JPH03268106A - 制御システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、接点入出力状態等のスティタス出力をＬ　Ｅ
　Ｄに表示するプログラマフル・コントローラ等の制御
システムに関し、特に、装置の動作状態を表わす表示方
式を改善するものである。

〈従来の技術〉 一般に、プログラマブル・コン）〜ローラ等の制御シス
テムでは、その入出力回路のオンオフ状態をＬ　Ｅ　Ｄ
等で表示している。例えは、入出力接点を２０点有する
ものは、２０個のＬＥＤで各接点のオンオフ状態を表示
する。

このような制御システムにおいて、入出力点数の多いシ
ステムを構成する場合、接点入出力回路と接点の数だけ
ＬＥＤを有する表示器とを備える増設モジュールを用意
して、通信回線により本体モジュールに接続し、大規模
なシステムを構築する。

そして、本体モジュール、あるいは増設モジュ−ルの表
示器の表示態様により、当該システムの動作状態を監視
している。

〈発明か解決しようとする課題〉 ところて、上記のような大規模な制御システムにおいて
は、増設モジュールを本体モジュールから離れた場所に
設置する、または設置スペースを小さくするために増設
モジュールの上に本体モジュールを重ねて取り付ける場
合がある。

このようなシステムで、装置の調整等の保守作業を行う
場合、作業者は本体モジュールに設置しである操作パネ
ルで作業する。この時、本体モジュールの入出力状態は
Ｌ　Ｅ　Ｄ表示で把握できるが、増設モジュールの設置
形態が上述のようになっていた場合、作業者は増設モジ
ュールのＬＥＤ表示を見ることができず、調釡作業に困
難をきたしていた。

本発明は、以上のような問題を解決することを課題とし
、本体モジュールまたは増設モジュールの動作状態を効
率よく把握できる制御システムを実現することを目的と
する。

く課題を解決するだめの手段〉 以上の課題を解決した本発明は、ＣＰＵよりなる処理部
と、外部接点と信号を授受する入出力回路と、この入出
力回路の動作状態を表示する表示器と、他の増設モジュ
ールを接続するための増設インターフェイスとを有する
本体モジュールと、前記増設インターフェイスに接続さ
れ入出力回路及び表示器を有する少なくとも１台以上の
増設モジュールとを備える制御システムにおいて、前記
処理部に、どの増設モジュールを表示するのか判断する
判定手段と、この判定手段で指定された増設モジュール
の入出力回路の接点入力状態を読み込む読込手段と、こ
の接点入力状態から接点出力情報を演算する演算手段と
、この演算結果を前記指定された増設モジュールに書き
込む書込手段と、前記読込手段または前記書込手段の内
容を当該本体モジュールまたは前記増設モジュールの表
示器に転送する表示制御手段とを設げたことを特徴とす
る制御システムである。

く作用〉 本発明の制御システムは、本体モジュールの処理部にて
指定された増設モジュールの入出力回路の接点入力状態
、接点出力情報を取り込み、当該本体モジュールまたは
増設モジュールの表示器にその動作状態を表示する。

〈実施例〉 第１図は本発明を実施した制御システムの構成を表わす
図である。

この図のシステムは、本体モジュール１に２つの増設モ
ジュールＭｌ、Ｍ２を接続した例である。

本体モジュール１は、中央処理装置ＣＰＵを中核とする
処理部１１、オペレータ等がキー人力操作する操作パネ
ル１２、外部接点と入出力信号の授受を行う入出力回路
１３、外部の入出力接点の動作状態を表示するＬＥＤ等
の表示器１４、増設モジュールを接続する増設インター
フェイス１５を備える。尚、入出力回路１３は例えば１
２点の接点入力及び８点の接点出力のものとし、これに
対応して表示機１４が有するＬＥＤは２０個とする。

増設モジュールＭ１は、本体モジュール１の増設インタ
ーフェイス１５と接続するインターフェイスＭ１０、外
部接点と入出力動作を実行する入出力回路Ｍ１１、入出
力接点の動作状態を表示する■、ＥＤ等の表示器Ｍ１２
を有する。この増設モジュールＭ１も本体モジュール１
と同じように、接点入力１２点、接点出力８点で表示器
Ｍに２０個のＬＥＤを備える。

