JPH03266756A - アンチロック制御装置 - Google Patents

アンチロック制御装置

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Publication number
JPH03266756A
JPH03266756A JP6539790A JP6539790A JPH03266756A JP H03266756 A JPH03266756 A JP H03266756A JP 6539790 A JP6539790 A JP 6539790A JP 6539790 A JP6539790 A JP 6539790A JP H03266756 A JPH03266756 A JP H03266756A
Authority
JP
Japan
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valve
accumulator
pressure
electromagnetic
hydraulic pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP6539790A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiaki Kumagai
熊谷 千昭
Kenichi Nakamura
中村 憲市
Kazuhiko Tani
一彦 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03266756A publication Critical patent/JPH03266756A/ja
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  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A1発明の目的 (1〕  産業上の利用分野 本発明は、ブレーキ装置に通じる油圧室に一面を臨ませ
るとともに他面を制御室に臨ませた制御ピストンがハウ
ジングに摺動可能に嵌合されて成る減圧制御手段と;制
動操作に応じた制動油圧を出力する制動油圧発生手段お
よび前記油圧室間に介設されるとともにアンチロック作
動時には閉弁するカット弁と;油圧ポンプに接続される
アキュムレータと;前記制御室およびアキュムレータ間
に介設される電磁式流入弁と:前記制御室およびリザー
バ間に介設される電磁式流出弁と;アキュムレータの圧
力が所定値以下となるのに応じて前記油圧ポンプを作動
せしめるべくスイッチング態様を変化させる圧力スイッ
チと;前記流入弁、前記流出弁および油圧ポンプの作動
を制御する電子制御装置と;を制御する電子制御装置に
関し、特に、油圧ポンプの作動、アキュムレータの蓄圧
作動、流入弁の開閉作動および流出弁の開閉作動が正常
であるかどうかを診断するためのアンチロック制御装置
に関する。
(2)従来の技術 従来、かかるアンチロック制mtiwは、たとえば特開
平2−6252公報等により既に公知である。
(3)発明が解決しようとする課題 かかるアンチロック制御装置において、油圧ポンプ、ア
キュムレータ、常開型電磁式流入弁および常閉型電磁式
流出弁の作動が正常であるかどうかを判断するにあたっ
ては、それらに個別に電気モニタ回路を設け、それらの
モニタ回路からの信号により故障診断を行なうのが一般
的であり、部品点数が多くなっていた。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ア
キュムレータの圧力を検出して油圧ポンプの作動制御を
行なうために配設されている圧力スイッチを利用して、
電気的なモニタ回路を不要としながら油圧ポンプ、アキ
ュムレータ、ならびに流入弁および流出弁の故障を診断
し得るようにしたアンチロック制御装置を提供すること
を目的とする。
B0発明の構成 (1)  II!を解決するための手段本発明の第1の
特徴によれば、電子制御装置は、圧力スイッチによるア
キュムレータの圧力変化検出により油圧ポンプあるいは
アキュムレータの故障を診断するための故障診断部を備
え、該故障診断部は、故障診断にあたって、油圧ポンプ
を作動せしめるための信号を所定時間出力した後にアキ
ュムレータの圧力が所定値以下のままであるときにはア
キュムレータあるいは油圧ポンプの作動が不良であると
判断する機能を有する。
本発明の第2の特徴によれば、電子制御装置は、圧力ス
イッチによるアキュムレータの圧力変化検出により電磁
式流出弁の故障を診断するための故障診断部を備え、該
故障診断部は、故障診断にあたって、アキュムレータを
所定圧力まで蓄圧させて油圧ポンプの作動を停止した後
、電磁式流入弁を開弁したまま電磁式流出弁を開弁作動
せしめる信号を所定時間出力した後に、アキュムレータ
の圧力が所定値を超えた状態を持続したときに電磁式流
出弁の作動が不良であると判断する機能を有する。
本発明の第3の特徴によれば、電子制御装置は、圧力ス
イッチによるアキュムレータの圧力変化検出により電磁
