JPH03290780A - ステルスバーコード記録体およびその読み取り方式 - Google Patents

ステルスバーコード記録体およびその読み取り方式

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JPH03290780A
JPH03290780A JP2092571A JP9257190A JPH03290780A JP H03290780 A JPH03290780 A JP H03290780A JP 2092571 A JP2092571 A JP 2092571A JP 9257190 A JP9257190 A JP 9257190A JP H03290780 A JPH03290780 A JP H03290780A
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JP
Japan
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stealth
tin oxide
stealth barcode
barcode
indium
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Application number
JP2092571A
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Tsunemi Oiwa
大岩 恒美
Toshio Oshima
大嶋 敏夫
Akio Shimizu
清水 明夫
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Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、可視光領域で無色で透明なステルスバーコ
ードを設けたステルスバーコード記録体とその読み取り
方式に関する。
〔従来の技術] 近年、光学的な手段により、カタログ等の所定の用紙に
印刷されたバーコ一ドを読み取って、その商品の特徴、
価格等の情報を得たり、プリペイドカードやIDカード
等に設けられた磁気ストライプの磁気バーコードを、磁
気記録再生装置で読み取って、金額、回数、日付、その
他の個人情報を得ることが行われている。
このような場合、カタログ等に印刷されたバーコードが
、肉眼では見えないステルスバーコードであれば、カタ
ログ等の印刷物が見やすくなる。
また、プリペイドカードやIDカード等の磁気ストライ
プに記録された個人情報は、秘密の保持ができて偽造し
にくいものであることが望ましく、磁気ストライブ以外
に肉眼では見えないステルスバーコードが設けられてい
ると、秘密の保持が充分に行え、偽造を効果的に防止で
きる。
このため、カタログ等の印刷物上に、赤外波長領域で発
光する蛍光体を用いたステルスバーコードを印刷したり
して、カタログ等の印刷物を見やすくするとともに、カ
タログ等に印刷された商品の特徴、価格等の情報が得ら
れるようにすることが試みられている。(特公昭54−
22326号、特公昭61−18231号) 〔発明が解決しようとする課題〕 ところが、赤外波長領域で発光する蛍光体を用いて、カ
タログ等に印刷された従来のステルスバーコードは、蛍
光体によってかすかに着色されているため、完全な無色
透明にはならず、ステルスであるはずのバーコードが肉
眼で容易に判別できる。このため、従来の蛍光体を用い
たステルスバーコードでは、カタログ等の印刷物上に印
刷すると印刷物が若干見にくくなり、プリペイドカード
やIDカード等に磁気ストライプとともに印刷すると、
その所在が明らかとなって充分な秘密保持ができず、偽
造を効果的に防止することができない [課題を解決するための手段] この発明はかかる現状に鑑みなされたもので、インジウ
ム−スズ酸化物もしくはスズ酸化物からなる薄膜を、真
空蒸着等によって基体上に直接あるいは紫外線吸収層を
介して被着するか、またはインジウム−スズ酸化物もし
くはスズ酸化物の粉末を、結合剤樹脂で基体上に直接あ
るいは紫外線吸収層を介して結着することによって、可
視光領域では完全に無色透明なステルスバーコードを設
け、カタログ等の印刷物や、プリペイドカード、IDカ
ード等に、印刷をみにくくすることなく、また所在を知
られることなしに、商品の特徴、価格等の情報や、種々
の個人情報などを記録できるようにしたものである。
また、このステルスバーコードを赤外線の照射、あるい
は静電容量、導通を流等によって読み取ることによって
、カタログ等の印刷物や、プリベイドカード、IDカー
ド等に、印刷をみにくくすることなく、また所在を知ら
