JPH0326771A - 塗装方法 - Google Patents

塗装方法

Info

Publication number
JPH0326771A
JPH0326771A JP16177889A JP16177889A JPH0326771A JP H0326771 A JPH0326771 A JP H0326771A JP 16177889 A JP16177889 A JP 16177889A JP 16177889 A JP16177889 A JP 16177889A JP H0326771 A JPH0326771 A JP H0326771A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coated
paint
resin
urethane resin
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16177889A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Tanaka
道夫 田中
Tsuguo Nezu
根津 嗣男
Masaharu Ishiguro
正春 石黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Paint Co Ltd
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Paint Co Ltd, Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Kansai Paint Co Ltd
Priority to JP16177889A priority Critical patent/JPH0326771A/ja
Publication of JPH0326771A publication Critical patent/JPH0326771A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童朶±立赴里盆立 本発明は塗装方法に関し、例えば、プライマ−としてウ
レタン樹脂塗料を被塗基材に塗布した後、相当の間隔を
おいて、その上に第2のウレタン樹Mr1塗料を塗布し
ても、層間剥離を起こさない塗り重ね塗装をすることが
できる塗装方法に関する。
k来旦技貞 従来、ウレタン樹脂は、強靭性、耐薬品性、密着性、光
沢等にすぐれるために、塗料、印刷インキ、接着剤等の
分野に広く用いられている。
しかし、塗料の分野においては、塗膜が完全に硬化する
と、ウレタン結合の凝集力が強いために、塗膜上に第2
のウレタン樹脂塗料を塗り重ねたとき、塗膜相互が密着
性に劣り、往々にして眉間剥離を起こす。従って、従来
、ウレタン樹脂塗料を塗り重ねするときは、第1層を塗
布した後、限られた時間内に第2層が塗布される。特に
、被塗物がプラスチックやコンクリート等の場合は、第
I層を塗布して後、第2Nを塗布し得る時間が非常に限
られており、作業性に難がある。
が  しようと る  占 本発明者らは、ウレタン樹脂塗料の塗り重ねにおける上
記した問題を解決するために鋭意研究した結果、第1層
又は下塗りの塗料として、特定のポリイソシアネートの
プレボリマーと活性水素を有する樹脂とを含有するウレ
タン樹脂塗料を用いるとき、第2層のウレタン樹脂塗料
を塗布するまでに許容される時間が著しく延長されるこ
とを見出して、本発明に至ったものである。
1 占を”2するための 本発明による塗装方法は、α,α,α゛,α゜−テトラ
メチルキシリレンジイソシアネートと分子内に2個以上
の活性水素を有する化合物とからなる末端イソシアネー
1・基ウレタンプレポリマーと分子内に活性水素を有す
る樹脂を含むウレタン樹脂塗料を被塗基材に塗布した後
、その上に更にウレタン樹脂塗料を塗り重ねすることを
特徴とする。
本発明において用いる上記ウレタンポリマーは、α,α
,α゛,α”−テトラメチルキシリレンジイソシアネー
ト(以下、TMXDIと略称する。)と分子内に2個以
上の活性水素を有する化合物(以下、活性水素化合物と
いう。)とを活性水素に対してイソシアネート基過剰の
条件下に反応させることによって得ることができ、末端
