JPH032825Y2 - - Google Patents

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JPH032825Y2
JPH032825Y2 JP12106084U JP12106084U JPH032825Y2 JP H032825 Y2 JPH032825 Y2 JP H032825Y2 JP 12106084 U JP12106084 U JP 12106084U JP 12106084 U JP12106084 U JP 12106084U JP H032825 Y2 JPH032825 Y2 JP H032825Y2
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powder
screw feeder
granular material
weighing
screw
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、粉粒体をスクリユーフイーダで計量
機に供給する粉粒体の供給装置に関する。
<従来の技術> 従来、この種の粉粒体の供給装置として実開昭
58−187532号に記載されたものがある。この装置
は、第3図に示すように、溜ホツパ31内に貯蔵
された粉粒体としてのスチールウール等のブレー
キ材原料32を、溜ホツパ31内の下部に設けた
スクリユーフイーダ33で計量機34に移送する
ものであり、モータ35で駆動されるスクリユー
軸33aの出口側先端にほぐし金具36を固定し
ている。このほぐし金具36は、上記スクリユー
軸33aの出口側先端に円板36aを固定し、こ
の円板36aにスクリユー33cに向けてネジ棒
36bを突設しててなる。そして、上記ネジ棒3
6bで移送されてくるブレーキ材原料32をほぐ
し、その流れの均一化を図つて、計量機34の計
量精度を高めるようにしている。
ところで、上記ブレーキ材原料は、自動車の最
も重要な制御機構に用いられるため、品質に対す
る要求が厳しく、従つてこれを計量する計量機に
も、例えば100gに対し±1g以内という高い計
量精度が要求される。一般に、粉粒体の自動定量
計量において高い計量精度を得るために最も重要
なのは、いかにして被計量粉粒体をバラツキなく
均一に安定して計量機に供給するかということで
ある。
<考案が解決しようとする問題点> ところで、上記ブレーキ材原料32は、スチー
ルウールなどの繊維性材料がからみあつた粉粒体
であり、上記ほぐし金具36によつて充分細かく
ほぐすことができない。また、溜ホツパ31と計
量機34とは一本のスクリユーフイーダ33で連
結しているため、このスクリユーフイーダ33内
での粉粒体の見掛比重の変動および脈動により、
粉粒体の供給量が変動し、計量機34への粉粒体
の流れ込み量が一定しない。そのため、要求され
る高精度の計量を行なうことができないという問
題があつた。
そこで、本考案の目的は、移送される粉粒体の
層厚を薄くし、かつ均一化することによつて、計
量機の計量精度および計量能率を向上させること
ができる粉粒体の供給装置を提供することであ
る。
<問題点を解決するための手段> 上記目的を達成するため、本考案の構成は、上
流のスクリユーフイーダを上段に設けるととも
に、上記上流のスクリユーフイーダから粉粒体が
供給され、上記上流のスクリユーフイーダよりも
搬送能力の大きい下流のスクリユーフイーダを下
段に設けたことを特徴とする。
<作用> 粉粒体は、上段に位置する上流のスクリユーフ
イーダにより下流のスクリユーフイーダに供給さ
れ、上記上流のスクリユーフイーダの搬送能力よ
りも大しい下流のスクリユーフイーダの搬送能力
により、上記下流のスクリユーフイーダ内の粉粒
体の層厚は、上流のスクリユーフイーダ内の粉粒
体の層厚よりも薄くなつて、上記計量機への粉粒
体供給量は均一化される。
<実施例> 以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明
する。
第1図において、1は粉粒体2を貯蔵する溜ホ
ツパ、3はこの溜ホツパ1内の下部に水平方向に
設けた上流のスクリユーフイーダ、4はこのスク
リユーフイーダ3の先端即ち出口に対向して設け
たほぐし装置、5はこのほぐし装置4の下部に水
平方向に設けられ、上記上流のスクリユーフイー
ダ3よりも高速で回転され搬送能力の大きい下流
のスクリユーフイーダ、6は下流のスクリユーフ
イーダ5の下方に開口する出口5dに設けたダン
パ、7はダンパ6を開閉するエアシリンダ、8は
粉粒体を自動的に定量計量する計量機、9はスク
リユーフイーダ3,5、ほぐし装置4、エアシリ
ンダ7および計量機8を制御する制御装置であ
る。
上記上流のスクリユーフイーダ3は、スクリユ
ー3cを設けたシヤフト3aを軸受3bで水平方
向に支承し、スピードコントロールモータ10で
回転駆動するようにしている。上記ほぐし装置4
は、上記シヤフト3aの延長線上に配置されたシ
ヤフト4aを、軸受4bで支承し、スピードコン
トロールモータ11で上記シヤフト3aの回転方
向と逆方向に回転駆動するとともに、上記シヤフ
