JPH0327222Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0327222Y2
JPH0327222Y2 JP7752387U JP7752387U JPH0327222Y2 JP H0327222 Y2 JPH0327222 Y2 JP H0327222Y2 JP 7752387 U JP7752387 U JP 7752387U JP 7752387 U JP7752387 U JP 7752387U JP H0327222 Y2 JPH0327222 Y2 JP H0327222Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
ventilation fan
body casing
cover
holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7752387U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63188445U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7752387U priority Critical patent/JPH0327222Y2/ja
Publication of JPS63188445U publication Critical patent/JPS63188445U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0327222Y2 publication Critical patent/JPH0327222Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Flow Control Members (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は換気扇装置に係り、詳しくはバスル
ーム、シヤワールーム等衛生設備室の天井に取り
付けられる換気扇装置に関する。
(従来の技術) バスルームにおいては、室内に充満した湯気を
外部に排気するための換気扇装置が天井に取り付
けられる。而して一般にこの換気扇装置は、下向
きに開口した本体ケーシングと、本体ケーシング
の開口を下側から覆うカバーグリルと、本体ケー
シングに内蔵された換気フアンとを有し、そのカ
バーグリルの複数の通孔及び本体ケーシングの開
口を通じて室内の空気を吸入するとともに、ケー
シングに接続されたダクトを介して外部に排気す
るようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) ところでこの換気扇装置においては、本体ケー
シングの開口から内部に入り込んだ空気中の水分
(湯気)がケーシング内部で結露して換気フアン、
ケーシング内面等に付着し、これが再び換気扇装
置から下方に落下する不具合を生じていた。換気
扇装置は効率良く湯気を排出し得るように通常バ
スタブの上方に配置されているため、換気扇装置
から水滴が落下すると、バスタブ内の入浴者の暖
まつた体に冷たい水滴がかかつて不快感を惹起す
るのである。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような問題点を解決するためにな
されたものであり、その要旨は、前記カバーグリ
ルの通孔の縁部を裏側に起してそれら通孔と通孔
との間の部分を溝となすとともに、該カバーグリ
ルの外周壁部の特定個所を一部切り欠き、且つ該
溝の底面を含むカバーグリル底面全体を該切欠に
向けて所定勾配で傾斜させたことにある。
(作用) 従来の換気扇装置においては、本体ケーシング
内部に入り込んだ空気中の水分はここで一部結露
して主に本体ケーシング内面を伝つて下方に流
れ、そして更にカバーグリル底面(上面)上に落
下してカバーグリルの中央部の通孔から室内に落
下する。
本考案の換気扇装置において、本体ケーシング
内面の水滴がカバーグリルの底面上に落下する点
で従来の換気扇装置と同様であるが、本考案では
カバーグリルの通孔と通孔との間の部分が溝とし
て形成されているために、カバーグリルの底面上
に落ちた水滴は通孔へは流れ込めない。しかもか
かる溝の底面を含むカバーグリル底面全体が外周
壁部の特定個所に向つて傾斜しているために、カ
バーグリル上に落ちた水滴はその傾斜に導かれて
その特定個所に向つて流れ、そしてそこに設けら
れた切欠から下方に落下する。従つてこの切欠を
水滴が落下しても支障のない位置に予め選んでお
けば、換気扇からの水滴が入浴者等室の利用者に
当つて不快感を与える不具合を生じなくなる。
(実施例) 次に本考案をユニツトバスルームの換気扇装置
に適用した場合の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。
第1図において、10は下向きの開口を有する
矩形筒状の本体ケーシングで、12はその開口を
下側から覆うカバーグリルである。本体ケーシン
グ10は開口周縁部にフランジ14を有し、この
フランジ14がビスにて天井16に固定されるよ
うになつている。
本体ケーシング10の内面には換気フアン18
が配設されており、このフアン18が取付板20
を介してケーシング10内部に固設されたモータ
22により回転させられるようになつている。そ
してそのフアン18の回転により、室内の空気が
本体ケーシング10の開口から吸入され、更に同
ケーシング10に接続されたダクト23を通じて
外部に排気される。尚24はフアンケーシングで
ある。
前記カバーグリル12は、第2図A〜Eに示す
ように矩形状を成しており、その周縁部に裏側に
立上る外周壁部26が形成されていてその特定個
所、具体的には一角部に切欠32が設けられてい
る。またこのカバーグリル12は、その外周辺と
平行に延びる細長い多数の通孔28を有してい
る。そしてそれら通孔28の縁部は裏側に起され
ていて、これら通孔28と28との間の部分が溝
30として形成されている。而してこれら溝30
の底面を含むカバーグリル12の底面34は全体
的に切欠32に向つて所定勾配で傾斜させられて
いる。尚、通孔28は本体ケーシング10の開口
周縁よりも内側に形成されている。
本例の換気扇装置においては、本体ケーシング
10の内面を伝つて流下した水滴はカバーグリル
12の周縁部にて受け止められる。而してカバー
グリル12上に落下した水滴は、通孔28と28
との間の溝30を含むカバーグリル底面34の傾
斜勾配に導かれて第2図Bの矢印で示すように切
欠32に向つて流れ、そしてその切欠32から下
方に落下する。従つてこの切欠32を水滴落下に
よる影響の少ない位置、例えばバスルームの排水
口に近い側に選んでおけば、換気扇装置から水滴
が落下しても入浴者にかかることもなく、特に支
障を生じない。
以上本考案の実施例を詳述したが、本考案はそ
の他の形態で構成することも可能である。
例えばカバーグリル底面34の傾斜勾配は1/30
〜1/50程度が望ましいが、1/100程度でも効果が
あるから、それまでの範囲内で適宜選定すること
が可能であるし、溝形状もまた上記例示のものに
限らず、他の形状で形成することも可能である。
その他通孔の配列・形態をその他の配列・形態と
することも可能であるし、本考案をシヤワールー
ムその他の衛生設備室の換気扇装置に適用するこ
とも可能であるなど、本考案はその主旨を逸脱し
ない範囲において、様々な変更を加えた形態で構
成することができる。
(考案の効果) このように、本考案はカバーグリル外周壁部の
特定個所に切欠を設けるとともに、カバーグリル
底面を傾斜させてこの切欠から水滴を落下させる
ようにしたものである。
而してこの切欠を適当な位置に選んでおくこと
により、水滴落下による悪影響を避けることが可
能となり、バスルーム等衛生設備室を快適に利用
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である換気扇装置の
一部切欠正面図であり、第2図A〜Eは第1図の
カバーグリルを示す図である。 10:本体ケーシング、12:カバーグリル、
16:天井、18:換気フアン、23:ダクト、
26:外周壁部、28:通孔、30:溝、32:
切欠、34:底面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バスルーム、シヤワールーム等衛生設備室の天
    井に取り付けられる下向きに開口した本体ケーシ
    ングと、複数の通孔及び裏側に立上る外周壁部を
    備えて該本体ケーシングの開口を下側から覆うカ
    バーグリルと、該本体ケーシングに内蔵された換
    気フアンとを有し、該カバーグリルの通孔と本体
    ケーシングの開口を通じて室内の空気を吸入する
    とともに、該本体ケーシングに接続されたダクト
    を介して外部に排気する換気扇装置において、 前記カバーグリルの通孔の縁部を裏側に起して
    それら通孔と通孔との間の部分を溝となすととも
    に、前記外周壁部の特定個所を一部切り欠き、且
    つ該溝の底面を含むカバーグリル底面全体を該切
    欠に向けて所定勾配で傾斜させたことを特徴とす
    る換気扇装置。
JP7752387U 1987-05-23 1987-05-23 Expired JPH0327222Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7752387U JPH0327222Y2 (ja) 1987-05-23 1987-05-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7752387U JPH0327222Y2 (ja) 1987-05-23 1987-05-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63188445U JPS63188445U (ja) 1988-12-02
JPH0327222Y2 true JPH0327222Y2 (ja) 1991-06-12

