JPH03289946A - 超音波診断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、超音波撮影した画像をビデオテープレコーダ
に録画し必要に応じて任意の画像を取出して再生する超
音波診断装置に関する。

（従来の技術） 超音波診断装置では超音波撮影した各患者ごとのＢモー
ド像９Ｍモード像、８７Ｍモード像。

Ｄモード像等の各画像モードの画像を、ビデオテープに
録画しておくことが行われている。そして必要に応じて
ビデオテープを再生することにより所望の患者の画像を
表示して、診断画像の再検討や、再計測が行われている
。

ここで所望の画像を再生するには、この画像がビデオテ
ープ上のどの位置に録画されているかが判るように、予
め録画時にビデオテープ装置のテープカウンタの値を記
録しておくことが行われている。これにより記録に応じ
たテープカウンタ値までテープを早送り又は巻戻しすれ
ば、この部分から頭出し再生を行うことができる。

（発明が解決しようとする課題） ところで従来の超音波診断装置では、録画時にテープカ
ウンタの値を一々記録しておかねばならないので面倒で
あるという問題がある。また記録し損ったり記録紙等を
紛失したような場合は、所望の患者の画像を再生するに
は早送り再生や巻戻し再生を頻繁に繰り返してその画像
をサーチしなければならず、多くの無駄な時間を費やす
ことになる。

本発明は以上のような問題に対処してなされたもので、
無駄な時間を費やすことなく高速に所望の患者の画像を
頭出し再生することができる超音波診断装置を提供する
ことを目的とするものである。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために本発明は、超音波撮影した画
像をビデオテープレコーダに録画し必要に応じて任意の
画像を取出して再生する超音波診断装置において、画像
録画時患者情報に対応したアドレス信号をビデオテープ
に記録する手段と、画像再生時前記アドレス信号を検索
してこの部分から頭出し再生する手段とを備えたことを
特徴とするものである。

（作　用） 予め画像録画時ビデオテープに患者情報に対応したアド
レス信号を記録しておき、再生時はこのアドレス信号を
検索することにより所望の患者の画像を高速に頭出し再
生を行うことができる。

また必要に応じて各患者の画像モードに対応したインデ
ックス信号を記録しておき、前記アドレス信号と共にこ
のインデックス信号を検索することにより、所望の患者
の所望のモード画像を同様に高速に頭出し再生すること
が可能となる。従って所望の患者の画像を再生するのに
無駄な時間を費やすことがなくなる。

（実施例） 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の超音波診断装置の実施例を示すブロッ
ク図で、超音波診断装置１には超音波撮影した各患者ご
との画像又は各モードごとの画像を録画し、必要に応じ
て任意の画像を取出して再生ずるビデオテープレコーダ
（ＶＴＲ）２が接続されている。ＶＴＲはビデオテープ
のコントロールトラック９ｃへのアドレス／インデック
ス信号の記録及びコントロールトラック９ｃ上のアドレ
ス／インデックス信号のサーチを行う機能を有するもの
とする。この接続形態は有線でも無線でも差支えなく、
リモートコントロールすることができる。３は操作パネ
ルで医者、ナース、技師等のユーザが超音波撮影、記録
、再生等を行う際に必要な各種操作スイッチが配置され
ている。本実施例の場合この操作パネル３は超音波撮影
された画像がどの患者のものが判るように、第２図に示
すように画像７上の一部分に患者ＩＤ又は患者名等の患
者情報８を入力するために使用される。この患者情報の
入力は患者の超音波診断を開始するとき、又はこのビデ
オテープがら所望の画像を再生するときに行われる。４
はＣＰＵ　（中央演算処理装置）で前記のように操作パ
ネル３がら患者情報が入力されたときは、この患者情報
を基に予めプログラムされた方法によってビデオテープ
に記録すべきアドレス情報を作成してメモリに格納する
。

５はプログラム格納回路でメモリから成り前記プログラ
ムを格納するためのもので、これと共にＣＰＵ４の制御
の基に操作パネル３からキー操作が行われて患者情報が
入力されたときは、これに対応して作成されたアドレス
情報を格納する。

６はＶＴＲＴＲコントロールインターフニスでこの超音
波診断装置１に接続されているＶＴＲ２を、超音波撮影
された患者の画像を録画すべく録画状態に操作したとき
に、前記アドレス情報をＣＰＵ４の制御の基に予め決め
られたコントロールフォーマットに変換して、ビデオテ
ープ上のコントロールトラックにアドレス信号として記
録させる。またこのインターフニス回路６はＶＴＲ２を
録画状態にしたまま画像モードの変化を行った場合は、
ＣＰＵ４の制御の基に画像モード例えばＢモード、Ｍモ
ード、Ｂ／Ｍモード、Ｄモード等の画像に対応したイン
デックス信号をＶＴＲに記録させるように制御する。

このようにインターフニス回路６がら患者情報に対応し
たアドレス信号又は画像モードに対応したインデックス
信号がＶＴＲ２に出力されたときは、ＶＴＲ２はビデオ
テープの所定位置に記録する。

