JPH03270107A - リニアモータ・カー用コイル単体及びその製造方法 - Google Patents

リニアモータ・カー用コイル単体及びその製造方法

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JPH03270107A
JPH03270107A JP6846590A JP6846590A JPH03270107A JP H03270107 A JPH03270107 A JP H03270107A JP 6846590 A JP6846590 A JP 6846590A JP 6846590 A JP6846590 A JP 6846590A JP H03270107 A JPH03270107 A JP H03270107A
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JP
Japan
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coil
integrated
coils
sole
materials
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Pending
Application number
JP6846590A
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English (en)
Inventor
Akira Morita
彰 森田
Tatsu Yamada
山田 達
Kazuyasu Hasegawa
長谷川 和泰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikkei Techno Research Co Ltd
Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nikkei Techno Research Co Ltd
Nippon Light Metal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、電磁コイル、特にリニアモータ・カー用電磁
コイル、殊に地上設備として適用される推進用コイル又
は浮上用コイルとして好適なコイル単体及びその製造方
法に関する。
[従来の技術] リニアモータ・カー用電磁コイルの推進用コイル及び浮
上用コイルの単体としては、例えば厚み3〜6 mm、
幅10〜20mmの断面形状のアルミニウムや銅等の金
属平角線を10〜15層程度螺旋状に捲回して電磁コイ
ルとし、全体を樹脂封止して、−個のコイル単体が構成
される。そして、このコイル単体を推進用コイルか浮上
用コイルに応じて所要数用いてコイルユニットとされる
しかしながら、上記のような厚板の平角線を侍回するた
めには ■強力な曲げ力を必要とし、捲回数も制限され、■曲げ
コーナ一部ではスプリングバックの防止のため、コーナ
ーを人手で叩いて底形している、■そのため、曲げコー
ナ一部では形成した絶縁皮膜にクラックが発生し、絶縁
不良が生じる、■平角線を焼鈍する必要がある。
■これらから、生産性が非常に低い 等の問題があり、従って、全長に亘る均一間隔を確保す
ることが困難である。
さらに磁場発生の適正化の観点から、薄板の方が磁場の
損失が少なく浮上用コイルとして好ましく、また磁場の
発生を効率的に行なうことができるので推進用コイルと
しても望ましい。
[発明が解決しようとする課題] 発明者らは、上記平角線のコイル捲回に伴う問題を解決
し、かつ磁場発生を適正化する方法について検討を重ね
、金属薄板を渦巻コイル状に打ち抜いたものを所要枚数
積層する方法が効果的であることを見いだし本発明を完
成するに至った。
[課題を解決するための手段] 本発明は、金属薄板製コイル素形体の多数枚を同一形状
に重ねて所要厚さまで積層し、少なくとも該積層体の素
形体外周入力端と内周出力端をそれぞれ導通させて一体
化したことを特徴とするリニアモータ・カー用コイル単
体と、金属薄板を打ち抜いて得られた同一所要形状のコ
イル素形体の多数枚を同一形状に重ねて所要厚さまで積
層し、少なくとも各素形体の外周入力端と内周出力端を
それぞれ導通させて一体化し、または、該積層体周辺を
溶接して全面一体化することを特徴とするリニアモータ
・カー用コイル単体の製造方法が提供される。
即ち、第1図に示すような角形渦巻状のコイル素形体を
同一形状に所要枚数重ね、それぞれのコイル素形体に電
流を導通させさせるようにし、あるいはこれらのコイル
素形体を全面一体化し、この全面一体化したものに電流
を導通させるようにするものである。
本発明において、金属材としては、コイルの電気抵抗等
の観点から純度99.8以上のアルミニウムまたは、純
度99.90以上の銅板が好ましく、0.1〜5mmの
厚さのものが好適である。このような金属材は、表面を
清浄化した棟材を用い、または表面皮膜処理を施して使
用する。
絶縁用樹脂を埋め込んだコイル単体は長期に亘って使用
されるので、金属材が腐食される恐れも皆無とは言えな
い。さらに樹脂との濡れ性が優れている方が埋込み用樹
脂液に浸漬したとき、気泡のトラップ等が少ない。この
ような理由から表面皮膜処理を施すことが好ましい。こ
れらの目的には陽極酸化皮膜処理や化成皮膜処理が適し
ている。
これらの処理は板の状態で行なった後、コイル素形体に
打ち抜いても、あるいは打抜き後表面処理する方法の何
れでも良い。
陽極酸化皮膜処理は、硫酸浴、リン酸浴等の酸性浴ある
いはカセイソーダ等のアルカリ浴で通常Φ方法で、0.
