JPH03284152A - 無整流子電動機 - Google Patents

無整流子電動機

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Publication number
JPH03284152A
JPH03284152A JP8006790A JP8006790A JPH03284152A JP H03284152 A JPH03284152 A JP H03284152A JP 8006790 A JP8006790 A JP 8006790A JP 8006790 A JP8006790 A JP 8006790A JP H03284152 A JPH03284152 A JP H03284152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
rotor
permanent magnet
degrees
peak
Prior art date
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Pending
Application number
JP8006790A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Miyake
三宅 秀一
Hirotaka Nakatsuka
博孝 中司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T G K KK
TGK Co Ltd
Original Assignee
T G K KK
TGK Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by T G K KK, TGK Co Ltd filed Critical T G K KK
Priority to JP8006790A priority Critical patent/JPH03284152A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動車の車室内の空調を目的とする気温計
測を行うために車室内の空気を吸引するアスピレータな
どに用いられる無整流子電動機に関し、特に、駆動コイ
ルを1個だけ使用した単相の無整流子電動機に関する。
〔従来の技術〕
装置の小型化などを実現するために単相の無整流子電動
機が用いられるが、単相の無整流子電動機の場合、ロー
タの停止位置によって、次に起動できる場合とできない
場合がある。したがって、停止時には、次に起動するこ
とができる停止位置(自起動停止位置)にロータを正確
に位置させる必要がある。
そこで従来は一般に、停止位置の位置決め用に専用の永
久磁石や強磁性体を設けていた。また、ロータに永久磁
石を2個だけ設けた2極式のもののなかには、停止位置
の位置決め用の永久磁石を設けると共に、ヨークを一カ
所切り欠いて、その切り欠き部の端部と永久磁石との間
に生じる吸引力が、停止位置決めの補助力として作用す
るようにしたものがあった(特開昭61−54860号
公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように従来は、停止時のロータの位置決めをするた
めに専用の永久磁石や強磁性体が広く用いられており、
2極式のものでは、停止位置の位置決めのために永久磁
石が不可欠であった。
しかし、停止位置の位置決め用だけのために専用の永久
磁石を用いると、装置の大型化及びコストアップの原因
となると共に、位置決め用の永久磁石の磁束がロータの
回転を妨げる等、機能的にも好ましくなかった。また、
所定の停止位置に正確に停止させようとすると、起動の
際に大きなエネルギを必要とし、駆動コイルを大型化し
ないと安定して起動させることができない欠点があった
この発明は、そのような従来の欠点を解消し、停止位置
の位置決め用に専用の永久磁石や強磁性体などを用いる
ことなく、ロータを所定の停止位置に正確に停止させる
ことができ、しかも小さなエネルギで容易に起動させる
ことができる無整流子電動機を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明の無整流子電動機は
、4個の永久磁石を極性を交互に逆向きにして回転軸の
周囲に配置したロータと、通電することにより上記永久
磁石との間に磁力を生じて上記ロータを上記回転軸回り
に回転させるように配置された1個の駆動コイルと、磁
気回路を形成するために少なくとも上記永久磁石の外縁
部に近接するように設けられた強磁性体よりなるヨーク
とを有する無整流子電動機において、上記永久磁石の外
縁部に近接する部分において、上記ヨークを、略180
度対称の2カ所の位置で切り欠くと共に、略90度間隔
でピーク部を有する波形に形成したことを特徴とする。
〔作用〕
ヨークは、ロータに固設された永久磁石の外縁部に近接
する部分で、切り欠きによって2分割されていて、停止
時には、2分割されたヨークの各部分が、各々ロータの
2個の永久磁石に近接する。
そして、隣り合う永久磁石は極性が互いに逆向きに配置
されているので、2分割されたヨークの部分は、各々2
個の永久磁石による磁束の強固な閉回路を形成し、各永
久磁石とそれに対向するヨークのピーク部分との間に集
中的に強い磁束が形成される。
したがってロータは、その閉回路が最も安定して強い磁
束で形成される位置、即ち、ヨークのピーク部分付近に
