JPH03280155A - 文字処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は文字処理装置に関し、例えば日本語ワードプロ
セッサ等において文章及び外字を含む文書を保持する文
字処理装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来、この種の装置においては、文章及び外字を保持す
る際、文章と外字はそれぞれ別のメモリ領域に格納され
た独立した存在である。これにより、−度作成された外
字は他の文章中での使用が容易である。さらに、外字単
体で一つのメモリ領域を持つので、その管理は容易であ
る。

［発明が解決しようとしている課題］ しかしながら、上記従来例では、文章と外字が完全に独
立しているため、複数の外字入り文意を一つにする場合
、例えば、一つの外字入り文章を他の外字入り文章保存
媒体に複写する場合などは、以下に述べる欠点があった
。即ち、■外字は複写できない。

■複写する側の文章中の外字は複写されない。

■複写される側の文章中の外字は複写する側の文章によ
ってオーバーライド（消去）される。

以上の欠点から、外字入り文章の複写は困難であった。

本発明は上述した従来例の欠点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、外字を有する文章間で
外字を消失することな（容易に複写できる文字処理装置
を提供する点にある。

［課題を解決するための手段］ 上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に
係わる文字処理装置は、外字処理機能を有する文字処理
装置において、外字を有する第１の保存媒体に外字を有
する第２の保存媒体を複写するときに、前記第１の保存
媒体の外字の量を検出する第１の検出手段と、前記第１
の検出手段で検出された外字の量に基づいて前記第２の
保存媒体の外字を複写するための先頭の外字情報を決定
する決定手段と、前記決定手段で決定された先頭の外字
情報に基づいて前記第２の保存媒体の外字を複写する複
写手段とを備えることを特徴とする。

［作用］ かかる構成によれば、外字を有する第１の保存媒体に外
字を有する第２の保存媒体を複写するときに、検出手段
は第１の保存媒体の外字の量を検出し、決定手段は第１
の検出手段で検出された外字の量に基づいて第２の保存
媒体の外字を複写するための先頭の外字情報を決定し、
複写手段は決定手段で決定された先頭の外字情報に基づ
いて第２の保存媒体の外字を複写する。

［実施例］ 以下に、添付図面を参照して、本発明に係わる好適な実
施例を詳細に説明する。

第１図は本実施例の文字処理装置の構成を示すブロック
図である。同図において、１１は各ユニットを接続し、
装置内部のアドレス信号、データ、制御信号を伝送する
パスライン、６は文書を表示するＣＲＴ、５はＣＲＴ６
の表示動作を制御するＣＲＴコントローラ、８は文書を
印刷するプリンタ、９はプリンタ８の印刷動作を制御す
るプリンタコントローラをそれぞれ示している。１０．
１１はそれぞれ文書を保存媒体として保存するＨＤＤ　
（八−ドディスクドライブ）　　ＦＤＤ（フロッピーデ
ィスクドライブ）を示し、１２はパスライン１３とＨＤ
ＤＩＯ，ＦＤＤＩＩとのデータの入出力を行うｉ／ｆ（
インタフェース）を示している。

４は制御プログラムや後述の第２図に示されるフローチ
ャートに従ったプログラム等を格納したＲＯＭ　（リー
ド・オン・メモリ）を示し、３は各種プログラムのワー
クエリア及び文字情報（文字コード）を記憶するＲＡＭ
　（ランダム・アクセス・メモリ）を示している。２は
ＣＰＵ　（中央処理装置）を示しており、ＲＯＭ４に含
まれたプログラムメモリの内容を実行処理することによ
り、パスライン１１を介して接続される各ユニットを制
御する。１はキーボードを示しており、キー人力された
文字情報をパスライン１１を介してＲＡＭ３の一部にあ
る文章メモリに供給し記憶させる。７はＣＧ（キャラク
タ・ジェネレータ）を示しており、上記文章メモリに記
憶された文字情報を、フォントとして、文字パターンを
展開し、ＣＲＴコントローラ５０制御下で、ＣＲＴ６に
表示する。また、これらの文字情報は、同様にプリンタ
コントローラ９の制御下で、プリンタ８により印刷され
る。