01〜5μm程度の膜厚になるようにすれば良い。
化成処理は通常のクロメート処理浴あるいはリン酸クロ
ム酸浴でスプレー法または浸漬法で処理すれば良く、膜
厚はクロム量で5〜30 mg/ m2程度で良い。
金属板からコイル素形体を製作する方法としては、 l)メカニカルプレス機によるプレス打ち抜き法、2)
ワイヤカット放電加工法、 3)レーザー加工法等があるが、コストの点で、プレス
打ち抜き法が有利で、板厚0.5〜1mm程度のものを
使用する。
このようにして打ち抜かれた素形体を多数枚、同一形状
に重なるように積層一体化し、コイル単体を形成する。
この一体止法としては、次の2方法がある。
1)個々のコイル素形体を導通する場合予め素形体外周
端及び内周端に穿孔されたリベット孔(第1図A、 B
)にリベットを押通し締め(=rけて一体化する。
2)素形体積層物の全層を一体化し、全面を導通させる
場合 一体化した素形体外周辺をTIG溶接する。
上記操作により一体化されたコイル単体は、常法によっ
て絶縁ワニスに埋込み、コイルの絶縁を確保し、更のコ
イルユニットに加工される。
上記絶縁ワニス用樹脂としては、絶縁強度、耐候性等に
優れた樹脂が必要で、例えば加熱硬化型のシリコーン樹
脂、2液晶合型の常温硬化型エボキシ樹脂等が挙げられ
る。
埋込み方法としては第2図に示すような角形溝棒状の絶
縁ワニス浸漬皿を用い、予め3〜5m+n深さに上記樹
脂を流し込み常ぬまたは加熱により硬化したのち、上述
の方法により形成されたコイル単体を皿内に入れ、上記
樹脂を徐々に流し込みコイル単体上面3〜5mmまで満
たして硬化させ、コイル単体が樹脂で包埋された状態と
する。
このようにして樹脂埋込みがなされて形成されたコイル
単体を推進用コイルや浮上用コイルとしての所要段数重
ね合わせてリニアモータ・カー用コイルユニットが得ら
れる。このコイル単体を重ね合わせる方法としては、コ
イル単体を1個ごとに反転して、所要ユニット段数(例
えば4段)積層し、第4図に示すようにC1とC2,D
2とり、、C3とC2のように磁場が同一方向になるよ
うに必要に応じてリード線を用いて溶接手段などによっ
て連結する。
[実施例] 以下、本発明方法を、実施例により具体的に説明する。
実施例 1 コイル材として、純度99.5%A!11材の0.5m
m厚の板を次の手順でメカニカルプレス機を用い、第1
図に示す様な400mmX 600mmの渦巻状の素形
体を作成した。
第1段 中央部窓孔を打抜き、 第2段 コイル部(コイル幅5mm)成形打抜き、第3
段 コイル部分離打抜き、 第4段 コイル部両端面より10111In内側の3m
n+φの取付用の孔A、孔Bの打抜いた。
次いで、上記コイル素形体を脱脂液(パー力うイジング
社製、商品名 Fe215)に浸漬して脱脂した後、2
0枚同形に重ね合わせ、A端、B端をアルミニウムリベ
ット(ポツプリベットファスナー社製、商品名TAP−
36−BSリベット)で固定し積層一体止した。
次に、第2図に示す絶縁ワニス浸漬皿型鋳型に予め5m
m深さでシリコーン樹脂(来夏シリコーン社製電気ワニ
ス、商品名 5TR1,16)を注入硬化させ、この上
に上記コイル体を入れ、同一樹脂をコイル体の3mm上
まで注入し、そのまま皿と共に電気炉に入れ、150℃
、1時間加熱し、さらに250℃で1時間加熱して、2
段加熱による焼付硬化処理を行なった。
冷却後、出来上ったコイル単体を2段重ねて中間端子間
を連結し、内側の自由端子と、2段重ねの樹脂封止体の
外側にアルミニウム箔帯体を密接して捲回した導通接点
面との間に電圧をかけて、耐電圧を耐電圧測定装置(東
洋精機社製、最大5kV)で測定するところを30個所
について行なったところ、何れも5kVでも異常を生じ
なかった。
実施例 2 純度99.8%のAIH材の1mm厚の板を用い、実施
例1と同様の手順と装置を用い、実施例1と外形が同寸
で、コイル幅3mmの素形体を作成した。
次いで、脱脂液に浸漬した後、10枚を重ね合わせ、A
、  B端周辺をTIG溶接し、積層一体止したコイル
体を作成した。
次に実施例1で用いた絶縁ワニス浸濱皿を用い、常温硬
化型エポキシ樹脂を用いて常温硬化させコイル単体を作
成した。
