JPH03270805A - 対向スピンドル旋盤における主軸制御方法 - Google Patents

対向スピンドル旋盤における主軸制御方法

Info

Publication number
JPH03270805A
JPH03270805A JP7079990A JP7079990A JPH03270805A JP H03270805 A JPH03270805 A JP H03270805A JP 7079990 A JP7079990 A JP 7079990A JP 7079990 A JP7079990 A JP 7079990A JP H03270805 A JPH03270805 A JP H03270805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
spindle
axis
work
drive motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7079990A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Morinaga
森長 征二
Mikirou Teshigahara
勅使川原 民規朗
Masaru Kato
勝 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamazaki Mazak Corp
Original Assignee
Yamazaki Mazak Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamazaki Mazak Corp filed Critical Yamazaki Mazak Corp
Priority to JP7079990A priority Critical patent/JPH03270805A/ja
Publication of JPH03270805A publication Critical patent/JPH03270805A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Turning (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)、産業上の利用分野 本発明は、2個のワーク主軸が対向する形で設けられ、
前記各ワーク主軸の各駆動モータの正転方向が前記各ワ
ーク主軸において見掛は上、相互に反対の回転方向にな
る形に設定された対向スピンドル旋盤において、1個の
ワークを2個のワーク主軸で保持した状態で、当該ワー
クに対するC111I*J御を伴う加工を行う際の主軸
制御方法に関する。
(b)、従来の技術 対向スピンドル旋盤において、1個のワークの両端部を
第1ワーク主軸と第2ワーク主軸で保持した状態で、該
ワークに対してC軸制御を伴う加工を行う場合がある。
この場合に、従来は、C軸制御を開始するに際して、ワ
ークを両ワーク主軸で保持した状態のまま、一方のワー
ク主軸1例えば第2ワーク主軸をC軸制御状態を解除(
l!駆動モータの電力の供給を停止)して外部から自由
に回転させ得る状態(以下、自由回転状態という)にし
、他方の第1ワーク主軸のみについて駆動モータを正転
方向へ回転させてC@原点復帰動作を行っている。そし
て、C軸制御を伴う加工に際しては、第2ワーク主軸を
自由回転状態とし、第1ワーク主軸のみをC軸制御する
形で、ワークを回転させて加工を行っている。
(C)1発明が解決しようとする問題点しかし、これで
は、第1ワーク主軸によって、ワークのみならず、該ワ
ークを介して自由回転状態の第2ワーク主軸までも回転
駆動する形となる。
すると、ワークの両端に第1ワーク主軸による回転力と
、第2ワーク主軸のイナーシャとが作用することによっ
て、極一部のワークではあるが、特定の材質・大きさの
ワークに関して、ワークに捩れが生ずることがある。具
体例としては、材質845G、外径60 m m、長さ
260mmのワークに関して、この様な捩れが生ずる場
合がある。
このような特定の材質・大きさのワークに捩れが生ずる
ことを解消するために、加工に際して両ワーク主軸を同
期的にC軸制御する方法が考えられるが、この場合、C
軸制御を開始するに際して、各ワーク主軸の各駆動モー
タをそれぞれ正転方向へ回転させてC軸原点復帰動作を
行う必要がある。そして、対向スピンドル旋盤において
は、各ワーク主軸は対向する形で設けられており、各ワ
ーク主軸と刃物台上の工具の向きとの関係で、各駆動モ
ータをそれぞれ正転方向へ回転させることは、見掛は上
客ワーク主軸を互いに反対方向へ回転させる形となる。
ところが、各ワーク主軸は、ワークを介して連結されて
いるので、各駆動モータを正転方向へ回転させてC11
a原点復帰動作を行うことが出来ず、従って、両ワーク
主軸のC軸制御を開始することが出来ないので特定のワ
ークに捩れが生ずることを解消することが出来なかった
本発明は、上記事情に鑑み、1個のワークを2個のワー
ク主軸で保持した状態でC軸制御を伴う加工を行うに際
して、2個のワーク主軸を適正な状態でC軸原点復帰さ
せた後にC軸制御を開始することの出来る対向スピンド
ル旋盤における主軸制御方法を提供することを目的とす
る。
(d)1問題点を解決するための手段 本発明は、第1の駆動モータ(6)により駆動される第
1のワーク主軸(5)と第2の駆動モータ(16)によ
り駆動される第2のワーク主軸(15)が対向する形で
