JPH03268443A - 半導体評価装置 - Google Patents

半導体評価装置

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JPH03268443A
JPH03268443A JP6733290A JP6733290A JPH03268443A JP H03268443 A JPH03268443 A JP H03268443A JP 6733290 A JP6733290 A JP 6733290A JP 6733290 A JP6733290 A JP 6733290A JP H03268443 A JPH03268443 A JP H03268443A
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JP
Japan
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semiconductor
light
sample
magnetic field
space
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JP6733290A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Sugawara
充 菅原
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 半導体材料の還元質量を評価する際に用いて好適な半導
体評価装置に関し、 従来の臨界磁場測定装置に対して極めて簡単な改変を加
え、サンプルである半導体に外部からの光を透過させて
から外部に取り出すことを可能にすることを目的とし、 デューア瓶内にそれぞれの中心軸が同一線上にあって該
中心軸に沿って外部からの光を導入及び導出可能である
ように且つその外部からの光の照射範囲内に半導体のサ
ンプルを挿入することが可能である間隙を維持して並置
された二つの超伝導マグネットを備えてなるよう構成す
る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、半導体材料の還元質量を評価する際に用いて
好適な半導体評価装置に関する。
化合物半導体はシリコン半導体に比較して発光効率や光
吸収強度が大きいことから、現在、様々な光半導体装置
に用いられている。
そのような化合物半導体としては、例えば、1〔μm〕
帯光通光通信用1GaAs P、可視光半導体レーザ用
Aj2GalnP或いはAffiGaAsなどが挙げら
れる。
これ等の化合物半導体を簡単、且つ、的確に評価するこ
とができれば、特性良好な光半導体装置を実現するのに
有効である。
〔従来の技術] 一般に、化合物半導体に於ける光学特性は、そのエネル
ギ・バンド構造に依って決定される。
第3図は化合物半導体のエネルギ・バンド構造の一例を
表すダイヤグラムである。
図に於いて、Eはエネルギ、kは半導体内の任意の方向
の波数、ECは伝導帯の底、Evは価電子帯の頂をそれ
ぞれ示している。
図示の二つのハンド間に於ける光学遷移は等しい波数k
に於いてのみ発生する。成るエネルギ已に於いて、光学
遷移を生ずる状態数である結合状態密度J (E)は、 μ:二つのハンドの還元質量 Th : h/2π hニブランクの定数 E、:エネルギ・ハンド・ギャップ で与えられる。
この式からすると、成るエネルギEに於ける結合状態密
度J (E)は二つのハントの還元質量μで決まること
が明らかである。
第4図は結合状態密度J (E)が二つのバンドの還元
質量μで決まることを説明する為の線図を表し、縦軸に
は結合状態密度J (E)を、横軸にはエネルギをそれ
ぞれ採っである。
図に於いて、ω。はサイクロトロン周波数を示している
半導体の光吸収過程、及び、その逆過程である発光過程
はエネルギ・バンド・ギャップE、よりも高エネルギ側
で発生し、その強度は状態密度に比例するので、その半
導体に固有の有効質量に依って決定される。即ち、還元
質量μの値を正確に知ることは、半導体の光学特性を評
価する上で大変に重要である。
ところで、この還元質量μを評価する為の手段としては
、半導体に低温で高磁場をかけた際に生ずるランダウ準
位を調べる方法が知られている。
即ち、半導体に於ける磁場に垂直な平面内に於ける電子
の連動は量子化される。
第5図は電子の運動が量子化されることを説明する為の
エネルギ・バンド・ダイヤグラムを表している。
図に於いて、k2は磁場の方向を示し、また、伝導帯及
び価電子帯の***したハンドには、量子数n=0.1.
2・・・・が付されている。このようなハンドに於ける
結合状態密度J (E)は、但し、h(J)c=eB′
h/μ B:磁場の強さ e:電子の電荷 で与えられる。
第4図に於いては、結合状態密度J (E)が破線で表
され、 E =29 +(n +1 / 2 ) h ω。
に於いて、結合状態密度J (E)に鋭いピークが現れ
ている。
このようなことから、高磁場の下で、光吸収スペクトル
を測定すれば、それぞれのエネルギ量子単位に対応した
ピークが観測できる筈であり、このピークのエネルギは
、磁場の強さBに比例して増加し、その傾きは、 (n + 1 / 2 )  (e ′Fl/ tt 
)である。従って、各エネルギ量子準位に対応したピー
クのエネルギの磁場依存性を調べることに依り、その傾
きから還元質量μを決定できることが理解される。
このような測定を行う為には、試料である半導体に低温
で高磁場をかけ、且つ、半導体に光を透過させて光吸収
スペクトルを測定できる装置が必要である。
ところで、例えば、数テスラの高磁場を得る為には、液
体ヘリウム(4,2(K))で冷却した超伝導マグネッ
トが必要である。
斯かる高い磁場を簡単に得る装置としては、超伝導体な
どの臨界磁場を測定する為の超伝導マグネットが知られ
ている。
第6図は超伝導体などの臨界磁場を測定する為の装置の
要部切断側面図であり、この装置に依ると高磁場を生成
させることができる。
図に於いて、■はガラスのデューア瓶(Dewar  
vessel)、2は超伝導マグネット、3はサンプル
・ホルダをそれぞれ示している。
この臨界磁場測定装置では、デューア瓶1の二重壁内に
