JPH03283414A - 変圧器 - Google Patents

変圧器

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JPH03283414A
JPH03283414A JP8469190A JP8469190A JPH03283414A JP H03283414 A JPH03283414 A JP H03283414A JP 8469190 A JP8469190 A JP 8469190A JP 8469190 A JP8469190 A JP 8469190A JP H03283414 A JPH03283414 A JP H03283414A
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winding
temperature
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winding frame
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Takashi Hoshi
孝志 星
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、巻線の過熱時に回路を遮断するための温度ヒ
ユーズ等を配装する収容部を巻枠内に設けた、変圧器に
関する。
[従来の技術] 従来、トランス用巻線ボビンの巻胴部を構成している壁
体内に両端がつば部の外面にそれぞれ開口する通孔を穿
設し、この通孔内に温度ヒユーズを挿入収容するように
したものが知られている(実公昭53−36141)。
このトランス用巻線ボビンによれば、通孔内に温度ヒユ
ーズを挿入することにより温度ヒユーズと巻線の接触を
防止して絶縁が確保されるので、絶縁作業を行ったり巻
線作業を中断したりすることなく容易に温度ヒユーズを
配装することができるものである。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記のような従来の変圧器においては、温度
ヒユーズを挿入収容する通孔の両端がつば部の外面にそ
れぞれ開口するため、一方から挿入した温度ヒユーズが
反対側に脱落したり偏ったりすることが起こり易く、巻
線の過熱を検知する所定位置に温度ヒユーズを位置決め
する上で雛点があった。
本発明は、従来技術に存した上記のような問題点に鑑み
行われたものであって、その目的とするところは、巻線
の過熱時に回路を遮断するための温度ヒユーズ等を収容
部に配装する際の、巻線の過熱を検知する所定位置への
温度ヒユーズ等の位置決め及び保持を容易且つ確実に行
い得る変圧器を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の変圧器では、巻枠
と、その巻枠に装着することによって巻枠の巻胴部に捲
回された巻線を覆うカバー部材とを備えてなり、 温度上昇を検知される巻線が捲回された巻胴部を構成す
る壁体内に、一定温度以上において回路を開く遮断手段
を配装するための腔部が設けられ、その腔部には、巻枠
の一側に開口する遮断手段挿入口が設けられ、前言己カ
バー部材を巻枠に装着することにより前記遮断手段挿入
口を閉蓋する蓋部がそのカバー部材に設けられている。
[作用] 巻枠の巻胴部に巻線を捲回し、巻枠の一側に開口する遮
断手段挿入口から遮断手段を挿入してそれを腔部内に配
装した後、カバー部材を巻枠に装着することにより、巻
枠の巻胴部に捲回された巻線を覆うと共にカバー部材に
設けられた蓋部により腔部の遮断手段挿入口を閉蓋する
腔部は温度上昇を検知される巻線が捲回されるべき巻胴
部を構成する壁体内に設けられているため、腔部に配装
された遮断手段は当該巻線の内側に位置することとなる
。そして壁体を構成する材料を介して巻線の温度上昇を
検知し2巻線が過熱して一定温度以上となった場合に回
路を開くことによりその巻線の過熱を一定限度以下に抑
える。
また腔部が巻枠の一側にのみ遮断手段挿入口を開口して
いるので、巻枠の両側に開口する場合とは異なり、巻線
の温度を検知すべき所定位置に遮断手段を位置決めする
上で有利である。
そして腔部の遮断手段挿入口は蓋部により閉蓋されるの
で、遮断手段が所定位置から大きく移動したり脱落した
りして所期の温度感知機能を発揮し得な(なることが防
止される。また、カバー部材を取り外すことにより容易
