JPH03281249A - オフセット印刷における裏移り防止方法 - Google Patents
オフセット印刷における裏移り防止方法Info
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- JPH03281249A JPH03281249A JP2083576A JP8357690A JPH03281249A JP H03281249 A JPH03281249 A JP H03281249A JP 2083576 A JP2083576 A JP 2083576A JP 8357690 A JP8357690 A JP 8357690A JP H03281249 A JPH03281249 A JP H03281249A
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 title 1
- CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N Ozone Chemical compound [O-][O+]=O CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 19
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Landscapes
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、オフセット印刷により印刷された用紙を多数
枚積み重ねた場合のインキの裏移りを防止するための方
法に関する。
枚積み重ねた場合のインキの裏移りを防止するための方
法に関する。
（従来の技術）
枚葉オフセット印刷機は、通常、各色毎に一列に並んだ
複数台の印刷ユニシトの両端に給紙部と排紙部とか配設
され、給紙部に多数枚積み重ねられた用紙が１枚４゛つ
順次各印刷ユニットに案内さイ１て各色毎に印刷が行わ
イまた後、印刷物が排紙部に送られて多数枚積み重ねら
れるという構造を何している。
複数台の印刷ユニシトの両端に給紙部と排紙部とか配設
され、給紙部に多数枚積み重ねられた用紙が１枚４゛つ
順次各印刷ユニットに案内さイ１て各色毎に印刷が行わ
イまた後、印刷物が排紙部に送られて多数枚積み重ねら
れるという構造を何している。
ところで、上記のようなオフセット印刷機により印刷さ
れた印刷物を排紙部において多数枚積み重ねる場合、そ
の重みによって印刷物表面のインキがそれに接触する別
の印刷物の裏面に移るという現象（ブロッキング）が発
生していた。
れた印刷物を排紙部において多数枚積み重ねる場合、そ
の重みによって印刷物表面のインキがそれに接触する別
の印刷物の裏面に移るという現象（ブロッキング）が発
生していた。
このような現象に対処するため、従来、゛板取り′と称
して、印刷物が１０〜５０ｃｘの高さ（用紙２００〜３
００枚程度）に積み重ねられる毎に印刷物間に板を挿入
し、この」：うに挿入した１−下２枚の板の間を支持棒
で支えて」二方の印刷物の荷重が下方の印刷物にかから
ないようにしていた。
して、印刷物が１０〜５０ｃｘの高さ（用紙２００〜３
００枚程度）に積み重ねられる毎に印刷物間に板を挿入
し、この」：うに挿入した１−下２枚の板の間を支持棒
で支えて」二方の印刷物の荷重が下方の印刷物にかから
ないようにしていた。
また、このような板取りだけでは裏移りを完全に防止す
ることができないため、印刷物の印刷面に多量の粉を散
布することにより各印刷物間に物理的空間を作るという
ことも行イつれていた。
ることができないため、印刷物の印刷面に多量の粉を散
布することにより各印刷物間に物理的空間を作るという
ことも行イつれていた。
その他、紫外線硬化インキを使用し紫外線照射を行うよ
うにしたものも提案されている。
うにしたものも提案されている。
（発明が解決しようとする課題）
インキの裏移りを防止するために、従来のように板取り
の方法を用いた場合、オフセット印刷機の排紙部におい
て、印刷物が一定枚数積み重ねられる毎に人手により板
および支持棒を挿入する作業が必要となるほか、印刷物
が積み重ねられた状態で一定時間（約５〜７２時間）を
経て印刷面のインキが硬化した後に、やはり人手により
、印刷物を積み替えて板を取り去るという作業が必要と
なる。
の方法を用いた場合、オフセット印刷機の排紙部におい
て、印刷物が一定枚数積み重ねられる毎に人手により板
および支持棒を挿入する作業が必要となるほか、印刷物
が積み重ねられた状態で一定時間（約５〜７２時間）を
経て印刷面のインキが硬化した後に、やはり人手により
、印刷物を積み替えて板を取り去るという作業が必要と
なる。
また、印刷物の印刷面に粉を散布するという方法では、
インキと粉とが混ざって印刷物の表面がザラザラになっ
てしまうため、後工程で印刷面への樹脂コートやフィル
ム貼り等の表面加工を行う場合、光沢がなくなるという
問題がある。
インキと粉とが混ざって印刷物の表面がザラザラになっ
てしまうため、後工程で印刷面への樹脂コートやフィル
ム貼り等の表面加工を行う場合、光沢がなくなるという
問題がある。
