JPH03293274A - エレベータの音声登録装置 - Google Patents

エレベータの音声登録装置

Info

Publication number
JPH03293274A
JPH03293274A JP2093103A JP9310390A JPH03293274A JP H03293274 A JPH03293274 A JP H03293274A JP 2093103 A JP2093103 A JP 2093103A JP 9310390 A JP9310390 A JP 9310390A JP H03293274 A JPH03293274 A JP H03293274A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice
floor
elevator
dictionary
destination floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2093103A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Tamura
利夫 田村
Yutaka Nakajima
豊 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2093103A priority Critical patent/JPH03293274A/ja
Publication of JPH03293274A publication Critical patent/JPH03293274A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Elevator Control (AREA)
  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、エレベータを利用する乗客の音声を認識し
てエレベータの運行制御を行う音声登録装置に関する。
(従来の技術) エレベータはさまざまな建物に設置されているが、エレ
ベータ利用者が直接操作を行う動作としては、 1)エレベータホールで呼びボタンを押す。
jI)エレベータかご内で行き先呼びボタンを押す。
iN)エレベータのドアを開閉するボタンを押す。
の3種類の項目がある。
これらは対応するボタンを利用者が押して、その結果エ
レベータが応答する順序になっている。
ところが、エレベータに取り付けられているボタンは必
ずしも使いやすいものとはいえず、しばしば利用者の不
満を残すことがある。
たとえば、両手に荷物を持っている場合には、荷物をい
ったん降ろしてからボタンを押す操作をしなければなら
ず、また盲人が使用する場合には、小さなボタンを手探
りで探さなければならない。
さらに、ボタンの前に人が立っていれば操作しにくい場
合もある。
そこで、このような問題点を解消するために、利用者の
音声を認識して処理を行う音声登録装置が提案されるよ
うになっている。
このエレベータの音声登録装置は、従来、呼びボタンが
設置されている場所に音声入力用のマイクを設置し、マ
イクに入力される音7′!1を分析した結果、エレベー
タを操作する指令と判定した場合には対応する動作を行
うようにしたものである。
たとえば、利用者が「ゴカイ」と発音した場合には、5
階の呼び応答ランプを点灯させ、ニレベタを5階に運行
させるものであり、従来、5階の呼びボタンを押した場
合とまったく同様の呼び登録ができる。
この音声認識処理は、あらかじめ登録しておいた単語を
辞書として格納し、入力されてきた音声を周波数分析し
、その結果を辞書内に格納されているデータと比較し、
最も近い音声が一定の割合具」二に類似していた場合に
、対応する処理を行うようにするのである。そして通常
、エレベータに用いられる音声認識方法は不特定話者単
語認識方法と呼ばれるものが一般的であり、不特定話者
、すなわぢ誰の音声でも認識できるようにしている。
また、その音声内容は「ヒラケ」、「トジロ」、「ゴカ
イjといった単語単位で認識されるように、16単語程
度に限られており、さらに認識率を向上させるために、
認識しにくい単語に対しては数種類の単語を辞書に格納
するようにしている。たとえば、1階の登録のために「
イッカイ」、「イチカイ」などの複数個の辞書を持たせ
、認識率の向」二を図っているのである。
第8図はこのような従来の実用化されているエレベータ
の音声登録装置のブロック図であり、第9図はエレベー
タホールの外観図を示している。
この第9図のエレベータの音声登録装置では、エレベー
タドア1の近辺にホールインジケータ2とポール呼びボ
タン3が取り付けられており、さらにホール呼びボタン
3の近くに音声登録用のマイク4が取り付けられている
そこで、利用者が1階のエレベータホールにおいてマイ
