JPH03259450A - ライブラリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 ライブラリ装置の構造に関し、 装置の信頼性の向上と小型化を目的とし、複数のカート
リッジを同一平面上の所定の位置に外側面から放射状に
収納して垂直軸を中心に回転可能なｌ乃至複数台の円筒
状の収納セルと、収納セルの外側面に対向したハンドで
カートリッジを収納セルの所定の位置から取出して上下
動し、ドライブ装置に装着して情報の読取りを行い、然
る後、逆の手順でカートリッジを収納セルの元の位置に
戻すｌ乃至複数台のハンドリング機構を備えて構成する
。

〔産業上の利用分野〕

本発明はライブラリ装置の構造に関する。

情報処理システムの大型、高性能化に伴ってオンライン
で処理されるデータ量が著しく増大し、光ディスクや磁
気テープ等の情報担持体の取扱い作業が煩雑化すると共
にそれに伴ってコストが膨大なものになって来た。

このような状況から上記のような情報担持体を収納した
カートリッジを自動的に処理出来るライブラリ装置の必
要性が高まって来た。

これらライブラリ装置には、稼働率等、信頼性の向上と
共に装置の小型化が要望されている。

〔従来の技術〕

第７図の斜視図に示す如く、従来のライブラリ装置は、
複数の光ディスクや磁気テープ等の情報担持体を収納し
たカートリッジ１を同一平面上の所定の位置に内側面か
ら放射状に収納する棚を多段に備えた断面形状Ｕの字型
の収納セル２と、収納セル２の内側面に対向して回動及
び上下動可能なハンド３でカートリッジ１を収納セル２
の所定の位置から取出して収納セル２の上下方向の略中
間部に位置して設けられたドライブ装置４に、収納セル
２を貫通して設けた窓を通じて装着し、情報の読取り或
いは書き込みを行い、然る後は、逆の手順でカートリッ
ジ１を収納セル２の元の位置に戻すハンドリング機構５
とを備えて構成している。

尚、同図に於いて６は、カートリッジ１を外部から装置
に投入し、或いは取出すカートリッジ投入排出部（、Ｃ
ＡＳ）、７はハンドリング機構制御部、８は電源である
。

一方、カートリッジｌの量が膨大な場合には、第８図の
斜視図に示す如き構成の装置を使用する。

即ち、膨大な数のカートリッジ１は、細かく仕切られた
棚を多段に備えた架枠状の収納セル９の所定の位置に前
面から個々に収納される。

そしてハンドリング機構１０はガイドレールｌｌ上を併
設された複数の収納セル９の前部を走行するようになっ
ており、所定の収納セル９の前に停止したらハンド１２
を上下及び前後に移動して所定の棚の所定の場所からカ
ートリッジＩを取出し、左右方向の略中央部に設置され
たドライブ装置４迄搬送して装着し、此処で所定の処理
が行われた後は、逆の手順でカートリッジｌは収納セル
９の元の位置に戻されるように構成されている。

尚、同図に於いて、１３はカートリッジ投入排出部　（
ＣＡＳ）　、１４はハンドリング機構制御部、１５は上
位装置からのデータを処理して実行するデータ制御部で
ある。

〔発明が解決しようとする課題〕

以上の如（、第７図に示す構成の装置の場合には、ハン
ドリング機構５が収納セル２に取り囲まれるように位置
していて予備の為のハンドリング機構をもう１台設置す
ることは、構成上不可能であり、ハンドリング機構が故
障して使用不能となるとシステム自体がダウンしてしま
うと言う信頼性上の問題点があった。

一方、第７図に示す構成の装置の場合には、予備のハン
ドリング機構を設ける為には、もう１ラインのガイドレ
ールを併設する必要があり、その分装量の大型化を招く
ので実施が困難であると言う問題点があった。

本発明は、装置の信頼性を向上し且つ小型化を目的とす
るものである。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成する為に本発明に於いては、第１図の斜
視図に示す如く、複数のカートリッジｌを同一平面上の
所定の位置に外側面から放射状に収納して垂直軸を中心
に回転可能な１乃至複数台の円柱状の収納セル１６と、
収納セル１６の外側面に対向したハンド１７でカートリ
ッジ１を収納セル１６の所定の位置から取出して上下動
し、ドライブ装置１８に装着して情報の読取りを行い、
然る後、逆の手順でカートリッジｌを収納セル１６の元
の位置に戻すｌ乃至複数台のハンドリング機構（１９）
を備えたものである。