このコイル単体を実施例1と同様な方法で耐電圧を測定
した結果、5kVでも異常を生じなかった。
実施例 3 実施例1において脱脂後、素形体にクロメート処理液(
日本ペイント社製、商品名アロジン■200)をスプレ
ーして化成皮膜処理して後、実施例1と同様に処理して
、コイル単体を得た。
実施例1と同様に、このコイル単体を2段重ねしたとき
の耐電圧は5kV以上であった。
実施例 4 実施例1において、A1 B端をアルミニウムリベット
で固定する代わりに、20枚の積層体周辺をTIG溶接
して固定し、全面一体止させた以外は、実施例1と同様
に処理した。
次いで、実施例1と同様に、このコイル単体を2段重ね
したときの耐電圧は5kV以上であった。
[発明の効果] 4゜ 本発明によれば、コイル単体を許容スペースに対して最
適な捲回数としたものを所望の厚さの下で容易に提供す
ることが出きると共に、磁気特性も向上され、同時に本
発明方法によれば、コイル単体までの成形において、全
て機械加工で行われるので、アルミニウム平角線の捲回
作業とそれに伴なうコーナ一部を叩く手作業が不要とな
るとともに、全生産工程での生産速度が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るコイル用素形体の平面図で、第2
図は絶縁ワニス浸漬皿中にコイル単体を配置したときの
平面図で、第3図は第2図の■■線に沿う断面図で、第
4図は、コイル単体をコイルユニットとする場合の連結
法を示す概念説明図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.金属薄板製コイル素形体の多数枚を同一形状に重ね
    て所要厚さまで積層し、少なくとも該積層体の素形体外
    周入力端と内周出力端をそれぞれ導通させて一体化した
    ことを特徴とするリニアモータ・カー用コイル単体。
  2. 2.金属薄板を打ち抜いて得られた同一所要形状のコイ
    ル素形体の多数枚を同一形状に重ねて所要厚さまで積層
    し、少なくとも該積層体の素形体外周入力端と内周出力
    端をそれぞれリベットで導通させて一体化することを特
    徴とするリニアモータ・カー用コイル単体の製造方法。
JP6846590A 1990-03-20 1990-03-20 リニアモータ・カー用コイル単体及びその製造方法 Pending JPH03270107A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005251487A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Alps Electric Co Ltd スパイラル接触子及びスパイラルシート並びにスパイラル接触子の製造方法
JP2015082660A (ja) * 2013-10-22 2015-04-27 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. チップ電子部品及びその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005251487A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Alps Electric Co Ltd スパイラル接触子及びスパイラルシート並びにスパイラル接触子の製造方法
JP2015082660A (ja) * 2013-10-22 2015-04-27 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. チップ電子部品及びその製造方法
US9773611B2 (en) 2013-10-22 2017-09-26 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Chip electronic component and manufacturing method thereof

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