式流入弁の故障を診断するための故障診断部を備え、該
故障診断部は、故障診断にあたって、アキュムレータを
所定圧力まで蓄圧させて油圧ポンプの作動を停止した後
に、電磁式流入弁の閉弁時期を電磁式流出弁の開弁時期
に先行させるとともに該流出弁の閉弁時期を前記流入弁
の開弁時期に先行させながら前記流入弁および前記流出
弁を規定回数だけ開閉作動するための信号を出力し、前
記規定回数以下に予め設定した回数の開閉作動を終了し
た直後にアキュムレータの圧力が所定値以下となったと
きには電磁式流入弁の作動が不良であると判断する機能
を有する。
本発明の第4の特徴によれば、電子制御装置は、圧力ス
イッチによるアキュムレータの圧力変化検出により電磁
式流入弁の故障を診断するための故障診断部を備え、該
故障診断部は、故障診断にあたって、アキュムレータを
所定圧力まで蓄圧させて油圧ポンプの作動を停止した後
に、電磁式流入弁の閉弁時期を電磁式流出弁の開弁時期
に先行させるとともに該流出弁の閉弁時期を前記流入弁
の開弁時期に先行させながら、前記流入弁および前記流
出弁を開閉作動するための信号を出力し、前記流入弁が
開弁状態となる前にアキュムレータの圧力が所定値以下
となったときには電磁式流入弁の作動が不良であると判
断する機能を有する。
(2)作用 上記第1の特徴によると、油圧ポンプを作動せしめるた
めの信号を電子制御装置から所定時間出力した後にアキ
ュムレータの圧力が所定値以下のままであるのは、油圧
ポンプの作動が不良であるか、アキュムレータの作動が
不良である場合であり、圧力スイッチの検出信号により
、油圧ポンプあるいはアキュムレータの作動不良を診断
可能である。
また上記第2の特徴によると、アキュムレータを所定圧
力まで蓄圧して油圧ポンプの作動を停止した状態で、電
磁式流入弁を開弁したまま電磁式流出弁を翻弄作動せし
める信号を電子制御装置から所定時間出力すると、電磁
式流出弁の作動が正常であれば、アキュムレータの圧力
が所定値以下に低下するはずであり、アキュムレータの
圧力が所定値を超えたままであったときには電磁式流出
弁の作動が不良であると診断することができる。
上記第3の特徴によれば、アキュムレータを所定圧力ま
で蓄圧させて油圧ポンプの作動を停止した状態で、電磁
式流入弁の閉弁時期を電磁式流出弁の開弁時期に先行さ
せるとともに該流出弁の閉弁時期を前記流入弁の開弁時
期に先行させながら前記流入弁および前記流出弁を規定
回数だけ開閉作動するための信号を出力することにより
、アキュムレータの圧力は徐々に低下していく。而して
流入弁の作動が正常である状態ではアキュムレータの圧
力が所定値以下には低下しない開閉作動回数を前記規定
回数以下の回数に設定しておくことにより、その設定回
数の開閉作動終了後にアキュムレータの圧力が所定値以
下に低下したときには流入弁の作動が不良であると判断
することができる。
さらに上記第4の特徴によれば、アキュムレータを所定
圧力まで蓄圧させて油圧ポンプの作動を停止した状態で
、電磁式流入弁の閉弁時期を電磁式流出弁の開弁時期に
先行させるとともに該流出弁の閉弁時期を前記流入弁の
開弁時期に先行させながら前記流入弁および前記流出弁
を開閉作動するための信号を出力すると、流入弁の作動
が正常であるならば、該流入弁が開弁状態となる前にア
キュムレータの圧力が所定値以下となることはなく、し
たがって流入弁の開弁状態となる前にアキュムレータの
圧力が所定値以下となったときには流入弁の作動が不良
であると診断することができる。
(3)実施例 以下、図面により本発明を自動二輪車用アンチロック制
御装置に適用したときの一実施例について説明する。
先ず第1図において、ブレーキレバー1の操作に応じて
制動油圧を出力する制動油圧発生手段としてのマスクシ
リンダMcと、前、後輪に装着されている一対のブレー
キ装置By、Bmとの間には、モジュレータM、が介設
されており、マスクシリンダMeから出力された制動油
圧はモジュレータM、を経て各ブレーキ装置By、Bm
に与えられる。
モジュレータMoは、ブレーキ装置By、Bmに通じる
油圧室10に一面を臨ませるとともに他面を制御室17
に臨ませた制御ピストン9がハウジング3に摺動可能に
嵌合されて成る減圧制御手段2と、マスクシリンダMe
および前記油圧室10間に介設されながらアンチロック
作動時には閉弁すべく前記ハウジング3内に配設される
カット弁11とを備えるものである。
前記ハウジング3は、マスクシリンダMeに接続される
入力ポート4と、各ブレーキ族WBp 。
B1に共通に接続される出力ポート5とを備える。
このハウジング3には、入力ポート4に通じる弁室6と
、シリンダ孔7とが両者6.7間に第1隔壁8を介在さ
せて同軸に設けられており、シリンダ孔7には制御ピス
トン9が摺動可能に嵌合される。而して第1隔壁8と制
御ピストン9の一面との間には、出力ポート5に通じる
油圧室10が画成される。
カット弁11は、弁室6および油圧室10間を結びなが
らシリンダ孔7と同軸にして第1w1壁8の中心部に穿
設される弁孔12と、該弁孔12の弁室6側端縁に設け