れることなしに設けられた完全に無色透明なステルスバ
ーコードから、カタログ等に印刷された商品の特徴、価
格等の情報や、種々の個人情報が得られるようにし、プ
リペイドカードやIDカード等の秘密保持が充分に図ら
れ、偽造が効果的に防止できるようにしたものである。
以下、図面を参照しながらこの発明について説明する。
第1図は赤外線を用いるステルスバーコード読み取り装
置の一例を示したもので、このステルスバーコード読み
取り装置は、赤外線を照射する発光ダイオード1と受光
素子2を上下に対向して設け、発光ダイオード1の直下
にスリット3を設け、受光素子2の上方にスリット4を
設けて、受光素子2とスリット4との間にさらにフィル
ター5を設けている。
6は基板7上にステルスバーコード8を設けたIDカー
ドで、発光ダイオード1と受光素子2間を走行し、この
間に発光ダイオード1から赤外線が照射され、受光素子
2で受光されてステルスバーコード8が読み取られる。
ここで、IDカード6の基板7は赤外線を透過する材料
で構成され、たとえば、ポリエステルフィルム、ポリプ
ロピレンフィルム等で構成されている。また、ステルス
バーコード8は、インジウム−スズ酸化物もしくはスズ
酸化物を真空蒸着法等により基板7上に被着するか、あ
るいはインジウム−スズ酸化物もしくはスズ酸化物の粉
末を、紫外線硬化型樹脂と混合するか、あるいは塩化ビ
ニル−酢酸ビニル系共重合体、ポリウレタン樹脂等の結
合剤樹脂、メチルエチルケトン、テトラヒドロフラン、
酢酸エチルセロソルブ等の有機溶剤等とともに混合分散
して酸化物塗料を調製し、この酸化物塗料を基板7上に
塗布、乾燥するなどして形成され、いずれも可視光領域
では無色透明で赤外線を反射する。
しかして、発光ダイオードlと受光素子2間にIDカー
ド6を走行させ、発光ダイオード1から赤外線を照射す
ると、スリ・7ト3を通って走行するIDカード6の基
板7およびステルスバーコード8に照射され、ステルス
バーコード8に照射された赤外線はステルスバーコード
8によって反射され、基板7に照射された赤外線は基板
7を透過し、スリット4およびフィルター5を通って受
光素子2で受光される。そして、受光素子2で受光した
赤外線が電気信号に変えられ、第2図に示すようにステ
ルスバーコード8の巾に対応した出力の変動波が得られ
て、ステルスバーコード8の巾や間隔に対する情報が得
られ、ステルスバーコード8が読み取られる。
この際、発光ダイオード1から照射される赤外線は、波
長の中心が950r+m、880nm程度のものが好ま
しく使用され、発光ダイオード1としては、波長の中心
が950nra、8B0no+程度の赤外線を照射でき
るダイオード、たとえば、CyaAsやGaAfAs等
からなる発光ダイオードが好適なものとして使用される
。またフィルター5は、赤外線の波長に応して外光をカ
ットする材料で構成されるものが選定使用され、G a
 A sからなるフィルターであれば、860nm以下
の光を吸収し、それ以上を透過するので、波長の中心が
950nm、880nm程度の赤外線を用いる場合は、
二〇〇aAsからなるフィルターが用いられる。なお、
この他プラスチックフィルムなどのシート状フィルムで
同様の特性を有する市販のフィルターを使用してもよい
第3図は赤外線を用いるステルスバーコード読み取り装
置の他の例を示したもので、このステルスバーコード読
み取り装置は、赤外線を照射する発光ダイオード1aと
受光素子2aを隔壁9の両側に傾斜させて配設し、発光
ダイオードIaの直下にスワン)3aを設けるとともに
、受光素子2aの下方にスワンh4aを設け、受光素子
2aとスリット4aとの間にさらにフィルター58を設
けて、発光ダイオードlaから照射された赤外線が、走
行するIDカード6に照射されると、基板7上のステル
スバーコード8で反射されて、受光素子2aで受光でき
るようにしている。
しかして、この場合はステルスバーコード8で反射され
た赤外線が、受光素子2aで受光され、電気信号に変え
られて、ステルスバーコード8の巾や間隔に対する情報
が得られ、ステルスバーコード8が読み取られる。
第4図は赤外線を用いるステルスバーコード読み取り装
置のその他の例を示したもので、このステルスバーコー
ド読み取り装置は、赤外線を照射する発光ダイオード1
bと受光素子2bを適宜に設け、発光ダイオード1bに
光ファイバー10を接続し、また受光素子2bにフィル
ター5bを介して光ファイバー11を接続し、光ファイ
バー10および11の先端が走行するIDカード6上に
至るように配設して構成され、発光ダイオード1bから
照射された赤外線が、光ファイバー10を介して走行す
るIDカード6の基板7上のステルスバーコード8に照
射されると、ステルスバーコド8で反射され、光ファイ