にイソシアネート基を有する。TMXI)rとしては、
p一及びm−体のいずれを用いてもよく、また、それら
の混合物であってもよい。また、TMXDIの2景体、
3盪体等の重合TMXDIも用いることができる。
かかるウレタンプレポリマーを製造するために用いる上
記活性水素化合物としては、例えば、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1l3=ブチレングリコー
ル、■,4−ブチレングリコール、2,3−プチレンゲ
リコール、ネオペンチルグリコール、2,2. 4 −
 1−リメチル−1,3−ペンタンジオール、1,6−
へキサメチレングリコール、シクロヘキサンジメタノー
ル、シクロヘキサンジオール、トリメチロールプロパン
、グリセリン、1,2.6−ヘキサントリオール、水添
ビスフェノールA1ソルビトール、ソルビット、シュク
ローズ、ペンタエリスリトール、クワドロール等の低分
子量ポリオールや、ポリエステルボリオール、ポリエー
テルポリオール、アクリルポリオール、エボキシ樹脂等
の500〜3000程度の比較的高分子量を有するポリ
オール等を挙げることができる。
また、水やエチレンジアミン等のボリア旦ンも活性水素
化合物として用いることができる。
ウレタンプレポリマーを製造するための上記したTMX
DIと活性水素化合物との反応は、無溶剤下でも行なう
ことができるが、通常は、例えば、酢酸エチル、酢酸ブ
チル等のエステル類、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン等のケトン類、セロソルブアセテート等の
エーテル類のような活性水素を有しない有機溶剤中で行
なうのが好適である。反応は、通常の方法によって行な
えばよい。必要に応じて、通常のウレタン化反応触媒、
例えば、金属化合物、有機金属化合物、第3級有機ア5
ン等を用いてもよい。
また、TMXDIと活性水素化合物との反応終了後、抽
出や蒸留等の方法によって、未反応のTMXDIを除去
することが好ましい。しかし、未反応のTMXDIが5
%以下であるときは、特に、除去する必要はなく、その
まま用いることができる。
次に、本発明において用いる分子内に活性水素を2個以
上有する樹脂(以下、活性水素樹脂という。)としては
、例えば、ポリエステルポリオール樹脂、ポリエーテル
ポリオール樹脂、ポリエーテルポリエステルボリオール
樹脂、アクリルボリオール樹脂、エポキシポリオール樹
脂及びその変性樹脂、ポリアミドポリアミン樹脂等や、
これらの混合物を挙げることができる。更に、上記のほ
か、ポリウレタンボリオール樹脂、ヒマシ油、ポリブタ
ジエンポリオール樹脂、ボリラクトンボリオール樹脂、
水酸基含有ビニル樹脂、カルボキシル基含有ポリエステ
ルポリオール樹脂等も用いることができる。
上記ポリエステルポリオール樹脂としては、多塩基酸と
ボリオールとを水酸基過剰の条件下に常法によって縮合
させることによって得ることができる。上記多塩基酸と
しては、例えば、マレイン酸、フマル酸、コハク酸、ア
ジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、フタル酸、イソ
フタル酸、テレフタル酸、トリメリト酸等を挙げること
ができる。また、上記ボリオールとしては、例えば、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレング
リコール、1,3−ブタンジオール、L4−7’タンジ
オール、1.5−ペンタンジオール、ネオペンチルグリ
コール、1.6−へキサメチレングリコール、デカメチ
レングリコール、ヒドロキノンビス(ヒドロキシエチル
エーテル〉、2,4. 4トリメチル−1.3−ペンタ
ンジオール、水添ビスフェノールA、トリメチロールエ
タン、トリメチロールプロパン、ヘキサントリオール、
グリセリン、ペンタエリスリトール、トリス(ヒドロキ
シエチル)イソシアヌレート、シクロヘキサンジオール
、シクロヘキサンジメタノール、キシリレングリコール
、クアドロール等を挙げることができる。また、例えば
、ヤシ油脂肪酸、アマ二油脂肪酸、大豆油脂肪酸、綿実
油脂肪酸、キリ油脂肪酸、ヒマシ油脂肪酸等の高級脂肪
酸を酸戒分中に配合して、油変性ポリエステルボリオー
ル樹脂としたものも用いられる。