られたテーバ状の弁座13と、該弁座13に着座可能に
して弁室6に収納される球状の弁体14と、弁座13へ
の着座方向に弁体14を付勢するばね力を発揮すべく弁
室6に収納されるばね15とを備える。しかも弁体14
は、弁孔12を緩やかに貫通するロッド16の一端に設
けられており、該ロッド16の他端は油圧室10に臨む
制御ピストン9の一面に当接可能である。
而して制御ピストン9が第1w1壁8に近接した位置に
あるときには、ばね15のばね力に抗して弁体14は弁
座13から離反した開弁位置にあって弁室6および油圧
室10間が連通し、制御ピストン9が第1隔壁8から一
定距離以上離反すると弁体14が弁座13に着座して弁
孔12が閉鎖され、それにより弁室6および油圧室10
間が遮断される。
制御ピストン9の他面はハウジング3内に形成された制
御室17に臨むものである。而して該制御室17と、ポ
ンプモータMpにより駆動されてリザーバRから油を汲
上げる油圧ポンプPに接続されたアキュムレータ八との
間には、常開型の電磁式流入弁18が介設され、また前
記制御室17とリザーバRとの間には常閉型の電磁式流
出弁20が介設される。油圧ポンプPとしては、アンロ
ーダポンプが用いられる。而して該アンローダポンプは
、吐出圧が所定値を超えるのに応じて内部のポンプピス
トンの往復動を停止することにより無負荷運転が可能で
あり、リリーフ弁を用いたポンプに比べて負荷の軽減が
可能なものである。
アキュムレータAは、そのハウジングをモジユレータM
、のハウジング3と共通にするものであり、シリンダ孔
17との間に第2隔壁21を介在させながら該シリンダ
孔17と同軸にしてノ1ウジング3に設けられた摺動孔
22に、アキュムレータばね24で第2隔壁21側に付
勢されるアキュムレータピストン23が摺動可能に嵌合
されて成る。而して前記制御室17は、制御ピストン9
の他面と第2隔壁21との間に画成されるものであり、
第2隔壁21とアキュムレータピストン23の一面との
間には油圧ポンプPに通じる蓄圧室25が画成される。
またハウジング3には、第211i%i壁21とは反対
側で摺動孔22の端部を閉塞する端壁26が設けられて
おり、この端壁26とアキュムレータピストン23との
間にはリザーバRに通じるばね室27が画成され、該ば
ね室27にアキュムレータばね24が収納される。
アキュムレータピストン23には、第2隔壁21を油密
にかつ移動自在に貫通するピストンロッド28が同軸に
かつ一体に設けられており、該ピストンロッド28の先
端は第2隔壁21から制御室17内に突入する。而して
ピストンロッド28の軸方向長さは、油圧ポンプPの故
障等により蓄圧室25の油圧が低下したときにアキュム
レータばね24により押圧されてアキュムレータピスト
ン23が第2wk壁21側に移動するのに応じてカット
弁11が開弁するまで制御ピストン9を押圧するに充分
な値に設定される。
またアキュムレータピストン23には、端壁26に当接
してアキュムレータピストン23の後退限を規制する大
径ロッド29が同軸に突設される。
さらに大径ロッド29には、端壁26を貫通して外方に
突出する小径ロッド30が同軸に連設されており、端壁
26の外面には該小径ロッド30の位置すなわちアキュ
ムレータピストン23の位置を検出する圧力スイッチ3
1が付設される。而して該圧力スイッチ31は、蓄圧室
25の圧力が所定値以下となるのに応じて、油圧ポンプ
Pを作動せしめるべく、スイッチング態様をたとえばO
N状態から○FF状態へと変化させるものである。
電磁式流出弁18は、その消磁状態で制御室17および
アキュムレータA間を連通し、励磁時に制御室17およ
びアキュムレータA間を遮断する2位置切換弁であり、
また電磁式流出弁20は、消磁時に制御室17およびリ
プ−82間を遮断し、励磁時に制御室17およびリプ−
82間を連通ずる2位置切換弁である。
上記電磁式流入弁18および電磁式流出弁20の励磁・
消磁は電子制御装置Eにより制御されるものである。す
なわち、通常の制動時には前記流入弁18は消磁されて
開弁状態に、流出弁20は消磁状態されて閉弁状態にあ
る。このため減圧制御手段20制御室17にはアキュム
レータAにあける蓄圧室25の油圧が作用しており、制
御ピストン9は第1隔壁8に近接した位置にあるので、
カット弁11は開弁状態にある。したがってブレーキペ
ダル1の操作によりマスクシリンダMcから出力される
制動油圧は、カット弁11および油圧室10を経て各ブ
レーキ装置BP、Blに作用することになる。また制動
時に車輪がロック状態に入りそうになると、流入弁18
が励磁されて閉弁状態となるとともにに流出弁20が励
磁されて開弁状態となり、それにより制御室17の油圧
が低下し、制御ピストン9は油圧室10の油圧により第
1wk壁8から離反する方向に移動する。これによりカ
ット弁11が閉弁し、弁室6および油圧室10間が遮断
されるとともに油圧室10の容積が増大し、各ブレーキ
装置B−,Bmの制動油圧が低下し、車輪がロック状態
に入ることが回避される。車輪がロック状態に入ること