次に、本実施例の動作について説明する。

第２図は本実施例による外字を含む保存媒体の複写手順
を説明するフローチャートである。

保存媒体（文書）であるＡ、Ｂ各々に存在する外字の数
をａ、ｂ、そして保存媒体Ｂに存在する先頭の外字コー
ドのアドレスをＰとする。ここでは、保存媒体Ｂを保存
媒体Ａに複写（合成も含む意味）する例を挙げ、保存媒
体Ｂの文書が既にＲＡＭＪ中に読み出されていることを
前提とする。

まず、保存媒体Ｂを保存媒体Ａに複写する動作が開始す
ると（ステップＳ１）、保存媒体Ａに存在する外字の数
ａがカウントされ、そのカウントされた数だけ、保存媒
体Ｂに存在する先頭の外字コードＰのコードをシフト、
即ち、書き換える。

この場合、外字の数ａをカウントするカウンタをｎ（初
期値“０”）として、保存媒体Ａ中の外字をカウントア
ツプしながら求める（ステップ８２〜ステツプＳ４）。

そして、外字の数ａが求まると、外字の数ａを示すｎは
保存媒体Ｂに存在する先頭外字の外字コード［Ｐ］に加
算される。その加算値、即ち、外字コードの［Ｐ］は、
保存媒体Ａにおいて複写するときの先頭外字コード、即
ち、保存媒体Ｂに存在する先頭外字がシフトされた先頭
外字コードである（ステップＳ５）。

続く保存媒体Ｂに存在する外字コードすべてな外字の数
ａ、即ち、ｎだけシフトして、この状態で保存媒体Ｂを
保存媒体Ａに複写する処理が終了する。即ち、複写する
外字コードをカウントするパラメータなｍ（初期値“０
゛）として（ステップＳ６）、保存媒体Ｂに存在する外
字の数すに達するまで（ステップＳ７）、続（外字の複
写が行われる。まず、パラメータｍがひとつインクリメ
ントされ、次のＰ＋ｍのアドレスの外字コードがシフト
される。以下同様にして、ｂ個すべてのシフトが完了す
ると、この状態で保存媒体Ｂを保存媒体Ａに複写する（
ステップ５１０）。尚、上述した外字コードには、外字
登録コードも含まれる。

以上説明したように、あるデータ記憶装置、例えば、フ
ロッピーディスク中の外字入り文書に他のフロッピーデ
ィスク中の外字入り文書を複写するとき、複写する外字
入り文書中の外字コードを複写される外字入り文書中の
外字コードの分ずらして保存し、同様に複写する文章の
外字コードも同じ数だけずらすことにより、複数の外字
入り文章を自由に複写（合成）することができる。言い
換えれば、−度作成した外字を他の保存媒体にいて幅広
く活用することができる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、外字を有する文
章間で外字を消失することなく容易に複写できる。言い
換えれば、−度作成した外字を他の保存媒体にいて幅広
（活用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本実施例の文字処理装置の構成を示すブロック
図、 第２図は本実施例による外字を含む保存媒体の複写手順
を説明するフローチャートである。 図中、１・・・キーボード、２・・・ＣＰＵ、３・・・
ＲＡＭ、４・・・ＲＯＭ、５・・・ＣＲＴコントローラ
、６・・・ＣＲＴ、７・・・ＣＧ、８・・・プリンタ、
９・・・プリンタコントローラ、１０・・・ＨＤＤ、１
１・・・ＦＤＤ、１２・・・ｉ／ｆ、１３・・・パスラ
インである。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）外字処理機能を有する文字処理装置において、 外字を有する第１の保存媒体に外字を有する第２の保存
   媒体を複写するときに、 前記第１の保存媒体の外字の量を検出する第１の検出手
   段と、 前記第１の検出手段で検出された外字の量に基づいて前
   記第２の保存媒体の外字を複写するための先頭の外字情
   報を決定する決定手段と、 前記決定手段で決定された先頭の外字情報に基づいて前
   記第２の保存媒体の外字を複写する複写手段とを備える
   ことを特徴とする文字処理装置。
2. （２）前記決定手段は、前記先頭の外字情報に、複写す
   るときの先頭アドレスと、前記第２の保存媒体の外字コ
   ードに前記第１の検出手段で検出された外字の量を加算
   して求めた外字コードとを含むことを特徴とする請求項
   第１項記載の文字処理装置。