JPH0328539A - 電歪素子式油圧ダンパ - Google Patents

電歪素子式油圧ダンパ

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JPH0328539A
JPH0328539A JP16198489A JP16198489A JPH0328539A JP H0328539 A JPH0328539 A JP H0328539A JP 16198489 A JP16198489 A JP 16198489A JP 16198489 A JP16198489 A JP 16198489A JP H0328539 A JPH0328539 A JP H0328539A
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JP
Japan
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valve
pilot
oil
passage
electrostrictive element
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Pending
Application number
JP16198489A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Kashima
加島 光博
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、外部からのa電に応じて発生減衰力を変化さ
せるようにした油圧グンバの改良に関する. (従来の技術) 油圧グンパの作動油の流通経路にソレノイドバルプを介
装し、このソレノイドパルプへの通電を介して発生減衰
力を制御することは従米公知であり、これに関して本出
願人も実願昭63−36095号としてインナチューブ
の上部にソレノイドバルプを配した15図に示すような
7ロント7才−クを提業している. これは、アウタチュープ1の内側にグンバシリング4を
設け、アウタチューブ1とインナチューブ2との摺動に
伴い、インナチューブ2にピストンロッド6を介して支
持されたピストン5がこのグンパシリング4内を摺動し
、ダンバシリンダ4内の油室8からピストンロッド6の
内側の通路25を通ってインナチュープ2の上部の油溜
室9へ作動油を流出させるようにしたもので、この流出
途中にソレノイドパルプ12が設けられている.ソレノ
イドバルプ12はインナチューブ2の上部に設けたソレ
ノイド11を配線40を通じて励磁することにより得ら
れる電磁吸引力でパルブ本体12Aを閉弁方向に付勢し
、通路25と油溜室9の間の油通に抵抗を与えるもので
、バルブ本体12Aはピストンaツド6の外周に固着し
た非磁性材のバルブ〃イド23の外側に摺動自由に嵌合
し、一部を非磁性材で1戊したパルプシー}20に吸着
される構造となっている. 7ロン}7t−クが圧側に作動すると、グンパシリング
4の下部の縮小する油室7の作動油の一部が、ピストン
5lこ備えたチェックバルプ5Aから拡大する油室8に
流入する一方、残りのピストンロ7ド6の侵入体積分の
作動油は油溜室9へと流出する.その際に、ソレノイド
11の励磁によりソレノイドバルブ12が閉じていると
、油溜室9へ流出する作動油は油室7からグンパシリン
ダ4の底部のベースバルプ19を通過して、ダンパシリ
ング4の外側の環状通路10から油溜室9に至り、ベー
スバルプ19の流通抵抗により大きな減衰力を発生させ
る.一方、ソレ/イドバルプ12が励磁されていないと
、作動油の一部は油室8を経てピストンロッド6の内側
の通路25からンレノイドバルブ12を通って油溜室9
に流入し、ベースパルプ19の流量を低下させるので、
その分発生減衰力も小さくなる. また、フロント7オークの伸倒作動においては、油溜室
9の作動油が拡大する油室マにペースパルプ19から抵
抗なく還流する一方、縮小する油室8の作動油は通路2
5からソレ/イドバルプ12を押し開いて油溜室9に流
出する. したがって、ソレノイド11が励磁されると伸情及び圧
領のいずれの作動においても大きな減衰力が発生し、虫
たンレ/イド11の励磁電流値が大きいほど発生減衰力
も大きくなる. (発明の課題) しかしながら、このフロント7オークにあってはンレメ
イドバルプ12のパルプ本体12Aが励磁されたソレノ
イド11の磁路の一部を形或するよう磁性材で構威され
ているため、摺動部に発生する摩耗鉄粉がバルプ本体1
2Aに吸着されやすく、この鉄粉に起因する作動不良を
防止するために、鉄粉の発生を抑える特別な処置を考慮
する必要があった. 虫た、ソレノイド1lはフイルのイングクタンスのため
に電流量の変化に対して電磁吸引力の変化に遅れが生じ
やすく、このために減衰力制御の応答性は十分に高いと
は言えなかった.本発明は、ソレノイドパルブの作動特
性に基づくこのような問題点に鑑みて、ソレノイドを用
いずに減衰力を応答良く制御できる油圧グンバを提供す
ることを目的とする. (ff題を達虞するための手段) 本発明は、伸縮に伴って内部を流通する作動油の通路に
パイロット圧に応動して流通抵抗を変化させる減衰弁を