各永久磁石の中央部分がくる所定の位置で確実に停止す
る。
しかし、ヨークは波形に形成されていて永久磁石と対向
する総面積は小さく、ヨークと永久磁石間の吸引力は弱
いものである。したがって、次の起動時には、駆動コイ
ルに小電流を流すだけで起動する。
〔実施例〕
図面を参照して実施例を説明する。
第2図は、本発明の無整流子電動機を、自動車の車室気
温測定用アスピレータに用いた実施例の側面断面図であ
り、第1図及び第3図は各々その一部分を示している。
第2図は、説明をし易くするために、異なる方向の断面
を組み合わせて図示しである。
図中、■は取付フレームであり、その一部には車室内に
連通ずる吸引ダクト1aが形成されている。2は、測温
後の空気を車室内に戻すための排気口。3は、吸引ダク
トla内の空気通路に設けられた温度センサであり、こ
の温度センサ3からの出力信号によって、図示されてい
ない空調装置が制御される。
アスピレータ内には、ロータ4が回転自在に設けられて
いる。ロータ4は、例えば4ないし10枚程度の羽根を
放射状に形成したファン41と、ファン41の裏面に固
設された円盤状の鉄製のロータヨーク42と、さらにそ
の裏面に固着された4個の永久磁石40とにより構成さ
れている。
各永久磁石40は、第1図及び第3図にも示されるよう
に、同じ磁力を持つように同じ寸法の90度の挟角の扇
形に形成されて、ファン41の回転軸を中心に放射状に
、互いの間に隙間を設けて配置されている。そして、各
永久磁石40は、極性がN、S、N、Sと交互に逆向き
になるように配置されている。
5及び6は、電気配線などを施したプラスチック板から
なる基板と、鉄製のステータヨークであり、共に、取付
フレームIに固定されている。
ステータヨーク6は、各永久磁石40の内縁部分に近接
して沿うように形成された円筒状の内筒部6aと、永久
磁石40の外縁部分に近接して沿うように形成された円
筒状の外筒部6bとを有しており、外筒部6bは、略9
0度間隔でピーク部6cを有する波形(なみがだ)に形
成されている。
このステータヨーク6によって、永久磁石40による磁
気回路が形成される。そして外筒部6bには、180度
対称の位置に一対の切り欠き7が設けられている。
この切り欠き7は、第3図に示されるように、中心軸位
置を基準として約80度の角度をなす大きさに形成され
ており、波形の底部部分を中心に切り欠いて、波形のピ
ーク部6cが切り欠き7部分にかからないようにしてい
る。そして、一方の切り欠き7の中央よりやや偏位した
位置に、永久磁石40に対向するように駆動コイル8が
1個だけ設けられている。駆動コイル8には、図示され
ていない駆動回路から電流が与えられ、それによって、
永久磁石40との間に磁力が生じる。
また、もう一方の切り欠き7の側端部付近には、永久磁
石40に対向してホールIC9が設けられている。この
ホールlc9によって、永久磁石40の回転位置状態、
即ちロータ4の回転位置が検出され、その検出信号にも
とづいて、図示されていない駆動回路から駆動コイル8
に流される駆動電流が制御されて、ロータ4が回転をす
る。
ステータヨーク6の中心部には、固定カラー14を介し
て固定軸IOが固設されている。一方、ロータ4の中心
部には含油焼結合金製の軸受11が固着されていて、そ
の軸受11の中心軸孔に固定軸10が嵌合しており、ロ
ータ4が固定軸10を中心としてほとんど抵抗なく回転
することかできる。
またロータ4に形成されたスラストストッパ面45に、
固定軸lOの軸頭部10aが当接する。
ロータ4のこの部分は、潤滑性の良いポリスライダ等の
材料で形成されている。ロータ4の回転時には、ファン
41によって発生する空気の流れにロータ4が押される
ので、このスラストストッパ面45と固定軸(0の軸頭
部10aとが必す当接する。
この固定軸10の軸頭部10aは球面状に形成されてい
る。一方スラストストッパ面45は平面に形成されてい
る。したがって、回転時に当接面にはほとんど抵抗が生
じないだけでなく、双方の間にゴミや油などが固着して
しまうような狭孔部なとが存在しない。また、抵抗が小
さいので回転時に当接面から発生する音は極めて小さい
ロータ4の逆側(第2図で左方)からは、ロータ4が逆
側(左側)へ移動してしまうのを防止するためのストッ
パ軸12が突設されている。このストッパ軸12は、例
えば第4図に示されるように、取付フレームlから内方
に形成されたステIbによってロータ4の中心に位置を
合わせて固定されている。そして、球面状に形成された
ロータ軸頭面46に僅かに隙間をあけて配置されている
ストッパ軸12の軸頭部12aは小さな曲率半径に丸め
られており、ロータ4を起動する際などにロータ軸頭面
46がぶつかっていても、回転方向にほとんど抵抗を生
じることなく、ロータ4のスラスト方向への移動を規制
する。
このように構成された上記実施例の無整流子電動機を停
止させる際には、駆動コイル8への通電を停止する。す
ると、ロータ4の回転が徐々に遅くなる。そして、回転
が停止する際には、第3図に示されるように、2つの切
り欠き7で2つに分けられたステータヨーク6の外筒部
6bか、各々ロータ4の2個の永久磁石40に近接する
。すると、隣り合う永久磁石40どうしはN、Sの極性
が逆になっているので、ステータヨーク6の外筒部6b
の2つの部分は、各々が、2個の永久磁石40による磁
気回路(閉回路)50を形成する。
このときには、第3図に示されるように、各永久磁石4
0とそれに対向するステータヨーク6のピーク部分6c
