JPH03272495A - 原子炉建屋内非常用排気設備 - Google Patents

原子炉建屋内非常用排気設備

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JPH03272495A
JPH03272495A JP2069841A JP6984190A JPH03272495A JP H03272495 A JPH03272495 A JP H03272495A JP 2069841 A JP2069841 A JP 2069841A JP 6984190 A JP6984190 A JP 6984190A JP H03272495 A JPH03272495 A JP H03272495A
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JP
Japan
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air
valve
reactor building
exhaust
reactor
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Pending
Application number
JP2069841A
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English (en)
Inventor
Koichiro Oshima
大嶋 浩一郎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、原子炉で事故が発生した場合においても、原
子炉建屋内を常に負圧に保ち、非常用ガス処理系を介し
て安全に原子炉建屋内のガスを放出することのできる原
子炉建屋内弁常用排気設備に関する。
(従来の技術) 原子力発電プラントにおいて原子炉を納める原子炉建屋
は常に換気されているが、この内部にはフィルタ装置が
備え付けてあり、万一原子炉事故が発生して原子炉格納
容器から放射性物質が漏洩しても、原子炉建屋内のガス
をこのフィルタ装置で漉し、放射性物質を除去してから
原子炉建屋外に放出する。
第2図は、このような原子炉建屋1内におけるガスの換
気・処理系統を示す構成図である。原子炉建屋1内にお
けるガスの換気・処理系統には、平常時に用いられる常
用換気系2と、原子炉で事故が発生した場合に用いられ
る非常用ガス処理系3がある。
常用換気系2は、原子炉建屋1外に設置される粉塵処理
・温度調節用の給気装置4と給気ファン5および粉塵処
理用の排気フィルタ6と排気ファン7、ならびに原子炉
建屋1内に設置される給気弁8および排気弁9からなる
。給気装置4と給気ファン5および給気弁8は順次接続
し、他方排気弁9と排気フィルタ6および排気ファン7
も順次接続する。
一方非常用ガス処理系3は、原子炉建屋1内に設置され
て順次接続する大口弁10、流量調節弁11、電気ヒー
タを備える乾燥装置12、ブロア13、放射性物質を除
去するフィルタ装置14および出口弁15からなる。そ
して、これら常用換気系2と非常用ガス処理系3におい
ては、万一原子炉に事故が発生した場合にこれを知らせ
る事故信号16が、給気ファン5、給気弁8、排気弁9
、排気ファン7、入口弁10、流量調節弁11、ブロア
13および出口弁15に入力される。
このようなガスの換気・処理系統を備えた原子炉建屋1
においては、平常時は、原子炉建屋1外の外気17が常
用換気系2の給気装置4を通じて取入れられる。そして
外気17は、給気装置4で粉塵を取り去さられ、かつそ
の温度を原子炉建屋1内の温度に合わせて調節される。
次いで、この給気装置4から排出された外気17は、給
気ファン3によって昇圧され、給気弁4を介して原子炉
建屋1内に給気される。
また、原子炉建屋1内の空気18は、排気弁9を通って
原子炉建屋1外に導かれ、排気フィルタ6に案内される
。そして、排気フィルタ6を通過して粉塵を除去された
排気19は、排気ファン7によって圧送され、人体から
離れた高所に排気口を有する排気塔20から大気中に放
出される。
ここで、非常用ガス処理系3の人口弁↑0、流量調節弁
11および出口弁1,5は閉動作されており、ブロア1
3は停止している。したがって、原子炉建屋1内の空気
18は、非常用ガス処理系3に入り込むことはない。
ところが、万一原子炉で事故が発生した場合は、事故信
号16が常用換気系2の給気ファン5、給気弁8、排気
弁9および排気ファン7に入力される。その結果、給気
ファン5と排気ファン7は停止し、給気弁8と排気弁9
は緊急に閉動作する。
一方、同じ事故信号16は、非常用ガス処理系3の大口
弁10、流量調節弁1工、ブロア13および出口弁工5
にも入力される。すると、今度は入口弁10、流量調節
弁11および出口弁15が開動作され、ブロアエ3が稼
働を始める。したがって、原子炉建屋1内の空気18は
、大口弁10および流量調節弁11を通過して乾燥装置
