JPH03274035A - スクリーンの反射率調整方法 - Google Patents
スクリーンの反射率調整方法Info
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- JPH03274035A JPH03274035A JP2074735A JP7473590A JPH03274035A JP H03274035 A JPH03274035 A JP H03274035A JP 2074735 A JP2074735 A JP 2074735A JP 7473590 A JP7473590 A JP 7473590A JP H03274035 A JPH03274035 A JP H03274035A
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Landscapes
- Tents Or Canopies (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、画像の映写に用いられるスクリーンの反射率
調整方法に関するものである。
調整方法に関するものである。
従来、この種のスクリーンとしては、表面が反射率の高
い色(銀色)に着色され、且つ、小さな多数の貫通孔が
穿設された有孔材(例えば、表面を銀色に焼付塗装した
アルミパンチングメタル)が使用されていた。これば、
画像の反射面に、所定の面積比率で小孔を形成すること
によって、スクリーンの反射率を調整し、画像の映写が
鮮明に行われるようにしたものである。
い色(銀色)に着色され、且つ、小さな多数の貫通孔が
穿設された有孔材(例えば、表面を銀色に焼付塗装した
アルミパンチングメタル)が使用されていた。これば、
画像の反射面に、所定の面積比率で小孔を形成すること
によって、スクリーンの反射率を調整し、画像の映写が
鮮明に行われるようにしたものである。
上記の従来例においては、次のような問題点があった。
第一に、博覧会のパビリオン等において仮設的に設けら
れる大規模な曲面スクリーンは、空気膜構造とすること
が、工期、工費の両面で望ましいものであるが、空気膜
構造の曲面スクリーン(曲面スクリーン形成用膜材で区
画された室内の空気圧を室外の空気圧よりも高めること
により、前記膜材に膨らみをもたせて所定の曲率をもつ
曲面スクリーンに底形したもの)とする場合、有孔材で
は、空気が抜けるため、曲面スクリーンの底形が不可能
であり、反射率の調整も不可能である。
れる大規模な曲面スクリーンは、空気膜構造とすること
が、工期、工費の両面で望ましいものであるが、空気膜
構造の曲面スクリーン(曲面スクリーン形成用膜材で区
画された室内の空気圧を室外の空気圧よりも高めること
により、前記膜材に膨らみをもたせて所定の曲率をもつ
曲面スクリーンに底形したもの)とする場合、有孔材で
は、空気が抜けるため、曲面スクリーンの底形が不可能
であり、反射率の調整も不可能である。
第二に、量産された既製の有孔材の反射率を、各々のパ
ビリオンにおけるスクリーンの規模、映写手段の相違、
映写する画像の相違等々に応じて、さらに低下(微調整
)する必要が生じた場合、有孔材に対するそれ以上の穿
孔加工は、孔同士の繋がる部分ができ、実際上、不可能
である。
ビリオンにおけるスクリーンの規模、映写手段の相違、
映写する画像の相違等々に応じて、さらに低下(微調整
)する必要が生じた場合、有孔材に対するそれ以上の穿
孔加工は、孔同士の繋がる部分ができ、実際上、不可能
である。
本発明は、これらの問題点を解決できるスクリ−ンの反
射率調整方法を提案するものである。
射率調整方法を提案するものである。
上記の目的を遠戚するために、本発明が講じた技術的手
段は、次の通りである。即ち、本発明によるスクリーン
の反射率調整方法は、スクリーンの表面に、暗色斑点を
印刷して、スクリーンの反射率を調整することを特徴と
している。
段は、次の通りである。即ち、本発明によるスクリーン
の反射率調整方法は、スクリーンの表面に、暗色斑点を
印刷して、スクリーンの反射率を調整することを特徴と
している。
上記の構成によれば、暗色斑点の部位では、光の反射が
少なく (吸収が多く)なるので、暗色斑点の寸法と単
位面積当たりの数(面積比率)を適当に設定することに
よって、スクリーンの反射率が調整されることになる。
少なく (吸収が多く)なるので、暗色斑点の寸法と単
位面積当たりの数(面積比率)を適当に設定することに
よって、スクリーンの反射率が調整されることになる。
スクリーンに孔をあけずに反射率の調整が可能であるか
ら、空気膜構造の曲面スクリーンへの適用が可能である
。