Family

ID=30925607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7752387U Expired JPH0327222Y2 (ja) 1987-05-23 1987-05-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0327222Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008302144A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Hakugen:Kk マスク

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008302144A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Hakugen:Kk マスク

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63188445U (ja) 1988-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0327222Y2 (ja)
JP2599471B2 (ja) 浴室用換気扇
JPS6132278Y2 (ja)
JP3775916B2 (ja) 浴室用換気乾燥機
JPH09152163A (ja) 換気装置
JPH0216137Y2 (ja)
JPH06185773A (ja) 換気扇
JP2558900B2 (ja) 浴室用換気扇
JPS6018739Y2 (ja) 吊下げ式煙捕集装置
JP3308430B2 (ja) 主として浴室に使用される換気扇
JPS6221862Y2 (ja)
JPS6115473Y2 (ja)
JPS63168726U (ja)
JPS5824103Y2 (ja) 空気調和機
JPH0712376A (ja) サニタリー用換気装置
JP2912821B2 (ja) ダクト用換気扇
JPH0717309Y2 (ja) スチームサウナ
JPH029749Y2 (ja)
JPS6138020Y2 (ja)
JPS6120449Y2 (ja)
JPH03274340A (ja) ダクト用換気扇
JPS63181745U (ja)
JP2003269743A5 (ja)
JPS5950895B2 (ja) 空気調和機
JPH05149570A (ja) 天井カセツト形空気調和機