JPH03279464A - ジーンズ製品の中古加工方法 - Google Patents
ジーンズ製品の中古加工方法Info
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- JPH03279464A JPH03279464A JP2072473A JP7247390A JPH03279464A JP H03279464 A JPH03279464 A JP H03279464A JP 2072473 A JP2072473 A JP 2072473A JP 7247390 A JP7247390 A JP 7247390A JP H03279464 A JPH03279464 A JP H03279464A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、縫製されたジーンズ製品を中古風の風合いに
仕上げるための加工方法に関する。
仕上げるための加工方法に関する。
(従来の技術)
従来、縫製されたジーンズ製品を中古風の風合いに仕上
げるための加工方法として、ジーンズ製品を軽石等の粒
状固形物と一緒にドラムに入れ、ドラムを回転させるこ
とでジーンズ製品の表面を摩滅させて白く削り取ったよ
うなかすれ模様をつくり出すようにした、いわゆるスト
ーンウォシュと呼ばれる方法が一般に知られている。と
ころで、このストーンウォシュによる洗い加工は、処理
が長時間になり、その間ジーンズ製品は軽石によって削
られるため、製品強度を損ない易いという難点があった
。
げるための加工方法として、ジーンズ製品を軽石等の粒
状固形物と一緒にドラムに入れ、ドラムを回転させるこ
とでジーンズ製品の表面を摩滅させて白く削り取ったよ
うなかすれ模様をつくり出すようにした、いわゆるスト
ーンウォシュと呼ばれる方法が一般に知られている。と
ころで、このストーンウォシュによる洗い加工は、処理
が長時間になり、その間ジーンズ製品は軽石によって削
られるため、製品強度を損ない易いという難点があった
。
そこで、例えば次亜塩素酸ソーダ等の酸化剤を軽石状の
多孔質体に含浸させて回転ドラムの中でジーンズ製品に
当てることで、主として晒し効果によってストーンウォ
シュ風の表面効果を出させるようにした、いわゆるケミ
カルストーンウォシュと呼ばれる洗い加工方法も近年広
く用いられている。このケミカルストーンウォシュの場
合は、処理時間が短いために物理的ダメージが比較的少
なく、しかも、かすれ模様が鮮明で優れた風合いのもの
が得られるという長所を有している。しかし、一方では
、この加工においては、毒性の強い酸化剤等の薬品を高
濃度で使用しなければならないため作業環境上問題があ
り、また、工程数が多くコスト高が避けられないという
短所も有している。
多孔質体に含浸させて回転ドラムの中でジーンズ製品に
当てることで、主として晒し効果によってストーンウォ
シュ風の表面効果を出させるようにした、いわゆるケミ
カルストーンウォシュと呼ばれる洗い加工方法も近年広
く用いられている。このケミカルストーンウォシュの場
合は、処理時間が短いために物理的ダメージが比較的少
なく、しかも、かすれ模様が鮮明で優れた風合いのもの
が得られるという長所を有している。しかし、一方では
、この加工においては、毒性の強い酸化剤等の薬品を高
濃度で使用しなければならないため作業環境上問題があ
り、また、工程数が多くコスト高が避けられないという
短所も有している。
一方、上記のようにジーンズ製品を回転ドラム中に入れ
て全体的に加工するのではなく、例えばヒザとかオシリ
の部分などを部分的にサンドペーパーやディスクグライ
ンダーもしくは回転ブラシ等でこすることによって、そ
の部分だけ自模様を浮かび上がらせるようにした、いわ
ゆるモンキーウォシュと呼ばれる加工方法も知られてい
る。また、サンドペーパー等を用いずに、研磨用金剛砂
をサンドブラスト装置を用いて高圧空気で吹き付けたり
、あるいは、ショツトブラスト装置を用いて回転羽根で
当てたりして加工部分を砂糖をまぶしたように仕上げる
方法も、サブレ加工として知られている。
て全体的に加工するのではなく、例えばヒザとかオシリ
の部分などを部分的にサンドペーパーやディスクグライ
ンダーもしくは回転ブラシ等でこすることによって、そ
の部分だけ自模様を浮かび上がらせるようにした、いわ
ゆるモンキーウォシュと呼ばれる加工方法も知られてい
る。また、サンドペーパー等を用いずに、研磨用金剛砂
をサンドブラスト装置を用いて高圧空気で吹き付けたり
、あるいは、ショツトブラスト装置を用いて回転羽根で
当てたりして加工部分を砂糖をまぶしたように仕上げる
方法も、サブレ加工として知られている。
また、部分的加工を化学的に行うようにしたものも提案
されている。これは、塩素系あるいはマンガン系等の強
力な酸化剤を、製品表面の加工部に吹き付けたり、ブラ
シやスポンジ等で塗布したり、あるいは、砂に混ぜてこ
すりつけたりして、表面を脱色加工するものである。
されている。これは、塩素系あるいはマンガン系等の強
力な酸化剤を、製品表面の加工部に吹き付けたり、ブラ
シやスポンジ等で塗布したり、あるいは、砂に混ぜてこ
すりつけたりして、表面を脱色加工するものである。
(発明が解決しようとする課題)
上記部分的加工方法において、
モンキーウォシュ
およびサブレ加工はいずれも、製品の表面を物理的に削