次に本実施例の作用を説明する。

超音波撮影した各患者ごとの画像をＶＴＲ２のビデオテ
ープに録画するとき、予め操作パネル３をキー操作して
各患者情報を入力することにより、インターフニス回路
６によってこの患者情報に対応したアドレス信号ＡＤＤ
工、ＡＤＤ２゜ＡＤＤ３．・・・が第３図のようにビデ
オテープ９のコントロールトラック９Ｃ上に記録される
。このアドレス信号ＡＤＤ１．ＡＤＤ２　、ＡＤＤ３．
・・・は例えば各々患者ａ、　　ｂ、　　ｃ、・・・に
対応している。

次にこのビデオテープを再生して所望の患者の画像を表
示するときは、操作パネル３をキー操作して録画時と同
様に所望の患者の患者情報を入力することにより、この
患者情報に対応したアドレス信号例えば患者すに対応し
たＡＤＤ２がＣＰＵ４の制御の基に検索される。この検
索は通常の早送り９巻戻しと同等の高速で行われ検索さ
れた瞬間に第３図のように前記患者すの頭出し再生が行
われる。従って必要とする患者情報を入力するだけで、
この患者の画像を高速に頭出し再生することができる。

また各患者の画像モードに対応したインデックス信号を
予めビデオテープに記録したときは、患者情報（例えば
ＡＤＤ２とする）と共にこのインデックス信号例えばＩ
ＮＤ、（Ｂモードに対応しているものとする）の情報を
操作パネル３から入力することにより、このＡＤＤ２−
ＩＮＤ、がＣＰＵ４の制御の基に検索される。従ってこ
れが検索された瞬間に患者すのＢモード像が第４図のよ
うに頭出し再生されるようになる。

このように本実施例によれば超音波撮影された画像を録
画するにあたり、予め所望の患者の患者情報に対応した
アドレス信号又は画像モードに対応したインデックス信
号をビデオテープに記録しておけば、再生時はそのアド
レス信号又はインデックス信号を検索することにより所
望の患者の画像又は所望のモード像を高速に頭出し再生
することができる。従って従来のようにテープカウンタ
値を基に再生を行う必要はないので、その値を記録し損
ったり記録紙等を紛失するような事態は生じないため、
無駄な時間を費やすことがなくなる。

よって診断画像の再検討や再計測を効率良く行うことが
できるようになる。

なお本実施例の変形例として、患者ＩＤ、患者名等の患
者情報の入力を行わない病院等では、インデックス信号
のみをビデオテープに記録するだけでも高速の頭出し再
生を行うことができる。このような場合は患者情報によ
る頭出し再生と、画像モードによる頭出し再生とが混在
することになるが、ＣＰＵ４及びインターフニス回路６
の制御によって支障なく目的を達成させることができる
ようになる。

また１本のビデオテープに記録する（患者の数）×（画
像モードの数）が少ないような場合には、画像モードに
もアドレスを割り当てることにより、より細かなアドレ
スコードを行うことができる。

例えば第５図に示すようにアドレス情報として患者ＩＤ
コードを８３５４の４桁としたとき、この下３桁３５４
と画像モードとしてのＭモードのコード１とを組み合せ
て３５４１をアドレスコードとして設定することかでき
る。

なお実施例の画像モード変化時の説明において、画像モ
ード変化時にインデックス信号を発生させずに、再生時
に頭出しを行いたい箇所（例えば再計測で頻繁に使用す
る画像モードの先端部分）のみでインデックス信号を発
生するようにプログラムを組むことにより、さらに効率
的な頭出しを行うことができる。

［発明の効果］ 以上述べたように本発明によれは、画像録画時患者情報
又は画像モード情報をビデオテープに記録するようにし
たので、再生時所望の患者の画像を高速で頭出し再生す
ることができるので、無駄な時間を費やすことなく目的
の画像を再生することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の超音波診断装置の実施例を示すブロッ
ク図、第２図は本実施例装置の作用を説明する概略図、
第３図及び第４図は本実施例装置によって頭出し再生を
行う場合の作用の説明図、第５図は本実施例の変形例の
概略の説明図である。 １・・・超音波診断装置、 ２・・・ビデオテープレコーダ（Ｖ　Ｔ　Ｒ）、３・・
・操作パネル、 ４・・・ＣＰＵ　（中央演算処理装置）、５・・・プロ
グラム格納回路、 ６・・・ＶＴＲＴＲコントロールインターフニス。 、ぐ℃

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）超音波撮影した画像をビデオテープレコーダに録
   画し必要に応じて任意の画像を取出して再生する超音波
   診断装置において、画像録画時患者情報に対応したアド
   レス信号をビデオテープに記録する手段と、画像再生時
   前記アドレス信号を検索してこの部分から頭出し再生す
   る手段とを備えたことを特徴とする超音波診断装置。
2. （２）画像録画時各患者の画像モードに対応したインデ
   ックス信号をビデオテープに記録する手段と、画像再生
   時前記インデックス信号を検索してこの部分から頭出し
   再生する手段とを備えた請求項１記載の超音波診断装置
   。