設けられ、前記各駆動モータ(6,16)の正転方向が
前記各ワーク主軸(5,15)において見掛は上、相互
に反対の回転方向になる形に設定された対向スピンドル
旋盤(1)において、前記各ワーク主軸(5,15)に
、当該ワーク主軸(5,15)の回転角度を検出する回
転角度検出器(7b、17b)を設け、前記各ワーク主
軸(5,15)に、前記回転角度検出器(7b、17b
)からの位置信号に応じて、当該ワーク主軸(5,15
)の前記駆動モータ(6,16)によるC#1回転角度
を制御するサーボ制御手段(29,39)を設け、ワー
ク(12)を前記第1のワーク主軸(5)と前記第2の
ワーク主軸(15)によって保持した両側保持状態で、
当該ワーク(12)に対してC軸制御を伴う加工を行う
場合において、前記各ワーク主軸(5,15)のC軸制
御を開始するに際して、前記第2のワーク主軸(15)
による前記ワーク(12)の保持を解除して、前記第1
のワーク主軸(5)によって前記ワーク(12)を保持
した片側保持状態にし、該片側保持状態で、前記各駆動
モータ(6,16)のC軸原点復帰動作を行い、その後
前記第2のワーク主軸(15)によって前記ワーク(1
2)を保持して、該ワーク(12)を前記第1のワーク
主軸(5)と前記第2のワーク主軸(15)によって保
持した両側保持状態にし、該両側保持状態で、前記各ワ
ーク主軸(5,15)を前記各サーボ制御手段(29,
39)によりC軸制御して、前記ワーク(12)に対し
てC軸制御を伴う加工を行うようにして構成される。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を
示す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されるものではない、以下のr (e)
、作用」の欄についても同様である。
(e)6作用 上記した構成により、各駆動モータ(6,16)が正転
方向へ回転して、cm原点復帰動作を行うように作用す
る。
(f)、実施例 以下、図面に基づき、本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明による主軸制御方法が適用される対向
スピンドル旋盤の一例を示す図、第2図は、主軸制御プ
ログラムの一例を示すフローチャート、 第3図は、C軸制御開始サブルーチンの一例を示すフロ
ーチャート。
第4図は、C軸角度変化加工サブルーチンの一例を示す
フローチャート。
第5図は、C軸角度固定加工サブルーチンの一例を示す
フローチャート。
第6図は、C軸位置決めサブルーチンの一例を示すフロ
ーチャートである。
対向スピンドル旋盤工は、第1図に示すように1機体2
を有しており、該機体2上には第1主軸台3と第2主軸
台13が対向した形で、それぞれ独立して主軸軸心方向
(Z軸方向)である矢印E、F方向へ移動駆動自在に設
けられている(尚。
2個の主軸台3.13はワークの受渡の為に相対的に矢
印E、F方向へ移動することが出来ればよいので、第1
主軸台3又は第2主軸台13のどちらか一方が機体2に
固定された形でもよい)。
そして、第1主軸台3には、第1ワーク主軸5が駆動モ
ータ6の出力軸と一体となった形で矢印G、H方向へ回
転駆動自在に設けられており、該第1ワーク主軸5の図
中右端にはチャック5aが装着されており、更に、前記
第1ワーク主軸5の図中左方には回転数検出器7a、回
転角度検出器7bが設けられている。また、第1ワーク
主軸5には、クランプ装置9が設けられている。該クラ
ンプ族M9は、第1ワーク主軸5に固着されたクランプ
板9aを有しており、該クランプ板9aの図中上方には
、コ字型に形成された作動本体9bが第1主軸台3に対
して固定した形で設けられている1作動本体9bには、
押圧部材9c、9cがクランプ板9aを両側から挾み込
む形で、クランプ板9aに対して突出駆動自在に設けら
れている。
また、第2主軸台13には、第1主軸台3と同様に、第
2ワーク主軸15が駆動モータ16の出力軸と一体とな
った形で矢印G、H方向へ回転駆動自在に設けられてお
り、該第2ワーク主軸15の図中左端にはチャック15
aが装着されている。また、前記第2ワーク主軸15に
は回転数検出器17a、回転角度検出器17b、クラン
プ装置19が設けられている。そして、前記クランプ装
置19は、前記クランプ装置9と同様に、第2ワーク主
軸15に固着されたクランプ板19aを有しており、該
クランプ板19aを挟み込む形で押圧し得る押圧部材1
9c、19cを有する作動本体19bが第2主軸台13
に対して固定した形で設けられている。
そして、第1主軸台3と第2主軸台13間には、刃物台
10.20が、それぞれ第1主軸台3、第2主軸台工3
と対応する形で矢印工、J方向(X軸方向)に移動自在
に設けられており、該刃物台10.20には複数の旋削
工具又は回転工具10a、20aが着脱自在に装着され
ている(尚。
第1主軸台3又は第2主軸台13のどちらか一方が機体
2に固定された形の場合には、主軸台と刃物台が相対的
に移動することが出来るように、少なくとも機体2に固
定された主軸台(第1主軸台3又は第2主軸台13)に
対応する刃物台(刃物台10又は20)を矢印E、F方
向(Z軸方向)へも移動自在にする)。
また、対向スピンドル旋盤1は、主制御部30を有して
おり、該主制御部30には、バス線30aを介して、シ
ステムプログラムメモリ21、加ニブログラムメモリ3
1.刃物台制御部22゜32、主軸台送り制御部23.