が回避されると、流入弁18および流出弁20は再び消
磁され、通常の状態に戻る。
しかも電子制御装置Eは、上記アンチロック制御装置に
おける油圧ポンプP1アキュムレータA1電磁式流入弁
18および電磁式流出弁20の作動が不良であるかどう
かを診断するための故障診断部EIllを備えるもので
あり、自動二輪車の始動時には、上記アンチロック制御
装置の作動開始前に、故障診断部E0による故障診断が
実行される。
次に第2図を参照しながら故障診断部El、に予め設定
されている故障診断手順について説明する。
第1ステツプS1では、故障診断部E、からポンプモー
タMpに起動信号が入力され、第2ステツプS2で第1
設定時間Tまたとえば100++++a秒だけ待機した
後に、第3ステツプS3では、ポンプモータM、に付設
したモータ用モニタ32 (第1図参照)がポンプモー
タM、の作動を検出している(ON)かどうかが判断さ
れる。この第3ステツプS3でポンプモータM、が作動
していることが確認されると、次の第4ステツプS4で
は、ポンプモータM、に起動信号を与えてから第2設定
時藺T、たとえば3秒が経過したかどうかが判断され、
第2設定時間T2が経過していないと判断されたときに
は、第5ステツプS5に進む。この第5ステツプS5で
は、圧力スイッチ31が○N状態となったかどうか、す
なわちアキュムレータAにおける蓄圧室25の圧力が所
定値を超えたかどうかが判断され、所定値以下であると
きには第1ステツプS1に戻り、再度第1ステツプ81
〜第5ステツプS5を繰り返す。而して第5ステツプS
5でアキュムレータAにおける蓄圧室25の圧力が所定
値を超えたと判断されたときには第6ステツプS6に進
む。
このような第1ステツプ81〜第5ステツプS5の手順
は、油圧ポンプPの作動およびアキュムレータAの蓄圧
作動、あるいは常閉型である電磁式流出弁20の作動が
正常であるかどうかを判断するためのものである。すな
わち第3ステツプS3で、ポンプモータMpが非作動状
態であることを示す信号がモータ用モニタ32から出力
されるときには、第1ステツプS1でポンプモータMp
に起動信号が与えられているのでポンプモータM、が故
障状態であると診断し、また第4ステツプS4で、第2
設定時間T、が経過していると判定したときには、第2
設定時間T2の経過にもかかわらずアキュムレータへの
圧力が所定値以下のまであるとして、アキュムレータA
あるいは油圧ポンプPの作動等が不良であると診断する
ことになる。なお、第3ステツプS3を省略しても、ポ
ンプモータMpの作動不良は第4ステツプS4にて診断
可能である。
而して第5ステツプS5において、アキュムレータAに
おける蓄圧室25の圧力が所定値を超えたと判断したと
きには、油圧ポンプPおよびアキュムレータAの作動が
正常であると判断したことになり、第6ステツプS6で
、ポンプモータMpの作動を停止する。
上述のように油圧ポンプPおよびアキュムレータAの作
動が正常であると判定し、ポンプモータM、すなわち油
圧ポンプPの作動を停止した後の第7ステツプS7では
、故障診断部E、、から電磁式流出弁20に、第31!
Iで示すような、励磁・消磁信号が与えられる。すなわ
ち電磁式流出弁20には、たとえば15m!!1秒だけ
励磁して開弁じた後にたとえば240秒だけ消磁して閉
弁するサイクルのパルスが与えられる。しかもこの間に
、電磁式流入弁18は消磁されたまま、すなわち翻弄状
態のままである。
次の第8ステツプS8では、上記電磁式流出弁20の開
弁作動が設定回数N回たとえば10回繰り返されたかど
うかが判定され、開弁作動がN回未満であるときには第
9ステツプS9に進む。この第9ステツプS9では、圧
力スイッチ31が、OFF状態すなわちアキュムレータ
Aにおける蓄圧室25の圧力が所定値以下となったかど
うかが判定され、所定値を超えたままであるときには第
7ステツプS7に戻り、所定値以下となったときには第
10ステツプ310に進む。
このような第7ステツプ87〜第9ステツプS9は、電
磁式流出弁20の作動が正常であるかどうかを診断する
だめの手順であり、第8ステツプS8で設定回数N回の
開閉作動を終了したと判定したとき、すなわち電磁式流
入弁18を開弁したまま電磁式流出弁20を所定時間以
上開弁せしめるべく該電磁式流出弁20を開弁作動せし
める信号をたとえば10回繰り返して該流出弁20に与
えても、アキュムレータAの圧力が所定値以下とならな
いときに、該流出弁20の作動が不良であると診断する
ことになる。
第9ステツプS9で圧力スイッチ31がOFF状態とな
ったときには、前記電磁式流出弁20の作動が正常であ
るとして、第10ステツプ510に進み、この第10ス
テツプS10では、モータ用モニタ32によりポンプモ
ータMpが非作動状態になっているかどうかが判定され
、非作動状態となっているときには第11ステツプ31
1でポンプモータMpを起動させる。次いで第12ステ
ツプS12では第3設定時間T、たとえば3秒が経過し
ているかどうかが判断され、第3設定時間T3が経過し
ていないときには第13ステツプS13で圧力スイッチ