ク4に向かって自分の行きたい方向、たとえば「ウニ」
あるいは「ゴカイ」と発声すれば、これを認識して上昇
方向ホール呼びボタン3が点灯し、エレベータに対して
呼び登録されたことを示し、同時にこのホール呼びに対
して応答制御するのである。
この音声認識処理について第8図に基づいて説明すると
、マイク4から入力された音声はアナログ信号であるた
め、CPU5により処理するためにA/D変換部6で音
声の振幅に応じたディジタル値に変換してバンドパスフ
ィルタ部7に出力する。ディジタル値を周波数領域に分
割するバンドパスフィルタ部7では音声の帯域制限を行
い、これにより、たとえばサンプリング周波数1.2 
k H2112ビットのディジタル値の配列を得る。た
だし、この値は音声に対して連続的な数値となるため音
声の特徴のみを抽出し、8m5ec単位のスペクトル系
列に変換して情報量の圧縮を行い、これを出力する。
音声区間検出部8ては、有効な音声の抽出を行うため無
音部と有効音声部とを区分し、その結果、実際に認識す
べき音声のデータをまとめる。
サンプリング部9では、音声区間検出部8から出力され
た実際に音声認識すべき音声データを受けると、利用者
ごとに異なる入力音声の長さを認識に用いる辞書パター
ンの音声区間長に合わせて正規化する。この結果、音声
データは、256点のデータに変換され、CPU5が辞
書記憶部10に格納されている256点の辞書パターン
とこの音声データとを比較して類似度を計算し、最も類
似度の高い辞書パターンを認識結果として操作出力部1
]に出力する。そしてこの操作出力部11からのデータ
はエレベータ制御部13に入力されて様々な制御を行う
ことになる。
なお、」1記の操作出力部11は、−設面なディジタル
出力回路である場合が多い。また、12は以上の音声認
識処理のプログラムを格納するプログラム記憶部である
第10図は」二連の音声認識の処理過程を音声波形とし
て図示したものである。同図(a)はマイク4から入力
された音声波形を示しており、この波形には認識すべき
中詰のほかに様々な騒音が混入している。そこで、同図
(b)のように音声区間検出部8で必要な単語の区間を
抽出する。そしてサンプリング部9において、同図(C
)に示すように16チヤンネルの周波数帯域に分割し、
各音声帯域において類似度を求めて総合的に音声認識を
行うのである。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように従来のエレベータの音声登録装置は、エレ
ベータ利用者の音声指令により音声を認識して操作を行
うので、非接触にエレベータ登録処理ができるので、両
手に荷物を持っている利用者が荷物をいったん降ろして
から登録呼びボタンを操作する必要がなく、口頭て発声
するだiJて呼び登録することができ、ザービスの向上
を図ることができるのであるが、なお、そのザーピスの
向」二が望まれていた。
つまり、エレベータ利用者は必ずしも行き先階名か重要
なのではなく、その階床に所属している部課あるいは店
など(以下、これを「部署」という言葉で総称する)に
行くのが目的であるが、自分の行きたい部署の所属して
いる階床名に置き換えて呼び登録するのであり、本来な
らば利用者が自分の行きたい部署を音声で入力すればそ
の所属する階床が自動的に登録されれば、幾つもある部
署とその所属する階床名との対照を利用者側か記憶しな
くてもよくなり、また案内表示板を見たりする必要も少
なくなるので、利用者の負担をいっそう軽減することが
できるのであるが、従来、そのような方式のエレベータ
の音声登録装置は知られていない。
また、従来のエレベータでは、自分の行きたい階床名を
「イッカイ」、「ゴカイ」といった鳶葉で音声入力する
必要かあるが、夕)部からきたニジ、・ベータの使用に
慣れていない利用者にとっては、音声入力する場合にと
のように発声すれば登録されるのかはっきり分からす、
例えば3階に行きたい場合に「サン」としか発声しない
ような場合がある。そして、そのような場合には、音声
認識手段では正しく音声認識処理することがてきず、再
度音声入力を促すことになるのであるが、慣れない利用
者は単に入力音声が不明瞭たったために認識されなかっ
たもの考えて、再度「サン」と音声入力する場合か起こ
り得る。そして、この場合にはやはり音声認識されない
ので、利用者はどうすれば良いのか戸惑ってしまうこと
が考えられ、せっかくのザービス向上を図った音声登録
装置がかえって不便なものとなってしまう問題点があっ
た。
この発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、音声登録によるザービスの向上がいっそう図れる
エレベータの音声登録装置を提供することを目的とする
[発明の構成] (課題を解決するだめの手段) 請求項]の発明の工1ノベータの音戸1登録装置1r] は、エレベータかごまたはエレベータホールに設置され