設けるとともに、外部からの通電に応じて変形する電歪
素子を介してこのパイロット圧を制御するパイロットバ
ルブを備えている.(作用) パイロットバルブを流通するのは極めて小流量のパイロ
ット作動油のみであるため、パイロフトバルブが必要と
するり7}量は小さく、変形量の小さい電歪素子を介し
て十分に制御することができる.また、電歪素子は電流
変化に対する変形の稍度と応答性が高い.このため、電
歪素子を介して制御されるバイロノト圧に基づき、減衰
弁は広いl@囲で正確かつ速やかに減衰力を変化させる
.(実施例) 第1図及び第2図に本発明の弟1の実施例を示す.なお
、図外の構戊は前記従来例と同一として説明を省略する
. 第1図はインナチェープ2の上部の内側の構造を示し、
ピストンロッド6の上部一外側に、ピストンロッド6の
内側の通路25と油溜室9との油通に抵抗を与える減衰
弁としてスブールバルプ14が設けられる. スブールバルプ14はピストンロッド6の外側に装着し
たスブール〃イド15の外周に沿って筒状のスブール1
6が軸方向に摺動することにより、スブール16の壁面
に形成した開口部が、ピストンロッド6及びスプール〃
イド15の壁面に形威した開口部と相対変位し、通路2
5と油溜室9との間の作動油の流通断面積を変化させる
もので、スブール16の上端と下端はピストンロッド6
の外側に装着したスリーブ17と18の内側に摺動自由
に挿入される.スブール16はスリーブ17及t/1B
との間に介装したリー7スプリング34と35により相
対して弾性支持され、スリーブ17と18の内側にスブ
ール16の上端と下端に臨んで形r&された油室36と
37の圧力差に応じて袖方向に摺動する. 油室37はスプール〃イド15とピストンロッド6とに
形y&された開口部を介して通路25に常時連通する.
また、油室37を画或するスリーブ18の下端にリリー
フ弁39が設けられる.リリーフ弁39はスプリングガ
イド38との間に介装したスプリング41によりスリー
ブ18に向けて付勢され、油室37の高圧に応じてII
I!き、油室37を油溜室9に連通する.なお、スプリ
ングガイド38はスナップリング42を介してピストン
ロッド6に支持される. 一方、油室36はスブール〃イド15に形威したオ’)
 7 4ス28を介して通路25に常時連通する.また
、この油室36を画虞するスリーブ17の上端を貫通し
て油室36を油溜室9に連通する孔部21が形處される
.この孔部21はスリーブ17の上端に接するパイロッ
トバルプ12に上って開閉される. パイロットバルプ12はピストンロッド6の外側に摺動
自由に嵌合する円盤状の部材であり、パイロットパルプ
12の上方で同様にピストンロッド6の外側に嵌合する
電歪素子11とスリーブ17との間に扶持される. この電歪素子11は配#a40を介した通電により電流
値に応じて膨張収縮する性質を備え、ピストンロッド6
の上部に螺合するロックナット26によりスベーサ29
を介してスリーブ17に向かって下向きに締め付けられ
る.なお、スリーブ17はスブール〃イド15、スリー
ブ18、スプリングガイド38及びスナップリング42
を介してビス}ンロッド6により上向きに支持される.
また、t歪素子11の外側はインナチェープ2の上端に
蝶合するキャップ13に囲まれる. ピストンロフド6の上部にはナット31が螺合し、この
ナット31が平ワッシャ30を介してピストンロッド6
をキャップ13に締め付ける.ナット31の上方は、ピ
ストンロフド6の上端に螺合する袋ナット33とナット
31の問に扶持されたカバー32に覆われる.また、電
歪素子11に通電を行うリード線40が平ワッシャ30
とカバー32を貫通してインナチェーブ2の上端から外
側へ導かれる. なお、組み立てに当たっては、パルブ〃イド38から電
歪素子11に至る部材をロックナット26によりスプリ
ングガイド38を介してスナップリング42に締め付け
た後に、ナγト31によりピストンロ7ド6を平ワッシ
ャ30を介してキャップ13に締め付けると、ピストン
ロッド6が伸びてパイロットバルブ12とスリーブ17
との閏に僅かな隙間が生じる.この隙間がパイロットバ
ルブ12の作動空間となる. 次に作用を説明する. 油室36はオリ7イス28を介して、油室37はスブー
ルガイド15の開口部を介して通路25にそれぞれ常に
連通している.また、電歪素子11は非通電時には収縮
状態にあり、フロント7す一クが作動して通路25の圧
力が上昇すると、パイロットバルブ12はスリーブ17
の孔部21を介して作用するこの上昇圧力によりスリー
ブ17から僅かな隙閤をあけた後退位置に保持され、こ
の隙闇を介して油室36を油溜室9に連通ずる.この結
果、油室36の圧力が油溜室9に抜け、油室37との間
に生じる圧力差により、スブール16はスプリング34
を撓ませつつ上方へ変位し、スブール16に形威した開
口部が通路25と油溜室9を連通し、通路25から油溜
室9へ作動油が抵抗なく流入する. 電歪素子11へ通電すると、電歪素子11の膨張により
パイロットバルプ12がスリーブ17に押し付けられ、
油室36と油溜室9の連通が遮断される.この結果、ス
プール16の両側の油室36と37の圧力はともに通路
25の圧力に等しくなり、スブール16はり−7スプリ
ング34と35の圧力がつり合うまで下方へ摺動し、w