増設モジュールＭ２も増設モジュールＭ１と同様の構成
であり、インターフェイスＭ２０．２０点の入出力回路
Ｍ２１、表示器Ｍ２２を有する。

更に、本体モジュール１の処理部１１は、表示器１４に
てどの増設モジュールの動作状態を表示するのか判断す
る判定手段１１１、この判定手段１１１で指定された増
設モジュールの入出力回路の接点入力情報を読み込む読
込手段１１２、この接点入力情報から接点出力情報を演
算する演算手段１１３、この演算結果を指定された増設
モジュールに書き込む書込手段１１４、読込手段１１２
または書込手段１１４の内容を表示器１４に転送する表
示器御手段１１５を有する。

さて、このように構成された本発明の制御システムの例
の動作を第２図のフローチャートを用いて説明する。

はじめに、本体モジュール１の処理部１１の判定手段１
１１は操作パネル１２の指示により、どの増設モジュー
ルまたは本体モジュール１の接点状態を表示するのかを
判定する。

ここで、第１の増設モジュールＭ１が選択されノ、：と
する。

読込手段１１２は増設モジュールＭ１の入出力口ｆｉ！
ｔＭ１１の接点入力状態を読み込んで記憶し、これを基
に表示制御手段１１５は増設モジュールＭ１の接点入力
状態を表示器１４に表示する。

続いて読込手段１１２は入出力回路１３．Ｍ２１の接点
入力状態を読み込んで記憶し、演算手段１１３はこれを
基に接点出力情報を生成する。

そして、書込手段１１４は演算されたモジュールＭ１の
接点出力・情報をモジュールＭ１の入出力口！Ｍ　Ｍ　
１．１に書き込み、表示制御手段１１５はその接点出力
情報を表示器１４に表示する。

最後に、本体モジュール１、増設モジュールＭ２の接点
出力情報はそれぞれの入出力回路１３Ｍ２ｉに書き込ま
れる。

また、はじめの状態にて、本体モジュール１または第２
の増設モジュールＭ２の接点入力状態及び接点出力状態
を表示するモードの場合であっても、上記と同様の動作
に従ってその動作状態は本体モジュールｌの表示器Ｉ４
に表示が行われる。

以上のようにして、本発明の制御システムは本体モジュ
ールまたは増設モジュールの動作状態を本体モジュール
に表示することができる。

尚、第１図の例では本体モジュール１に増設モジュール
Ｍｌ、Ｍ２が２台接続されている例を示したが、モジュ
ールの台数及び接点入出力数は制限されない。

また、本体モジュール１の処理部１１がら増設モジュー
ルの表示器に直接アクセスするようにし、増設モジュー
ルの表示器に他のモジュールの動作状態を表示させるよ
うにしても良い。

〈発明の効果〉 本発明の制御システムによれば、本体モジュールの表示
器に増設モジュールの動作状態を表示でき、または増設
モジュールの表示器に本体モジュールまたは他の増設モ
ジュールの動作状態を表示できるので、操作パネルを有
するモジュールで作業している作業者は遠方に設置しで
あるモジュールの表示を見にいく必要かなくなり、また
、モジュールの上に他のモジュールを重ねて取り付けた
場合でもモジュールを取り外して表示を確認する作業を
省くことができ、全てのモジュールの動作状態を効率よ
く把握できる制御システムを実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の制御システムの構成を表わす図、第２
図は本発明の制御システムの動作を表わすフローチャー
トである。 １・・・本体モジュール、１１・・・処理部、１１１・
・・判定手段、１１２・・・読込手段、１１３・・・演
算手段、１１４・・・書込手段、１１５・・・表示制御
手段、１２・・・操作パネル、１−３・・・入出力回路
、１４・・・表示器、１５・・・増設インターフェイス
、 Ｍｌ・・・第１の増設モジュール、 Ｍ２・・・第２の増設モジュール、 Ｍｌｏ、　Ｍ２Ｏ・・・インターフェイス、０ 図 特開平 ２６８１０６　（４）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ＣＰＵよりなる処理部と、外部接点と信号を授受
   する入出力回路と、この入出力回路の動作状態を表示す
   る表示器と、他の増設モジュールを接続するための増設
   インターフェイスとを有する本体モジュールと、前記増
   設インターフェイスに接続され入出力回路及び表示器を
   有する少なくとも１台以上の増設モジュールとを備える
   制御システムにおいて、前記処理部に、どの増設モジュ
   ールを表示するのか判断する判定手段と、この判定手段
   で指定された増設モジュールの入出力回路の接点入力状
   態を読み込む読込手段と、この接点入力状態から接点出
   力情報を演算する演算手段と、この演算結果を前記指定
   された増設モジュールに書き込む書込手段と、前記読込
   手段または前記書込手段の内容を当該本体モジュールま
   たは前記増設モジュールの表示器に転送する表示制御手
   段とを設けたことを特徴とする制御システム。