たマイクと、各階床の入居部課名、入居店名などの階床
配置情報の音声辞書を記憶する階床配置情報辞書記憶手
段と、この階床配置情報辞書記憶手段の記憶している各
階床配置情報と当該各階床配置情報の所属する階床との
対応関係を記憶する階床情報記憶手段と、前記マイクか
らの音声入力に対して、前記階床配置情報辞書記憶手段
の記憶する階床配置情報の音声辞書との対照により入力
階床配置情報を音声認識する音声認識処理手段と、この
音声認識処理手段が音声認識した入力階床配置情報から
、前記階床情報記憶手段の記憶する各階床配置情報と所
属階床との対応関係を参照して行き先階を割り出して登
録する行き先階登録手段と、この行き先階登録手段によ
り登録された行き先階にエレベータを運行させるエレベ
ータ制御手段とを備えたものである。
また請求項2のエレベータの音声登録装置は、エレベー
タかこまたはエレベータホールに設置されたマイクと、
各行き先階の音声辞書を記憶する]1− 音声・辞書記憶手段と、前記マイクからの音声入力に対
して、前記音声辞書記憶手段の記憶する行き先階の音声
辞書との対照により音声認識して行き先階を登録する音
声認識処理手段と、前記音声認識処理手段が入力音声を
音声認識できない時に、前記音声辞書記憶手段の記憶し
ている音声辞書情報の内容を文字表示する音声辞書情報
表示手段と、前記音声認識処理手段により登録された行
き先階にエレベータを運行させるエレベータ制御手段と
を備えたものである。
(作用) 請求項1のエレベータの音声登録装置では、利用者がマ
イクに向かって自分の行きたい部課名や店名などを発声
すると、音声認識処理手段は、入力音声に対して、階床
配置情報辞書記憶手段の記憶している各階床配置情報と
対照させて該当する階床配置情報を特定する。そして、
この特定された階床配置情報に対して、行き先階登録手
段は、階床情報記憶手段が記憶している階床配置情報と
所属階床との対応関係を参照して行き先階を割り 2 出して登録する。
そして、エレベータ制御手段は、この行き先階登録手段
の登録[また行き先階にエレベータを運行させる。
こうして、エレベータ利用者が自分の行きたい部著名を
音声入力することにより、エレベータ側てその所属する
階床を自動的に割り出して当階床の呼び登録を行い、利
用者を運ぶことができるのである。
また請求項2のエレベータの音声登録装置では、エレベ
ータ利用者かマイクに向がって自分の行きたい階を発声
すると、音声認識処理手段は音声n2)記憶手段の記憶
する行き先階の音声辞書と入カ音小との対照により行き
先階の音声認識処理を行い、音パi認識された行き先階
を登録する。そ1.て、エレベータ制御手段は、この音
声認識処理手段が音声認識し、て登録した行き先階へエ
レベータを運行させる。
ここで、前記音声認識処理手段が利用者の入力音声が音
声音−1に登録されていない誤ったものであり、音声認
識できない場合には、音声辞書情報表示手段が音声辞書
情報の内容を表示して利用者に知らせ、利用者に正しい
音声入力を行うように促す。
こうして、エレベータの音声登録に不慣れな利用者にも
安心してエレベータを利用してもらえるのである。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説する。
第2図は請求項1−の発明の一実施例のニレベタホール
の外観を示しており、エレベータ利用者から発せられた
音声によりエレベータ利用者の行き先階を登録するよう
にしている。第2図において、前記第9図の従来例と同
一物には同一の符号を何して示j−である。この実施例
では、ニレベタホールから利用者の行き先階を直接登録
するように、従来例のホール呼びボタン3に変えて、行
き先階呼びボタン3Aが設けられている。そしてこの行
き先階呼びボタン3Aは、通常のがご呼び登録ボタンと
同様に機能し、各階床ごとにランプを備えていて、登録
された行き先駆のランプを点灯するように構成されてい
る。
この工1ノベータの音声登録装置において、エレベータ
利用者がエレベータかごに乗る前にマイク4を通して行
き先駆を音声入力することにより自動的に呼びが登録さ
れるようになっているので、エレベータかご内では呼び
登録する必要がない。
第1−図は請求項1の発明の一実施例をブロック図であ
り、前記第8図の従来例と同一の物には同一の符号を付
して示しである。
階床配置情報辞書記憶手段としての辞書記憶部10Aに
はあらかしめ定められた音声パターンを格納しており、
例えば、「イッカイ(1階)」、「ニカイ(2階)」、
「サンカイ(3階)」などの行き先駆店名と、さらに各
階に所属する部署名として「ウケツケ(受付け)」、「
ロビー」、[ソウムカ(総務課)」、「ギジュツブ(技
術部)」、[エイギョウブ(営業部)」、さらにエレベ
ータの設置ビルが複数企業や店の雑居ビルである 5 場合には「00社」、「△店」といった社命や店名など