13がON状態となっているかどうか、すなわちアキュ
ムレータAの圧力が所定値を超えているかどうかが判定
され、ON状態となっているときには第14ステツプ3
14に進んでポンプモータMpの作動が停止され、また
OFF状態となっているときには第11ステツプS11
に戻る。
この第10ステツプSIO〜第14ステツプS14は、
電磁式流出弁20の作動が正常であると判断した後に、
アキュムレータAに再び蓄圧させるだめの手順であり、
第10ステツプS10でモータ用モニタ32がポンプモ
ータM、の作動状態を検出したときには、第6ステツプ
S6でポンプモータM、の作動を停止しているはずであ
るので故障であると判断し、また第12ステツプS ]
、 2で第3設定時間T、が経過したと判定したときに
は、上述の第4ステツプS4と同様に油圧ポンプPの作
動あるいはアキュムレータAの蓄圧作動が不良であると
判断する。
第13ステツプS13で圧力スイッチ31がON状態と
なったこと、すなわちアキュムレータAが所定圧力まで
蓄圧されたことが確認されたときには、第14ステツプ
314でポンプモータM。
の作動を停止する。
次の第15ステツプS15では、閉弁するための励磁信
号が故障診断部Eゎから電磁式流入弁18に入力され、
第16ステツプS16で第4設定時間T4たとえば3+
+ua秒だけ待機した後、第17ステツプS17では第
5設定時間T、たとえば15m秒だけ開弁するために電
磁式流出弁20に励磁信号が与えられ、さらに第18ス
テツプ518で第6設定時間T6たとえば6m秒だけ待
機した後の第19ステツプS19で電磁式流入弁18を
消磁して開弁し、第20ステツプ820では、第7設定
時間T、たとえば15社秒だけ待機する。
このような第15ステツプ315〜第20ステツプS2
0の手順において、流入弁18および流出弁20に故障
診断部EIlから与えられる開閉作動信号を図示すると
、第4図のようになる。すなわち流入弁18が流出弁2
0の開弁時期に第4設定時間T4だけ先行して閉弁し、
流出弁20が第5設定時間T、だけ開弁状態を持続した
後に閉弁すると、その閉弁時期から第6設定時間T6だ
け遅れて流入弁18が開弁し、その後、第7設定時間T
7が経過すると流入弁18が閉弁するような信号が故障
診断部Eoから流入弁18および流出弁20に与えられ
る。
第21ステツプS21では、設定回数M1回が経過した
かどうかが判定される。すなわち第4図で示すパターン
による電磁式流入弁18および電磁式流出弁20の開閉
作動が設定回数M8回だけ繰り返されたかどうかが第2
1ステツプS21で判定され、M3回未満であるときに
は第15ステツプS15に戻り、設定回数M、回に達し
たときには第22ステツプS22に進む。
ところで、上記設定回数M1は、上記第4図で示した開
閉作動パターンによる開閉作動を繰り返しても流入弁1
8および流出弁20の作動が正常である場合にはアキュ
ムレータへの圧力が所定値以下とはならないような回数
、たとえば5回に設定される。
第22ステツプS22では、圧力スイッチ31がOFF
の状態、すなわちアキュムレータAの圧力が所定値以下
であるかどうかが判定され、ON状態であるときには第
23ステツプ323に進む。
この第23ステツプS23から第26ステツフS26ま
では、前述の第15ステツプS15から第17ステツプ
Sl?までと同一であり、流入弁18が第4設定時間T
4だけ先行して閉弁した後に流出弁20が第5設定時間
T、だけ開弁状態を持続するための信号が故障診断部E
Illから流入弁18ふよび流出弁20に与えられる。
次の第27ステツプS27では、圧力スイッチ3工がO
FF状態になったかどうかが判断され、ON状態である
ときには、第28ステツプ328に進んで流出弁20を
閉弁し、さらに第29ステツプ329で第6設定時間T
6だけ待機した後に、第30ステツプS30で流入弁1
8を閉弁し、第31ステツプ531で第7設定時間T7
だけその状態を待機させる信号が流入弁18および流出
弁20に与えられる。すなわち上述の第17ステツプS
ITから第20ステツプS20と同一の手順を第27ス
テツプ327〜第31ステツプS31で実行する。
第32ステツプS32では、圧力スイッチ31がOFF
状態であるかどうかが判定され、ON状態であるときに
第33ステツプS33に進み、この第33ステツプS3
3では、前記設定回数M。
よりも大きく設定されている規定回数Mまたとえば10
回が経過したかどうかが判定される。すなわち第4図で
示したパターンによる流入弁18および流出弁20の開
閉作動が第15ステツプS15で開始されてからM2回
繰り返されたかどうかが判断され、M3回に達していな
いときには第23ステツプS23に戻り、M2回に達し
たときには第34ステツプS34に進む。
この第15ステツプ315〜第33ステツプ833は、
流入弁18の作動が正常であるかどうかを判定するため
の手順であり、電磁式流出弁工8の閉弁時期を電磁式流
出弁20の開弁時期に第4設定時間T、だけ先行させる
とともに該流出弁20の閉弁時期を前記流入弁18の開