バー11およびフィルター5bを介して、受光素子2b
で受光されるようにしている。
しかして、この場合はステルスバーコード8で反射され
た赤外線が、光ファイバー10を介して受光素子2bで
受光され、電気信号に変えられてステルスバーコード8
の巾や間隔に対する情報が得られ、ステルスバーコード
8が読み取られる。
第5図は静電容量の変化を利用するステルスバーコード
読み取り方式の例を示したもので、このステルスバーコ
ード読み取り方式は、配線で接続されて電圧が印加され
た一対の電極12.12を、走行するIDカード6上に
近接させて構成され、電圧が印加された一対の電極12
.12によって、走行するIDカード6上の静電容量の
変化が測定されるようにしている。このような静電容量
の変化は、IDカード6の基板7上に設けられたインジ
ウム−スズ酸化物もしくはスズ酸化物の薄膜からなるス
テルスバーコード8、またはインジウム−スズ酸化物も
しくはスズ酸化物の粉末を結合剤樹脂とともに含んでな
るステルスバーコード8が導電性を有するため、一対の
電極12.12がステルスバーコード8上に至ると静電
容量が城少し、ステルスバーコード8が形成されていな
い基板7上での静電容量と異なるために生し、この静電
容量の変化が測定される。
しかして、この場合は、電圧が印加された一対の電極1
2.12によって、走行するIDカード6のステルスバ
ーコード8上に近接したときの静電容量の変化が、ステ
ルスバーコード8の巾に対応して測定され、ステルスバ
ーコード8の巾や間隔に対する情報が得られて、ステル
スバーコード8が読み取られる。
第6図は静電容量の変化を利用するステルスパコード読
み取り方式の他の例を示したもので、このステルスバー
コード読み取り方式は、走行するIDカード6の各ステ
ルスバーコード8に共通電極13を付設して接続し、こ
の共通電極13に電圧を印加した一方の電極14を接触
させ、電極14と配線で接続された他方の電極15を、
走行するIDカード6のステルスバーコード8上に近接
させて構成されている。
しかして、この場合は、他方の電極15が走行するID
カード6のステルスバーコード8に近接されると、ステ
ルスバーコード8が導電性を有するため、静電容量が増
加して、ステルスハーコド8が形成されていない基板7
上での静電容量との変化が測定される。そして、この静
電容量の変化は、走行するIDカード6のステルスハー
コド8の巾に対応するため、ステルスバーコード8の巾
や間隔に対する情報が得られて、ステルスバーコード8
が読み取られる。
第7図は電流の変化を利用するステルスバーコードみ取
り方式の例を示したもので、このステルスバーコード読
み取り方式は、電圧が印加された一方の電極16を、走
行するIDカート6の各ステルスバーコード8に接続し
て付設された共通電極13に接触させ、電極16と配線
で接続された他方の電極17を、走行するIDカード6
のステルスバーコード8上に接触させて構成されている
しかして、この場合は、他方の電極17が走行するID
カード6のステルスバーコード8に接触すると、ステル
スバーコード8が導電性を有するため、電流が導通し、
一方スチルスパーコード8が形成されていない基板7に
接触しても電流が導通しないため、この電流の導通の変
化が測定される。そして、この導通電流の変化は、ステ
ルスバーコード8の巾に対応するため、ステルスバーコ
ド8の巾や間隔に対する情報が得られて、ステルスバー
コード8が読み取られる。
なお、IDカード6としては、第1図ないし第7図で図
示したものに限定されず、基板7上にステルスバーコー
ド8を設ける他、一部に磁性層を形成してもよく、さら
に基板7上に形成した磁性層上にステルスバーコード8
を設けてもよい、また、基板7上に直接ステルスバーコ
ード8を設ける他、基板7上に赤外線吸収層を設け、こ
の赤外線吸収層上にステルスバーコード8を設けてもよ
く、この場合は、赤外線吸収層によってステルスバーコ
ード8間に照射される赤外線が一段と良好に吸収される
ため、ステルスバーコード8によって反射される赤外線
とステルスバーコード8間を透過する赤外線との対比が
大きくなり、ステルスバーコード8の読み取り精度が向
上する。この性基板7上に設けたステルスバーコード8
上にさらに、無色透明で赤外線を透過するトップコート
層を設けてもよく、この場合はトップコート層によって
ステルスバーコード8が保護され、汚れにくくて、損傷
しにくくなる。
基板7上に設けられる赤外線吸収層としては、たとえば
、ジイモニウム系化合物、CHCf :l、カーボン粉
末等の赤外線吸収剤を、紫外線硬化型樹脂もしくは塩化
ビニル−酢酸ビニル系共重合体、ポリウレタン樹脂等の