J1図に示すように通路25と油溜室9の連通を遮断す
る.この結果、通路25から油溜室9へ流出する作動油
はリリー7弁39を押し開いて流通することになり、こ
れに伴い大きな減衰力が発生する.この場合に、配線4
0を介した電歪素子11への供給電流を周期的にON−
OFFする、いわゆるパルスワイズモジュレーシB冫(
PWM)tillを行うと、パイロットバルプ12は上
記の全閉位置と全問位置との間で、ON−OFFのデュ
ーティ比に対応した平均的開度に維持され、油室36の
パイt7y}圧力はこの間度に応じて、通路25の圧力
と油溜室9の圧力の間の値に制御され、油室37との闇
に生じる圧力差に応じてスブール16を輪方向に変位さ
せる.これ1こ対応して、スブール16の闇口部の流通
断面積も変化し、開口部のオリ7イス特性に基づき発生
する減衰力が変化する.このようにして、発生減衰力は
伸側及び圧側とも第2図に示すようにPWM制御のデ1
−ティ比に正確に対応しつつ、リリー7弁36に規定さ
れる減衰力特性と閘放時のスプール16の開口部断面積
に規定される減衰力特性との閏で応答良く変化する. なお、パイロフトパルブ12を流通するのは油室36か
ら油溜室9に流出する小量のパイロット作動油のみのた
め、パイロットバルブ12は太き< 17 7 }する
必要がなく、したがって電歪素子11は変形量が小さい
にもかかわらず、減衰力を大幅に変化させることができ
る. 第3図及び第4図は本発明をリャクッシ習ンユニ・冫ト
に適用した弟2の実施例で、ここではアウタチl−ブ1
の外側に油溜室9を設け、ピストンロッド6lllの油
室8から7ウタチューブ1とダンパシリンダ4の間の環
状隙間を通って導いた通路25と、油溜室9の間に大プ
ールバルブ14を介装し、このスブールバルブ14を前
記第1の実施例と同様にパイロットバルブ12を介して
制御している.バイロ・冫Fバノレブ12とスブーノレ
パノレプ14はキャップ13により、アウタチェーブ1
に螺合するロッド50に締め付けられ、さらにロックナ
ット26をロッド50に締め付けることによワaツド5
0に伸びを生じさせてパイロットバルプ12の作動空間
を確保する。このように本発明はりャクフシ3ンユニッ
トにも適用することができる. (発明の効果) 以上のように、本発明は作動油の通路にパイロット圧に
応動して流通抵抗を変化させる減衰弁を設けるとともに
、このパイロット圧を電歪素子を用いたパイロットバル
ブで制御するようにしたので、供給電流の制御を通じて
IE歪素子を僅かに変形させるのみで、発生減衰力を広
い範囲に渡って応答良く正確に変化させることができる
. また、ソレ/イドを使用しないので摩耗鉄粉の付着によ
る作動不良の恐れも極めて少なく、使用する部材の材質
ら自由に選択することができる.さらに、パイロットバ
ルブを介して減衰弁を制御するので、電歪素子への供給
電流をパルス制御した場合に生じる周波数の振動が発生
減衰力に影響を及ぼす恐れも少な《、安定した減衰力特
性が得られる.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すフロント7すーク
要部の縦断面図、第2図は減衰力特性を示すグラフ、第
3図は第2の実施例を示すリャクッシ瀞ンユニットの縦
断面図、第4図は第3図の要部を拡大した縦断面図であ
る. また、第5図は従米例を示すフロント7才−夕の縦断面
図である。 2・・・インナチヱープ、6・・・ピストンロッド、9
・・油溜室、11・・・電歪素子、12・・・パイロッ
トバルプ、14・・・スブールバルブ、15・・・スブ
ールガイド、16・・・スブール、1 7.1 8・・
・スリーブ、21・・・孔部、25・・・通路、28・
・・オリ7イス、36,37・・・油室、40・・・配
線.特許出順人      カヤバ工業株式会社(外1
名)h巣囚 第2 図 第4 図 50

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 伸縮に伴って内部を流通する作動油の通路にパイロット
    圧に応動して流通抵抗を変化させる減衰弁を設けるとと
    もに、外部からの通電に応じて変形する電歪素子を介し
    てこのパイロット圧を制御するパイロットバルブを備え
    たことを特徴とする電歪素子式油圧ダンパ。
JP16198489A 1989-06-23 1989-06-23 電歪素子式油圧ダンパ Pending JPH0328539A (ja)

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JP16198489A JPH0328539A (ja) 1989-06-23 1989-06-23 電歪素子式油圧ダンパ

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JPH0328539A true JPH0328539A (ja) 1991-02-06

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ID=15745822

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