〔作用〕

所定のカートリッジを収納セル１６から取出す場合には
、収納セルを回転してカートリッジが収納された収納セ
ルの円周方向の位置をハンドリング機構１９の位置と一
致させ、然る後、ハンドリング機構１９のハンド〕７を
所定位置迄上下動してカートリッジと一致させて行う。

一方、メインのハンドリング機構が故障した場合は、上
記同様に収納セルを回転して予備のハンドリング機構の
位置と一致させ、ハンド１７を所定位置迄上下動してカ
ートリッジｌと一致させて行つ０ 斯くの如く、収納セル１６自体が回転する構成にした為
に、複数のハンドリング機構を備えることが容易であり
、一方のハンドリング機構の故障時に予備のハンドリン
グ機構で対処することが可能となる。

又、ハンドリング機構は、ハンドを上下に移動動する動
作のみで自身の移動は無いので、多くの設置スペースを
必要とせず、複数台設けても余り装置全体の大型化を招
かない。

〔実施例〕

第１図乃至第５図は本発明の一実施例である。

全図を通じて同一部分には同一符号を付して示した。

本発明に於いては、第１図の斜視図及び第２図の平面図
に示す如く、複数のカートリッジ１を同一平面上の所定
の位置に外側面から放射状に収納して垂直軸を中心に回
転可能なｌ乃至複数台の円柱状の収納セル１６と、収納
セル１６の外側面に対向したハンド１７でカートリッジ
１を収納セル１６の所定の位置から取出して上下動し、
ドライブ装置１８に装着して情報の読取り或いは書込み
を行い、然る後、逆の手順でカートリッジｌを収納セル
１６の元の位置に戻す正副の１乃至複数台のハンドリン
グ機構１９を備えたものである。

即ち、カートリッジ１は、第３図の斜視図及び第４図の
横断面図に示す如く、同一平面上に外側面から放射状に
収納するべく仕切られて設けられた収納セル１６の複数
の収納部の内の所定の収納部１６ａに収納される。

収納セル１６は第３図に示す如く円筒状をしており、そ
の中心を通る垂直軸２０を中心にして第１図に示す回転
機構２２で所望の角度回転出来るように構成されている
。

一方、ハンドリング機構１９は、ハンド１７を上下と前
後方向に移動する動作のみをするもので、ハンド１７を
収納セル１６の外側面に対向させて収納セル１６と並立
固定されており、それ自身は移動しない。

この為、その設置スペースは小さくて済み、自身の移動
等に要する余分なスペースを必要としない。

従って、装置全体の小型化が可能となる他に、従来技術
のそれに比してハンドリング機構１９の動作が単純化す
る為にハンドリング機構１９の駆動部分が減りこの分信
頼性が向上する。

一方、収納セル１６自体が回転する構成の為に、予備の
ハンドリング機構１９−を小さなスペース内に設けるこ
とが出来、メインのハンドリング機構１９の故障に対処
することが可能となる。

斯かる構成の装置に於いて、所定のカートリッジ１を収
納セル１６から取出す方法は、第５図の構族ブロック図
に示す中央処理装置２分或いはオペレータに依るオペバ
ネ２５の指令に依って制御回路２１は制御テーブル２６
の制御データに基づいて収納セル駆動回路２３に収納セ
ル１６を所望の角度回転するように指令して、所望のカ
ートリッジ１が収納された収納セル１６の円周方向の位
置をメインの第１のハンドリング機構１９と一致させる
。

然る後、制御回路２１はハンドリング駆動回路２４に指
令して、ハンド１７を所定の位置迄上下動してカートリ
ッジｌが収納された位置に一致させて、把持或いは磁気
吸着等の手段で取出しを行う。

ここで第１のハンドリング機構１９に故障が生じて動作
不良となった場合には、これをハンドリング駆動回路２
４が検知して制御回路２１に通知する。

すると、制御回路２１はハンドリング駆動回路２４に指
令して駆動の対象を第１のハンドリング機構１９から第
２のハンドリング機構１９−に切り換えて動作を続行さ
せる。