ら、空気膜構造の曲面スクリーンへの適用が可能である
。
また、有孔材で製作されるスクリーンに暗色斑点の印刷
を付加することにより、スクリーンの反射率を、微調整
(低下)することができる。
を付加することにより、スクリーンの反射率を、微調整
(低下)することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は博覧会のパビリオンを示す6図において、Aは
空気膜構造の下部曲面スクリーン、Bは従来通りの曲面
スクリーン製作方法を用いて製作した上部曲面スクリー
ンBである。これらA、 Bは、アクリルやガラス等
より成る透明床Cで区画されており、全体として略球形
を呈する映写用スクリーンを構成している。そして、下
部曲面スクリーンAに映写する2台の映写111a・・
・、上部曲面スクリーンBに映写する2台の映写@ib
・・・によって、透明床Cの上にいる観客D・・・の上
下360度にわたって一連の映像が写し出されるように
なっている。2は暗室を形成することが可能な上部建屋
、3はその外装材である。上部曲面スクリーンBは、所
定の曲率をもたせて構築された軽量鉄骨製の下地鉄骨4
に、多数の貫通孔が形成され且つ表面に銀色の焼付塗装
が施されたアルミパンチングメタルを張り付けることに
よって製作されている。5は鉄筋コンクリート等によっ
て構築された下部建屋であり、その内部(上方)に暗室
を形成することが可能である。下部曲面スクリーンAは
、第2図、第3図に示すように、前記下部建屋5内に、
予め所定形状に裁断され且つ周縁部を前記下部建屋5に
対して気密状態に固定した曲面スクリーン形成用膜材6
で区画された室7を設け、この室7内の空気圧を室外の
空気圧よりも高めることにより、前記膜材6に膨らみを
もたせて所定の曲率をもつ曲面スクリーンAに成形した
ものである。
空気膜構造の下部曲面スクリーン、Bは従来通りの曲面
スクリーン製作方法を用いて製作した上部曲面スクリー
ンBである。これらA、 Bは、アクリルやガラス等
より成る透明床Cで区画されており、全体として略球形
を呈する映写用スクリーンを構成している。そして、下
部曲面スクリーンAに映写する2台の映写111a・・
・、上部曲面スクリーンBに映写する2台の映写@ib
・・・によって、透明床Cの上にいる観客D・・・の上
下360度にわたって一連の映像が写し出されるように
なっている。2は暗室を形成することが可能な上部建屋
、3はその外装材である。上部曲面スクリーンBは、所
定の曲率をもたせて構築された軽量鉄骨製の下地鉄骨4
に、多数の貫通孔が形成され且つ表面に銀色の焼付塗装
が施されたアルミパンチングメタルを張り付けることに
よって製作されている。5は鉄筋コンクリート等によっ
て構築された下部建屋であり、その内部(上方)に暗室
を形成することが可能である。下部曲面スクリーンAは
、第2図、第3図に示すように、前記下部建屋5内に、
予め所定形状に裁断され且つ周縁部を前記下部建屋5に
対して気密状態に固定した曲面スクリーン形成用膜材6
で区画された室7を設け、この室7内の空気圧を室外の
空気圧よりも高めることにより、前記膜材6に膨らみを
もたせて所定の曲率をもつ曲面スクリーンAに成形した
ものである。
8aは送風1!9に連なる室7内への送風口、8bは室
外への排気口であり、送風量と排気量との差により、室
7内が所定の空気圧に維持されるようになっている。ま
た、室7内への送風は、透明床Cの下面や曲面スクリー
ンA表面への結露を防止する役目を兼ねている。
外への排気口であり、送風量と排気量との差により、室
7内が所定の空気圧に維持されるようになっている。ま
た、室7内への送風は、透明床Cの下面や曲面スクリー
ンA表面への結露を防止する役目を兼ねている。
前記膜材6としては、空気が逃げ出す孔のあいていない
もの、例えば、キャンパス、四フフ化エチレンをコーテ
ィングしたガラス繊維布等が使用されている。そして、
反射率の調整は、第4図、第5図に示すように、表面に
塗装された反射率の高い色、例えば、銀色a、の上に、
黒色等の暗色斑点すを重ねて印刷することによって行わ
れている。暗色斑点すの寸法や単位面積当たりの数は、
予めサンプルを用いた実験を通して決定される。
もの、例えば、キャンパス、四フフ化エチレンをコーテ
ィングしたガラス繊維布等が使用されている。そして、
反射率の調整は、第4図、第5図に示すように、表面に
塗装された反射率の高い色、例えば、銀色a、の上に、
黒色等の暗色斑点すを重ねて印刷することによって行わ
れている。暗色斑点すの寸法や単位面積当たりの数は、
予めサンプルを用いた実験を通して決定される。
第7図において、10はアングル材よりなる円形リング