に遮断手段を交換することができる。
[実施例] 本発明の実施例を、第1図乃至第8図を参照しつつ説明
する。尚、第1図乃至第8図は、本発明の変圧器の要部
を示す。
l○は、交流を直流に変換するためのアダプタにおいて
商用交流を降圧するために用いられる変圧器用の巻枠、
12は、巻枠10に装着されるカバー部材であって、こ
れらは何れも絶縁性合成樹脂を主材料としている。
第1図乃至第3図は、巻枠1oにカバー部材12が装着
される前の状態を示すものであって、そのうち第1図は
正面図、第2図は右側面図、第3図(atは巻枠1oの
底面図、第3図(blはカバー部材12の底面図である
第4図乃至第6図は、巻枠10にカバー部材12が装着
された状態を示すものであって、そのうち第4図は正面
図、第5図は右側面図、第6図は底面図である。
第7図及び第8図は、それぞれ第4図における■−U線
断面図及びlll−[[1線断面図である。
巻枠10において、14は、−次巻線を捲回するための
第1巻胴部、16は、二次巻線を捲回するための第2巻
胴部であって、第1巻胴部14と第2巻胴部16は、直
列状に設けられている。第1巻胴部14は、前鍔部18
と中間鍔部20により挟まれており、第2巻胴部16は
、中間鍔部20と後鍔部22により挟まれている。第1
巻胴部14と第2巻胴部16を区画する中間鍔部20の
外周部には、カバー部材12を装着する際のガイドとな
る環状溝部24が内方に切り込まれている。
26は鉄心収容孔であって、前鍔部18、第1巻胴部1
4、中間鍔部20、第2@胴部16及び後鍔部22の内
側を通って巻枠10を貫通している。
前鍔部18の図面における正面上側には、ブラグ刃28
の基部を埋め込んでそれを固定するためのほぼ直方体状
のプラグ用突部30が設けられている。32ば、プラグ
刃28の基部の一部を構成する端子であって、プラグ用
突部30の上方に突出している。
第1巻胴部14及び第2巻胴部16は、それぞれ角筒状
をなす第1周壁体34及び第2周壁体36により構成さ
れている。第1周壁体34のうち上側は肉厚部に形成さ
れており、その肉厚部内には、第1図、第7図及び第8
図に示されるように、温度ヒユーズ38(遮断手段)を
配装するための腔部40が設けられている。腔部40に
温度ヒユーズ38を配装すると、温度ヒユーズ38は第
1巻胴部14に捲回される一次巻線の内側に位置して、
第1周壁体34の肉厚部を構成する合成樹脂を介して一
次巻線の温度上昇を検知し、−次巻線が過熱して一定温
度以上となった場合に回路を開(ことによりその−次巻
線の過熱を一定限度以下に抑える。第1周壁体34に腔
部40が設けられているのは、−次巻線の方が二次巻線
よりも発熱量が大きいからである。その腔部40には、
プラグ用突部30を貫通して巻枠10の前端部に開口す
る温度ヒユーズ挿入口42が設けられている。腔部40
は、巻枠10の前端部にのみ温度ヒユーズ挿入口42を
開口しているので、−次巻線の温度を検知すべき所定位
置に温度ヒユーズ38を位置決めする上で有利である。
プラグ用突部3oの前面のうち温度ヒユーズ挿入口42
の上方は、凹部44に形成されており、その凹部44に
は2条のリード線引出し溝46が設けられている。温度
ヒユーズ38の2本のリード線48は、リード線引出し
溝46を通じて上方に引き出される。
また50は、前鍔部18の前面に設けられた案内突条で
ある。
52は、後鍔部22の下方に設けられた端子用突起部で
ある。
カバー部材12において、60及び62は、それぞれ略
U字形の平板状をなす前壁及び後壁、64は略U字形に
屈曲した外周壁であって、前壁60及び後壁62の外周
部を連結している。
66は、温度ヒユーズ挿入口42を閉蓋するための蓋部
である。蓋部66は、基部68から上方に突設されてお
り、基部68の左右端部は、前壁60の雨上端部に突設
された支持腕70により支持されている。
この巻枠10及びカバー部材12を用いて変圧器を組み
立てる場合、第1巻胴部14に一次巻線を、第2巻胴部
16に二次巻線をそれぞれ捲回し、温度ヒユーズ挿入口
42から温度ヒユーズ38を挿入してそれを腔部40内
に配装した後、第1図及び第2図に招ける矢示のように
巻枠10の下方からカバー部材12を装着する。この際
、カバー部材12の後壁62の内周部は、中間鍔部20
の環状溝部24のうち左右及び下側に嵌め込み、前壁6
0の内縁部は案内突条50に沿い、前壁60の後面は、