を音声辞書パターンとして格納させるのである。そして
、この格納する単語は建物内の案内図などに明示されて
いる単語を格納しておけば十分な機能を発揮できること
になる。また、その登録単語を変更したり、追加したり
する機能を付加するならば、居住者の変動にも柔軟に対
応できることになる。
なお、辞書記憶部1. OAの単語数は多ければ、より
ザービスの向」二か図れるのであるが、音声認識率の低
下を招く傾向があるので、音声認識性能に応じて相応し
い単語数を設定するのが望ましい。
例えば、100単語程度の音声認識が可能であれば、5
階建てビルを想定した場合には、各階ごとに20単語ま
で格納できることになる。
階床情報記憶手段としての階床データ変換部15は、音
声認識処理結果から認識された部署名をその所属する階
床名に変換するために各部署名とその所属する階床名と
の対応テーブルが記憶されている部分であり、例えば「
イッカイ」、「ウケ]−6 ソケ」、「ロビー」という単語に対して「1階」を登録
し、「ニカイ」、「ソウム」、「レストルム」という単
語に対して12階」を登録することができるのである。
次に、上記の構成のエレベータの音声登録装置の動作に
ついて説明する。
音用区間検出部8でバンドパスフィルタ部7から出力さ
れた信号中から有効な音声の抽出が行われ、この抽出さ
れた音声がサンプリング部9を介してCPU5にりえら
れることにより、CPU9はマイク4を通してエレベー
タ利用者が音声を入力したものと認識する(ステップ3
1.01 )。
こうして音声入力を認識すると、通常行われているのと
同様な音声認識処理を行い(ステップS102 ) 、
辞書記憶部1− OAに記憶されている各辞書パターン
との類似度を演算する。すなわち、サンプリング部9か
ら与えられた256点の音声データと辞書記憶部1− 
OA内に記憶されている256パターンとを比較して類
似度を演算し、類似度が第1〜第3位程度の認識単語と
類似度結果とを出力するのである(ステップ3103 
)。
続くステップ5104では、ステップS ’+−03で
実施された各候補の単語のうち第1位の単語が80%を
超える類似度を示している場合にはその単語を認識結果
と判定する。
この判定方法は、構成によって異なるが、類似度の判定
基準を高くすると正常認識と判定される率が低くなるた
め、正確に発音しないと認識できなくなる。そこで一般
に、エレベータが使用される環境は周囲の暗騒音は定常
的に低いが、利用者のざわめきや廊下を歩く靴音などの
非定常的な騒音が発生ずるため、類似度は80%程度と
するのが好ましい。
続くステップ5105では、ステップ5104で得られ
た単語を辞書記憶部1. OAから抽出する。
そしてCPU5は、階床データ変換部]5の対照テーブ
ルを参照して、抽出されたjli語の所属する階床名に
変換して正規の行き先駆を認識しくステップ5106)
、続いて、認識結果表示部]4により行き先駆登録ラン
プ3Aの該当する行き先駆 8 のランプを点灯させることによって認識結果を表示する
と共に、その認識結果をエレベータ制御部13に送り出
す(ステップ31.07 )。
このエレベータ制御部]3に送られるデータは、通常の
エレベータで使用される呼びボタンが押された状態と同
一のデータであり、エレベータ制御部]3はこの呼び登
録データに応答してニレベタの運行制御を実施する。
このようにし、て、建物内の案内図に示された場所を音
声辞書と(7て記憶し、入力された利用者の音声を各階
のデータに変換して音声認識結果を表示すると共に、エ
レベータを操作するようにしているので、初めて建物に
来た人であってもエレベータを利用して迷うことなく1
」的の部署の存在する階に行(ことができる。また、エ
レベータが一種の案内図の機能を有することになるので
、従来のように案内図から自分の行きたい部署の存在す
る階床を探し出してから音声入力する必要がなくなり、
特に高層ビルで各階床の配置情報が複雑である場合には
、部署名の音声入力たけて自分の行] 9 きたい部署の存在する階床を登録してくれるので、利用
者の負担を軽減することができ、ザービスの大幅な向上
が期待できる。加えて、利用者が自分の行きたい部署の
所属する階床を探すために狭いエレベータホールで立ち
止まることも少なくなり、エレベータ乗降の効率化が図
れるものともなる。
なお、上記の実施例では部署名としては、マンションな
どの場合には居住者の氏名や部屋番号とすることもでき
る。また、例えば3階を音声入力する場合に、暗号とし
てr 156 Jと音声入力することにより階床データ
変換テーブルを用いて3階の音声認識ができるようにす
れば、暗号を知る利用者のろが音声入力することができ
るようになり、防犯効果を高めることができるようにな
る。
第4図は請求項2の発明の一実施例を示しており、21
