JPH03280126A - データ処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、データ処理装置に関し、特にシステムパラメ
タの設定に係る構成の改良に関する。

［従来の技術］ 一般に、システムパラメタ又はこのシステムパラメタの
セット（以下、両者をまとめてシステムパラメタと称す
る）により、データ処理装置の動作の均一化、調整等が
行われていた。

例えば、データ処理装置を構成する各部品には動作特性
のばらつきがあるのが一般的であり、かかるばらつきに
対応して所望の処理動作を得るため、システムパラメタ
の設定を行って装置全体または各部の動作調整を行う場
合がある。また、出荷するデータ処理装置に一台毎にユ
ニークなシステムパラメタを設定し、製品の識別符号と
して用いる場合がある。

この様な必要に応じてシステムパラメタを設定する場合
、ジャンパーピンやスイッチ等の切換・接続部材を用い
てハード的に、すなわち結線や接点等によりシステムパ
ラメタを設定する手法がある。また、データ処理装置に
内蔵されるＲＯＭ等にシステムパラメタを予め焼き付け
ておく手法もある。

第３図には、このような手法を用いて構成したデータ処
理装置の構成が示されている。

この図においては、データ処理装置の制御・演算機能を
担うＣＰＵｌ０の他、応用プログラム１００、システム
パラメタのデータ２００等を記憶するＲＯＭ１２と、シ
ステムパラメタの設定に係るジャンパーピンやスイッチ
等の切換・接続部材１４と、が示されている。

例えば、この図のデータ処理装置を出荷する際、切換・
接続部材１４によりシステムパラメタを設定し、あるい
はＲＯＭ１２にシステムパラメタのデータ２００を焼き
付ける等の手段でシステムパラメタを設定しておく。

この状態で、ＲＯＭ１２に格納されている応用プログラ
ム１００をＣＰＵｌ０に読みだし実行させると、ＣＰＵ
１０は、前述のように設定されているシステムパラメタ
を切換・接続部材１４又はＲＯＭ１２から獲得して、応
用プログラム１００における処理をこのシステムパラメ
タに従い実行することになる。

この様に、従来のデータ処理装置においては、システム
パラメタを設定しこれに応じて所定の動作を実行するこ
とが可能であった。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、システムパラメタの設定をジャンパーピ
ンやスイッチの接続・設定等で行う場合、出荷作業にお
ける工数増大が発生し、またＲＯＭへの焼き付けにより
行う場合、この焼き付けに一定の労力が必要であった。

また、これらはそれぞれのデータ処理装置について行わ
ねばならないため、労力負担の他、誤設定等の品質問題
も生じてしまう。さらには設定か初期的にのみ行われる
ため、後日変更の必要が生じた場合にこれに対処困難で
ある。

本発明は、このような問題点を解決することを課題とし
てなされたものであり、システムパラメタの設定をより
少ない労力で正確に行うことが可能であって、変更設定
も可能なデータ処理装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ このような目的を達成するために、本発明は、所定の設
定要求操作に応じてシステムパラメタを設定するシステ
ムパラメタ設定手段と、システムパラメタ設定手段によ
り設定されたシステムパラメタを記憶するシステムパラ
メタ記憶手段と、を備え、システムパラメタが所定の設
定要求操作により設定されることを特徴とする。

また、本発明の請求項（２）は、設定要求操作かパスワ
ードの入力操作及び設定されるべきシステムパラメタの
入力操作であることを特徴とする。

そして、本発明の請求項（３）は、システムパラメタ記
憶手段に記憶されているシステムパラメタが所定の条件
を満たすかどうか検査する記憶内容検査手段を備え、検
査の結果満たすとされた場合にこのシステムパラメタに
よる動作を実行−することを特徴とする。

［作用］ 本発明においては、システムパラメタ設定手段に対して
所定の設定要求操作が行われると、これに応じてシステ
ムパラメタか設定される。このシステムパラメタは、さ
らにシステムパラメタ記憶手段により記憶される。従っ
て、システムパラメタが任意の時点で設定され、設定に
おける正確性が向上し労力が低減される。

また、本発明の請求項（２）においては、パスワードの
入力操作及び設定されるべきシステムパラメタの入力操
作によりシステムパラメタが設定される。

そして、本発明の請求項（３）においては、記憶内容検
査手段によりシステムパラメタ記憶手段に記憶されてい
るシステムパラメタが所定の条件を満たすかどうか検査
される。この結果、満たすとされた場合にこのシステム
パラメタによる動作が実行される。

［実施例コ 以下、本発明の好適な実施例について図面に基づき説明
する。なお、第３図の従来例と同様の構成には同一の符
号を付し、説明を省略する。

第１図には、本発明の一実施例に係るデータ処理装置の
構成が示されている。

この図においては、ＲＯＭ１２には応用プログラム１０
０のほか、インストールプログラム３００が格納されて
いる。また、ＲＯＭ１２には、不揮発性メモリ１６が接
続されており、インストールプログラム３００によって
設定されたシステムパラメタがこの不揮発性メモリ１６
に格納される。

第２図には、この実施例におけるインストールプログラ
ム３００の動作の流れが示されている。

以下、この図に基づき本実施例におけるシステムパラメ
タ設定時の動作について説明する。

この実施例においてシステムパラメタを設定する場合、
ＲＯＭ１２に格納されているインストールプログラム３
００を起動する（４００）。

起動４００後は、本実施例のデータ処理装置の使用を承
認されたものについて予め登録されているパスワードの
入力が行われる（４０２）。このパスワード人力４０２
において適正な、すなわち予め登録済みであるパスワー
ドが入力されたかどうかが判定され（４０４）、適正で
ないとされた場合には再びパスワード入力４００に移り
、これ以外の場合、すなわちパスワードが適正な場合に
は次のステップ４０６に移る。

