JPH03269862A - オートチェンジャー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は多数の記録媒体のカセットをスタッカーに収納
して置き、選択的に上記カセットをスタッカーから取出
してドライブに装填し、あるいはそこからスタッカーに
戻すようにしたオートチェンジャに関するものである。

［従来の技術］ この種、オートチェンジャーは、第２図に模式的に示す
ように、多数の記録媒体のカセット２１をスタッカー２
２の各棚部２２ａ、２２ｂ・・・に収納しており、上記
スタッカー２２から所要の記録媒体のカセット２１を搬
送手段２３のアーム２３ａを動作させて取出し、これを
下部に設けたドライブ２４あるいは２５に移送し、装填
すると共に、記録／再生が終了した記録媒体のカセット
２１を、上記搬送手段２３のアーム２３ａで、上記ドラ
イブ２４あるいは２５から取出し、上記スタッカー２２
の元の位置へ移送し、戻すようになっている。このよう
な制御は、オートチェンジャーに対して接続したホスト
コンピュータ２６で実施される。

〔発明が解決しようとする課題］ しかしながら通常、オートチェンジャーに組込まれるド
ライブは、頻繁にカセットの入れ換えを想定して設計さ
れてはいないのであって、オートチェンジャー専用に設
計していない。ここでは、オートチェンジャーに一般の
ドライブがそのまま転用される。上記ドライブは、−側
端に、カセットの挿入および排出を兼ねる開口が設けら
れている構造であり、したがって、搬送手段２３は、ド
ライブからカセットを取出して、これをスタッカーに戻
し、次の所要のカセットをスタッカーから取出して、ド
ライブへ装填するという一巡の動作を行なうことで、カ
セットの交換を行っている。このため、記録媒体の記録
／再生後、次の記録媒体の記録／再生まで相当の時間を
要し、頻繁にドライブに対するカセットの入れ換えを行
なう時には、効率がわるい。

［発明の目的］ 本発明は、上記事情にもとづいてなされたもので、ドラ
イブには両側端に挿入口、排出口を別設し５一方でカセ
ットの取出しを行うと共に、他方でカセットの装填を行
なえるようにして、カセット交換に要する時間損失を少
なくしたオートチェンジャーを提供しようとするもので
ある。

［課題を解決するための手段］ このため、本発明では、多数の記録媒体のカセットをス
タッカーに収納して置き、搬送手段によって、上記スタ
ッカーから所要の記録媒体のカセットをドライブへ移送
し、装填すると共に、該ドライブから元のスタッカーの
位置へ上記記録媒体のカセットを移送するようにしたオ
ートチェンジャーにおいて、上記ドライブは一方のカセ
ット挿入口を、反対側にカセット排出口を備えると共に
、上記搬送手段は、スタッカーから上記記録媒体のカセ
ットを上記ドライブのカセット挿入口へ搬送する搬送ア
ームおよび上記ドライブのカセット排出口から上記カセ
ットをスタッカーの元の位置へ戻す搬送アームを個別に
備えている。

［作用］ したがって、一方でカセットをドライブから取出し、ス
タッカーへ搬送する動作を行っている間に、他方でカセ
ットをスタッカーから取出して上記ドライブへ装填する
から、上記ドライブによって記録媒体に対し、記録／再
生した後、次の記録媒体に対して記録／再生後行うまで
の待ち時間は、少なくとも、ドライブからのカセットの
取出しと、次のカセットの装填に要する時間で済み、カ
セットの入れ換えを効率よく実現できる。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を、第１図を参照して具体的に
説明する０図において、符号１１は記録媒体を収容した
カセットであり、多数がストッカー１２の各棚部１２ａ
、１２ｂ、１２ｃ・−に配設されている。上記ストッカ
ー１２は両側にカセットの出入口１３．１４を具備して
おり、上記カセット１１を上記ストッカー１２から下部
に設けたドライブ１５．１６へ移送する搬送手段１７は
、搬送アーム１７ａ、１７ｂをそれぞれの側の出入口１
３．１４に対応して備えている。また、上記ドライブ１
５．１６はその両側端に挿入口１８、排出口１９を具備
している。なお、図中、符号２０はこのようなオートチ
ェンジャーを制御するホストコンピュータである。