はマイつてあり、22はA/D変換器、23は音響分析
器、24は標準パターン登録器であり、この標準パター
ン登録器24に標準となる言葉のデータが記憶されてい
る。25は音響分析器23で音響分析されたデータと、
標準パターン 0 登録器24の登録されている標準パターンデータとを比
較する類似度演算器、26はCPU、27は利用者とマ
イクとの距離を検知する近接センサ、28は音声認識が
可能となった時にCPU26から発生ずる信号で行き先
駆の呼びを登録するための呼び登録装置である。
さらに2つはOKクランプ音声認識不可ランプ(?ラン
プ)、発声指示ランプ(S P E A Kランプ)な
どを有する認識状態表示器、30は案内文字表示器、3
1は表示する文字データを登録しである案内文字登録器
である。
第5図はこの実施例における音声を入力する部分の情報
入力盤32の構成を示しており、この情報入力盤32は
通常、エレベータホールのエレベータドアの近くの壁に
設置される。そして、この情報入力盤32には、マイク
21−と、近接センサ27と、認識状態表示器29を構
成する5PEAKランプ29a、OKランプ29b、及
び?ランプ29cと、液晶パネルで構成される案内文字
表示器30とが備えられている。
この実施例のエレベータの音声登録装置の動作について
、次に説明する。
今、エレベータの音声登録装置の使い方に不慣れな利用
者が音声により行き先呼びを登録しようとする場合、1
−階エレベータホールに設けられた情報入力盤32に近
づくと、近接センサ27がこれを検知して信号をCPU
26に送る。CPU26はこの信号を受けて、利用者検
知処理を行い、認識状態表示器2つに設けられているS
 P E A Kランプ29aを点灯させる。これと共
に、音声登録装置自体が起動される。
S P E A L Kランプ29aの点灯の後、利用
者が3階へ行きたいので、正確な発声を知らずに「ザン
」とだけ発声したとする。すると、マイク21はこの音
声を受けてA/D変換器22にその音声入力を入力して
A/D変換し、その変換した後のディジタル信号を音声
分析器23に与え、ここで周波数分析して特徴の抽出を
行う。
そして、類似度演算器25において、この特徴データを
標準パターン登録器24に登録されている標準パターン
と比較して類似度を求め、判定する。たとえば、「ニカ
イ」、「ザンカイ」、「ヨンカイ」、・・・といったデ
ータとの類似度を求め、しきい値を超える類似度を与え
るパターンが見いだされた時には音声認識可能としてO
Kクランプ9bを点灯させ、行き先階の呼び登録を行う
のである。
ところが、今の場合には、利用者はエレベータの音声登
録に不慣れなために、単に「ザン」とたけ発音したため
に、標準パターンとして登録されている単語が見いたさ
れず、しきい値を超える類似度を与える標準パターンが
見いだされず、認識不可能と判定して?ランプ29cを
点灯させ、呼び登録は実行されなくなる。
しかしながら、?ランプ29cが点灯しても、使い方に
不慣れな利用者は自分の入力した言葉の発音がはっきり
しなかったためであると考えてしまい、再び同じ単語「
ザン」を発声する可能性が大きい。一方、この実施例で
は、案内文字登録器21に標準パターンとして登録しで
ある単語の文 3 字情報をあらかじめ登録してあり、この文字情報をCP
U26に取り込んでから案内文字表示器30に送り込み
、第6図に示すように液晶パネルに文字表示させる。
このようにすることにより、エレベータの音声呼び登録
に不慣れな利用者でも、この案内文字表示を見て正しい
単語で自分の行き先階を入力することができ、二度目の
音声入力を正しく行うことができるようになるのである
なお、文字表示するタイミングは、最初の認識不可能判
定がなされて、?ランプ29cが点灯してからとしてい
る。これは、常時案内表示することは、このエレベータ
を使い慣れている利用者にとっては煩わしさを感じさせ
てしまう恐れがあるためである。
案内文字を表示する案内文字表示器30の標準パターン
の表示態様をこの実施例ではカタカナとローマ字との併
記としてのは、特にエレベータ利用に不慣れな外国人利
用者にも容易に理解できるように配慮したものである。
しかしながら、この 4 案内文字表示器30の表示の態様は特に限定されること
はなく、階床数が多くて一度に全部の表示ができない場
合にはスクロール表示させることも可能であり、特にそ
の表示態様が限定されるわけてはない。
第7図はこの実施例の動作のフローチャートを示してお
り、利用者かマイク21に近づくと近接センサ27かこ
れを検知し、5PEAKランプ29aを点灯させる(ス
テップS20]、、5202)利用者はこれを見て自分
の行き先階を音声入力すると(ステップ8203)、そ
の音声入力に対して標準パターンとの類似度判定が実行
される(ステップ5204)。
ここで、しきい値を超える類似度を与える標準パターン