は液体窒素が充」され、また、超伝導マスク2などが収
容されているデューア瓶l内には液体ヘリウムが充填さ
れる。
図から明らかなように、超伝導マグネット2はデューア
瓶1の底近くに中心軸が地面に垂直となるように配置さ
れている。
サンプルは上方より超伝導マグネット2内にセットされ
て磁場を受けるようになっている。
サンプルには電極を付けておき、抵抗が現れる磁場を測
定することで臨界磁場を決定するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
第6図について説明した臨界磁場測定装置に依ると比較
的簡易に高磁場が得られ、その面では大変有用な装置な
のであるが、本発明が狙いとじている半導体評価に用い
ることはできない。即ち、図示の構成をもつ臨界磁場測
定装置では、サンプルが超伝導マグネット2に囲まれて
いる為、外部から光が半導体を透過して再び外部に現れ
るようにすることは不可能である。
本発明は、従来の臨界磁場測定装置に対して極めて簡単
な改変を加え、サンプルである半導体に外部からの光を
透過させてから外部に取り出すことを可能にしようとす
る。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の詳細な説明する為の超伝導マグネット
の要部切断側面説明図を表している。
図に於いて、IIA並びにIIBは超伝導マグネット、
12は磁力線をそれぞれ示している。
図から明らかなように、本発明では、二つの超伝導マグ
ネット11A並びに11Bを垂直に配置し、互いに同方
向に磁場を発生させた場合、磁力線は図示のように生成
される。従って、磁場は、二つの超伝導マグネッ)II
A並びにllBの中間では、中心軸に平行である。そこ
で、この中間にサンプルである半導体を矢印入方向から
配設すると共に矢印B方向から光を透過させることで所
望の測定、即ち、光吸収スペクトルを観測することが可
能である。因に、光吸収スペクトルは結合状B密度J 
(E)に比例する。
このようなことから、本発明に依る半導体評価装置に於
いては、デューア服(例えばデューア瓶21或いは22
)内にそれぞれの中心軸が同一線上にあって該中心軸に
沿って外部からの光を導入及び導出可能であるように且
つその外部からの光の照射範囲内に半導体のサンプルを
挿入することが可能である間隙を維持して並置された二
つの超伝導マグネフト(例えば超伝導マグネット11A
及び11B)を備える。
〔作用〕
前記手段を採ることに依り、サンプルである半導体に高
磁場をかけた状態で外部から光を透過させて再び外部に
取り出すことができるから、その光吸収スペクトルを観
測することで容易に半導体の還元質量を決定することが
可能である。
(実施例) 第2図は本発明一実施例を説明する為の要部切断側面図
を表し、第1図に於いて用いた記号と同記号は同部分を
表すか或いは同じ意味を持つものとする。
図に於いて、21は第一のデューア瓶、22は第二のデ
ューア皿、23はガラス管からなるサンプル挿入筒、2
4はサンプル・ホルダ、25は支持台、26は容器をそ
れぞれ示している。
本実施例に於いては、サンプル挿入筒23にはヘリウム
・ガスを、第二のデューア瓶22内には液体ヘリウムを
、第一のデューア瓶21内には液体窒素をそれぞれ充填
して動作さセる。従って、二つの超伝導マグ2、ット1
1A及び11Bは液体ヘリウムの中に置かれるから、4
.2 (K)に冷却される。サンプルはサンプル・ホル
ダ24に取り付けてサンプル挿入筒23内の適所、即ら
、超伝導マグネットlIAと11Bとの間に位置させる
ようにし、サンプル挿入筒23に充填されたヘリウム・
ガスを介して外側の液体ヘリウムへの熱伝導で冷却する
。超伝導マグネットllA並びに11Bの線材にはNb
−Ti合金を用いてあり、サンプルに9〔T〕程度の高
磁場をかけることができる。この状態で、サンプルに対
し、外部から矢印Bで指示しであるように光を透過させ
、その光を再び外部に取り出して光吸収スペクトルを観
測することでサンプルの評価を行うことが可能である。
〔発明の効果) 本発明の半導体評価装置では、デューア瓶内にそれぞれ
の中心軸が同一線上にあって該中心軸に沿って外部から
の光を導入及び導出可能であるように且つその外部から
の光の照射範囲内に半導体のサンプルを挿入することが
可能な間隙を維持して並置された二つの超伝導マグネッ
トを備える。
前記構成を採ることに依り、サンプルである半導体に高
磁場をかけた状態で外部から光を透過させて再び外部に
取り出すことができるから、その光吸収スペクトルを観
測することで容易に半導体の還元質量を決定することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明する為の超伝導マグネット
の要部切断側面説明図、第2図は本発明一実施例を説明
する為の要部切断側面図、第3図は化合物半導体のエネ
ルギ・ハンド構造の一例を表すダイヤグラム、第4図は
結合状態密度J (E)が二つのバンドの還元質量μで
決まることを説明する為の線図、第5図は電子の運動が
量子化されることを説明する為のエネルギ・バンド・ダ
イヤグラム、第6図は超伝導体などの臨界磁場を測定す
る為の装置の要部切断側面図をそれぞれ表している。 図に於いて、11A及びlIBは超伝導マグネット、1
2は磁力線、21は第一のデ、エーア瓶、22は第二の
デューア瓶、23はサンプル挿入筒、24はサンプル・
ホルダ、25は支持台、26は容器をそれぞれ示してい
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 デューア瓶内にそれぞれの中心軸が同一線上にあって該
    中心軸に沿って外部からの光を導入及び導出可能である
    ように且つその外部からの光の照射範囲内に半導体のサ
    ンプルを挿入することが可能である間隙を維持して並置
    された二つの超伝導マグネット を備えてなることを特徴とする半導体評価装置。
JP6733290A 1990-03-19 1990-03-19 半導体評価装置 Pending JPH03268443A (ja)

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