弁時期に第6設定時間T6だけ先行させながら前記流入
弁18および前記流出弁20を規定回数M、だけ開閉作
動するための信号が故障診断部EDから出力される。而
して第22ステツプ322で定められている回数M、は
、その回数M、の開閉作動ではアキュムレータAの圧力
が所定値以下とはならないように設定されているもので
あり、その回数M、回の開閉作動を終了した後の第22
ステツプS22で、圧力スイッチ31がOFF状態すな
わちアキュムレータAの圧力が所定値以下となっている
ときには、電磁式流入弁18の作動が不良であると判断
する。また前記回数M+の開閉作動終了後に規定回数M
2まで開閉作動する間には、流入弁18の作動が正常で
あるならば、流入弁18が開弁状態となる前にはアキュ
ムレータAの圧力が所定値以下に低下することは本来な
いはずであり、流出弁20が閉弁状態にある時間T、の
間、すなわち流入弁18が本来閉弁状態にある間の第2
7ステツプ327で圧力スイッチ31がOFF状態とな
ったときには、流入弁18の作動が不良であると判断す
ることができる。
また設定回数M1回の開閉作動後に規定回数M2回の開
閉作動が終了する前に、第32ステツプS32で圧力ス
イッチ31がOFF状態となったときには、電磁式流入
弁18の作動が正常であると判断して第34ステツプS
34に進む。
第34ステツプS34では、ポンプモータM。
に起動信号が入力され、第35ステツプ335で第8設
定時間T、たとえば3mm秒経過したかどうかが判断さ
れ、経過していないときには第36ステツプS36で、
圧力スイッチ31がON状態となっているかどうかが判
定される。すなわち前述の第11ステツプSll〜第1
3ステツプ513と同様の手順が繰り返され、ポンプモ
ータMpを起動させる信号を出力してから第8設定時間
T。
経過後にもアキュムレータAの圧力が所定値以下のまま
であるときには油圧ポンプPあるいはアキュムレータA
の作動が不良であると判断する。
さらに第36ステツプS36で、アキュムレータAの圧
力が所定値を超えたと判定したときには第37ステツプ
S37で第9設定時間T、たとえば1秒待機した後、第
38ステツプS38でポンプモータMpの作動を停止す
る信号を出力して、故障診断部Eゎによる故障診断処理
を停止する。
このようにして、アキュムレータAに従来から付設され
ている圧力スイッチ31からの信号を有効に用いて、ポ
ンプモータM、すなわち油圧ポンプP1電磁式流入弁1
8および電磁式流出弁20に、故障診断部EIllから
予め設定した手順に従って作動信号を与えることにより
、油圧ポンプP1アキュムレータA1電磁式流入弁18
および電磁式流出弁20の作動不良を判定することが可
能であり、この故障診断により正常であると判断してか
らアンチロック制御装置の通常の作動を開始する。
C1発明の効果 以上のように本発明の第1の特徴によれば、油圧ポンプ
の作動を開始するための信号を所定時間出力した後にア
キュムレータの圧力が所定値を超えないことをもって、
油圧ポンプの作動が不良であるか、アキュムレータの作
動が不良であると判断することができる。
また本発明の第2の特徴によれば、アキュムレータを所
定圧力まで蓄圧して油圧ポンプの作動を停止した後に、
電磁式流入弁を開弁したまま電磁式流出弁を開弁作動せ
しめる信号を故障診断部から所定時間出力することによ
り、アキュムレータの圧力が所定値以下とならないこと
をもって電磁式流出弁の作動が不良であると診断するこ
とができる。
本発明の第3の特徴によれば、アキュムレータを所定圧
力まで蓄圧させて油圧ポンプの作動を停止した状態で、
前記流入弁および前記流出弁を一定の開閉作動パターン
で規定回数だけ開閉作動するための信号を出力すること
により、流入弁の作動が正常であるならば、アキュムレ
ータの圧力が所定値以下に低下するはずのないときに所
定値以下に低下したときに流入弁の作動が不良であると
判断することができる。
さらに本発明の第4の特徴によれば、アキュムレータを
所定圧力まで蓄圧させて油圧ポンプの作動を停止した状
態で、前記流入弁および流出弁を開閉作動せしめ、アキ
ュムレータの圧力が所定値以下となるはずのない流入弁
の開弁前に、アキュムレータの圧力が所定値以下となっ
たことをもって流入弁の作動が不良であると診断するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は油
圧回路図、第2図は故障診断部に設定されている故障診
断手順を示すフローチャート、第3図は電磁式流出弁の
故障診断を行なうときの電磁式流出弁および電磁式流入
弁の開閉作動パターンを示す図、第4図は電磁式流入弁
の故障診断を行なうときの電磁式流出弁および電磁式流
入弁の開閉作動パターンを示す図である。 2・・・減圧制御手段、9・・・制御ピストン、10・
・・油圧室、11・・・カット弁、17・・・制御室、
18・・・電磁式流入弁、20・・・電磁式流出弁、3
1・・・圧力スイッチ、 A・・・アキュムレータ%BFIBl・・・ブレーキ装
置、E・・・電子制御装置、Eo・・・故障診断部、M