であり、前記膜材6の上縁部は、この円形リング10に
対して気密状態に取り付けられている。
であり、前記膜材6の上縁部は、この円形リング10に
対して気密状態に取り付けられている。
11は気密保持用のシートであり、円形リング10に溶
接した角パイプ12にネジ止めされている。13は膜材
6上縁部の小孔に挿通されたリング、14はリング13
の係止部材であり、円形リング10の上面に適当間隔お
きに固着されている。15は送風ダクト、16はシール
材である。
接した角パイプ12にネジ止めされている。13は膜材
6上縁部の小孔に挿通されたリング、14はリング13
の係止部材であり、円形リング10の上面に適当間隔お
きに固着されている。15は送風ダクト、16はシール
材である。
尚、暗色斑点すの形状は、丸形、角形等、任意に設定で
きる。また、上記の実施例では、上部曲面スクリーンB
を、従来通り、下地鉄骨4にアルミパンチングメタルを
張り付けて製作したが、この上部曲面スクリーンBも、
下部曲面スクリーンAと同様な空気膜構造としてもよい
、この場合、観客D・・・の出入り口17・・・の扉(
図示せず)を二重にして、観客D・・・が出入りする際
の出入り口17・・・からの空気の洩れを抑制するよう
に構成することが望ましい。
きる。また、上記の実施例では、上部曲面スクリーンB
を、従来通り、下地鉄骨4にアルミパンチングメタルを
張り付けて製作したが、この上部曲面スクリーンBも、
下部曲面スクリーンAと同様な空気膜構造としてもよい
、この場合、観客D・・・の出入り口17・・・の扉(
図示せず)を二重にして、観客D・・・が出入りする際
の出入り口17・・・からの空気の洩れを抑制するよう
に構成することが望ましい。
第8図、第9図は本発明の別実線側を示す、この実施例
は、多数の貫通孔18・・・が穿設され且つ表面に反射
率の高い色(例えば、銀色a)が塗装されたアルミパン
チングメタル等の有孔材19よりなるスクリーンEの表
面に、暗色斑点すを印刷してスクリーンEの反射率を微
調整した点に特徴がある。
は、多数の貫通孔18・・・が穿設され且つ表面に反射
率の高い色(例えば、銀色a)が塗装されたアルミパン
チングメタル等の有孔材19よりなるスクリーンEの表
面に、暗色斑点すを印刷してスクリーンEの反射率を微
調整した点に特徴がある。
この実施例によれば、量産された既製の有孔材19を用
いて製作される多数のスクリーンE・・・の反射率を、
各パビリオンにおけるスクリーンEの規模、映写手段の
相違、映写する画像の相違等々に応じて、さらに低下(
微調整〉する必要が生じた場合、表面に暗色斑点すの印
刷を付加するだけであるため、容易かつ経済的に対処す
ることができる。
いて製作される多数のスクリーンE・・・の反射率を、
各パビリオンにおけるスクリーンEの規模、映写手段の
相違、映写する画像の相違等々に応じて、さらに低下(
微調整〉する必要が生じた場合、表面に暗色斑点すの印
刷を付加するだけであるため、容易かつ経済的に対処す
ることができる。
本発明は、上述した構成よりなるため、次の効果がある
。
。
■スクリーンに孔をあけずに反射率の調整が可能である
から、空気膜構造の曲面スクリーンについても、空気圧
による底形、反射率の調整が可能である。
から、空気膜構造の曲面スクリーンについても、空気圧
による底形、反射率の調整が可能である。
■有孔材で製作されるスクリーンに暗色斑点の印刷を付
加することにより、スクリーンの反射率を微調整(低下
)することができる、従って、例えば、量産された既製
の有孔材を用いて製作される多数のスクリーンの反射率
を、各パビリオンにおけるスクリーンの規模、映写手段
の相違、映写する画像の相違等々に応じて、微調整する
必要が生じた場合、容易かつ経済的にこれに対処するこ
とができる。
加することにより、スクリーンの反射率を微調整(低下
)することができる、従って、例えば、量産された既製
の有孔材を用いて製作される多数のスクリーンの反射率
を、各パビリオンにおけるスクリーンの規模、映写手段
の相違、映写する画像の相違等々に応じて、微調整する
必要が生じた場合、容易かつ経済的にこれに対処するこ
とができる。
第1図乃至第7図は本発明の一実施例を示し、第1図は
博覧会のパビリオンの概略縦断側面図、第2図は下部曲
面スクリーンの構成を示す要部の縦断側面図、第3図は
要部の概略横断平面図、第4図は下部曲面スクリーンの
一部を拡大した要部正面図、第5図は反射率調整作用を
説明する断面図、第6図は要部の縦断側面図、第5図は
第4図の要部拡大図である。 第8図と第9図は本発明の別実線側を示し、第8図はス
クリーンの一部を拡大した要部正面図、第9図は反射率
