JPH03287416A

JPH03287416A - 自動車の吸気装置

Info

Publication number: JPH03287416A
Application number: JP8694390A
Authority: JP
Inventors: Kenji Nakamura; 憲司中村
Original assignee: Suzuki Motor Corp
Current assignee: Suzuki Motor Corp
Priority date: 1990-03-31
Filing date: 1990-03-31
Publication date: 1991-12-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、自動車内部の狭い部分などに配設するの適す
る自動車の吸気装置に関するものである。

（従来の技術）自動車のエンジンの吸気系は、その吸気口にエアクリー
ナが設けられ、吸引ダクトを接続して外気を取入れるよ
うにされている。吸気騒音を減するように、エアクリー
ナの吸気口に通路長の長い′吸引ダクトを取付けるよう
にしたり、フロントフェンダ内にレゾネータを収納して
、吸引ダクトをレゾネータと接続したりする構造がある
。これを、第６図および第７図に基づいて具体的に説明
すると、自動車ｌのエンジンルーム２にはエンジン３と
この吸気系に設けたエアクリーナ４が収納されている。

エアクリーナ４から延びた吸引バイブ５はフロントフェ
ンダ６内に設けたレゾネータ７に接続されている。なお
、フロントフェンダ６部位には前輪８が配置されている
。フロントフェンダ６内のレゾネータ７と吸引ダクト５
とは、第８図・に示すように、レゾネータ７の接続管７
ａがフェンダエプロン９を貫通して固定され、吸引ダク
ト５は接続管７ａより直径が小さくされ先端部に弾性シ
ールｌＯが取り付けられている。したがって、吸引ダク
ト５を接続管７ａに接続するには、吸引ダクト５を空中
で保持し接続管７ａと整合させながら真直ぐに進入させ
て嵌め込むようになっている。なお、実公昭６３−４０
０１６号公報にはレゾネータの接続管と吸引ダクトとを
コネクタバイブを介して接続する技術が開示されている
。

（発明が解決しようとする課題）ところで、レゾネータ７の設置空間は、前輪８（第７図
）によりフロントフェンダ６内の狭い範囲に限定され、
したがって、吸引ダクト５の接続し易い位置に持ってい
くことは不可能であり、方、エンジンルーム２内の吸引
ダクト５も自由に配設することができない。そして、こ
のように狭い箇所では取付作業が困難であり、作業時間
も多く要する。また、空気洩れのないように密接に取付
けようとするため、レゾネータ７と吸引ダクト５が整合
されても真直ぐに進入させて嵌合させねばならない。ま
た、レゾネータ７と吸引ダクト５との位置関係が悪いと
、直接、目視できない場合には作業が困難となり、接合
状態も確実ではなくなり、取付不良による騒音も発生す
る。このため、より簡単に、より確実に配管作業の行な
えるものの出現が望まれていた。

本発明は、この要望に沿うためになされたものであり、
エンジン側の吸引ダクトとレゾネータとを狭い箇所でち
容易に接続するための自動車の吸気装置を提供すること
を目的とする。

（課題を解決するための手段）本発明は上記目的を達成するために、エンジン１３のエ
アクリーナ１４から延設された吸引ダクト１５にフロン
トフェンダ１７内に設けたレゾネータ１８を接続した自
動車の吸気装置において、前記レゾネータ１８の前記吸
引ダクト１５に対する接続口１９ａに、前記吸引ダクト
１５の接続端の外周形状に倣う樋状の受部２１を突出形
成したことを特徴とする。

（作用）上記の構成とすることによって、固定されたレゾネータ
１８の接続口１９ａに向かって吸引ダクト１５の接続端
を近付けるようにし、吸引ダクト１５の外周面を樋状の
受部２上の上に当接させる、そして、受部２１の形状に
従って吸引ダクト１５を前方に押し進めれば、吸引ダク
ト１５をレゾネータ１８に嵌着することができる。