結合剤樹脂、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケ
トン、トルエン、テトラヒドロフラン等の有機溶剤とと
もに混合分散して、赤外線吸収塗料を調製し、この塗料
を基板7上に塗布、乾燥して形成され、ステルスバーコ
ード8上にさらに形成されるトップコート層は、紫外線
硬化型樹脂もしくはポリウレタン樹脂等の結合剤樹脂を
、メチルイソブチルケトン、テトラヒドロフラン等の有
機溶剤で溶解してトップコートN塗料を調製し、このト
ップコート層塗料をステルスバーコード8および基板7
上に塗布、乾燥して形成される。
また、以上の第1図ないし第7図においては、いずれも
ステルスバーコードが設けられたIDカードについて説
明したが、ステルスバーコードを設ける記録体は、ID
カードに限定されるものではなく、プリペイドカート、
銀行カード、預金通帳、カタログなどの印刷物など、ス
テルスバーコードを設けることができるもの全てに応用
することができ、同し効果を発揮する。
〔実施例〕
次ぎに、この発明の実施例について説明する。
実施例1 縦が5.5cn+、横が8.5cmで、厚さが200 
μmの無色透明なポリエステルフィルム上に、所定の印
刷を行い、この上に、マスク蒸着法によりインジウム−
スズ酸化物を真空蒸着して、厚さが2000人で、巾が
20mの所定形状のインジウム−スズ酸化物よりなるス
テルスバーコードを作製しIDカードをつくった。
得られたIDカードを、第1図に示すステルスバーコー
ド読み取り装置にかけて、移動速度2゜Own/see
で走行させ、IDカード6から2.5mmの距離にある
東芝社製;赤外発光ダイオードTLNl 13 (Ga
Asからなる赤外線発光ダイオード、中心波長950n
m)1から中心波長950nraの赤外線を照射した。
そして、スリ、ト巾が0.3=のスリット3および4を
通って、0.3an厚のGaAsからなるフィルター5
を透過する赤外線をIDカード6から1.5mmの距離
にある東芝社製;フォトダイオードTPS612(シリ
コンからなる赤外線受光素子)2で受光させ、電気信号
に変換させてステルスバーコードを読み取った。
実施例2 実施例1と同様にしてIDカードをつくり、こ(7)I
Dカード6を、第3図に示すステルスバーコードみ取り
装置にかけて、移動速度200■/secで走行させ、
IDカード6から15mの距離にある東芝社製;赤外発
光ダイオードTLNII3 (GaAsからなる赤外線
発光ダイオード、中心波長950no+)laから中心
波長950na+の赤外線を入射角30度で照射した。
そして、スリット巾が0.3閣のスリット3aおよび4
aを通って、0.3−厚のGaAsからなるフィルター
5aを透過する赤外線を、IDカード6から15mmの
距離にある東芝社製;フォトダイオードTPS612(
シリコンからなる赤外線受光素子)2aで受光させ、電
気信号に変換させてステルスバーコードを読み取った。
実施例3 実施例1と同様にしてIDカードをつくり、このIDカ
ード6を、第4図に示すステルスバーコード読み取り装
置にかけて、移動速度20an/seCで走行させ、東
芝社製;赤外発光ダイオードTLN113 (GaAs
からなる赤外線発光ダイオード、中心波長950na+
)lbから、直径が0.1肋で先端がIDカード6から
1m11の距離にある光ファイバー10を介して、中心
波長950nmの赤外線をほぼ垂直な入射角度で照射し
た。そして、直径が0.15■で先端がIDカード6か
らIIIIloの距離にある光ファイバー11を介して
0.3mm厚のGa A sからなるフィルター5bを
透過する赤外線を、東芝社製:フォトダイオードTPS
612(シリコンからなる赤外線受光素子)2bで受光
させ、電気信号に変換させてステルスバーコードを読み
取った。
実施例4 インジウム−スズ酸化物粉末   70重量部(平均粒
径2μm) ポリウレタン樹脂        30〃テトラヒドロ
フラン       100〃この組成物をボールミル
で48時間混合分散して酸化物塗料を調製した。次いで
、この酸化物塗料を縦が4.5cm、横が8.5cmで
、厚さが200μmの所定の印刷を施したポリエステル
フィルム上に、塗布、乾燥して、厚さ1μmで、巾20
−の所定のステルスバーコードを形成し、IDカードを
つくった。
このようにして得られたIDカードを用い、実施例1と
同様にして、ステルスバーコードを読み取った。
実施例5 実施例4で得られたIDカードを用い、実施例3と同様
にして、ステルスバーコードの読み取った。
各実施例および比較例においてステルスハーコドを読み
取る場合、光が透過するとき下地の印刷によりその光量
がわずかに変化するため出力が一定せず、また、ステル