一方、紫外線硬化インキを使用すると、上記のような板
取りや粉の散布が不要となるが、この場合には、インキ
自体が高価であるほか、紫外線照射装置等を設置する必
要があるため設備費もかかり、コスト高が避けられない
という問題がある。
取りや粉の散布が不要となるが、この場合には、インキ
自体が高価であるほか、紫外線照射装置等を設置する必
要があるため設備費もかかり、コスト高が避けられない
という問題がある。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされた
ものであって、オフセット印刷において、特殊なインキ
を使用することなく、簡単な方法で、しかも、人手を全
く必要とせずに裏移りを防止することのできる方法を得
ることを目的とする。
ものであって、オフセット印刷において、特殊なインキ
を使用することなく、簡単な方法で、しかも、人手を全
く必要とせずに裏移りを防止することのできる方法を得
ることを目的とする。
（課題を解決するための手段）
本発明は、オゾンによってインキの酸化重合を促進させ
ると、短時間でインキを乾燥させることが可能であると
いう知見に基づくものである。すなわち、本発明に係る
オフセット印刷における裏移り防止方法は、印刷された
用紙の印刷面にオゾンを吹き付けてインキの乾燥を促進
させるようにしたことを特徴としている。
ると、短時間でインキを乾燥させることが可能であると
いう知見に基づくものである。すなわち、本発明に係る
オフセット印刷における裏移り防止方法は、印刷された
用紙の印刷面にオゾンを吹き付けてインキの乾燥を促進
させるようにしたことを特徴としている。
（作用）
オフセット印刷により印刷された印刷物が排紙部に至る
直前において、その印刷面にオゾンを吹き付けると、印
刷面のインキの酸化重合が促進されて瞬時に乾燥する。
直前において、その印刷面にオゾンを吹き付けると、印
刷面のインキの酸化重合が促進されて瞬時に乾燥する。
したがって、印刷物を印刷後すぐに積み重ねても裏移り
を起こすことがない。
を起こすことがない。
（実施例）
以下、実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は本発明の一実施例に係る装置の全体構造図、第
２図は同装置の要部斜視図である。
２図は同装置の要部斜視図である。
この実施例において、オフセット印刷機ｌは、−列に並
んだ４台の印刷ユニット２によって構成され、その両端
に給紙部３と排紙部４がそれぞれ配設されている。そし
て、給紙部３に多数枚積み重ねられた用紙５は、その上
方からフィーダーボード６を経由して１枚ずつ印刷ユニ
ット２に案内され、各印刷ユニット２において順次、ス
ミ、アイ、アカ、キの各色の印刷がなされた後、排紙部
４に送られてパレット７上に積み重ねられる。
んだ４台の印刷ユニット２によって構成され、その両端
に給紙部３と排紙部４がそれぞれ配設されている。そし
て、給紙部３に多数枚積み重ねられた用紙５は、その上
方からフィーダーボード６を経由して１枚ずつ印刷ユニ
ット２に案内され、各印刷ユニット２において順次、ス
ミ、アイ、アカ、キの各色の印刷がなされた後、排紙部
４に送られてパレット７上に積み重ねられる。
各印刷ユニット２に設けられた版胴８には、それぞれ、
インキおよび湿し水が供給される。そして、版胴８の表
面に供給されたインキは、これに接触するブランケット
胴９の表面に一旦転写された後、該ブランケット胴９と
圧胴１０との間を通過する用紙５に転写されて印刷がな
される。なお、図において符号１１で示すのは中間胴で
あって、フィーダーボード６と最も給紙部３寄りの圧胴
１０との間、および各印刷ユニット２の圧胴１０間に配
置されている。
インキおよび湿し水が供給される。そして、版胴８の表
面に供給されたインキは、これに接触するブランケット
胴９の表面に一旦転写された後、該ブランケット胴９と
圧胴１０との間を通過する用紙５に転写されて印刷がな
される。なお、図において符号１１で示すのは中間胴で
あって、フィーダーボード６と最も給紙部３寄りの圧胴
１０との間、および各印刷ユニット２の圧胴１０間に配
置されている。
排紙部４に最も近接した印刷ユニット２の圧胴１０に接
触して排紙胴１２が設けられており、印刷された印刷物
５゛は、図示しないグリッパ−パーチェーンによって排
紙胴１２から排紙部４まで移送され、排紙部４に配置さ
れたパレット７」二に順次積み重ねられる。
触して排紙胴１２が設けられており、印刷された印刷物
５゛は、図示しないグリッパ−パーチェーンによって排
紙胴１２から排紙部４まで移送され、排紙部４に配置さ
れたパレット７」二に順次積み重ねられる。
上記排紙胴１２からパレット７に至る印刷物５′の移送
経路の途中には、移送される印刷物５の上方に位置して
オゾン雰囲気作製装置１３の一部をなす吹き付は管１４
が配設されている。このオゾン雰囲気作製装置Ｉ３は、
オゾン発生機１５と、該オゾン発生機１５に連結された
移送管Ｉ６と、該移送管１６の途中に接続された送風用
ブロアー１７とを備えている。そして、オゾン発生機１
５により発生したオゾンは、移送管１６により送風用ブ
ロアー１７まで移送されて、ここで空気と混合された後