このステップ４０６においては、システムパラメタの入
力動作か行われる。すなわち、本実施例のデータ処理装
置においては、所定個数のシステムパラメタを設定する
ことが必要であるが、このステップ４０６においては、
これらのシステムパラメータのうち１個にかかる項目が
提示され、操作者により対応する値が入力される。

ステップ４０６実行後には全てのシステムパラメタが入
力されたかどうかの判定４０８に移る。

すなわち、ステップ４０６により１個ずつシステムパラ
メタが入力され、必要な個数のシステムパラメタについ
て入力が行われたかどうかが判定される。この結果、入
力が完了した場合には次のステップ４１０に移り、これ
以外の場合にはステップ４０６を再び実行する。尚、本
実施例のブタ処理装置における所定個数のシステムパラ
メタのうち、変更設定の必要のないシステムパラメタに
ついては、これらのステップ４０６及び判定４０８から
は除外される。

ステップ４１０においては、システムパラメタについて
チエツクサムか求められる。チエツクサムは、入力に係
るシステムパラメタ及び予め設定されており変更設定の
されないシステムパラメタについてその正しさを確認す
るための指標である。

そして、ステップ４１０において求められたチエツクサ
ムとともに、入力されたシステムパラメタが不揮発性メ
モリ１６に格納される（４１２）。

すなわち、ステップ４０６の繰返しにより入力されたシ
ステムパラメタが不揮発性メモリ１６に格納されること
となる。これによって、インストールプログラム３００
の実行が終了する（４１４）。

この後に、すなわちインストールプログラム３００の実
行によって不揮発性メモリ１６にシステムパラメタが格
納された後に、ＣＰＵｌ０により応用プログラム１００
か実行される場合、ＣＰＵ１０はＲＯＭ１２から応用プ
ログラム１００を読み込み、更に不揮発性メモリ１６か
らシステムパラメタを獲得する。獲得したシステムパラ
メタについて、ステップ４１２において不揮発性メモリ
］６に格納されたチエツクサムによる検証が行われ、こ
の検証の結果不揮発性メモリ１６の記憶内容が正確であ
るとされた場合には、不揮発性メモリ１６から獲得した
システムパラメタに基づいて応用プログラム１００が実
行されることとなる。

このように、本実施例においては、インストールプログ
ラム３００の実行により不揮発性メモリ１６にシステム
パラメタを設定することが可能である。この設定は、初
期動作時、例えばデータ処理装置の出荷時のみならす、
必要に応じてパスワード入力などによって行うことがで
きる。すなわち、例えば第３図に示される従来構成に比
べ、より使用性能の向上したデータ処理装置を得ること
ができる。

また、システムパラメタの設定が不揮発性メモリ１６へ
の書き込みにより行われるため、この設定に係る労力は
従来に比べ低減されることとなる。

また設定に係わる誤差が発生した場合にも、これを修正
することが可能であり、より正確なシステムパラメタ設
定を行うことが可能となる。

更に、チエツクサム機能を付加したことによりより安全
性、信頼性の高いシステムパラメタの設定及び応用プロ
グラム１００の実行を実現することが可能となる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、システムパラメ
タの設定に係る使用性能が向上し、更に、設定に係る正
確性向上及び労力低減の効果を得ることができる。

また、本発明の請求項（２）によれば、システムパラメ
タの設定をパスワードの人力動作及びシステムパラメタ
の人力操作により行うこととしたため、前述の効果をよ
り簡便に得ることができる。

更に本発明の請求項（３）によれば、記憶内容検出手段
によりシステムパラメタ記憶手段に記憶されたシステム
パラメタの検査を行うようにしたため、このシステムパ
ラメタによる動作の正確性、信頼性を向上させることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例に係るデータ処理装置の構
成を示すブロック図、 第２図は、この実施例におけるインストールプログラム
の動作の流れを示すフローチャート図、第３図は、従来
におけるデータ処理装置の一例構成を示すブロック図で
ある。 １０　・・・　ＣＰＵ １２　・・・　ＲＯＭ ６ ００ 不揮発性メモリ 応用プログラム ００ インストールプログラム

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）設定されるシステムパラメタの内容に応じて対応
   する所定の動作を実行するデータ処理装置において、 所定の設定要求操作に応じてシステムパラメタを設定す
   るシステムパラメタ設定手段と、 システムパラメタ設定手段により設定されたシステムパ
   ラメタを記憶するシステムパラメタ記憶手段と、 を備え、 システムパラメタが所定の設定要求操作により設定され
   ることを特徴とするデータ処理装置。
2. （２）請求項（１）記載のデータ処理装置において、 前記設定要求操作がパスワードの入力操作及び設定され
   るべきシステムパラメタの入力操作であることを特徴と
   するデータ処理装置。
3. （３）請求項（１）又は（２）記載のデータ処理装置に
   おいて、 システムパラメタ記憶手段に記憶されているシステムパ
   ラメタが所定の条件を満たすかどうか検査する記憶内容
   検査手段を備え、 検査の結果満たすとされた場合にこのシステムパラメタ
   による動作を実行することを特徴とするデータ処理装置
   。