か見いだされると、OKクランプ9bを点灯させ、当該
標準パターンの示す行き先階の呼びが登録されることに
なる(ステップ52058206)。
しかしながら、ステップ5204で所定のしきい値を超
える標準パターンが見いだされない場合には、?ランプ
29cを点灯させ、案内文字表示を行う(ステップ52
07.8208)。
このようにして、この実施例では、あらかじめ登録され
ている標準パターンの単語と異なる単語が入力されたた
めに認識不可能の判定を受けた場合には、情報入力盤3
2の案内文字表示器30にあらかじめ登録されている単
語の内容を文字表示することにより利用者に知′らせる
ようにしているために、音声登録に不慣れな利用者であ
っても正しい言葉を音声入力することができ、認識率を
向」ニさせることができ、エレベータ運行の効率化が図
れ、利用者へのサービスの向」二も図れる。
[発明の効果コ 以上のように請求項]の発明によれば、複数の音声辞書
により利用者が指令した音声をニレベタの行き先駆登録
操作に変換するようにしているので、従来のように呼び
ボタンによる操作に比べて利用者が意図している目的部
署の所属する階床を簡単に登録することができ、サービ
スの向上が図れる。
また請求項2の発明では、エレベータの利用に不慣れな
利用者がまちがった言葉で音声登録しようとして認識不
可能と判定された場合には、正しい言葉を文字案内表示
するようにしているため、その表示を見て改めて正しい
言葉で音声入力することができるようになり、不慣れな
利用者に対するザービスの向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1の発明の一実施例を示すブロック図、
第2図は上記実施例の設置されているエレベータホール
の外観図、第3図は」1記実施例の動作を説明するフロ
ーチャー1・、第4図は請求項2の発明の一実施例を示
すブロック図、第5図は」1記実施例で用いられる情報
入力盤の正面図、第6図は上記実施例で用いられる案内
文字表示器の表示例を示す正面図、第7図は上記実施例
の動作を説明するフローチャート、第8図は従来例のブ
ロック図、第9図は従来例のエレベータホールの外観図
、第10図は従来例の各部の出力波形図である。  7 ]−・・・エレベータドア  2・・・インジケータ3
A・・・行き先駆登録ボタン 4・・・マイク      5・・・CPU6・・・A
/D変換器 7・・・バントハスフィルタ 8・・・音声区間検出部  9・・・ザンブリング部1
0 A・・・辞書記憶部  ]1・・操作出力部]2・
・・プログラム記憶部 ]−3・・・エレベータ制御部 1−4・・・認識結果表示部 ]5・・・階床データ変
換部21・・・マイク     22・・・A/D変換
器23・・・音響分析器 24・・・標準パターン登録部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エレベータかごまたはエレベータホールに設置さ
    れたマイクと、 各階床の入居部課名、入居店名などの階床配置情報の音
    声辞書を記憶する階床配置情報辞書記憶手段と、 この階床配置情報辞書記憶手段の記憶している各階床配
    置情報と当該各階床配置情報の所属する階床との対応関
    係を記憶する階床情報記憶手段と、前記マイクからの音
    声入力に対して、前記階床配置情報辞書記憶手段の記憶
    する階床配置情報の音声辞書との対照により入力階床配
    置情報を音声認識する音声認識処理手段と、 この音声認識処理手段が音声認識した入力階床配置情報
    から、前記階床情報記憶手段の記憶する各階床配置情報
    と所属階床との対応関係を参照して行き先階を割り出し
    て登録する行き先階登録手段と、 この行き先階登録手段により登録された行き先階にエレ
    ベータを運行させるエレベータ制御手段とを備えて成る
    エレベータの音声登録装置。
  2. (2)エレベータかごまたはエレベータホールに設置さ
    れたマイクと、 各行き先階の音声辞書を記憶する音声辞書記憶手段と、 前記マイクからの音声入力に対して、前記音声辞書記憶
    手段の記憶する行き先階の音声辞書との対照により音声
    認識して行き先階を登録する音声認識処理手段と、 前記音声認識処理手段が入力音声を音声認識できない時
    に、前記音声辞書記憶手段の記憶している音声辞書情報
    の内容を文字表示する音声辞書情報表示手段と、 前記音声認識処理手段により登録された行き先階にエレ
    ベータを運行させるエレベータ制御手段とを備えて成る
    エレベータの音声登録装置。