12に進む。そして電気ヒータで加熱・乾燥され、フィ
ルタ装置14における放射能除去に適した状態にされた
後、ブロア13により圧送されてフィルタ装置14に案
内される。
このため、原子炉事故によってもし原子炉格納容器(図
示せず)から放射性物質が漏洩し、原子炉建屋1内の空
気18に混合することがあっても、この放射性物質はフ
ィルタ装置14において、様々な手段によって取り除か
れる。こうして放射性物質を除去された排気19は出口
弁15を通過して、平常時と同様、排気塔20から高所
の大気中に放出される。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上述の非常用ガス処理系3においては、事故
信号16が入力されてから、大口弁10と流量調節弁1
1が全開するのに30秒程度かかる。また、原子炉建屋
1内の空気18を出口弁15方向に送り出すブロア13
が作動を開始してから定格運転に到達するまでにも、2
0秒程度の時間を要する。したがって、非常用ガス処理
系3が事故信号16を得てから所定の運転を始めるまで
には、30秒ないし19の時間の遅れが生じる。
そして、もし原子炉事故発生と同時に電源の喪失も生ず
るような過酷な状態下では、非常用電源設備を起動させ
なければならない。このため、このような場合は非常用
ガス処理系3か所定の運転を始めるまでに、さらに1分
子度時間が余分にかかるおそれがあった。
ところで、原子炉建屋1においては、完全な気密を保つ
ことは不可能であり、若干ガスの漏洩箇所が生ずるのは
避けられない。したがって、原子炉建屋1内は平常時に
あっても、この漏洩箇所から万が一放射性物質が漏洩す
るのを防止するため、常用喚気系2によって若干の負圧
(数mmAq〜20mmAq)に保たれている。しかし
原子炉事故の発生直後は、常用換気系2が停止するのに
も拘らず原子炉建屋1内の空気18が上述の理由で非常
用ガス処理系3を円滑に流れない。このため、空気18
が原子炉建屋l内で滞留し、原子炉建屋1内の負圧が制
御されない状態となるおそれがある。
そうすると、原子炉建屋1の漏洩率に応じて常時リーク
インしてくる外気に加え、原子炉建屋1内の発熱体から
の放熱によって原子炉建屋1内の空気18が熱膨脂する
という事象が重なるため、原子炉建屋1内の負圧が低下
することになる。こうなると、原子炉建屋1内の空気1
8は、万が一放射性物質で汚染されても、その除去のた
めのフィルタを通らず、原子炉建屋1の漏洩箇所から低
所に漏洩する可能性が考えられる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、原子炉で事
故が発生しても、原子炉建屋内を常に負圧に保ち、非常
用ガス処理系を介して放射性物質を除去された空気を原
子炉建屋外に放出することのできる原子炉建屋内弁常用
排気設備を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するために、排気ファンと事故
信号で閉動作される排気弁とを接続した常用換気系と、
事故信号で作動する乾燥装置とブロアおよびフィルタ装
置と事故信号で開動作する出口弁とを順次接続する非常
用ガス処理系とを備える原子炉建屋内において、開閉弁
を具備した通気ダクトで前記常用換気系の排気ファンと
前記非常用ガス処理系の乾燥装置とを接続したことを特
徴とする原子炉建屋内弁常用排気設備を提供する。
(作用) 本発明の原子炉建屋内弁常用排気設備は、原子炉事故が
発生しても平常時と同様、原子炉建屋内の空気を常用換
気系における排気ファンによって圧送する。すると排気
弁は閉じているため、空気は通気ダクトに流れる。そし
てこの空気は、例えば空気作動によって瞬時に開く開閉
弁を通過して非常用ガス処理系の乾燥装置に至る。その
後は平常時と同様、この空気はブロアとフィルタ装置を
通過して、万一放射性物質で汚染されても、この放射性
物質が除去されて原子炉建屋外に放出される。
(実施例) 以下第1図を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係る原子炉建屋内弁常用
排気設備21の構成図である。本実施例に係る原子炉建
屋内弁常用排気設備21の基本的構成は第2図に示した
ものと実質的に異ならないので、対応する箇所には同一
の符号を付して詳細な説明を省略する。
原子炉建屋1には、第2図と同様に常用喚気系2と非常
用ガス処理系3が設けられるが、常用喚気系2の排気フ
ィルタ6と排気ファン7は排気弁9の上流に配置される
。しかし、平常時におけるガスの排気処理に関しては第
2図に示したものと何ら効果に差はない。また排気ファ
ン7には事故信号が入力されないが、排気弁9は事故信
号16が入力されれば直ちに閉じられるため、放射性物
質が除去されない空気18が、排気弁9を通過して原子
炉建屋]−外に放出されることはない。また、給気装置
4と給気ファン5も本実施例においては原子炉建屋1内
に設置されるが、これも給気の能力を何ら変えるもので
はない。