かかるポリエステルポリオール樹脂は、分子量が約50
0〜50000、好ましくは約2000〜10000、
水酸基価が約10〜300、好ましくは約20〜200
、酸価が約1〜100、好ましくは約5〜50の範囲に
あることが好ましい。
前記ポリエーテルボリオール樹脂としては、例エハ、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン
、ペンタエリスリトール等を開始剤とし、これに、例え
ば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド或いは
これらの混合物を開環付加重合せて得られるもの、或い
は例えばテトラヒド口フランを開環重合して得られるポ
リテトラメチレンエーテルグリコール等を挙げることが
できる。
ポリエーテルポリエステルポリオール樹脂としては、例
えば、前記したポリエーテルポリオール樹脂に多塩基酸
を反応させて、ポリエステル化したもののほか、エボキ
シ化合物と酸無水物との開環共重合反応によって得られ
る分子内にポリエーテル及びポリエステルの両セグメン
トを有するものを挙げることができる。
アクリルポリオール樹脂としては、例えば、水酸基を有
するビニル単量体とこれに共重合性を有するα,β一エ
チレン性不飽和単量体との共重合によって得られるもの
を挙げることができる。
水酸基を有するビニル単量体は、例えば、水酸基を有し
、若しくは有しない不飽和カルボン酸と、多価アルコー
ル、アルキレンオキサイド、グリシジル化合物等との反
応によって得ることができる.上記不飽和カルボン酸と
しては、例えば、2−ヒドロキシエチルアクリレー}、
2−ヒ’t”oキシブロビルアクリレート、2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプ口ピルメ
タクリレート、アリルアルコール、桂皮アルコール、ク
ロトニルアルコールや、或いはアクリル酸、メタクリル
酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、イタコン酸等
を挙げることができる。また、上記多価アルコール、ア
ルキレンオキサイド、グリシジル化合物等としては、例
えば、エチレングリコール、エチレンオキサイド、プロ
ピレングリコール、プロピレンオキサイド、ブチレング
リコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、フエ
ニルグリシジルエーテル、グリシジルデカノエート等を
挙げることができる。
前記水酸基を有するビニル単量体に共重合性を有するα
,β一エチレン性不飽和単量体としては、例えば、メチ
ルアクリレート、エチルアクリレート、n−プロビルア
クリレート、イソブロビルアクリレート、n−プチルア
クリレート、t−プチルアクリレート、2−エチルへキ
シルアクリレート等のアクリル酸エステル、メチルメタ
クリレート、エチルメタクリレート、n−プロビルメタ
クリレート、イソブロビルメタクリレート、n−プチル
メタクリレート、t−プチルメタクリレート、2−エチ
ルへキシルメタクリレート等のメタクリル酸エステル、
スチレン、ビニルトルエン、α一メチルスチレン等のビ
ニル芳香族単量体、その他アクリル酸、メタクリル酸、
酢酸ビニル、プロビオン酸ビニル、ステアリン酸ビニル
、アクリロニトリル、メタクリ口ニトリル、酢酸アリル
、アジピン酸ジアリル、イタコン酸ジメチル、マレイン
酸ジエチル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、エチレン、
プロピレン、メタクリル酸グリシジル、アクリルアミド
、N−メチロールアクリルアミド、N−ブトキシメチル
アクリルアミド、ジアセトンアクリルアξド等を挙げる
ことができる。
このようにして得られるアクリルボリオール樹脂は、分
子量が約1000〜100000、好ましくは約500
0〜50000、水酸基価が約lO〜300、好ましく
は約20〜200の範囲にあることが好ましい。
エポキシポリオール樹脂は、分子内に少なくとも2個の
水酸基を有するエポキシ樹脂であって、通常、ビスフェ
ノールAとエビクロロヒドリンとを反応させることによ
って得ることができる。かかるエボキシポリオール樹脂
は、次のような化学構造を有する。