33、チャック開閉制御部25.35、クランプ装置 
IJ 61部26゜36、主軸制御部27.37等が接
続している。
そして、前記刃物台制御部22には、刃物台10が接続
されており、前記主軸台送り制御部23には第1主軸台
3が接続されており、前記チャック開閉制御部25には
第1ワーク主軸5のチャック5aが接続されている。ま
た、前記クランプ装置制御部26には第1ワーク主軸5
のクランプ装置9が押圧部材9c、9cを駆動自在なる
形で接続されている。更に、前記主軸制御部27には駆
動モータコントローラ29が接続されており、該駆動モ
ータコントローラ29にはパラメータメモリ29a、第
1ワーク主軸5の駆動モータ6、回転数検出97 a 
、回転角度検出器7bが接続されている。
また、前記刃物台制御部32には、刃物台20が接続さ
れており、前記主軸台送り制御部33には第2主軸台1
3が接続されており、前記チャック開閉制御部35には
第2ワーク主軸15のチャック15aが接続されている
。また、前記クランプ装置制御部36には第2ワーク主
軸15のクランプ装置19が押圧部材19c、19cを
駆動自在なる形で接続されている。更に、前記主軸制御
部37には駆動モータコントローラ39が接続されてお
り、該駆動モータコントローラ39にはパラメータメモ
リ39a、第2ワーク主軸15の駆動モータ161回転
数検出器17a、回転角度検出器17bが接続されてい
る。
対向スピンドル旋盤1は以上のような構成を有するので
、該対向スピンドル旋盤1によって、第1図に示すよう
に、長尺のワーク12の図中左端部12aを第1ワーク
主軸5のチャック5aで把持し1図中右端部12bを第
2ワーク主軸15のチャック15aで把持した両側保持
状態で、当該ワーク12に対して旋削及びC軸制御を伴
う加工を行うに際して、主制御部30は、加ニブログラ
ムメモリ31から当該ワーク12に対応する加ニブログ
ラムPR○を読み出し、該加ニブログラムPROに基づ
いて加工を行う、この際、主制御部30は、システムプ
ログラムメモリ21から第2図に示す主軸制御プログラ
ムSCPを読み出し。
該主軸制御プログラムSCPに基づいて、旋削を行い、
また、C軸制御に際して、後述のようにトルク制限を行
わない主動側ワーク主軸、即ち第1ワーク主軸5と、後
述のようにトルク制限を行う従動側ワーク主軸、即ち第
2ワーク主軸15を駆動制御する。
主軸制御プログラムSCPのステップSTIにおいて、
主制御部30は、前記加ニブログラムPR○で指示され
た加工が旋削加工であるかC軸制御を伴う加工であるか
を加ニブログラムPR○の内容から判定する。加ニブロ
グラムPRO中には、通常の旋削工程とC軸制御を伴う
加工工程とが適宜な制御コードによって区分された形で
格納されているので、加ニブログラムPROで指示され
た加工が旋削加工であるかC軸制御加工であるかの判定
は容易に行われる。
そして、加ニブログラムPROで指示された加工が旋削
加工であると判定されると、ステップSTIからステッ
プST2へ入り、主IIJ御部30は、加ニブログラム
PROに基づいて1両ワーク主軸5,15を、主軸制御
部27.37.駆動モータコントローラ29.39、回
転数検出器7a。
17a、N動モータ6、工6を介して第1図矢印G(又
はH)方向へ所定の回転数で同期的に回転させると共に
、刃物台10(又は20)を刃物台制御部22<又は3
2)を介して矢印1.J方向へ適宜移動駆動(X軸動作
)し、更に1両主軸台3.13を主軸台送り制御部23
.33を介して同期的に矢印E、F方向へ適宜移動駆動
(2軸動作)して、刃物台10(又は20)上の旋削工
具10a (又は20a)によって旋削加工を行う(尚
、第1主輔台3又は第2主軸台13のどちらか一方が機
体2に固定された形の場合には、両生軸台3.13の矢
印E、F方向への移動動作(Z軸動作)を行わずに、刃
物台10(又は20)を。
矢印工、J方向へ適宜移動駆動(X軸動作)すると共に
、矢印E、F方向へも適宜移動駆動(Z軸動作)して旋
削加工を行う)。
そして、当該旋削加工が終了すると、第2図ステップS
T3において、加ニブログラムPRO中で更に加工が指
示されているかを判定し、加工が指示されている場合に
は、ステップST工へ戻る。
また、ステップST1において、主制御部30が、前記
加ニブログラムPR○で指示された次の加工がC軸制御
を伴う加工であると加ニブログラムPROの内容から判
定した場合には、C軸制御開始サブルーチン5UBIに
入る。
第3図に示すC軸制御開始サブルーチン5UB1のステ
ップST4では、主制御部30は、従動側ワーク主軸、
即ち第2ワーク主軸15のチャック15aをチャック開
閉制御部35を介して作動させ、当該チャック15aを
開いて第2ワーク主軸15によるワーク12の端部12
bの把持状態を解除する。この際、ワーク12は、第1
ワーク主軸5のチャック5aのみで第1図左端部12a
を把持された片側保持状態となる。そして、第3図ステ
ップST5において、C軸制御を伴う加工に先立って、
主制御部30は、主軸制御部27゜37、駆動モータコ
ントローラ29.39を介して、駆動モータ6.16の
それぞれのC軸原点復帰動作を行わせる。すると、第1
図に示す駆動モータ6.16はそれぞれ正転方向へ回転
して原点復帰を行うが、各ワーク主軸5.15と各刃物
台10.20上の工具10a、20aの向きとの関係で
、各駆動モータ6.16の正転方向は、各ワーク主軸5
.15の回転方向が見掛は上、相互に逆方向になる形に
設定されている。即ち、C@原点復帰動作に際して、駆
動モータ6側の第1ワーク主軸5は矢印G(又はH)方
向へ回転し、駆動モータ16側の第2ワーク主軸15は