前鍔部18の前面に当接するようにする。
これにより、第4図乃至第8図に示すように。
カバー部材12によって、第1巻胴部14の上方を除い
た3方を外側から囲繞することとなる。そして、それと
同時に、蓋部66によって温度ヒユーズ挿入口42が閉
蓋される。そのため、温度ヒユーズ38が所定位置から
大きく移動したり脱落したりして所期の温度感知機能を
発揮し得なくなることが防止される。また、温度ヒユー
ズ38の交換は、カバー部材12を取り外すことにより
容易に行ない得る。
[発明の効果コ 本発明の変圧器では、巻線の温度上昇を検知して一定温
度以上において回路を開く遮断手段を配装するための腔
部が、温度上昇を検知される巻線が捲回されるべき巻胴
部を構成する壁体内に設けられており、且つ巻枠の一側
にのみ遮断手段挿入口を開口しているので、巻枠の両側
に挿入口を開口する場合とは異なり、挿入した遮断手段
が反対側に脱落したり偏ったりすることがな(、当該巻
線の温度を検知すべき所定位置に遮断手段を位置決めす
る上で容易性及び確実性が高い。
また、巻枠の一側にのみ遮断手段挿入口を開口している
ため、従来のように巻枠の両側の挿入口から引き出した
遮断手段のリード線を固定することによりその遮断手段
の固定を行うということができないが、カバー部材を巻
枠に装着することにより、巻胴部に捲回された巻線を覆
うと同時に、蓋部が腔部の開口部を閉蓋するので、それ
によって、遮断手段が大きな移動や脱落により所期の温
度感知機能を発揮し得なくなることが防止される。
従って本発明の変圧器によれば、巻線の過熱を確実に一
定限度内に抑えることのできるカバー付変圧器の組み立
てを極めて効率的に行うことができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は何れも本発明変圧器の1実施例に関
するものである。 第1図乃至第3図は、巻枠にカバー部材が装着される前
の状態を示すものであって、そのうち第1図は正面図、
第2図は右側面図、第3図(alは巻枠の底面図、第3
図(b)はカバー部材の底面図である。 第4図乃至第6図は、巻枠にカバー部材が装着された状
態を示すものであって、そのうち第4図は正面図、第5
図は右側面図、第6図は底面図である。 第7図及び第8図は、それぞれ第4図における■−■線
断面図及び[[[−[[線断面図である。 図面中、lOは巻枠、12はカバー部材、14は第1巻
胴部、16は第2巻胴部、34は第1周壁体、36は第
2周壁体、38は温度ヒユーズ、40は腔部、42は温
度ヒユーズ挿入口、66は蓋部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  巻枠と、その巻枠に装着することによって巻枠の巻胴
    部に捲回された巻線を覆うカバー部材とを備えてなり、
    温度上昇を検知される巻線が捲回された巻胴部を構成す
    る壁体内に、一定温度以上において回路を開く遮断手段
    を配装するための腔部が設けられ、その腔部には、巻枠
    の一側に開口する遮断手段挿入口が設けられ、前記カバ
    ー部材を巻枠に装着することにより前記遮断手段挿入口
    を閉蓋する蓋部がそのカバー部材に設けられていること
    を特徴とする変圧器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009109437A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Tamura Seisakusho Co Ltd リードを有するセンサ素子の固定構造及び固定ユニット
JP2010133795A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Sanyo Electric Co Ltd 温度センサの取付構造及び投射型映像表示装置
JP2010203998A (ja) * 2009-03-05 2010-09-16 Tamura Seisakusho Co Ltd リードを有するセンサ素子の固定構造

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JPS63108620U (ja) * 1986-12-27 1988-07-13

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