しかして、ドライブ１５あるいは１６で記録／再生を行
なうにはホストコンピュータ２０の指令で搬送手段１７
が働き、例えばストッカー１２から出入口１３を介して
所要のカセット１１を搬送アーム１７ａで取出し、ドラ
イブ１５あるいは１６へ移送し、挿入口１８を介して装
填する。また、上記ドライブ１５あるいは１６での記録
／再生が終了し、次の所要の記録媒体に対する記録／再
生を行なう時には、搬送アーム１７ｂでドライブ１５あ
るいは１６から前のカセットを取出すと共に、他方では
搬送アーム１７ａが働いて、次のカセットをストッカー
１２から出入口１３を介して取出し、上記ドライブ１５
あるいは１６に移送し、装填する。搬送アーム１７ｂで
取出されたカセットは、ストッカー１２に向けて移送さ
れ、出入口１４を介して戻される。

この場合、ストッカー１２から搬送アーム１７ａを介し
てドライブ１５あるいは１６へとカセット１１を移送す
るタイミングと、当該ドライブ１５あるいは１６から搬
送アーム１７ｂを介してストッカー１２へカセット１１
を移送するタイミングとは、ホストコンピュータ２０で
設定される。ホストコンピュータ２０が予め、複数の記
録媒体について、記録／再生の順序を定めている場合に
は、当該ドライブエ５あるいは１６で記録／再生が継続
している過程で、その終了までの所定時間前に、ストッ
カー１２から次のカセットを取出すように搬送手段１７
を制御することができる。この時には、ドライブ１５あ
るいは１６からカセットを取出した直後に、反対側から
、直ちに次のカセットを装填するというタイミングで、
カセットの入れ換えが実現できる。

このようにして、ドライブ１５あるいは１６にそれぞれ
挿入口１８、排出口１９を備えていて、これに対応する
搬送アーム１７ａ、１７ｂを具備するため、無駄時間な
しに、カセットの交換ができることになる。

なお、上記実施例では、ドライブ１５あるいは１６に対
して、カセット１１の装填は挿入口１８を介して、また
、カセットの取出しは排出口１９を介して行なうように
、挿入口１８、排出口１９を機能別に特定しているが、
一方の搬送アーム１７ａで挿入口１８を介してカセット
の出し入れを行い、他方の搬送アーム１７ｂで排出口１
９を介してカセットの出し入れを行なうように、搬送手
段１７の制御を、両アーム１７ａ、１７ｂについて交代
的に行なわせるようにしてもよい。このような変形は本
発明の抜術的範囲に属するものである。

また、このような本発明のオートチェンジャーの構成は
、ＣＤ−ＲＯＭのような記録媒体に対して、工場におい
て、情報を書込む場合にも転用できる。これは第４図に
模式的に示されている。ここではドライブ１４の挿入口
１８に対して、搬送アーム（図示せず）の働きでストッ
カー１２から取出したカセット１１を装填し、記録終了
後には搬送アーム（図示せず）の働きで、排出口１９か
ら次のストッカー１２’へカセット１１を取出し、移送
するのである。このように、搬送手段に搬入用と搬出用
の搬送アームを用意し、ドライブ１４に挿入口１８、排
出口１９を備えることで、ドライブ１４に対するカセッ
トの入れ換えを効率よく行なうことができる。

［発明の効果］ 本発明は以上詳述したようになり、ドライブの両側に挿
入口、排出口を備え、これらに対応してそれぞれ、搬送
アームを用意した搬送手段を装備することで、記録媒体
のカセットの交換が、無駄時間のない状態、あるいはそ
れを最大限、減少させた状態で、実現でき、オートチェ
ンジャーとしての効率を高めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す模式図、第２図は従来
のオートチェンジャの構成を示す模式図、第３図は本発
明に係るドライブの使用態様の一つを示す模式図、第４
図は他の実施例を示す模式図である。 ｌ−・・カセット　　　　　１２・・・ストッカー２　
ａ、　　１２　ｂ、　　１２　ｃ〜−棚部３．１４・・
・出入口 ５．１６・・・ドライブ　　１７・・・搬送手段７ａ、
１７ｂ・・−搬送アーム ８・・・挿入口　　　　　　１９−・・排出口０・・・
ホストコンピュータ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　多数の記録媒体のカセットをスタッカーに収納して置
   き、搬送手段によって、上記スタッカーから所要の記録
   媒体のカセットをドライブへ移送し、装填すると共に、
   該ドライブから元のスタッカーの位置へ上記記録媒体の
   カセットを移送するようにしたオートチェンジャにおい
   て、上記ドライブは、一方のカセット挿入口を、反対側
   にカセット排出口を備えると共に、上記搬送手段は、ス
   タッカーから上記記録媒体のカセットを上記ドライブの
   カセット挿入口へ搬送する搬送アームおよび上記ドライ
   ブのカセット排出口から上記カセットをスタッカーの元
   の位置へ戻す搬送アームを個別に備えていることを特徴
   とするオートチェンジャー