るものであるため、製品強度の低下は避けられず、また
、加工のやり直しがきかないため不良品の発生率が大き
いという問題があるほか、加工の際、はこりや騒音を発
生させるため作業環境が著しく悪化するという不具合が
ある。
るものであるため、製品強度の低下は避けられず、また
、加工のやり直しがきかないため不良品の発生率が大き
いという問題があるほか、加工の際、はこりや騒音を発
生させるため作業環境が著しく悪化するという不具合が
ある。
一方、酸化剤を用いて化学的に部分的加工を行うように
した方法では、作業者が酸化剤に触れて皮膚障害を起こ
したり、あるいは、直接吸気したりする危険性があり、
また、酸化剤がすぐに反応するため加工のやり直しがき
かないという問題がある。
した方法では、作業者が酸化剤に触れて皮膚障害を起こ
したり、あるいは、直接吸気したりする危険性があり、
また、酸化剤がすぐに反応するため加工のやり直しがき
かないという問題がある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、騒
音等の作業環境の悪化を招くことなく、しかも、安全に
作業が行え、また、加工のやり直しも容易に行うことの
できる加工方法を得ることを目的とする。
音等の作業環境の悪化を招くことなく、しかも、安全に
作業が行え、また、加工のやり直しも容易に行うことの
できる加工方法を得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明に係るジーンズ製品の中古加工方法は、酸化剤吸
収性を有する触媒液を製品表面に吹き付け、この触媒液
の吹き付けられた部分を酸化剤により優先的に脱色させ
ることを特徴とするもので、この構成により上記課題を
解決した。
収性を有する触媒液を製品表面に吹き付け、この触媒液
の吹き付けられた部分を酸化剤により優先的に脱色させ
ることを特徴とするもので、この構成により上記課題を
解決した。
(作用)
本発明においては、酸化剤吸収性を有する、例えば無機
酸等の触媒液をジーンズ製品の加工部に吹き付けた後、
これを、例えば塩素酸ナトリウム等の酸化剤液中に浸漬
させ、あるいは、同酸化剤を上記触媒液の吹き付けた部
分に塗布もしくは吹き付けると、この触媒液の付着して
いる部分が酸化剤と優先的に反応して脱色されるため、
中古風の風合いを容易に得ることができる。なお、触媒
液の吹き付けの際、その吹き付は部がずれるなどのミス
が生じた場合には、−旦ジーンズ製品に付着した触媒液
を水で洗い流すことにより加工のやり直しを容易に行う
ことができる。
酸等の触媒液をジーンズ製品の加工部に吹き付けた後、
これを、例えば塩素酸ナトリウム等の酸化剤液中に浸漬
させ、あるいは、同酸化剤を上記触媒液の吹き付けた部
分に塗布もしくは吹き付けると、この触媒液の付着して
いる部分が酸化剤と優先的に反応して脱色されるため、
中古風の風合いを容易に得ることができる。なお、触媒
液の吹き付けの際、その吹き付は部がずれるなどのミス
が生じた場合には、−旦ジーンズ製品に付着した触媒液
を水で洗い流すことにより加工のやり直しを容易に行う
ことができる。
(実施例)
以下、実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は本発明の一実施例に係るジーンズ
製品の中古加工方法を模式的に示す説明図である。
製品の中古加工方法を模式的に示す説明図である。
第1図に示す容器lの内部には酸化剤吸収性を有する無
機酸等の触媒液2か収容されている。加工に当たっては
、まず、予め縫製されたジーンズ製品3の加工部4にス
プレーガン5によって触媒液2が吹き付けられる。この
吹き付けは必要箇所に任意の形状に行うことが可能であ
り、また、例えば縞模様の加工を行いたい場合には、予
めジーンズ製品3に皺をつけた状態で触媒液2を吹き付
けるなど、脱色したい形状に合わせて行うことが可能で
ある。なお、触媒液2のスプレーの際に吹き付は部がず
れたり、あるいは、吹き付けた液かにじんだり等の吹き
付はミスがあった場合には、吹き付は部を水で洗い流す
ことによりスプレーのやり直しが可能である。
機酸等の触媒液2か収容されている。加工に当たっては
、まず、予め縫製されたジーンズ製品3の加工部4にス
プレーガン5によって触媒液2が吹き付けられる。この
吹き付けは必要箇所に任意の形状に行うことが可能であ
り、また、例えば縞模様の加工を行いたい場合には、予
めジーンズ製品3に皺をつけた状態で触媒液2を吹き付
けるなど、脱色したい形状に合わせて行うことが可能で
ある。なお、触媒液2のスプレーの際に吹き付は部がず
れたり、あるいは、吹き付けた液かにじんだり等の吹き
付はミスがあった場合には、吹き付は部を水で洗い流す
ことによりスプレーのやり直しが可能である。
スプレーの終わったジーンズ製品3は、第2図に示すよ
うに、塩素酸ナトリウム等の酸化剤液6が収容された容
器7内に浸漬される。こうすることで、酸化剤吸収性を
有する触媒液2の付着している加工部4が酸化剤液6と
反応し、加工部4が優先的に脱色されて中古風の風合い
となる。
うに、塩素酸ナトリウム等の酸化剤液6が収容された容
器7内に浸漬される。こうすることで、酸化剤吸収性を
有する触媒液2の付着している加工部4が酸化剤液6と
反応し、加工部4が優先的に脱色されて中古風の風合い
となる。
なお、上記実施例においては、酸化剤液内に浸漬させる