2・・・規定回数、Mc・・・制動油圧発生手段として
のマスクシリンダ、Ml・・・設定回数、P・・・油圧
ポンプ、R・・・リザーバ、T、・・・所定時間第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ブレーキ装置(B_F、B_R)に通じる油圧室(
    10)に一面を臨ませるとともに他面を制御室(17)
    に臨ませた制御ピストン(9)がハウジング(3)に摺
    動可能に嵌合されて成る減圧制御手段(2)と;制動操
    作に応じた制動油圧を出力する制動油圧発生手段(M_
    C)および前記油圧室(10)間に介設されるとともに
    アンチロック作動時には閉弁するカット弁(11)と;
    油圧ポンプ(P)に接続されるアキュムレータ(A)と
    ;前記制御室(17)およびアキュムレータ(A)間に
    介設される電磁式流入弁(18)と;前記制御室(17
    )およびリザーバ(R)間に介設される電磁式流出弁(
    20)と;アキュムレータ(A)の圧力が所定値以下と
    なるのに応じて前記油圧ポンプ(P)を作動せしめるべ
    くスイッチング態様を変化させる圧力スイッチ(31)
    と;前記流入弁(18)、前記流出弁(20)および油
    圧ポンプ(P)の作動を制御する電子制御装置(E)と
    ;を備えるアンチロック制御装置において、電子制御装
    置(E)は、圧力スイッチ(31)によるアキュムレー
    タ(A)の圧力変化検出により油圧ポンプ(P)あるい
    はアキュムレータ(A)の故障を診断するための故障診
    断部(E_D)を備え、該故障診断部(E_D)は、故
    障診断にあたって、油圧ポンプ(P)を作動せしめるた
    めの信号を所定時間(T_2)出力した後にアキュムレ
    ータ(A)の圧力が所定値以下のままであるときにはア
    キュムレータ(A)あるいは油圧ポンプ(P)の作動が
    不良であると判断する機能を有することを特徴とするア
    ンチロック制御装置。 (2)ブレーキ装置(B_F、B_R)に通じる油圧室
    (10)に一面を臨ませるとともに他面を制御室(17
    )に臨ませた制御ピストン(9)がハウジング(3)に
    摺動可能に嵌合されて成る減圧制御手段(2)と;制動
    操作に応じた制動油圧を出力する制動油圧発生手段(M
    _C)および前記油圧室(10)間に介設されるととも
    にアンチロック作動時には閉弁するカット弁(11)と
    ;油圧ポンプ(P)に接続されるアキュムレータ(A)
    と;前記制御室(17)およびアキュムレータ(A)間
    に介設される電磁式流入弁(18)と;前記制御室(1
    7)およびリザーバ(R)間に介設される電磁式流出弁
    (20)と;アキュムレータ(A)の圧力が所定値以下
    となるのに応じて前記油圧ポンプ(P)を作動せしめる
    べくスイッチング態様を変化させる圧力スイッチ(31
    )と;前記流入弁(18)、前記流出弁(20)および
    油圧ポンプ(P)の作動を制御する電子制御装置(E)
    と;を備えるアンチロック制御装置において、電子制御
    装置(E)は、圧力スイッチ(31)によるアキュムレ
    ータ(A)の圧力変化検出により電磁式流出弁(20)
    の故障を診断するための故障診断部(E_D)を備え、
    該故障診断部(E_D)は、故障診断にあたって、アキ
    ュムレータ(A)を所定圧力まで蓄圧させて油圧ポンプ
    (P)の作動を停止した後、電磁式流入弁(18)を開
    弁したまま電磁式流出弁(20)を開弁作動せしめる信
    号を所定時間出力した後に、アキュムレータ(A)の圧
    力が所定値を超えた状態を持続したときに電磁式流出弁
    (20)の作動が不良であると判断する機能を有するこ
    とを特徴とするアンチロック制御装置。 (3)ブレーキ装置(B_F、B_R)に通じる油圧室
    (10)に一面を臨ませるとともに他面を制御室(17
    )に臨ませた制御ピストン(9)がハウジング(3)に
    摺動可能に嵌合されて成る減圧制御手段(2)と:制動
    操作に応じた制動油圧を出力する制動油圧発生手段(M
    _C)および前記油圧室(10)間に介設されるととも
    にアンチロック作動時には閉弁するカット弁(11)と
    ;油圧ポンプ(P)に接続されるアキュムレータ(A)
    と;前記制御室(17)およびアキュムレータ(A)間
    に介設される電磁式流入弁(18)と;前記制御室(1
    7)およびリザーバ(R)間に介設される電磁式流出弁
    (20)と;アキュムレータ(A)の圧力が所定値以下
    となるのに応じて前記油圧ポンプ(P)を作動せしめる
    べくスイッチング態様を変化させる圧力スイッチ(31
    )と;前記流入弁(18)、前記流出弁(20)および
    油圧ポンプ(P)の作動を制御する電子制御装置(E)
