JPH0325867Y2 - - Google Patents

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JPH0325867Y2
JPH0325867Y2 JP1983124391U JP12439183U JPH0325867Y2 JP H0325867 Y2 JPH0325867 Y2 JP H0325867Y2 JP 1983124391 U JP1983124391 U JP 1983124391U JP 12439183 U JP12439183 U JP 12439183U JP H0325867 Y2 JPH0325867 Y2 JP H0325867Y2
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back gauge
shaft
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coupling device
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は板材加工機のバツクゲージに関わり、
更に詳細にはバツクゲージの前後方向の位置に拘
わらずバツクゲージを板材のパスラインから上昇
させ得るバツクゲージに関するものである。
従来、板材加工機の1例としての剪断機1は被
切断材Wを載置するテーブル3の奥側端(第1図
の右側端)に固定下刃5を備えており、例えば流
体圧シリンダ7で昇降駆動されるラム9の下端に
可動の上刃11が設けてあつて、バツクゲージ1
3に被切断材Wを突きあてて位置決めし、板押え
15でテーブル3の上に固定した後、被切断材W
を上刃11と下刃5とによつて切断する。
切断された被加工材W(板材)は、図示の例で
は、通常のコンベア同様に前側が上下動するよう
に揺動自在に設けられているベルトコンベア17
によつて後方(第1図の右方)に移送され、図示
を省略した後方の板材集積装置或は別のベルトコ
ンベアで次の工程へ運ばれるのである。
第1図に例示した従来の剪断機1では、バツク
ゲージ13は、剪断機1の上部フレーム19の下
方にリードスクリユー21を備えていて、このリ
ードスクリユー21と螺合する移動ブロツク23
の下方で被切断材Wの上方に相当する位置にバツ
クゲージ13が軸25のまわりに上下に揺動自在
に設けてある。
上記バツクゲージ13を板材加工線Lから遠ざ
けた位置(第1図で右端位置)まで後退させたと
きに、バツクゲージ13を取りつけた揺動部材2
7の後端がドグ29と当接して、バツクゲージ1
3が被加工材WのパスラインP(被切断材Wの上
面を指す)から上方に離れて、切断された大小の
板材を右方向に通過させるものであつた。
したがつて、従来においては、パスラインから
バツクゲージ13を持上げるには、バツクゲージ
13を所定位置まで移動しなければならず、作業
能率向上に問題があつた。また、従来において
は、バツクゲージ13の左右両側を前後に傾斜さ
せることが極めて困難であり、傾斜切断に対する
対応に問題があつた。
この考案は、上述のごとき従来の問題に鑑みて
なされたもので、以下、第2図以下の図面を用い
て、本考案の1実施例について詳細に説明する。
なお、以後の説明において、第1図に示した構成
部材と同一機能を奏する部材には同一符号を附し
て説明する。
第2図〜第4図に明らかなように、本実施例に
おいては、被切断材Wの加工線Lと直交する前後
方向(第2,3図において左右方向)に延伸した
複数の案内部材31をラム9に一体に備えてお
り、押し引きボルト33で水平に取付けられてい
る。
各案内部材31は溝形鋼よりなるものであつ
て、内部には、ほぼ全長にわたつてリードスクリ
ユー21(第2・第4図参照)がそれぞれ設けて
あつて、各リードスクリユー21は、パルスモー
タ35・ウオームギヤー37・カツプリング39
等を介して同期的に回転させられる。
各リードスクリユー21には、案内部材31に
案内されて、第2図・第3図において左右に移動
し位置決めされる移動ブロツク23が螺合してあ
る。
次に本実施例では前記した一対の案内部材31
の内側側方に第4図に明らかなように案内部材3
1側に開口したチヤネル状のレール部材41が後
述するように水平に昇降自在に設けてある。
すなわち案内部材31の後方(第2・第3図の
右方)の内側側面上方に流体圧シリンダ43が設
けてあつて、同じ前方と中間部の内側側面上方に
軸着されたベルクランク45・45の上脚端を連
結するリンク47の後端が前記した流体圧シリン
ダ43のピストンロツド49に軸51を介して連
結されている。
他方ベルクランク45,45の下脚端が前記し
たレール部材41の上面に設けたブラケツト5
3,53に軸着してある。
前記した移動ブロツク23の下方両側面には、
突出軸25が設けてあつて両側面に揺動部材27
が設けてある。
揺動部材27内でレール部材41に対応する側
のものは、その板材加工線Lに近い端付近にレー
ル部材41の開口部に突入して案内されかつ揺動
部材27の揺動姿勢を制御するローラ55が設け
てある。
またすべての揺動部材27の後方端(第2図・