ように構成したが、酸化剤液を部分的に塗布したり、あ
るいは、スプレーガンで吹き付けるようにしてもよい。
ように構成したが、酸化剤液を部分的に塗布したり、あ
るいは、スプレーガンで吹き付けるようにしてもよい。
また、触媒液としては、上記無機酸のほか、有機酸やカ
チオン活性剤等で安全なものを用いるのが望ましい。さ
らに、酸化剤としては、上記塩素酸ナトリウムのほか、
亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウム、晒粉やそ
の他の塩素系酸化剤、あるいは、過マンガン酸カリウム
や各種ブロム系酸化剤等を用いることができる。
チオン活性剤等で安全なものを用いるのが望ましい。さ
らに、酸化剤としては、上記塩素酸ナトリウムのほか、
亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウム、晒粉やそ
の他の塩素系酸化剤、あるいは、過マンガン酸カリウム
や各種ブロム系酸化剤等を用いることができる。
(発明の効果)
本発明は以上のように構成されているので、簡単な装置
により作業効率の大幅な向上を図ることができ、加工の
やり直しも容易に行うことができ、これにより、加工コ
ストを大幅に低減することができる。また、毒性の強い
酸化剤を吹き付けないので安全に作業を行うことができ
、騒音等の作業環境の悪化を招くこともない。
により作業効率の大幅な向上を図ることができ、加工の
やり直しも容易に行うことができ、これにより、加工コ
ストを大幅に低減することができる。また、毒性の強い
酸化剤を吹き付けないので安全に作業を行うことができ
、騒音等の作業環境の悪化を招くこともない。
第1図および第2図は本発明の一実施例に係るジーンズ
製品の中古加工方法を模式的に示す説明図である。 2:触媒液、3:ジーンズ製品、6:酸化剤液。
製品の中古加工方法を模式的に示す説明図である。 2:触媒液、3:ジーンズ製品、6:酸化剤液。
Claims (1)
- (1)酸化剤吸収性を有する触媒液を製品表面に吹き付
け、前記触媒液の吹き付けられた部分を酸化剤により優
先的に脱色させることを特徴とするジーンズ製品の中古
加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2072473A JPH03279464A (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | ジーンズ製品の中古加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2072473A JPH03279464A (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | ジーンズ製品の中古加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03279464A true JPH03279464A (ja) | 1991-12-10 |
Family
ID=13490324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2072473A Pending JPH03279464A (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | ジーンズ製品の中古加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03279464A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8508567B2 (en) | 2006-04-28 | 2013-08-13 | Ricoh Company, Ltd. | Surface-emission laser array, optical scanning apparatus and image forming apparatus |
KR102176807B1 (ko) * | 2020-05-12 | 2020-11-10 | 권희철 | 청바지 탈색장치 |
-
1990
- 1990-03-20 JP JP2072473A patent/JPH03279464A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8508567B2 (en) | 2006-04-28 | 2013-08-13 | Ricoh Company, Ltd. | Surface-emission laser array, optical scanning apparatus and image forming apparatus |
US8830287B2 (en) | 2006-04-28 | 2014-09-09 | Ricoh Company, Ltd. | Surface-emission laser array, optical scanning apparatus and image forming apparatus |
KR102176807B1 (ko) * | 2020-05-12 | 2020-11-10 | 권희철 | 청바지 탈색장치 |
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