このようなエボキシボリオール樹脂のなかでは、nが2
〜12程度、特に、2〜10程度のものが好ましく、ま
た、エボキシ当量については、425〜ioooo、特
に、425〜4000程度のものが好ましい。更に、こ
のようなエポキシボリオール樹脂以外にも、例えば、大
豆油脂肪酸とエポキシ樹脂とを反応させて得られるエポ
キシエステル樹脂や、エボキシ樹脂とアミン類やフェノ
ール類等とを反応させて得られる変性エポキシ樹脂も用
いることができる。
ポリアミドポリアミン樹脂は、多塩基酸に過剰のボリア
ごンを反応させて得られるものであって、分子内に第l
級アミノ基及び/又は第2級アミノ基を有する。上記ポ
リアミンとしては、例えば、エチレンジアミン、ジエチ
レントリアくン、トリエチレンテトラ某ン、テトラエチ
レンペンタミン、ペンタエチレンへキサミン、キシリレ
ンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、4.4’−メチ
レンビス(シクロヘキシルアミン)、3−アミノメチル
一一3,5. 5 − }リメチルシク口ヘキシルアミ
ン、ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、l−メチル
ー2.4−ジアミノシクロヘキサン等を挙げることがで
きる。上記多塩基酸としては、例えば、アジピン酸、ア
ゼライン酸、セバシン酸、ドデカンニ酸、重合植物油(
ダイマー酸)等を挙げることができる。
かかる多塩基酸とポリアミンとを混合し、生或すろ水を
除去しつつ、約150〜200℃に加熱することによっ
て、ポリアミドボリアくン樹脂を得ることができる。こ
の反応においては、必要に応して、有機酸等の適宜の触
媒を用いてもよい。
本発明の方法において、第1層又は下塗りに用いるウレ
タン樹脂塗料は、このようにして得られるTMXDIウ
レタンプレポリマーと活性水素樹脂を含むが、必要に応
じて、これ以外にポリイソシアネート又はそれらのプレ
ポリマーを含んでいてもよい。
このようなポリイソシアネートは、分子中に2個以上の
イソシアネート基を有し、塗料の技術分野において、架
橋剤として用いられているものであれば、特に、限定さ
れない。かくして、例えば、トリレンジイソシアネート
、4,4゛−ジフエニルメタンジイソシアネート、キシ
リレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート、リジンジイソシアネート、水素化4,4″−ジフ
エニルメタンジイソシアネート、水素化トリレンジイソ
シアネート、イソホロンジイソシアネート、トリメチル
へキサメチレンジイソシアネート、ダイマー酸ジイソシ
アネート等が好ましく用いられる。
更に、これらのジイソシアネートの2量体、3量体等の
重合ポリイソシアネート、これらのポリイソシアネート
と前記した活性水素化合物とをイソシアネート基過剰の
条件下で反応させて得られる分子内に2個以上のイソシ
アネート基を有するプレボリマー、これらのジイソシア
ネートと水との反応によって得られるビウレット化合物
も用いられる。
これらのなかでは、耐候性にすぐれるヘキサメチレンジ
イソシアネート、イソホロンジイソシアネート、リジン
ジイソシアネート等の無黄変夕,イブのポリイソシアネ
ートや、その重合ポリイソシアネート、また、これらポ
リイソシアネートと活性水素化合物とのプレポリマーや
ビウレット化合物が好ましく用いられる。
本発明の方法において第1層又は下塗りに用いられるこ
のようなウレタン樹脂塗料は、TMXDIプレポリマー
と必要に応じてこれ以外のポリイソシア不一ト又はブレ
ポリマーと活性水素樹脂とを配合したものであるが、そ
の配合割合は、イソシアネート基/活性水素の当量比、
即ち、NCO基/活性水素の当量比が約0.2〜3.0
、特に、約0.7〜1.5の範囲にあるのが好ましい。
また、TMXDIブレポリマーと共に、前述したように
、ポリイソシアネートやそのプレポリマーを併用する場
合、その配合割合は、それらの合計量において、TMX
DIプレポリマーが20重量%以上であることが好まし
く、特に、40重量%以上であることが好ましい。
本発明において、第1層又は下塗りに用いるウレタン樹
脂塗料は、そのままにてクリヤー塗料として用いること
