
しても良い、更に複数の電気熱変換体に対して共通する
スリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する
特開昭59年123670号公報や、熱エネルギーの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応せる構成を開示する
特開昭59年138461号公報に基づいた構成のもの
も好適に採用し得る。
また前述した記録手段は、キャリッジに予め取り付けら
れた記録へラド3を例示したが、これはキャリッジ等に
装着されることで装置本体との電気的な接続や、装置本
体からのインクの供給が可能になる交換自在のチップタ
イプの記録ヘッド、唆いは記録ヘッド自体に設けられた
カートリッジタイプの記録ヘッドを用いても良い。
更に記録装置の記録モードとしては、黒色等の主流色の
みの記録モードだけではなく、記録ヘッドを一体的に構
成するか、複数個の組合せによってでも良いが、異なる
色の複色カラー或いは混色によるフルカラーの少なくと
も一つを備えるようにしても良い。
更に前述した実施例ではインクを液体として説明したが
、室温やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟
化若しくは液体或いは前述のインクジェットではインク
自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行っ
てインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御す
るものが一般的であるから、駆動信号付与時にインクが
液状をなすものであれば良い、加えて積極的に熱エネル
ギーによる昇温をインクの固形状態から液体状態への層
変化のエネルギーとして使用せしめることで防止するか
、又はインクの蒸発防止を目的として放置状態で固化す
るインクを用いるかして、何れにしても熱エネルギーの
記録信号に応じた付与によってインクが液化してインク
液状として吐出するものや、記録シートに到達する時点
ですでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギーに
よって初めて液化する性質のインク使用も適用可能であ
る。
前記インクは特開昭54−56847号公報或いは特開
昭60−71260号公報に記載されるような、多孔質
シート凹部又は貫通孔に液状又は固形物として本実施例
された状態で、電気熱変換体に対して対向するような形
態としても良い。
尚、前記した各インクに対して本発明で最も有効なもの
は前述した膜沸騰方式を実行するものである。
更に本発明は記録手段として前述したバブルジェット記
録方式に限定する必要はない0例えば熱溶融性インクを
塗布したインクシートを画信号に応じて加熱し、溶融し
たインクを記録シートに転写する所謂熱転写記録方式、
熱によって発色する記録シートを画信号に応じて加熱す
る所謂感熱記録方式、両信号に応じてインクリボンをワ
イヤーによって叩いて記録する所謂ワイヤートッド記録
方式等、種々の記録方式を採用することが出来る。
従って、記録ヘッドも前述したバブルジェットヘッドに
限定されず、例えばサーマルヘッド、ワイヤドツトヘッ
ド、デイジ−ホイールヘッド等を使用することが出来る
更にシリアル型の記録装置に限定する必要はなく、記録
シート幅の1ライン毎に記録を行うライン型の記録装置
として構成しても良い。
尚、前述したインクジェット記録方式或いはバブルジェ
ット記録方式等を用いた記録装置の形態としては、コン
ピュータ等の情報処理機器の画像出力端末であるプリン
タとして用いられる他、リーダー等と組合わせた複写装
置、更には送受信機能を有するファクシミリ装置等とし
ても用いられる。
〈発明の効果〉 本発明は前述した如く、記録シートを手差しセットする
に際して先端をガイド部材に当接させるようしたために
、セットが正確且つ容易に行うことが出来、特にインク
ジェット記録装置にあっては前記ガイド部材が記録シー
トの記録面に接触することがないために、未乾燥インク
によって記録面を汚すこともない等の効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るシリアル型インクジェ
ット記録装置の断面説明図、第2図は斜視説明図、第3
図は記録ヘッドの分解構成説明図、第4図(萄〜(6)
はバブルジェット記録原理の説明図、第5図はガイド部
材の動きを検出するセンサーを設けた実施例の説明図、
第6図乃至第8図は従来技術の説明図である。 1は記録シート、2はシート搬送手段、2aは下ガイド
、2bは給送ローラ、2Cはローラ軸、2dはギヤ列、
2eは給送モーター、2fは搬送ローラ、2gはローラ
軸、2hはギヤ列、21は搬送モーター、2jは前ピン
チローラ、2には後ピンチローラ、2I!、はペーパー
パン、2mはプラテン、2nは排出ローラ、2oは拍車
、2pは手動ノブ、3は記録へッ、ド、3aはヒータボ
ード、3bは電気熱変換体、3Cは電極、3dはノズル
、3eは天板、3fは供給口、3gは共通液室、3hは
吐出口、31はインク、3jは気泡、3には信号ケーブ
ル、4はキャリッジ、5はキャリッジ移動手段、5aは
ガイドシャフト、5bは駆動プーリ、5cは従動プーリ
、5dはキャリッジモーター、5eはタイミングベルト
、6はガイド部材、7は装置外装、8は排出口、9は回
復手段、10ば検出手段、10a、10bは接点である

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録シート搬送するためのシート搬送手段と、前
    記記録シートに記録を行うための記録手段と、前記記録
    シートの先端を当接してシートをセットするためのガイ
    ド部材とを有し、 前記先端ガイド部材をシート搬送経路に於ける記録シー
    トの非記録面側で固定すると共に記録面側を自由端とし
    て構成し、且つ前記搬送される記録シート先端の押圧に
    よって前記自由端側がシート搬送経路から退避するよう
    構成したことを特徴とした記録装置。
  2. (2)前記ガイド部材を透明部材で構成した請求項(1
    )記載の記録装置。
  3. (3)前記ガイド部材の動作を検出するための検出手段
    を設けた請求項(1)記載の記録装置。
  4. (4)前記記録装置は、記録手段が信号に応じてインク
    を吐出して記録を行うインクジェット記録方式である請
    求項(1)記載の記録装置。
  5. (5)前記記録装置は、記録手段が信号に応じて電気熱
    変換体に通電し、前記電気熱変換体による熱エネルギー
    を利用してインクを吐出して記録を行うインクジェット
    記録方式である請求項(4)記載の記録装置。
  6. (6)前記記録装置は、記録手段が信号に応じて電気熱
    変換体に通電し、前記電気熱変換体による膜沸騰を超え
    る加熱によって生ずる気泡の成長により、インクを吐出
    口より吐出して記録を行うバブルジェット記録方式であ
    る請求項(5)記載の記録装置。
JP9753790A 1990-04-16 1990-04-16 記録装置 Pending JPH03295671A (ja)

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