調整作用を説明する断面図である。 A・・・(下部曲面)スクリーン、B・・・(上部曲面
)スクリーン、E・・・スクリーン、b・・・暗色斑点
。 第3図
博覧会のパビリオンの概略縦断側面図、第2図は下部曲
面スクリーンの構成を示す要部の縦断側面図、第3図は
要部の概略横断平面図、第4図は下部曲面スクリーンの
一部を拡大した要部正面図、第5図は反射率調整作用を
説明する断面図、第6図は要部の縦断側面図、第5図は
第4図の要部拡大図である。 第8図と第9図は本発明の別実線側を示し、第8図はス
クリーンの一部を拡大した要部正面図、第9図は反射率
調整作用を説明する断面図である。 A・・・(下部曲面)スクリーン、B・・・(上部曲面
)スクリーン、E・・・スクリーン、b・・・暗色斑点
。 第3図
Claims (1)
- スクリーンの表面に、暗色斑点を印刷して、スクリーン
の反射率を調整することを特徴とするスクリーンの反射
率調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2074735A JPH03274035A (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | スクリーンの反射率調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2074735A JPH03274035A (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | スクリーンの反射率調整方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03274035A true JPH03274035A (ja) | 1991-12-05 |
Family
ID=13555792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2074735A Pending JPH03274035A (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | スクリーンの反射率調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03274035A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007232689A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Nissan Motor Co Ltd | 操舵角検出装置および操舵角検出方法 |
JPWO2018100880A1 (ja) * | 2016-11-29 | 2019-10-17 | コニカミノルタプラネタリウム株式会社 | ドームスクリーン |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03214148A (ja) * | 1990-01-18 | 1991-09-19 | Toppan Printing Co Ltd | 反射型映写スクリーン |
JPH03246532A (ja) * | 1990-02-23 | 1991-11-01 | Toppan Printing Co Ltd | 反射形スクリーン |
-
1990
- 1990-03-23 JP JP2074735A patent/JPH03274035A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03214148A (ja) * | 1990-01-18 | 1991-09-19 | Toppan Printing Co Ltd | 反射型映写スクリーン |
JPH03246532A (ja) * | 1990-02-23 | 1991-11-01 | Toppan Printing Co Ltd | 反射形スクリーン |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007232689A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Nissan Motor Co Ltd | 操舵角検出装置および操舵角検出方法 |
JPWO2018100880A1 (ja) * | 2016-11-29 | 2019-10-17 | コニカミノルタプラネタリウム株式会社 | ドームスクリーン |
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