ができるが、必要に応じて、着色顔料や体IJI料、シ
リコーン系、アミン系、ポリエーテル系、ポリエステル
系、ヒマシ油系、合或ワックス系、ベントナイト系等の
種々の分散剤、消泡剤、研磨剤、レベリング剤、揺変剤
、ペンゾトリアゾール系、ヒンダードアごン系、ヒンダ
ードフエニル系等の種々の安定剤、スズ系、鉛系、亜鉛
系等の種々の反応触媒等を含有していてもよい。
本発明の方法によれば、以上のようにして得られるウレ
タン樹脂塗料を被塗基材に塗布した後、その上に第2の
ウレタン樹脂塗料を塗布する。
ここに、第1及び第2のウレタン樹脂塗料を塗布する手
段は、特に、限定されるものではなく、例えば、エアー
・スプレー・ガン、エアレス・スプレー・ガン、刷毛、
ロールコーター、フローコーター、デイツピング、静電
塗装等によることができる。
本発明の方法によれば、TMXDIプレポリマーと活性
水素樹脂とを含むウレタン樹脂塗料は、塗り重ね性にす
ぐれており、例えば、プラスチックからなる被塗基材へ
のプライマー等として有利に用いることができる。そし
て、本発明の方法によれば、TMXDIプレポリマーと
活性水素樹脂とを含むウレタン樹脂塗料を第1層又は下
塗りとして被塗基材に塗布し、乾燥焼付けて、塗膜を形
威した後、例えば、5日以上の後においても、その上に
第2のウレタン樹脂塗料を第2層又は上塗りとして塗布
して、両者の間に密着性にすぐれ、層間剥離を起こさな
い塗り重ねウレタン樹脂塗膜を得ることができる。
本発明の方法において、第2のウレタン樹脂塗料は、一
液型でも、二液型でもよい。一液型は、湿気硬化型ウレ
タン樹脂塗料と称されるものであって、′tI離イソシ
アネート基を有するプレボリマーからなり、過剰量のポ
リイソシアネート化合物を活性水素を有する化合物と反
応させることによつて得ることができる。ここに、上記
遊離のポリイソシアネートとしては、前述したように、
TMXDIプレポリマーと共に併用してもよいポリイソ
シアネートが好適に用いられる。TMXDIもまた、ポ
リイソシアネートとして好適に用いられる。上記活性水
素を有する化合物としても、分子量300〜10000
,官能基数2〜4の前述したようなポリエーテルポリオ
ール、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリエス
テルポリオール等が好適に用いられる。
他方、二液型ウレタン樹脂塗料は、分子内に2個以上の
水酸基を有するボリオールからなる主剤と、分子内に2
個以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネート
からなる硬化剤との2戒分系塗料である。
ここに、上記ポリオールとしては、前述したポリエステ
ルポリオール樹脂、ポリエーテルポリオール樹脂、ポリ
エーテルポリエステルボリオール樹脂、アクリルポリオ
ール樹脂、エボキシボリオール樹脂等が用いられるが、
特に、ポリエステルボリオール樹脂とアクリルポリオー
ル樹脂が好ましく用いられる。また、上記ポリイソシア
ネートとしては、前述したようなTMXDIプレボリマ
ーと共に併用してもよいポリイソシアネートが好適に用
いられる。TMXDIもまた、ポリイソシアネートとし
て好適に用いられる。
このようなウレタン樹脂塗料は、クリヤー塗料やカラー
塗料として用いられる。
允奨旦媚果 以上のように、本発明の方法によれば、被塗基材に先ず
、TMXD Iと分子内に2個以上の活性水素を有する
化合物とからなる末端イソシアネートaウレタンプレポ
リマーと分子内に活性水素を有する樹脂を含む第1のウ
レタン樹脂塗料を塗布した後、その上に更に第2のウレ
タン樹脂塗料を塗り重ねするので、第1層の塗膜と第2
の塗膜の密着性がよく、従って、通常では、第1層の塗
膜を形成して5日以上の後に第2の塗膜を形或すれば、
塗膜間に眉間剥離を起こすが、しかし、本発明の方法に
よれば、このような場合でも、塗膜間に層間剥離が起こ
らない。
失鳳拠 以下に参考例と共に、実施例を挙げて本発明を説明する
が、本発明はこれら実施例により何ら限定されるもので
はない。尚、以下において、部及び%は、それぞれ重量
部及び重量%を意味する。
参考例l (プレポリマーAの製造) m−TMXD 1 1 6 2 8部、トリメチロール
プロパン44.7部及びジブチルスズジラウレート0.