（実施例）次に、本発明の一実施例を第１図ないし第５図に基づい
て説明する。第５図に示すように、自動車１）のエンジ
ンルーム１２にはエンジン１３が搭載され、エンジン１
３の吸気系にはエアクリーナ１４が設けられている。ま
た、エアクリーナ１４の吸気口には吸引ダクト１５が接
続されている。一方、エンジンルーム１２の側方に有す
る、フェンダエプロン１６で仕切りされたフロントフェ
ンダ１７内部にはレゾネータ本体１８が取り付けられて
おり、吸引ダクト１５と接続するための連結管１９を側
に固着している。レゾネータ本体１８は第２図および第
３図に示すように筒状体からなり、レゾネータ本体１８
の側に小径の連結管１９を突設したもので、連結管１９
の接続口１９ａは拡径部２０が形成され拡径部２０の先
端下側には樋状の受部２１が突出形成されている。実施
例では第３図に示すようにその先端は細くなっているが
、先端面を円弧状としても良い、また、第４図に示され
るように、連結管１９はフェンダエプロン１６に貫通し
その周囲を弾性部材２２で係止されるようになっている
。また、対応する吸引ダク１−１５の接続口は直径をこ
の拡径部２０に合わせて成刑され、先端にはポリウレタ
ンスポンジなどで作られた弾性シール２３が固着されて
いる。

次に作用を説明する。

第４図に示すように、フロントフェンダ１７内部に設け
られたレゾネータ１８はフェンダエプロン１６から連結
管１９を突出させており、樋状の受部２１はその下側に
位置されている。そして、吸引ダクト１５を矢印Ａで示
すように上方から降ろしていき、受部２１に当接させる
。この操作では互いに整合させる作業を省くことが出来
る。また、吸引ダクト１５の外周面が樋状の受部２１に
乗った時に、第１図の矢印Ｂで示す挿入方向に押し進め
ればよい。この操作では押す方向は樋状に沿うので斜め
になるということはほとんどない。

このように、レゾネータ１８に吸引ダクト１５を嵌め込
むときには、整合させることや挿入方向を確認すること
を樋状の受部２１によって簡便になるので作業性がよく
、また、目視に頼ることもないので狭い箇所においてち
この樋状の受部２１は十分に活用できるものである。ま
た、嵌合状態の精度も良くなり、騒音、吸気音の漏れも
なくなるという効果がある。

（発明の効果）本発明は、以上説明したように構成したものであるから
、自動車の狭い箇所に設置されたレゾネータと吸引ダク
トとの接続において、樋状の受部がレゾネータに形成さ
れているので、吸引ダクトを相手方に対し空中に浮いた
状態で整合する必要がなく、吸引ダクトをレゾネータの
受部に当接して進入させるだけで嵌合でき作業性が良い
ものであり、生産性の向上をもたらすという効果を奏す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による実施例のレゾネータとエアクリー
ナの配管との接合部を示す側面図、第２図は実施例によ
るレゾネータの斜視図、第３図は実施例によるレゾネー
タの接合部を示す要部側面図、第４図は実施例によるレ
ゾネータとエアクリーナの配管との接合部を示す側面図
、第５図は実施例の車体前部の要部平面図、第６図は従
来の車体内部の吸気装置の位置を示す平面図、第７図は
従来の車体内部の吸気装置の位置を示す要部側面図、第
８図は従来のレゾネータとエアクリーナの配管との接合
部を示す側面図である。１３・・・エンジン１４・・・エアクリーナ１５・・・吸引ダクト１７・・・フロントフェンダ１８・・・レゾネータ１９ａ・・・接続口２１・・・樋状の受部特　許　出願人　鈴木自動車工業株式会社７？ＷＳＩ図第４図第２図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）エンジンのエアクリーナから延設された吸引ダク
トにフロントフェンダ内に設けたレゾネータを接続した
自動車の吸気装置において、前記レゾネータの前記吸引
ダクトに対する接続口に、前記吸引ダクトの接続端の外
周形状に倣う樋状の受部を突出形成したことを特徴とす
る自動車の吸気装置。