矢印H(又はG)方向へ回転して、所定のC軸原点に復
帰する動作を行う、この際、前述のように、ワーク12
の端部12bのチャック15aによる把持状態が解除さ
れているので、ワーク12は、端部12a、チャック5
aを介して第1ワーク主軸5と共に矢印G(又はH)方
向へ回転し、端部12bは。
矢印H(又はG)方向へ回転するチャック15aの内側
に単に挿入された状態で矢印G(又はH)方向へ回転す
る0両ワーク主軸5.15の原点復帰動作が完了したと
ころで、第3図ステップST6において、前述のように
開いた状態のチャック15aをチャック開閉制御部35
を介して閉じて。
該チャック15aでワーク12の端部12bを把持し、
再び、ワーク12の両端部12a、12bを第1ワーク
主軸5と第2ワーク主軸15で保持した両側保持状態に
する。
即ち、ワーク12を第1ワーク主軸5と第2ワーク主軸
15で保持した状態では、ワーク12を介して第1ワー
ク主軸5と第2ワーク主軸15が連結されているので、
駆動モータ6と駆動モータエ6は面駆動モータ6.16
の正転方向である互いに逆方向へ回転してC@原点復帰
動作を行うことが出来ず1両ワーク主軸5.15のC軸
制御を開始することが出来ない、そこで、第2ワーク主
軸15によるワーク上2の保持状態を解除して。
第1ワーク主軸5と第2ワーク主軸15を切り離し、駆
動モータ6と駆動モータエ6が互いに逆方向へ回転する
ことを可能にしたので、面駆動モータ6.16共にC@
原点復帰動作を行うことが出来、両ワーク主軸5,15
共にC軸制御を開始することが出来る。従って、以後の
ワーク12に対するC軸制御を伴う加工においては、第
1ワーク主輔5と第2ワーク主軸15をそれぞれC軸制
御した形でC軸制御を伴う加工を行うことが可能となる
。尚、C@原点復帰動作においては、第1ワーク主軸5
によるワーク12の保持状態を解除して、第1ワーク主
軸5と第2ワーク主軸15を切り離す形でC@原点復帰
動作を行うようにしてもよいことは勿論である。
次に、ステップST7で、主制御部30は、主軸制御部
37に第2ワーク主軸15のトルク制限を指令する。す
ると、主軸制御部37は、駆動モータコントローラ39
に駆動モータ16のトルク制限を指令し、駆動モータコ
ントローラ39はこれを受けて、パラメータメモリ39
aからトルク制限電流値CTを読み出し、該トルク制限
電流値CTに基づいて1M動モータ16の駆動電流の上
限を制限する。すると、第2ワーク主軸15の駆動モー
タエ6のトルクは、第1ワーク主@5の駆動モータ6の
トルクよりも制限された形となる。
第2ワーク主軸15のトルク制限がなされると、主制御
部30は、ステップST8において、主軸制御部27を
介して、駆動モータコントローラ29、回転角度検出器
7b及び駆動モータ6から成る位置サーボループによっ
て第1ワーク主軸5を加ニブログラムPR○で指示され
た所定の加工開始角度位置θMlにC軸早送り位置決め
すると共に、主軸制御部37を介して、駆動モータコン
トローラ391回転角度検出器17b及び駆動モータ1
6から成る位置サーボループによって第2ワーク主軸1
5を第1ワーク主軸5と同一の加工開始角度位置θ、□
にC軸早送り位置決めして、ワーク12を加工開始角度
位置θ2□に位置決めする。
即ち、駆動モータコントローラ29には回転角度検出器
7bから第1ワーク主@5のC軸位置を示す位置信号が
出力されるので、駆動モータコントローラ29は該位置
信号に基づいて駆動モータ・6を駆動して第1ワーク主
軸5を矢印G、H方向へ適宜回転させて加工開始角度位
置θ1、に位置決めし、また、駆動モータコントローラ
39には回転角度検出器17bから第2ワーク主軸15
のC軸位置を示す位置信号が出力されるので、駆動モー
タコントローラ39は該位置信号に基づいて駆動モータ
16を駆動して第2ワーク主軸工5を矢印G、H方向へ
適宜回転させて加工開始角度位置θつ、に位置決めする
C軸早送り位置決めに際して、ワーク12は、その両端
部12a、工2bを介して各ワーク主軸5.15から回
転力を受けるので、従来のように、2個のワーク主軸の
一方をC軸制御し、他方を自由回転状態とした場合のよ
うに、ワークエ2を介して回転力が一方のワーク主軸か
ら他方のワーク主軸へ伝達されるようなことが無く、ワ
ーク12に自由回転状態のワーク主軸のイナーシャが作
用することは無く、当該イナーシャに起因するワーク1
2の捩れは防止される。
更に、第1ワーク主軸5と第2ワーク主軸15は別々の
位置サーボループによってC軸制御されるが、前述のよ
うに第2ワーク主軸15はトルク制限されているので、
該第2ワーク主軸15は第1ワーク主軸5に対してワー
ク12を介して連れ回りする形となる。従って、ワーク
12が捩れ易い材質・大きさのものであっても、該ワー
ク12に捩れが生じることが防止される。即ち、仮りに
第2ワーク主軸15のトルク制限を行わない場合には、
第1ワーク主軸5と第2ワーク主軸工5のそれぞれのサ
ーボ位置決め誤差による回転角度差を生じるので、ワー
ク12には、第1ワーク主軸5に保持された第1図左端
部12aと第2ワーク主軸15に保持された第1図右端
部12b間に捩れが生ずことがある。しかし、上述のよ
うに一方のワーク主軸、即ち第2ワーク主軸15をトル
ク制限して従動側ワーク主軸とすることによって、2個
のワーク主軸5.15のC@制御にズレが生じてもトル
ク制限された第2ワーク主軸150回転角度を強制的に
第1ワーク主軸5の回転角度に一致させるので、このよ
うなワーク12の捩れを防止することが出″来る。この
場合、第2ワーク主軸15を駆動する駆動モータ16は
、第1ワーク主軸5側による強制位置決めに起因するサ
ーボ位置決め誤差を修正する方向に制御されるが、駆動