さて原子炉建屋内弁常用排気設備21は、常用換気系2
の排気ファン7と非常用ガス処理系3の乾燥装置12を
つなぐ通気ダクト22を有する。
そして通気ダクト22は、排気ファン7側から、空気作
動によって瞬時に開く開閉弁23と流量制御弁24を備
える。また、非常用ガス処理系3において、通気ダクト
22接続地点の上流には、空気の流量調節弁11側への
進行を防止する逆止弁25を設ける。
このような構成の原子炉建屋内弁常用排気設備21にお
いては、平常時には外気17が順次給気装置4、給気フ
ァン5および給気弁8を通過して原子炉建屋1内に導入
される。そして原子炉建屋1内の空気18は、排気フィ
ルタ6、排気ファン7および排気弁9を通って原子炉建
屋1外に出、排気19として排気塔20から高所の大気
中に放出される。この平常時において、原子炉建屋1内
は負圧を保たれる。
また原子炉に事故が発生したときは、事故信号16が常
用換気系2の給気ファン5と給気弁8および排気弁9に
入力される。よって給気ファン5は停止し、給気弁8も
全閉されるため、外気17の原子炉建屋1内への流入は
阻止される。
一方、排気弁9も全閉されるが、排気ファン7は依然と
して作動する。したがって、排気ファン7によって圧送
された空気18は通気ダクト22に進み、平常時に排気
弁9を通過する空気量が開閉弁23を押圧する。そうす
ると、開閉弁23は平常のレベルを超えた空気圧によっ
て瞬時に全開するため、空気18はこの開閉弁23を通
過し、さらに流量調節弁24も通過して適当な流量で非
常用ガス処理系3における乾燥装置12の上流側に到達
する。なお、開閉弁23の開閉機構は、瞬時に行えるも
のであれば、上述の空気作動に限られない。
ここでは、逆止弁25があるため、空気18は必ず乾燥
装r1112へ流れ込む。したがって、流量調節弁11
と入口弁10を通過して再度原子炉建屋1の雰囲気中に
舞い戻り、原子炉建屋1内の負圧を低下させることはな
い。
そして、空気18は、乾燥装置12でフィルタ処理によ
る放射能除去に適した状態に乾燥された後、ブロア13
によってフィルタ装置14に送り込まれる。最後に、放
射能を除去された空気18は、出目弁15を通って排気
塔20に至り、排気19として高所の大気中に排出され
る。
したがって、本実施例に係る原子炉建屋内弁常用排気設
備20によれば、万一原子炉の事故が発生したときは、
原子炉建屋1内の空気18は、瞬時に非常用ガス処理系
3における乾燥装置12に送り込まれる。よって、非常
用ガス処理系3が所定の運転を始める前でも、原子炉建
屋]内の空気18が滞留して負圧が低下することはなく
、万一空気18が放射能で汚染されても、この空気18
が放射能除去されずに原子炉建屋1から漏洩する事態は
起こらない。
このとき、上述のようにブロア13の作動にある程度時
間がかかることがあっても、排気ファン7の圧送能力は
通常ブロア13のそれより数十倍も高いため、空気18
は十分フィルタ装置14に送り込まれる。さらに、電源
事故が同時に発生したとしても、排気ファンの慣性力に
よって、空気18は支障なくフィルタ装置14に導かれ
る。よっていかなる事態にあっても、原子炉建屋l内の
負圧は確実に維持される。
そして、非常用ガス処理系3が定格運転に達した後は、
前述のプロセスによって排気19が高所の大気中に放出
される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の原子炉建屋内弁常用排気
設備は、原子炉事故が発生しても平常時と同様に原子炉
建屋内の負圧を保ち、放射能汚染のおそれのある空気が
漏洩するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る原子炉建屋内弁常用排
気設備の構成図、第2図は従来の原子炉建屋内における
常用喚気系と非常用ガス処理系の構成図である。 l・・・原子炉建屋、2・・・常用換気系、3・・・非
常用ガス処理系、7・・・排気ファン、9・・・排気弁
、12・・・乾燥装置、13・・・ブロア、14・・・
フィルタ装置、15・・・出口弁、16・・・事故信号
、22・・・通気ダクト、23・・・開閉弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  排気ファンと事故信号で閉動作される排気弁とを接続
    した常用換気系と、事故信号で作動する乾燥装置とブロ
    アおよびフィルタ装置と事故信号で開動作する出口弁と
    を順次接続する非常用ガス処理系とを備える原子炉建屋
    内において、開閉弁を具備した通気ダクトで前記常用換
    気系の排気ファンと前記非常用ガス処理系の乾燥装置と
    を接続したことを特徴とする原子炉建屋内非常用排気設
    備。
JP2069841A 1990-03-22 1990-03-22 原子炉建屋内非常用排気設備 Pending JPH03272495A (ja)

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