    と;を備えるアンチロック制御装置において、電子制御
    装置(E)は、圧力スイッチ(31)によるアキュムレ
    ータ(A)の圧力変化検出により電磁式流入弁(18)
    の故障を診断するための故障診断部(E_D)を備え、
    該故障診断部(E_D)は、故障診断にあたって、アキ
    ュムレータ(A)を所定圧力まで蓄圧させて油圧ポンプ
    (P)の作動を停止した後に、電磁式流入弁(18)の
    閉弁時期を電磁式流出弁(20)の開弁時期に先行させ
    るとともに該流出弁(20)の閉弁時期を前記流入弁(
    18)の開弁時期に先行させながら前記流入弁(18)
    および前記流出弁(20)を規定回数(M_2)だけ開
    閉作動するための信号を出力し、前記規定回数(M_2
    )以下に予め設定した回数(M_1)の開閉作動を終了
    した直後にアキュムレータ(A)の圧力が所定値以下と
    なったときには電磁式流入弁(18)の作動が不良であ
    ると判断する機能を有することを特徴とするアンチロッ
    ク制御装置。 (4)ブレーキ装置(B_F、B_R)に通じる油圧室
    (10)に一面を臨ませるとともに他面を制御室(17
    )に臨ませた制御ピストン(9)がハウジング(3)に
    摺動可能に嵌合されて成る減圧制御手段(2)と;制動
    操作に応じた制動油圧を出力する制動油圧発生手段(M
    _C)および前記油圧室(10)間に介設されるととも
    にアンチロック作動時には閉弁するカット弁(11)と
    ;油圧ポンプ(P)に接続されるアキュムレータ(A)
    と;前記制御室(17)およびアキュムレータ(A)間
    に介設される電磁式流入弁(18)と;前記制御室(1
    7)およびリザーバ(R)間に介設される電磁式流出弁
    (20)と;アキュムレータ(A)の圧力が所定値以下
    となるのに応じて前記油圧ポンプ(P)を作動せしめる
    べくスイッチング態様を変化させる圧力スイッチ(31
    )と;前記流入弁(18)、前記流出弁(20)および
    油圧ポンプ(P)の作動を制御する電子制御装置(E)
    と;を備えるアンチロック制御装置において、電子制御
    装置(E)は、圧力スイッチ(31)によるアキュムレ
    ータ(A)の圧力変化検出により電磁式流入弁(18)
    の故障を診断するための故障診断部(E_D)を備え、
    該故障診断部(E_D)は、故障診断にあたって、アキ
    ュムレータ(A)を所定圧力まで蓄圧させて油圧ポンプ
    (P)の作動を停止した後に、電磁式流入弁(18)の
    閉弁時期を電磁式流出弁(20)の開弁時期に先行させ
    るとともに該流出弁(20)の閉弁時期を前記流入弁(
    18)の開弁時期に先行させながら、前記流入弁(18
    )および前記流出弁(20)を開閉作動するための信号
    を出力し、前記流入弁(18)が開弁状態となる前にア
    キュムレータ(A)の圧力が所定値以下となったときに
    は電磁式流入弁(18)の作動が不良であると判断する
    機能を有することを特徴とするアンチロック制御装置。
JP6539790A 1990-03-15 1990-03-15 アンチロック制御装置 Pending JPH03266756A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5695260A (en) * 1994-12-08 1997-12-09 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Control apparatus for detecting malfunctioning of pressure sensors in an automotive fluid pressure circuit
US6494545B2 (en) 2000-09-25 2002-12-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Apparatus for diagnosing accumulator based on fluid pressure in its fluid-tightly sealed state

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5695260A (en) * 1994-12-08 1997-12-09 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Control apparatus for detecting malfunctioning of pressure sensors in an automotive fluid pressure circuit
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