モータ16の電流値はトルク制限電流値CTに制限され
ているので、駆動モータ16に有害な発熱等が生じるこ
とはない。
そして、第1ワーク主軸5.ワーク12及び第2ワーク
主軸15が所定の加工開始角度位置θMlにC軸位置法
めされたところで、第3図ステップST9で、前述の第
2ワーク主軸15の駆動モータ16のトルク制限を解除
して、第2図ステップ5TIOに入る。
主制御部30は、ステップ5TIOにおいて、加ニブロ
グラムPRO中の制御コードから、C軸制御を伴う加工
が、C軸(ワーク12)を回転させつつ回転工具による
加工を行うコンタリング(輪郭)加工等のC軸角度変化
加工か、C軸(ワーク12)を所定の角度位置に固定し
た形でドリリングやキー溝の加工を行うC軸角度固定加
工かを判定する。C軸制御加工がC軸を固定して加工を
行うC軸角度固定加工の場合には、C軸角度固定加工サ
ブルーチン5UB3に入る。
第5図に示すC軸角度固定加工サブルーチン5UB3の
ステップ5T16においては、主制御部30は、クラン
プ装置制御部26.36に対してクランプ装置9.19
による各ワーク主軸5゜15のクランプ動作を指令する
。すると、クランプ装置制御部26はクランプ装!9の
各押圧部材9c、9cをクランプ板9a側に移動させ、
クランプ板9aを押圧部材9c、9cにより挟み込む形
で押圧してクランプ保持する。これにより、第1ワーク
主軸5は、クランプ装置9によるクランプ作用にそのC
軸回りの回転が拘束されたクランプ状態となる。同様に
して、クランプ装置制御部36はクランプ装置i19の
クランプ板19aを押圧部材19c、19cにより挾み
込む形で押圧してクランプ保持し、第2ワーク主軸15
をC軸回りの回転が拘束されたクランプ状態にする。従
って、両ワーク主軸5,15にチャック5a、15aを
介して把持されたワーク12も所定の加工開始角度位置
θU□で固定保持される。また、この際に、主軸制御部
27.37は、駆動モータコントローラ29.39を介
して、パラメータメモリ29a、39aに設定されたク
ランプ電流値CT’(定格トルクに対応する電流の5%
程度)に基づいて、駆動モータ6.16の駆動電流の上
限を制限して、駆動モータ6.16のトルクを制限し。
各ワーク主軸5.15のクランプ保持による駆動モータ
6.16の発熱を未然に防止する。
そこで、主制御部30は、ステップSTI 7において
、刃物台制御部22(又は32)を介して刃物台10(
又は20)を第1図矢印工、J方向に適宜移動駆動(X
軸動作)すると共に、主軸台送り制御部23.33を介
して第1主軸台3゜第2主軸第13を矢印E、F方向へ
同期的に適宜移動駆動(2軸動作)して、刃物台10(
又は20)上の回転工具10a (又は20a)によっ
て所定のドリル加工やキー溝加工等のミーリング加工を
ワーク12に対して行う(尚、第1主軸台3又は第2主
軸台13のどちらか一方が機体2に固定された形の場合
には1両主軸台3,13の矢印E、F方向への移動動作
(2軸動作)を行わずに。
刃物台10(又は20)を、矢印工、J方向へ適宜移動
駆動(X軸動作)すると共に、矢印E、 F方向へも適
宜移動駆動(Z軸動作)してC軸角度固定加工を行う)
。この際、各ワーク主軸5,15は、クランプ装!!9
.19によりクランプ保持された状態であるので、回転
工具10a(又は20a)による切削抵抗がワーク12
に作用しても、該ワーク12は第1ワーク主軸5及び第
2ワーク主軸15によって所定の加工開始角度位置θM
lに正確に保持される。
こうして、所定のC軸角度固定加工が終了すると、第5
図ステップ5T18において、主制御部30は、クラン
プ装置制御部26.36に対して、各ワーク主軸5,1
5・のクランプ状態の解除を指令する。すると、クラン
プ装置制御部26はクランプ装!9の押圧部材9c、9
cをクランブ板9aから遠ざかる方向に移動駆動し、そ
れまでの第1ワーク主軸5のクランプ状態を解除する。
同様にして、クランプ装置制御部36は、クランプ装置
19を駆動して第2ワーク主軸15のクランプ状態を解
除する。また、主軸制御部27.37は、各ワーク主軸
5.15のクランプ保持に伴う各駆動モータ6、工6の
トルク制限を解除する。
そして、第2図ステップ5TIOに入る。
主制御部30は、ステップ5TI9において、加ニブロ
グラムPRO中で更にC軸制御加工が指示されているか
否かを判定し、C軸制御加工が指示されている場合には
、C軸位置決めサブルーチン5UB4に入る。
第6図に示すC軸位置決めサブルーチン5UB4のステ
ップ5T20においては、主制御部30は、主軸制御部
37に第2ワーク主軸15のトルク制限を指令する。す
ると、主軸制御部37は。
駆動モータコントローラ39を介して、パラメータメモ
リ39aに設定されたトルク制限電流値CTに基づいて
、駆動モータ16の駆動電流の上限を制限して、駆動モ
ータ16のトルクを制限する。
そして、ステップ5T2Iにおいて、主制御部30は、
主軸制御部27を介して、駆動モータコントローラ29
1回転角度検出器7b及び駆動モータ6から成る位置サ
ーボループによって、第1ワーク主軸5を加ニブログラ
ムPRO中に指示された次の加工開始角度位置θM2に
C軸早送り位置決めすると共に、主軸制御部37を介し
て、駆動モータコントローラ39、回転角度検出器エフ
b及び駆動モータ16から成る位置サーボループによっ
て、第2ワーク主軸15を第1ワーク主軸5と同一の加
工開始角度位置θM2にC軸早送り位置決めして、ワー
ク12を加工開始角度位置θM2に位置決めする。
この際に、ワーク12はその両端部12a、12bを介
して各ワーク主軸5.工5から回転力を受けるので、2