との間に、集中的に強い磁束が形成される。したがって
、ステータヨーク6の各ピーク部分6cが各永久磁石4
0の中央部分に対向した位置で、閉回路50が最も強く
安定した状態になり、永久磁石40が固着されたロータ
4は、その位置(所定位置)で停止する。
本発明では、ステータヨーク6の外筒部6bを波形に形
成したことにより、ステータヨーク6が所定位置からず
れると閉回路50の磁束が急激に弱くなる。したがって
、比較的磁束の弱い閉回路50によって、ロータ4を所
定位置に正確かつ確1 実に停止させることができる。
ただし、第3図の各永久磁石40のN極とS極が逆にな
った位置でもロータ4は停止し得るから、ロータ4は、
90度単位で回転したいずれかの位置で停止する。
このようにしてロータ4は、永久磁石40間の境界が駆
動コイル8の中心位置より僅かにすれた位置で必ず停止
する。これは、次に駆動コイル8に通電をしたときに最
も自起動し易い状態であり、確実に起動させることがで
きる。
しかも、本発明のステータヨーク6は波形に形成されて
いて、永久磁石40と対向する総面積が小さく、ステー
タヨーク6と永久磁石40との間の吸引力は弱いもので
ある。したがって、次の起動時には、小さなエネルギで
起動させることができる。
実験によれば、ステータヨーク6の外筒部6bを波形に
形成しなかったときには、駆動コイル8に200ないし
300mAの電流を流さないと起動できなかったものが
、ステータヨーク6を上述2 のように波形に形成したことにより、35ないし40m
Aで駆動することができた。
なお、本発明においては、ロータ4に4つの永久磁石を
固着した4極式を採用した。これによって2極式のよう
に停止位置決め用専用の永久磁石などを設けることなく
、ロータ4を正確に停止させることが可能となっている
。また、6極式、8極式などにするのに比べて、最も効
率よく回転及び停止をさせることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば、永久磁石の角度及び切り欠きの角度などは、そ
の組み合わせによって最も都合のよい角度を設定すれば
よく、また、ロータヨーク42及びステータヨーク6な
どは鉄製でなくても、強磁性体の材料を用いたものであ
ればよい。
また、ステータヨーク6の外筒部6bは、必ずしも滑ら
かな波形でなくてもよく、例えば途中に段があるような
波形であってもよい。そして、そのピーク部は、必ずし
も正確に90度間隔でなくても、90度に近い角度間隔
で形成されていればよい。
〔発明の効果〕
本発明の無整流子電動機によれば、ロータの停止位置の
位置決めを簡単かつ確実に行うことができ、しかも位置
決めのために特別に永久磁石や強磁性体などを設ける必
要がないので、各部の小型化と低コスト化及び回転効率
の向上などを達成することができ、さらに、小さなエネ
ルギで起動させることができるので、大型の駆動コイル
を用いることなく安定して起動することができる等の優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の部分分解斜視図、第2図は本
発明の実施例の側面断面図、第3図は本発明の実施例の
停止位置での状態を示す略示図、 第4図はIV−TV線切断面図である。 4−・・ロータ、 6・・・ステータヨ ク、 6b・・・外筒 部、 6c・・−ピーク部、 7−・・切り欠き、 8・・・駆動コ イル、 40・・−永久磁石。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 4個の永久磁石を極性を交互に逆向きにして回転軸の周
    囲に配置したロータと、 通電することにより上記永久磁石との間に磁力を生じて
    上記ロータを上記回転軸回りに回転させるように配置さ
    れた1個の駆動コイルと、 磁気回路を形成するために少なくとも上記永久磁石の外
    縁部に近接するように設けられた強磁性体よりなるヨー
    クとを有する無整流子電動機において、 上記永久磁石の外縁部に近接する部分において、上記ヨ
    ークを、略180度対称の2カ所の位置で切り欠くと共
    に、略90度間隔でピーク部を有する波形に形成したこ
    とを 特徴とする無整流子電動機。
JP8006790A 1990-03-28 1990-03-28 無整流子電動機 Pending JPH03284152A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8006790A JPH03284152A (ja) 1990-03-28 1990-03-28 無整流子電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8006790A JPH03284152A (ja) 1990-03-28 1990-03-28 無整流子電動機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03284152A true JPH03284152A (ja) 1991-12-13

Family

ID=13707886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8006790A Pending JPH03284152A (ja) 1990-03-28 1990-03-28 無整流子電動機

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