05重量部を反応容器に仕込み、窒素気流中にて撹拌下
、80〜85℃で3時間、反応を行なった。
次に、未反応のm−TMXDIを薄膜蒸発機にて留去し
て、0. 5%の遊#m−TMXDIを含むプレボリマ
ーを得た。このm−TMXDI/トリメチロールプロバ
ンプレボリマーを酢酸エチルにて希釈し、固形分75%
、イソシアネート基含量10.0%のTMXDIプレボ
リマー溶液Aを得た。
(プレポリマーBの製造) m−TMXD I 1 4 6 5部、ポリプロピレン
グリコール(分子量1000)1000部、トリメチロ
ールプロパン268部及びジブチルスズジラウレート0
. 0 6重量部をセロソルブアセテート91)部を反
応容器に仕込み、窒素気流中にて撹拌下、80〜85゜
Cで4時間、反応を行なって、固形分75%、イソシア
ネート基含量4.6%のTMXDIフ゜レポリマー?容
液Bを得た。
また、硬化剤としては、次のものを用いた。
硬化剤A プレポリマー溶?&Aをそのまま用いた。固形分75%
、イソシアネート基含量1 0. 0%。
硬化剤B ブレボリマー溶液Bをそのまま用いた。固形分75%、
イソシア不一ト基含量4.6%。
硬化剤C(比較) タケ不−トD−165N−900X(武田薬品工業■製
、HMDIビウレット型イソシアネート硬化剤)をその
まま用いた。固形分90%、イソシア不一ト基含量21
.0%。
硬化剤D 硬化剤AI00部と硬化剤0125部を十分に混合撹拌
して調製した。固形分83.3%、イソシアネート基含
量16.■%。
硬化剤E 硬化剤B100部と硬化剤C 8 3. 3部を十分に
混合撹拌して調製した。固形分81.8%、イソシアネ
ート基含ffi 1 2. 1%。
実施例1 自動車用バンパー用ポリウレタン樹脂戒形品をトリクロ
ロエタン蒸気中にて1分間、脱脂して、被塗基材を準備
した。
ソフレツクス魚100プライマーグレー主剤(関西ペイ
ンl− t’+l製ポリウレタン樹脂用2液型プライマ
ー、ポリエステルポリオール樹脂系)100部と硬化剤
E 1 9. 3部(当量比)とを混合し、シンナー(
キシレン/メチルエチルケトン比60/40)にて14
秒/FC#4 (20℃)に希釈した。
このように希釈した塗料を乾燥膜厚25μmとなるよう
に前記被塗基材上に速やかにエアースプレーし、80゜
Cで30分間、焼付乾燥し、プライマーとした。
焼付け後、30゛Cの雰囲気下に置き、3日後、5日後
、7日後及び10日後に、その上にソフレツクス狙20
0白(関西ペイント側製バンバー用2液ウレタン型ソリ
ッドカラー塗料、ポリエステルボリオール樹脂系)を乾
燥膜厚35μmとなるようにエアースプレーし、80゜
Cで30分間焼付乾燥した。
室温に冷却後、ブライマーと上塗り間の塗膜について、
碁盤目密着試験を行なった。結果を第1表に示す。
実施例2 実施例1と同じ被塗基材を準備した。
ソフレックス寛100ブライマーグレー主剤100部と
触媒(日東化或■製ネオスタン、スズ系触媒)0.00
5部及び硬化剤8 5 0. 8部を混合し、実施例l
と同様にして希釈し、塗料とし、これを実施例1と同様
にして、上記被塗基材上に塗布し、焼付乾燥した。
焼付け後、実施例1と同様にして、上塗り塗料を塗布し
、焼付乾燥し、碁盤目密着試験を行なった。結果を第1
表に示す。
実施例3 実施例1と同じ被塗基材を準備した。
ソフレツクスltl000プライマー(関西ペイント■
製ポリウレタン樹脂用ラッカー型プライマー)上記被塗
基材上に塗布し、乾燥して、ブライマー塗布板とした。
ソフレックスlh200白の主剤100部と硬化剤D 
1 3. 7部(当量比)とを混合し、シンナー(キシ
レン/メチルエチルケトン比6 0/4 0)にて16
秒/FC#4 (20℃)に希釈した。
このように希釈した塗料を乾燥膜厚35μmとなるよう
に上記プライマー塗布板上にエアースプレーし、80℃
で30分間、焼付け乾燥した。
焼付け後、30℃の雰囲気下に置き、3日後、5日後、
7日後及び10日後に塗膜面の半分をマスキングテープ
にてマスクし、ソフレツクス弘400シルバー(関西ペ
イント■製バンパー用メタリツクヘースコート用2液ウ
レタン型塗料、ポリエステルボリオール樹脂系)を乾燥
膜厚15μmとなるようにエアースプレーした。
次いで、マスキングテープを剥がし、80℃で30分間
、焼付乾燥して、ツートーンカラーの塗装板を得た。
室温に冷却後、碁盤目密着試験を行なった。結果を第1
表に示す。
実施例4 実施例3と同様にして、プライマー塗布板を準備した。
このプライマー塗布板上にソフレックスNl400シル
ハーを乾燥膜厚15μmになるようにエアースプレーし
、5分間、セッティングした。
ソフレツクス狙500クリヤーの主剤100部と硬化剤
D 2 7. 3部(当量比)とを混合し、シンナー(
キシレン/メチルエチルケトン比60/40)にて17
秒/FC#4 (20℃)に希釈した。
このように希釈した塗料を乾燥膜厚30μmとなるよう