個のワーク主軸の一方をC軸制御し、他方を自由回転状
態とした場合のように、ワーク12を介して回転力が一
方のワーク主軸から他方のワーク主軸へ伝達されるよう
なことが無く、ワーク12に自由回転状態のワーク主軸
のイナーシャが作用することは無く、当該イナーシャに
起因するワーク12の捩れは防止される。
更に、前述のように第2ワーク主@15はトルク制限さ
れているので、該第2ワーク主軸15は第1ワーク主軸
5に対してワーク12を介して連れ回りする形となり、
第1ワーク主軸5と第2ワーク主軸15が別々の位置サ
ーボループによってC軸制御されることによって、2個
のワーク主軸5,15のC軸制御にズレが生じても、ト
ルク制限された第2ワーク主軸15の回転角度を強制的
に第1ワーク主軸5の回転角度に一致させるので、第1
ワーク主軸5と第2ワーク主軸15の回転角度に差を生
じることが無く、ワーク12が捩れ易い材質・大きさの
ものであっても、該ワーク12に捩れが生じることが防
止される。
そして、第1ワーク主軸5、ワーク12及び第2ワーク
主軸15が所定の加工開始角度位置θ0にC軸位置決め
されたところで、第2図ステップ5TIOで、前述の第
2ワーク主軸工5の駆動モータ16のトルク制限を解除
して、第2図ステップ5TIOに入る。
主制御$30は、ステップSTI Oにおいて、既に述
べたように、C軸制御加工が、C軸角度変化加工かC軸
角度固定加工かを判定する。C軸制御加工がC軸を回転
させつつ加工を行う(J11角度変化加工の場合には、
C軸角度変化加工サブルーチン5UB2に入る。
第4図のC軸角度変化加工サブルーチン5UB2のステ
ップSTI 1においては、主11制御部30は、クラ
ンプ装置制御部26に対してクランプ装置9による第1
ワーク主軸5のブレーキ動作を指令する。すると、クラ
ンプ装置制御部26はクランプ装置9の各押圧部材9c
、9cをクランプ板9a側に移動させ、クランプ板9a
を押圧部材9c、9cにより挟み込む形で前述のクラン
プ状態よりも小さな押圧力で押圧する。これにより、第
1ワーク主軸5は、その回転に伴う抵抗がクランプ装!
!9によるブレーキ作用により増加し、そのC軸回りの
剛性が向上する。
また、ステップ5TI2において、主制御部30は、主
軸制御部37に第2ワーク主軸15のトルク制限を指令
する。すると、主軸制御部37は、駆動モータコントロ
ーラ39を介して、パラメータメモリ39aに設定され
たトルク制限電流値CTに基づいて、駆動モータ16の
駆動電流の上限を制限して、駆動モータ16のトルクを
制限する。
そして、ステップ5T13において、主制御部30は、
加ニブログラムPROに基づいて、主軸制御部27.3
7に対して、ワーク12を保持した両ワーク主軸5.1
5を同期的に第1回矢印1(又はH)方向へ所定の角速
度で回転させるように指令する。すると、主軸制御部2
7は、駆動モータコントローラ29、回転角度検出器7
b及び駆動モータ6から成る位置サーボループによって
、第1ワーク主軸5を、クランプ装置9によるブレーキ
作用に抗する形で、加ニブログラムPROで指示された
所定の角速度で回転(C軸動作)させる、また、主軸制
御部37は、駆動モータコントローラ39、回転角度検
出器17b及び駆動モータ16から成る位置サーボルー
プによって、第2ワーク主軸15を、前記第1ワーク主
軸5と独立した形で該第1ワーク主軸5と同一の角速度
で回転(C軸動作)させる。
すると、ワーク12は、その両端部12a。
12bにチャック5a、15aを介して各ワーク主軸5
.15から回転力を受けて、加ニブログラムPROで指
示された所定の角速度で矢印G(又はH)方向へ回転す
るに の際、ワーク12は1両ワーク主軸5,15によって回
転駆動されるので、2個のワーク主軸の一方をC軸制御
し、他方を自由回転状態とした場合のように、ワーク1
2を介して回転力が一方のワーク主軸から他方のワーク
主軸へ伝達されるようなことが無く、ワークエ2に自由
回転状態のワーク主軸のイナーシャが作用することは無
く、当該イナーシャに起因するワーク12の捩れは防止
される。
更に、前述のように第2ワーク主軸15はトルク制限さ
れているので、該第2ワーク主軸工5は第1ワーク主軸
5に対してワーク12を介して連れ回りする形となり、
第1ワーク主軸5と第2ワーク主軸15が別々の位置サ
ーボループによってC軸制御されることによって、2個
のワーク主軸5.15のC軸制御にズレが生じても、ト
ルク制限された第2ワーク主軸15の回転角度を強制的
に第1ワーク主@5の回転角度に一致させるので、第1
ワーク主軸5と第2ワーク主軸15の回転角度に差を生
じることが無く、ワーク12が捩れ易い材質・大きさの
ものであっても、該ワーク12に捩れが生じることが防
止される。
また、主制御部30は、刃物台制御部22(又は32)
を介して刃物台10(又は20)を第1回矢印1.J方
向に適宜移動駆動(X#動作)すると共に、主軸台送り
制御部23.33を介して第1主軸台3.第2主軸第1
3を矢印E、F方向へ同期的に適宜移動駆動(Z軸動作
)して、刃物台10(又は20)上の回転工具10a(
又は20a)によってワーク12に対してミーリング等
のC軸制御を伴う加工を行う(尚、第1主軸台3又は第
2主軸台13のどちらか一方が機体2に固定された形の
場合には1両主軸台3,13の矢印E、F方向への移動
動作(Z軸動作)を行わずに、刃物台10(又は20)
を、矢印I、J方向へ適宜移動駆動(X軸動作)すると
共に、矢印E、F方向へも適宜移動駆動(Z軸動作)し
てC軸角度変化加工を行う)、この際に、ワーク12に
は回転工具10a(又は20a)による切削抵抗が作用
するが、該ワーク12の端部12aを保持した第1ワー
