JPH03286283A - コインメカニズム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、清涼飲料水やタバコその他商品を自動販売す
る自動販売機に組み込んで使用されるコインメカニズム
に関するものである。

従来の技術 従来の自動販売機では、第４図に示すように、清涼飲料
水やタバコその他商品を収容したキャビネット１の庫内
には、その接客面側に投入コインを受は付けるフィンメ
カニズム２が取り付けられている。コインメカニズム２
は、検銭装置２２と釣銭払出装置２３で構成されている
。コインメカニズム２の下方には、接客面のコイン投入
口から投入されて検銭装置２２を通過したコインが収納
されるキャッシュボックスと、コインメカニズム２の釣
銭払出装置２３から払い出されたコインを、接客面に設
けた釣銭取出口３に案内するシュー）　１００とが設け
られている。

商品の販売時で、釣銭払出装置２３に一定量以上の釣銭
があるときには、フィン投入口から投入されたコインを
キャッシュボックスに落下させて回収し、また、釣銭払
出装置２３の釣銭が一定量以下の場合には、コインを釣
銭払出装置２３の側に供給して釣銭払い出しに備える。

売り上げの集計時には、前記キャッシュボックス内のコ
インを回収するとともに釣銭払出装置２３に収納されて
いる釣銭用コインを一枚づつ払い出させながら、シュー
ト１００を介して釣銭取出口３へと案内させ、釣銭取出
口３または釣銭取出口３の奥端の扉３１から、払い出さ
れているコインを外部に掻き出しながら回収する作業が
実施されている。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、釣銭払出装置２３に収納さ
れている釣銭用コインを回収するとき、釣銭取出口３は
その容積が小さいために、釣銭払出装置２３から釣銭取
出口３に払い出されたコインを頻繁に外部に掻き出す必
要があって、係員は釣銭払出装置２３の中の釣銭用コイ
ンがなくなるまで手が離せない問題がある。

本発明は釣銭払出装置２３加ら釣銭用コインを回収する
際に、釣銭取出口などからフィンを掻き出す作業を実施
せずとも回収作業ができるコインメカニズムを提供する
ことを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明のコインメカニズムは、投入されたコインを検銭
する検銭装置と、釣銭取出口へ釣銭用コインを払い出す
釣銭払出装置とを備えたコインメカニズムにおいて、釣
銭払出装置から払い出されたコインを釣銭取出口へ流す
第１の切り換え状態と、釣銭取出口とは別の回収場所へ
流す第２の切り換え状態とに切り換える経路切り換え手
段を設けたことを特徴とする。

作用 この構成によると、商品販売時には、経路切り換え手段
を第１の切り換え状態に切り換えることにより、釣銭払
出装置から払い出されたコインが釣銭取出口に連通する
自動販売機の側の経路に案内される。釣銭払出装置から
コインを回収するときには、経路切り換え手段を第２の
切り換え状態に切り換えることにより、釣銭払出装置か
らの釣銭が、釣銭取出口とは別の回収場所に案内され、
この回収場所から簡単に釣銭の回収を行える。

実施例 以下、本発明の実施例を第１図と第２図に基づいて説明
する。なお、従来例を示す第４図と同様の作用を成すも
のには、同一の符号を付けて説明する。

第１図と第２図に示した自動販売機は、接客面側にコイ
ン投入口１１を設けたキャビネット１の内部に、コイン
投入口１１に連通ずるコイン導入口２１をもち、かつ、
検銭装置２２と釣銭払出装置２３ならびに後述の経路切
り換え手段６を内蔵したコインメカニズム２が取り付け
られている。

また、コインメカニズム２の下側には、キャビネット１
のコイン投入口１１からコインメカニズム２の導入口２
１を経て検銭装置２２に供給されたコインを検銭した後
に、第１図の実線矢印Ａで示したような経路で落下収納
させるキャッシュボックス４と、キャッシュボックス４
の側下方部で釣銭払出装置２３のほぼ真下に配設される
釣銭回収用のボックス５とを設けている。

コインメカニズム２の経路切り換え手段６は、検銭装置
２２から釣銭払出装置２３に供給され、この払い出し装
置２３から払い出される釣銭を、第２図の実線矢印Ｂで
示したような経路で自動販売機の側の釣銭取出口３に案
内させる第１の切り換え状態と、同図の仮想線矢印Ｃで
示したような経路で自動販売機の側のボックス５に案内
する第２の切り換え状態とに切り換えるようにしている
。