ト4aの先端に円板4dを固定し、この円板4d
に上記スクリユー3b側に向けてネジ棒4eを突
設している。上記下流のスクリユーフイーダ5
は、シヤフト5aにスクリユー5cを設けるとと
もに先端にほぐし金具20を固定し、上記シヤフ
ト5aを、軸受5bで支承し、パルスモータ12
で回転駆動するようにしている。上記ほぐし金具
20は、上記先端に円板20aを固定し、この円
板20aにスクリユー5c側に向けてネジ棒20
bを突設してなる。上記エアシリンダ7は、シリ
ンダ受台13でベース14に固定され、そのロツ
ド7aを出没作動せて、ダンパ6を開閉する。上
記計量機8は、出口5d下部に配置される計量ホ
ツパ8aを連結棒8bでロードセル8cに吊り下
げてなり、上記計量ホツパ8a下端には計量後の
粉粒体を排出するためのゲート8dを設ける。
上記制御装置9は、目標定量値設定装置15、
粉粒体の供給減少開始量設定装置16、比較演算
回路17、スピードコントロールモータ10,1
1を選択的に低速、高速の2段の速度で夫々駆動
するスピードコントロールモータ駆動回路18お
よびパルスモータ12を駆動するパルスモータ駆
動回路19からなる。上記比較演算回路17は、
ロードセル8cから入力する計量ホツパ8a内の
粉粒体の重量W0、目標定量値設定装置15から
入力する粉粒体の目標定量値W1および供給減少
開始量設定装置から入力する粉粒体の供給減少開
始量W2から、粉粒体の重量W0が増大してW0
W2になつたとき、スピードコントロールモータ
10,11を低速で駆動するための低速指令信号
を、スピードコントロールモータ駆動回路18を
介して上記スピードコントロールモータ10,1
1に出力し、W2<W0<W1のとき、(W0
W2)/(W1−W2)の演算を行ない、その演算
値(W0−W2)/(W1−W2)に反比例した速度
でパルスモータ12を駆動するための減速指令信
号をパルスモータ駆動回路19を介してパルスモ
ータ12に出力し、W0=W1のとき、上記両駆動
回路18,19に停止指令信号およびエアシリン
ダに作動信号を出力する。
上記構成の粉粒体の供給装置において、溜ホツ
パ1内の粉粒体2は、スピードコントロールモー
タ10で駆動されるシヤフト3aに設けたスクリ
ユー3cで、スクリユーフイーダ3の出口側に移
送される。そして、スピードコントロールモータ
11で上記シヤフト3aと逆方向に駆動されるほ
ぐし装置4のシヤフト4aの先端に設けられたほ
ぐし金具4d,4eによつて細かくほぐされ、下
段のスクリユーフイーダ5に供給される。この場
合、例えば、スピードコントロールモータ駆動回
路18で制御されるスピードコントロールモータ
10および11の回転速度は高速で、夫々2r.p.m
および20r.p.mである。また、例えば、スクリユ
ー3c先端とネジ棒4e先端の間隙lは1mm、第
2図に示すように、スクリユー3cの直径D1
50mm、溜ホツパ1の出口の巾Lは55mmであり、粉
粒体2が上記出口で架橋現象を起こさず、しかも
より細かくほぐされて、円滑に下方へ供給される
ようにしている。
次に、下流のスクリユーフイーダ5に供給され
た粉粒体は、パルスモータ12で駆動されるシヤ
フト5aに設けたスクリユー5cでスクリユーフ
イーダ5の出口側へ移送され、シヤフト5aの先
端に設けたほぐし金具20で細かくほぐされる。
そして、エアシリンダ7によつてダンパ6が開か
れた出口5dから、計量機8の計量ホツパ8aに
供給される。この場合、パルスモータ駆動回路1
9で制御されるパルスモータ12は、上記スクリ
ユーフイーダ3のスピードコントロールモータ1
0よりも非常に高速、例えば30r.p.m.で回転する
ため、移送される粉粒体の層厚が薄くなつて、粉
粒体の脈動が減少して、均一に搬送される。従つ
て、計量機の計量精度および計量能率が向上す
る。また、このように層厚が薄く均一に搬送され
るため、ほぐし金具20のほぐし効果もさらに高
まり、粉粒体の微細化、均一化が促進されて、計
量機の計量精度および計量能率がさらに向上す
る。なお、スクリユー5cの直径D2は例えば25
mmである。
こうして計量ホツパ8aに供給された粉粒体の
重量W0は、連結棒8bを介してロードセル8c
に伝達されて電気信号として検出され、比較演算
回路17に入力する。上記比較演算回路17は、
粉粒体の重量W0が供給減少開始量W2に達する
と、スピードコントロールモータ駆動回路18に
低速指令信号を出力するとともに、(W0
W2)/(W1−W2)の演算を行なつて、その演
算値に比例した減速指令信号を、パルスモータ駆
動回路19を介してパルスモータ12に出力す
る。これを受けて、スピードコントロールモータ
駆動回路18は、スピードコントロールモータ1
0および11を例えば夫々1r.p.m.および10r.p.m.
に低速回転させる一方、パルスモータ駆動回路1
9は、パルスモータ12の回転速度を粉粒体の供
給残量に比例して減少させ、計量ホツパ8aへの
粉粒体の供給量を連続的に徐々に小さくする。従
つて目標定量値近傍では粉粒体の供給は殆んどな
くなり、それによつて計量値のバラツキが小さく
なつて、計量精度が向上する。