に上記シルバー==した上にエアースプレーし、80℃
で30分間、焼付け乾燥した。
室温に冷却後、30’Cの雰囲気下に置き、3日後、5
日後、7日後及び10日後に、同様にして、新たに調製
した上記と同しシルバークリヤーを塗り重ねし、焼付乾
燥して、リコート塗装板を得た。
室温に冷却後、碁盤目密着試験(リコートの密着性)を
行なった。結果を第1表に示す。
比較例1 実施例1と同様にして、被塗基材を準備した。
ソフレツクス隘100プライマーグレー主剤l00部と
硬化剤C I 1. 1部(当量比)とを混合し、シン
ナー(キシレン/メチルエチルケトン比60/40)に
て14秒/FC#4 (20″C)に希訳した。
このように希釈した塗料を実施例lと同様にして、前記
被塗基材上に塗布し、焼付け乾燥した。
焼付け後、3 0 ’Cの雰囲気下に置き、3日後、5
日後、7日後及び10日後にソフレックス磁200白を
乾燥+15!厚35μmとなるようにエアースプレーし
、8 0 ’Cで30分間焼付乾燥した。
室温に冷却後、プライマーと上塗り間の塗膜について、
碁盤目密着試験を行なった。結果を第1表に示す。
比較例2 実施例3と同様にして、プライマー塗布板を準備した。
ソフレツクスllh200白主剤100部と硬化剤C 
I 0. 5部(当量比)とを混合し、シンナー(キシ
レン/メチルエチルケトン比6 0/4 0)にて16
秒/FC#4 (20℃)に希釈した。
このように希釈した塗料を乾燥膜厚30μmとなるよう
に上記プライマー塗布板上にエアースプレーし、80℃
で30分間、焼付け乾燥した。
この後、実施例3と同様にして、ソフレックス1)h4
00シルバー及びソフレックス隘500クリヤーを塗布
、焼付けし、碁盤目密着試験を行なった。結果を第1表
に示す。
比較例3 実施例4と同様にして、プライマー塗布板を準備した。
このプライマー塗布板上にソフレックス狙400シルバ
ーを乾燥膜厚15μmになるようにエアースプレーし、
5分間、セッティングした。
ソフレックス狙500クリヤー主剤100部と硬化剤C
21.0部(当量比)とを混合し、シンナー(キシレン
/メチルエチルケトン比6 0/4 0)にて17秒/
FC#4 (20℃)に希釈した。
このように希釈した塗料を乾燥膜厚30μmとなるよう
に上記プライマー塗布板上にエアースプレーし、80゛
Cで30分間、焼付け乾燥した。
この後、実施例4と同様にして、ソフレックスNll4
00シルバー及びソフレツクスik500クリヤーを塗
布、焼付けし、碁盤目密着試験を行なった。結果を第1
表に示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)α,α,α′,α′−テトラメチルキシリレンジ
    イソシアネートと分子内に2個以上の活性水素を有する
    化合物とからなる末端イソシアネート基ウレタンプレポ
    リマーと分子内に活性水素を有する樹脂を含むウレタン
    樹脂塗料を被塗基材に塗布した後、その上に更にウレタ
    ン樹脂塗料を塗り重ねすることを特徴とする塗装方法。
  2. (2)活性水素を有する化合物がポリオールであること
    を特徴とする請求項第1項記載の塗装方法。
  3. (3)活性水素を有する樹脂がポリエステルポリオール
    樹脂であることを特徴とする請求項第1項記載の塗装方
    法。
JP16177889A 1989-06-23 1989-06-23 塗装方法 Pending JPH0326771A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16177889A JPH0326771A (ja) 1989-06-23 1989-06-23 塗装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16177889A JPH0326771A (ja) 1989-06-23 1989-06-23 塗装方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0326771A true JPH0326771A (ja) 1991-02-05

Family

ID=15741729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16177889A Pending JPH0326771A (ja) 1989-06-23 1989-06-23 塗装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0326771A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09157590A (ja) * 1995-12-01 1997-06-17 Hodogaya Chem Co Ltd ポリウレタン塗膜材の製造方法