第１図、第２図の実施例では、経路切り換え手段６とし
て、コインメカニズム２の払い出し装置２３から落下さ
れる釣銭を、釣銭取出口３と、この取出口３の近くに設
けたシュート７を介してボックス５とに選択的に供給可
能とした摺動自由な箱型のスライダー８を備え、このス
ライダー８は、底壁に開口孔８１を設け、かつ、釣銭払
出装置２３からの釣銭を開口孔８１に案内するガイド壁
８２を設けるとともに、相対向する側壁にコインメカニ
ズム２の外装ケースの側に固定されたピン８３が介入さ
れる長孔８４を形成している。

先ず、商品の販売時で、コインメカニズム２の釣銭払出
装置２３に一定量以上の釣銭があるときには、コイン投
入口１１から投入されたコインが検銭装置２２で検銭さ
れた後に、第１図の実線矢印Ａで示したような経路でキ
ャッシュボックス４に落下回収され、一方、釣銭払出装
置２３の釣銭が一定量以下の場合には、コインが釣銭払
出装置２３の側に供給されて釣銭払い出しに備える。ま
た、以上の商品販売時には、第２図の実線で示したよう
に、スライダー８をその開口孔８１が釣銭取出口３と対
向するように移動位置させることにより、釣銭払出装置
２３から一枚づつ払い出される釣銭が、同図の実線矢印
Ｂで示したような経路で取出口３に落下供給される。

さらに、売上金の集金時には、第２図仮想線で示したよ
うに、スライダー８をその開口孔８１がシュート７と対
向するように移動位置させることにより、釣銭払出装置
ｔ２３からの釣銭が、同図の仮想線矢印Ｃで示したよう
な経路で、シュート７からボックス５へと落下供給され
るのであり、従って、このボックス５とキャッシュボッ
クス４に収納されたコインを回収することより、集金作
業が簡単に行われる。

上記の実施例では、経路切り換え手段６として箱型のス
ライダー８を用いたが、経路切り換え手段６は、第３図
で示したように釣銭払出装置２３の下部側に、ホッパ状
をなす一対のガイド壁８１．９１を設け、これら各ガイ
ド壁９１．９１の下部側に、釣銭払出装置２３からの釣
銭を釣銭取出口３とボックス５とに選択的に供給するフ
ラッパ９を揺動可能に配設して、フラッパ９を同図実線
で示したように、釣銭取出口３の側に揺動操作させるこ
とにより、釣銭払出装置２３からの釣銭をボックス５の
側に供給し、また、フラッパ９を仮想線で示したように
、ボックス５の側に揺動操作させることにより、釣銭払
出装置２３からの釣銭を取出口３の側に供給するように
してもよい。

発明の効果 以上のように本発明によれば、コインメカニズムに、釣
銭払い出し装置から払い出された釣銭を釣銭取出口へ流
す第１の切り換え状態と、釣銭取出口とは別の回収場所
へ流す第２の切り換え状態とに切り換える経路切り換え
手段を設けたことにより、売上金の集金時で釣銭払い出
し装置に収容されている釣銭を回収するとき、従来のよ
うに、釣銭を取出口から掻き出したりする必要がなく、
その手間を省いて回収作業ができ、回収作業時に他の仕
事ができるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のコインメカニズムを備えた自動販売機
の一部切欠き正面図、第２図は同装置の一部切欠き側面
図、第３図は他の実施例を示す簡略的な正面図、第４図
は従来の自動販売機の側断面図である。 ２・・・コインメカニズム、３・・・釣銭取出口、６・
・・経路切り換え手段、２２・・・検銭装置、２３・・
・釣銭払い出し装置。 第１図 １

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、投入されたコインを検銭する検銭装置と、釣銭取出
   口へ釣銭用コインを払い出す釣銭払出装置とを備えたコ
   インメカニズムにおいて、釣銭払出装置から払い出され
   たコインを釣銭取出口へ流す第１の切り換え状態と、釣
   銭取出口とは別の回収場所へ流す第２の切り換え状態と
   に切り換える経路切り換え手段を設けたコインメカニズ
   ム。