JP2093103A 1990-04-10 1990-04-10 エレベータの音声登録装置 Pending JPH03293274A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2093103A JPH03293274A (ja) 1990-04-10 1990-04-10 エレベータの音声登録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2093103A JPH03293274A (ja) 1990-04-10 1990-04-10 エレベータの音声登録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03293274A true JPH03293274A (ja) 1991-12-24

Family

ID=14073189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2093103A Pending JPH03293274A (ja) 1990-04-10 1990-04-10 エレベータの音声登録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03293274A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002104745A (ja) * 2000-08-08 2002-04-10 Koninkl Philips Electronics Nv 音声制御される位置精通エレベータ及びこれに使用される制御配列並びに制御方法
CN111071879A (zh) * 2020-01-01 2020-04-28 门鑫 电梯楼层登记方法、装置及存储介质
CN112299167A (zh) * 2020-07-27 2021-02-02 北京声智科技有限公司 电梯推荐方法、装置、设备及介质

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002104745A (ja) * 2000-08-08 2002-04-10 Koninkl Philips Electronics Nv 音声制御される位置精通エレベータ及びこれに使用される制御配列並びに制御方法
CN111071879A (zh) * 2020-01-01 2020-04-28 门鑫 电梯楼层登记方法、装置及存储介质
CN112299167A (zh) * 2020-07-27 2021-02-02 北京声智科技有限公司 电梯推荐方法、装置、设备及介质
CN112299167B (zh) * 2020-07-27 2022-12-02 北京声智科技有限公司 电梯推荐方法、装置、设备及介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20130220740A1 (en) Voice Recognition Apparatus For Elevator and Its Control Method
US5255341A (en) Command input device for voice controllable elevator system
KR20060081076A (ko) 음성인식으로 층수를 지정하는 엘리베이터
CN112607536B (zh) 一种电梯控制的方法、装置、计算机设备和存储介质
CN104692198A (zh) 电梯语音呼梯登记装置
JP2006327739A (ja) エレベーターの乗場呼び登録装置
JP2002128404A (ja) エレベータの呼び登録装置
JPH0373775A (ja) エレベータの情報入力装置
JP5283295B2 (ja) 音声制御される位置精通エレベータ及びこれに使用される制御配列並びに制御方法
KR101086605B1 (ko) 다국어 음성 인식 엘리베이터 및 이의 제어 방법
JPS6044225B2 (ja) エレベ−タ
JPH03293274A (ja) エレベータの音声登録装置
JPH03284589A (ja) エレベータの音声登録装置
US20170301349A1 (en) Speech recognition system
JPH0675588A (ja) 音声認識装置
JP2647207B2 (ja) エレベータの呼び登録装置
JP2008268517A (ja) 音声認識機能付き操作器
JP3764302B2 (ja) 音声認識装置
JP2000020089A (ja) 音声認識方法及びその装置、並びに音声制御システム
JPH0331175A (ja) エレベータの情報入力装置
JPH08259125A (ja) エレベータの音声入力装置
KR100448869B1 (ko) 엘리베이터의 음성인식 운행제어장치
JP2825272B2 (ja) エレベータ装置
JPH04125266A (ja) エレベータの情報入力装置
JPH06255911A (ja) エレベータの呼び登録装置