従って、ハンドリング機構１９が故障してもシステムの
ダウンは自動的に防止出来るようになり、システムの信
頼性を向上することが可能となる。

一方、第６図の平面図に示す如く、１台のハンドリング
機構１９に対して２台の収納セル１６及び１６′を設け
ることで更に膨大な量のカートリッジに対応が可能とな
る。

この場合は、所望のカートリッジが収納された方の収納
セル１６或いは１６′を回動して、収納セル１６或いは
１６−の円周方向の位置をハンドリング機構１９と一致
させる。

然る後、前記同様にハンド１７を所定の位置迄上下動し
て所望のカートリッジエが収納された位置に一致させて
、把持或いは磁気吸着等の手段で取出しを行う。

即ち、１台のハンドリング機構１９で２台の収納セル１
６及び１６−に収納された２倍の量のカートリッジ１を
処理するものである。

尚、第６図に於いては、１台のハンドリング機構１９に
対して２台の収納セル１Ｇ及び１６′を設けることで説
明したが、収納セルは２台に限られるものではなく１台
のハンドリング機構１９を囲むようにして３台以上の収
納セルを設けても良い。

又、図示の如く２台の収納セル１６及び１６−に夫々対
向して２台のハンドリング機構１９及び１９−を設けて
も良い。

尚、ライブラリ装置としては、磁気テープを収納した磁
気ライブラリ装置、光ディスクを収納した光デイスクラ
イブラリ装置、８　ｍｍビデオを収納した８　ｍｍビデ
オライブラリ装置等がある。

〔発明の効果〕

本発明に依って、ハンドリング機構の動作か単純化して
駆動部分が減り、その分ハンドリング機構の信頼性が向
上すると共に、装置全体を余り大型化することなく予備
のハンドリング機構を設けてシステムのダウンを防止出
来るようになり、又、収納セルを増設して膨大な情報量
に対応可能になる等、経済上及び産業上に多大の効果を
奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のライブラリ装置の斜視図、第２図は本
発明のライブラリ装置の平面図、第３図は本発明のライ
ブラリ装置の収納セルの斜視図、 第４図は第３図の収納セルの横断面図、第５図は本発明
のライブラリ装置の構成ブロック図、 第６図は本発明のライブラリ装置の他の実施例を示す平
面図、 第７図は従来のライブラリ装置の斜視図、第８図は他の
従来のライブラリ装置の斜視図である。 図に於いて、 １はカートリッジ、 ２．９．１６．１６−は収納セル、 ３．１２．１７はハンド、 ４．１８はドライブ装置、 ５．１０．１９．１９′はハンドリング機構、６、はカ
ートリッジ投入排出部（ＣＡＳ）７．１４はハンドリン
グ機構及びドライブ制御部、１１はガイドレール、 １４、はデータ制御部、員環、１６　ａは収納部、２０
は垂直軸、　　　　　２２は回転機構、２番は制御回路
、　　　　２５はオペバネ、２６は制御テーブル、 ２７はドライブ駆動回路である。 山■羽　Ｉ　　　　４か℃羽↓　　　　　　４＋躬：、
−６獣ら 本発明のライブラリ装置の斜視図 第１図 本発明のライブラリ装置の平面図 第２図 本発明のライブラリ装置 の収納セルの斜視図 第３図 本発明のライブラリ装置の構成ブロック間第　　　５　
　　図 第３　図の収糸肉セ１しのボむ酢面圃 ゝ／６’

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数のカートリッジ（１）を同一平面上の所定の位置に
   外側面から放射状に収納して垂直軸を中心に回転可能な
   １乃至複数台の円柱状の収納セル（１６）と、 前記収納セル（１６）の外側面に対向したハンド（１７
   ）で前記カートリッジ（１）を前記収納セル（１６）の
   所定の位置から取出して上下動し、ドライブ装置（１８
   ）に装着して情報の読取りを行い、然る後、逆の手順で
   前記カートリッジ（１）を前記収納セル（１６）の元の
   位置に戻す１乃至複数のハンドリング機構（１９）を備
   えたことを特徴とするライブラリ装置。