スバーコードで光が反射する時には理論的には出力は0
となるが、暗電流や一部透過する光もあり、わずかに出
力がでるため、ステルスバーコード通過時の出力りと、
ステルスバーコードがない部分を通過する時の出力I2
とを測定して、I、/1.の比を求め、ステルスバーコ
ード通過時の出力■1のバラツキ平均を求めた。
下記第1表はその結果である。
第1表 〔発明の効果] 上記第1表から明らかなように、実施例1〜5で得られ
たIDカードにおける1、/1.の比は充分な差があり
、Ilのバラツキ平均が小さく、このことからこの発明
で得られるステルスハーコド記録体およびステルスバー
コード読み取り方式によれば、可視光領域で無色透明な
ステルスバーコードの読み取りが、充分に行えることが
わかる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のステルスバーコード読み取り装置の
一例を示す要部正面図、第2図は第1図のステルスバー
コード読み取り装置を用いた時の受光素子の出力波形を
示すIDカードとの対比説明図、第3図および第4図は
この発明のステルスバーコード読み取り装置の他の例を
示す要部正面図、第5図ないし第7図はこの発明のステ
ルスバーコード読み取り方式のその他の例を示す概略説
明斜視図である。 1、Ia、Lb・−発光ダイオード、2.2a。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、インジウム−スズ酸化物もしくはスズ酸化物の薄膜
    からなる可視光領域では無色で透明なステルスバーコー
    ド、またはインジウム−スズ酸化物もしくはスズ酸化物
    の粉末を結合剤樹脂とともに含んでなる可視光領域では
    無色で透明なステルスバーコードを、基体上に設けたこ
    とを特徴とするステルスバーコード記録体 2、基体上に赤外線吸収層を設け、さらに赤外線吸収層
    上にインジウム−スズ酸化物もしくはスズ酸化物の薄膜
    からなる可視光領域では無色で透明なステルスバーコー
    ド、またはインジウム−スズ酸化物もしくはスズ酸化物
    の粉末を結合剤樹脂とともに含んでなる可視光領域では
    無色で透明なステルスバーコードを設けたことを特徴と
    するステルスバーコード記録体 3、ステルスバーコード記録体の基体上に直接または赤
    外線吸収層を介して設けたインジウム−スズ酸化物もし
    くはスズ酸化物の薄膜からなるステルスバーコード、ま
    たはインジウム−スズ酸化物もしくはスズ酸化物の粉末
    を結合剤樹脂とともに含んでなるステルスバーコードに
    、赤外線を照射し、照射した赤外線のステルスバーコー
    ドによる反射光もしくはステルスバーコード間の透過光
    によりステルスバーコードを読み取ることを特徴とする
    ステルスバーコードの読み取り方式 4、ステルスバーコード記録体の基体上に設けたインジ
    ウム−スズ酸化物もしくはスズ酸化物の薄膜からなるス
    テルスバーコード、またはインジウム−スズ酸化物もし
    くはスズ酸化物の粉末を結合剤樹脂とともに含んでなる
    ステルスバーコードに、一対の電極を近接させ、一対の
    電極間に生じる静電容量の変化によりステルスバーコー
    ドを読み取ることを特徴とするステルスバーコード読み
    取り方式 5、ステルスバーコード記録体の基体上に設けたインジ
    ウム−スズ酸化物もしくはスズ酸化物の薄膜からなるス
    テルスバーコード、またはインジウム−スズ酸化物もし
    くはスズ酸化物の粉末を結合剤樹脂とともに含んでなる
    ステルスバーコードに、共通電極を付設して接続し、一
    方の電極をこの共通電極に接触させ、他方の電極をステ
    ルスバーコードに近接させて、2つの電極間に生じる静
    電容量の変化によりステルスバーコードを読み取ること
    を特徴とするステルスバーコード読み取り方式 6、ステルスバーコード記録体の基体上に設けたインジ
    ウム−スズ酸化物もしくはスズ酸化物の薄膜からなるス
    テルスバーコード、またはインジウム−スズ酸化物もし
    くはスズ酸化物の粉末を結合剤樹脂とともに含んでなる
    ステルスバーコードに、共通電極を付設して接続し、一
    方の電極をこの共通電極に接触させ、他方の電極をステ
    ルスバーコードに接触させて、2つの電極間に導通され
    る電流の変化によりステルスバーコードを読み取ること
    を特徴とするステルスバーコード読み取り方式
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