ク主軸5はクランプ装置9によりブレーキが掛けられた
状態にあり、そのC軸回りの剛性が向上しているので、
回転工具10a(又は20a)による切削抵抗が第1ワ
ーク主軸5を、主軸制御部27による制御動作に抗して
強制的に回転させてしまうような事態の発生は未然に防
止される。従って、回転工具10a (又は20a)に
よるワーク12のミーリング加工等のC軸角度変化加工
は好適に行われる。
こうして、加工が終了すると、主制御部30からの指令
に基づいて、主軸制御部37は、ステップ5T14で第
2ワーク主軸15の駆動モータ16のトルク制限を解除
し、また、クランプ装置制御部26は、ステップ5TI
5でクランプ装置9の押圧部材9c、9Cをクランプ板
9aから遠ざかる方向に移動駆動し、それまでの第1ワ
ーク主軸5のブレーキ状態を解除する。
そして、主制御部30は、第2図ステップ5T19にお
いて、加ニブログラムPRO中で更にCM@IJll加
工が指示されているか否かを判定する。
そして、C軸制御加工が指示されていない場合には、ス
テップ5T23で、回転角度検出器7b、駆動モータコ
ントローラ29及び駆動モータ6から成る位置サーボル
ープによる第1ワーク主軸5のC軸制御を終了し、また
、回転角度検出器17b、@動モータコントローラ39
及び駆動モータ16から成る位置サーボループによる第
2ワーク主軸15のC軸制御を終了する。
そして、ステップST3において、加ニブログラムPR
O中で更に加工が指示されているか否かを判定し、指示
されていない場合には、加ニブログラムPROによる加
工は終了したものとみなして主軸制御プログラムSCP
を終了する。
尚、上述の実施例においては、第1ワーク主軸5を主動
側ワーク主軸とし、第2ワーク主軸15を従動側ワーク
主軸とした場合について述べたが、第1ワーク主軸5を
従動側ワーク主軸とし、第2ワーク主軸15を主動側ワ
ーク主軸としてもよいことは勿論である。
(g)0発明の効果 以上、説明したように1本発明によれば、駆動モータ6
等の第1の駆動モータによって駆動される第1ワーク主
軸5等の第1のワーク主軸と駆動モータ16等の第2の
駆動モータによって駆動される第2ワーク主軸15等の
第2のワーク主軸が対向する形で設けられ、前記各駆動
モータの正転方向が前記各ワーク主軸において見掛は上
、相互に反対の回転方向になる形に設定された対向スピ
ンドル旋盤1において、前記各ワーク主軸に。
当該ワーク主軸の回転角度を検出する回転角度検出器7
b、17bを設け、前記各ワーク主軸に、前記回転角度
検出器7b、17bからの位置信号に応じて、当該ワー
ク主軸の前記駆動モータによるC軸回転角度を制御する
駆動モータコントローラ29.39等のサーボ制御手段
を設け、ワーク12を前記第1のワーク主軸と前記第2
のワーク主軸によって保持した両側保持状態で、当該ワ
ーク12に対してC軸制御を伴う加工を行う場合におい
て、前記各ワーク主軸のC軸制御を開始するに際して、
前記第2のワーク主軸による前記ワークエ2の保持を解
除して、前記第1のワーク主軸によって前記ワーク12
を保持した片側保持状態にし、該片側保持状態で、前記
各駆動モータ6゜16のC軸原点復帰動作を行い、その
後、前記第2のワーク主軸によって前記ワーク12を保
持して、該ワーク12を前記第1のワーク主軸と前記第
2のワーク主軸によって保持した両側保持状態にし、該
両側保持状態で、前記各ワーク主軸を前記各サーボ制御
手段によりC軸制御して、前記ワーク12に対してC軸
制御を伴う加工を行うようにして構成したので、相互の
正転方向が見掛は上、逆方向になる第1のワーク主軸と
第2のワーク主軸をそれぞれ正転方向へ回転させて、C
軸原点復帰動作を行うことが可能となり、第1のワーク
主軸と第2のワーク主軸のそれぞれのCn#御を適正な
原点復帰動作の後に開始することが出来る。
従って、ワーク12を第1のワーク主軸と第2のワーク
主軸によって保持した状態で、第1のワーク主軸と第2
のワーク主軸をそれぞれC軸制御した形で、該ワーク1
2に対してC軸制御を伴う加工を行うことが可能となる
。すると、従来の一方のワーク主軸のみでC#副制御行
う場合のように。
C軸制御する側のワーク主軸及びワークに、自由回転状
態のワーク主軸のイナーシャが作用して、ワークに捩れ
が生じるなどの問題点の解決を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による主軸制御方法が適用される対向
スピンドル旋盤の一例を示す図、第2図は、主軸制御プ
ログラムの一例を示すフローチャート、 第3WIは、C軸制御開始サブルーチンの一例を示すフ
ローチャート。 第4図は、C軸角度変化加工サブルーチンの一例を示す
フローチャート。 第5図は、C軸角度固定加工サブルーチンの一例を示す
フローチャート。 第6図は、C軸位置決めサブルーチンの一例を示すフロ
ーチャートである。 1・・・・・・対向スピンドル旋盤 5・・・・・・第1ワーク主軸 6・・・・・・駆動モータ 7b・・・・・・回転角度検出器 12・・・・・・ワーク 15・・・・・・第2ワーク主軸 16・・・・・・駆動モータ 17b・・・・・・回転角度検出器 29・・・・・・サーボ制御手段 (駆動モータコントローラ) 39・・・・・・サーボ制御手段 (駆動モータコントローラ)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1の駆動モータにより駆動される第1の ワーク主軸と第2の駆動モータにより駆動される第2の
    ワーク主軸が対向する形で設けられ、前記各駆動モータ
    の正転方向が前記各ワーク主軸において見掛け上、相互