US6575936B1 (en) 1997-01-10 2003-06-10 Japan Servo Co., Ltd. Liquid infusion apparatus
WO2005037936A3 (en) * 2003-10-15 2006-02-16 Du Pont Multiple component coating composition utilizing dilution stable polyisocyanates

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09157590A (ja) * 1995-12-01 1997-06-17 Hodogaya Chem Co Ltd ポリウレタン塗膜材の製造方法
US6575936B1 (en) 1997-01-10 2003-06-10 Japan Servo Co., Ltd. Liquid infusion apparatus
WO2005037936A3 (en) * 2003-10-15 2006-02-16 Du Pont Multiple component coating composition utilizing dilution stable polyisocyanates
US7148310B2 (en) * 2003-10-15 2006-12-12 E. I. Du Pont De Nemours And Company Multiple component coating composition utilizing dilution stable polyisocyanates

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005504137A5 (ja)
WO2015033624A1 (ja) 塗料組成物及び塗装物品
US5578345A (en) Multi-layer coating composition incorporating migratory catalyst
JP2003510373A (ja) オキサゾリジン、イソシアナブル、及びメルカプト及びスルホン酸官能性化合物から選ばれた化合物を含むスプレー可能なコーティング組成物
AU760417B2 (en) Coating containing hydroxy containing acrylosilane polymer to improve mar and acid etch resistance
CA2134942A1 (en) Physically drying water-based coating agents and use thereof
US5859154A (en) Resinous composition of phosphatized polyester polymers and coating compositions for improved adhesion
AU743213B2 (en) Coating composition
CA1169189A (en) Method for using urethane resins
CA1334038C (en) Coating compositions and process for the preparation of a multicoat protective and/or decorative coating on a substrate surface
KR100801939B1 (ko) 노출된 미처리 금속 기재의 코팅 방법
US5573812A (en) Multi-layer coating composition incorporating migratory catalyst
JPS61130325A (ja) ウレタン樹脂組成物
JPH0326771A (ja) 塗装方法
JP4600386B2 (ja) 複層塗膜、複層塗膜の塗装方法、及び複層塗膜で塗装された自動車
JPH08505655A (ja) ワンパッケージポリウレタントップコート組成物
US20180327632A1 (en) Process for wet on wet application of a multilayer coating
JPS63118379A (ja) ウレタン塗膜の硬化方法
CN110709480B (zh) 生产结构化表面的涂料
JP2661119B2 (ja) 塗料用樹脂組成物
JPH0761463B2 (ja) 反応性射出成形物品の塗装方法
JP2024089348A (ja) プラスチック用プライマー
JPS63118378A (ja) ウレタン塗膜の硬化方法
JP2024089307A (ja) プラスチック用プライマー
JPS63118377A (ja) ウレタン塗膜の硬化方法