こうして、計量ホツパ8aの粉粒体の重量W0
が目標定量値W1になると、上記比較演算回路1
7は、スピードコントロールモータ10,11お
よびパルスモータ12を夫々停止せしめる信号
を、スピードコントロールモータ駆動回路18お
よびパルスモータ駆動回路19を介して出力する
とともに、エアシリンダ7を作動して、ダンパ6
をして出口5dを閉鎖せしめる。このようにし
て、自動定量計量終了後、計量ホツパ8a下端の
ゲート8dが開かれて、粉粒体は次工程へ排出さ
れる。
上記実施例では、両スクリユーフイーダ3,5
の先端に適切な間隙をあけてほぐし装置4および
20を設け、上記ほぐし装置4は対向するスクリ
ユー3cと逆方向に回転するので、スチールウー
ル等の繊維性材料がからみあつた粉粒体を充分細
かくほぐすことができて、一層均一で安定した粉
粒体の供給が行なえ、計量精度および計量能率を
向上できる。さらに、計量ホツパ8aの粉粒体の
重量が目標定量値に近づくにつれ、供給量がゼロ
に向つて漸減するように制御装置9でパルスモー
タ12を制御し、目標定量値に達すると出口5d
のダンパ6を閉じるようにしているので、計量精
度および計量能率が著しく向上する。一例とし
て、従来の粉粒体の供給装置によれば、100gの
計量に対して、標準偏差σ=0.5g、±1gの計量
精度に対する不良率が3〜5%であつたのに対
し、本実施例を用いて行なつた実験では、σ=
0.3g、 上記不良率が0%に改善された。
<考案の効果> 以上の説明で明らかなように、本考案の粉粒体
の供給装置は、上流のスクリユーフイーダと、そ
の下部に設けられ計量機に接続する、上記上流の
スクリユーフイーダよりも搬送能力の大きい下流
のスクリユーフイーダを備えるので、上記下流の
スクリユーフイーダ内の粉粒体の層厚は薄くなつ
て、上記計量機への粉粒体供給量は均一化され、
よつて計量機の計量精度および計量能率を向上で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す図、第2図は
第1図の−断面図、第3図は従来の粉粒体の
供給装置を示す図である。 1……溜ホツパ、2……粉粒体、3,5……ス
クリユーフイーダ、4……ほぐし装置、6……ダ
ンパ、7……エアシリンダ、8……計量機、9…
…制御装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 粉粒体をスクリユーフイーダで計量機に供給す
    る粉粒体の供給装置において、 上流のスクリユーフイーダを上段に設けるとと
    もに、上記上流のスクリユーフイーダから粉粒体
    が供給され、上記上流のスクリユーフイーダより
    も搬送能力の大きい下流のスクリユーフイーダを
    下段に設けて、上記下流のスクリユーフイーダで
    移送される粉粒体の層厚を薄くして、計量機への
    粉粒体の流れ込み量を均一化するようにしたこと
    を特徴とする粉粒体の供給装置。
JP12106084U 1984-08-06 1984-08-06 粉粒体の供給装置 Granted JPS6136535U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12106084U JPS6136535U (ja) 1984-08-06 1984-08-06 粉粒体の供給装置

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JP12106084U JPS6136535U (ja) 1984-08-06 1984-08-06 粉粒体の供給装置

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Publication Number Publication Date
JPS6136535U JPS6136535U (ja) 1986-03-06
JPH032825Y2 true JPH032825Y2 (ja) 1991-01-25

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ID=30679855

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JP12106084U Granted JPS6136535U (ja) 1984-08-06 1984-08-06 粉粒体の供給装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH051788Y2 (ja) * 1986-05-15 1993-01-18
JPS649320A (en) * 1987-06-30 1989-01-12 Nikko Kk Weighing of powder

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JPS6136535U (ja) 1986-03-06

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