、移送管１６により吹き付は管１４まで移送され、印刷
物５゛の印刷面に吹き付けられる。
経路の途中には、移送される印刷物５の上方に位置して
オゾン雰囲気作製装置１３の一部をなす吹き付は管１４
が配設されている。このオゾン雰囲気作製装置Ｉ３は、
オゾン発生機１５と、該オゾン発生機１５に連結された
移送管Ｉ６と、該移送管１６の途中に接続された送風用
ブロアー１７とを備えている。そして、オゾン発生機１
５により発生したオゾンは、移送管１６により送風用ブ
ロアー１７まで移送されて、ここで空気と混合された後
、移送管１６により吹き付は管１４まで移送され、印刷
物５゛の印刷面に吹き付けられる。
このように、印刷が終了して積み重ねられる直１１ａの
印刷物５゛にオゾンを吹き付Ｃすることによって、該印
刷物５゛の印刷面に付着したインキの酸化重合が促進さ
れ、インキが瞬時に硬化することとなる。したがって、
印刷後すぐに印刷物５”か多数枚積み重ねられても裏移
りすることがないため、棒積み化が可能である。
印刷物５゛にオゾンを吹き付Ｃすることによって、該印
刷物５゛の印刷面に付着したインキの酸化重合が促進さ
れ、インキが瞬時に硬化することとなる。したがって、
印刷後すぐに印刷物５”か多数枚積み重ねられても裏移
りすることがないため、棒積み化が可能である。
なお、この実施例のオゾン雰囲気作製装置１３を用い、
オゾン発生機１５により３８ｇ／ｈのオゾンを発生さ且
て棒積みテストを行った結果、印刷物を２０００枚棒積
みしても裏移りの傾向は殆ど見られず、また、印刷物の
光沢も損なわれないことが確認された。
オゾン発生機１５により３８ｇ／ｈのオゾンを発生さ且
て棒積みテストを行った結果、印刷物を２０００枚棒積
みしても裏移りの傾向は殆ど見られず、また、印刷物の
光沢も損なわれないことが確認された。
（発明の効果）
本発明は以上のように構成されており、印刷物にオゾン
を吹き付けるという簡単な方法で印刷物の裏移りを防止
することができる。また、これにより、従来行われてい
る板取り等の繁雑な作業を完全に排除することができ、
しかも、高価な特殊インキを使用することがないので、
コスト高を招かない。
を吹き付けるという簡単な方法で印刷物の裏移りを防止
することができる。また、これにより、従来行われてい
る板取り等の繁雑な作業を完全に排除することができ、
しかも、高価な特殊インキを使用することがないので、
コスト高を招かない。
第１図は本発明の−・実施例に係る装置の全体構造図、
第２図は同装置の要部斜視図である。 １ オフセット印刷機、５′ ・印刷物、１３オゾン雰
囲気作製装置、１４ 吹き付は管。
第２図は同装置の要部斜視図である。 １ オフセット印刷機、５′ ・印刷物、１３オゾン雰
囲気作製装置、１４ 吹き付は管。
Claims (1)
- （１）印刷された用紙の印刷面にオゾンを吹き付けてイ
ンキの乾燥を促進させるようにしたことを特徴とするオ
フセット印刷における裏移り防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2083576A JPH03281249A (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | オフセット印刷における裏移り防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2083576A JPH03281249A (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | オフセット印刷における裏移り防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03281249A true JPH03281249A (ja) | 1991-12-11 |
Family
ID=13806331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2083576A Pending JPH03281249A (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | オフセット印刷における裏移り防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03281249A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104321199A (zh) * | 2012-05-29 | 2015-01-28 | 德国捷德有限公司 | 有价文件的制造方法 |
-
1990
- 1990-03-29 JP JP2083576A patent/JPH03281249A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104321199A (zh) * | 2012-05-29 | 2015-01-28 | 德国捷德有限公司 | 有价文件的制造方法 |
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