    に反対の回転方向になる形に設定された対向スピンドル
    旋盤において、 前記各ワーク主軸に、当該ワーク主軸の回 転角度を検出する回転角度検出器を設け、 前記各ワーク主軸に、前記回転角度検出器 からの位置信号に応じて、当該ワーク主軸の前記駆動モ
    ータによるC軸回転角度を制御するサーボ制御手段を設
    け、 ワークを前記第1のワーク主軸と前記第2 のワーク主軸によって保持した両側保持状態で、当該ワ
    ークに対してC軸制御を伴う加工を行う場合において、 前記各ワーク主軸のC軸制御を開始するに 際して、 前記第2のワーク主軸による前記ワークの 保持を解除して、前記第1のワーク主軸によって前記ワ
    ークを保持した片側保持状態にし、該片側保持状態で、
    前記各駆動モータのC 軸原点復帰動作を行い、 その後、前記第2のワーク主軸によって前 記ワークを保持して、該ワークを前記第1のワーク主軸
    と前記第2のワーク主軸によって保持した両側保持状態
    にし、 該両側保持状態で、前記各ワーク主軸を前 記各サーボ制御手段によりC軸制御して、前記ワークに
    対してC軸制御を伴う加工を行うようにして構成した対
    向スピンドル旋盤における主軸制御方法。
JP7079990A 1990-03-20 1990-03-20 対向スピンドル旋盤における主軸制御方法 Pending JPH03270805A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7079990A JPH03270805A (ja) 1990-03-20 1990-03-20 対向スピンドル旋盤における主軸制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7079990A JPH03270805A (ja) 1990-03-20 1990-03-20 対向スピンドル旋盤における主軸制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03270805A true JPH03270805A (ja) 1991-12-03

Family

ID=13441955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7079990A Pending JPH03270805A (ja) 1990-03-20 1990-03-20 対向スピンドル旋盤における主軸制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03270805A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11524870B2 (en) 2016-03-30 2022-12-13 Tk Elevator Innovation And Operations Gmbh Method for operating a lift system and lift system designed for carrying out the method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11524870B2 (en) 2016-03-30 2022-12-13 Tk Elevator Innovation And Operations Gmbh Method for operating a lift system and lift system designed for carrying out the method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4947214B2 (ja) 数値制御方法及びその装置
US5088361A (en) Machining control apparatus in a machine tool
JPH03270805A (ja) 対向スピンドル旋盤における主軸制御方法
JP5059530B2 (ja) 複合旋盤及び複合旋盤におけるワークの加工方法
JP4364961B2 (ja) 工作物反転装置
JPH03270803A (ja) 対向スピンドル旋盤における主軸制御方法
JP2772826B2 (ja) 数値制御複合旋盤およびその加工方法
JPH0276602A (ja) 複合加工工作機械及びその制御方法
JP3810640B2 (ja) 研削盤におけるワークのクランプ方法及びその装置
JPH0463648A (ja) 複合加工工作機械
JPH03270804A (ja) 対向スピンドル旋盤における主軸制御方法
JPH02139101A (ja) 数値制御旋盤の切削制御方法
JPS63162101A (ja) ユニツト構成nc旋盤及び加工セル
JPH03270802A (ja) 対向スピンドル旋盤における主軸制御方法
JPH01289604A (ja) 工作機械における加工制御方法
KR0134542B1 (ko) 쌍두형 터릿(Turret) 선반의 공작물 자동교환장치
JPH0639841Y2 (ja) サブスピンドルユニット付4軸nc旋盤
JPH0641763Y2 (ja) 工作機械
JP3224101B2 (ja) 対向スピンドル旋盤におけるワークの受渡し方法
JPH0349802A (ja) 対向スピンドル旋盤及び主軸制御方法
JPS62124802A (ja) 数値制御自動旋盤
JPS6210761B2 (ja)
JPH0386407A (ja) Y軸加工装置
JP2722404B2 (ja) 主軸移動型自動旋盤
JPH0242601B2 (ja)