第3図の右方端)付近には、揺動部材27が第3
図で軸25のまわりを反時計回り方向に回転する
限度を定める第2ローラ57が設けてあつて、揺
動部材27の揺動によつて案内部材31の下面に
当接・離反自在である。
さらにすべての揺動部材27の前端には腕部材
59を介してバツクゲージ13が取付けてある。
第4図に明らかなようにラム9が水平面に対し
てレークアングル(掬い角)分だけ傾斜している
ために、バツクゲージ13の上面にレークアング
ル分だけ傾斜し下面が水平になつている。
第5図に示したものは、前記した軸25をボー
ルジヨイント61とし、軸25を移動ブロツク2
3の下側に植設した実施態様を示したものであ
る。
第2図に示したパルスモータ35・ウオームギ
ヤー37を経て一対のリードスクリユー21を駆
動するシヤフト63は、公知のカツプリング39
(第6図参照)と直列に本実施例では、改良され
たカツプリング装置65(第7図参照)を備えて
いる。
上記したカツプリング装置65は、例えば出力
軸側の連結シヤフト63に弾機67を圧縮介在さ
れたスライドソケツト69がキー71によつて回
動を規制され摺動自在に設けてあつて、被動側の
軸73には多角形状の係合部75が設けてある。
したがつてバツクゲージ13を板材加工線Lに
対して傾斜して位置決めする必要がある場合に
は、前記したスライドソケツト69を弾機67の
付勢力に逆らつて移動し、多角形状の係合部75
をレンチなどで所望の角度だけ回動するだけで前
記したバツクゲージ13を前後方向に傾斜させる
ことが容易である。
第2図・第3図の右端に設けたのはプルバツク
流体圧シリンダ77で、流体圧のソレノイドバル
ブ79から流体圧導管81,81が導かれていて
被切断材Wをバツクゲージ13につきあてて位置
決めし、板押え15でテーブル3上に固定してか
ら、リードスクリユー21を後方向へ移動せしめ
ることにより、例えば10mm程度バツクゲージ13
を後退させて被切断材Wが切断中に一時的に伸び
る余裕を与える作用を行うものである。
またレール部材41を水平姿勢のまま昇降させ
る流体圧シリンダ43にも流体圧ソレノイドバル
ブ83と流体圧導管85,85が設けてある。
第2図のパルスモータ35に対応して、エンコ
ーダ87が設けてあつてウオームギヤー37の回
転角度を検出して数値制御の位置決めを確認して
いる。
さらに第3図の下方に示したように揺動部材2
7の片側のもの(第2図で案内部材31の外側側
面に設けたもの)の前進端と後退端を検出するリ
ミツトスイツチLS1とLS2(第2図参照)が設けて
あり、前進端リミツトスイツチLS1の少し後方に
はバツクゲージ13を上昇できる限界前進端を検
出するリミツトスイツチLS3が設けてある。
以上のごとき構成において、第3図に示される
ように、ラム9が上昇された状態にあり、かつバ
ツクゲージ13がテーブル3の上面と同一高さ位
置(パスラインの高さ位置)に保持された状態に
あるとき、パルスモータ35を適宜に駆動してバ
ツクゲージ13を前後方向(第3図において左右
方向)に移動し位置決めする。
その後、テーブル3上の被切断材Wを後方向へ
送り込み、被切断材Wの端部をバツクゲージ13
に当接せしめて位置決めを行なう。この際、被切
断材Wは、上下に揺動自在に設けられているコン
ベア(図示省略、第1図には符号17で示してあ
る)によつて支持されており、被切断材Wは自重
によつて撓むことなくバツクゲージ13に当接す
るものである。
上述のごとくバツクゲージ13に被切断材Wを
当接し位置決めした後、被切断材Wは板押え15
(第1図参照)によりテーブル3上に押圧固定さ
れ、コンベアはラム9等と干渉しないように下降
される。またバツクゲージ13は被切断材Wの端
部から適宜に離反される。
上述のごとく被切断材Wがテーブル3上に押圧
固定された後にラム9が下降され、下刃5と上刃
11によつて被切断材Wの剪断が行なわれる。そ
して、剪断された剪断片はコンベア上に落下し、
コンベアによつて搬送されると共に、パスライン
までコンベアの上昇復帰が行なわれるものであ
る。
ところで、第3図に示したように、バツクゲー
ジ13を前側へ移動して被切断材Wの位置決めを
行ない、被切断材Wの剪断を行なつた後に、バツ
クゲージ13の移動範囲よりも大きく被切断材W
を送り込んで剪断を行なう場合や、前述のごとく
コンベアでもつて剪断片を搬送するときに、バツ
クゲージ13が邪魔になることがある。
そこで、第3図において、流体圧シリンダ43
のピストンロツド49を突出作動せしめると、ベ
ルクランク45を介してレール部材41が水平を
保持して上昇されるので、レール部材41に案内
されるローラ55を介して揺動部材27が上方に
揺動され、バツクゲージ13がパスラインから上
昇されることとなる。よつて、被切断材Wはバツ
クゲージ13の下方を通過自在な状態となる。
すなわち本実施例によれば、レール部材41を
上下動することにより任意の位置でバツクゲージ
13をパスラインから上昇せしめることができ、
被切断材Wがコンベア上を移動するときに、邪魔
になるようなことがないものである。
また、本実施例によれば、カツプリング装置6
5の連結を解除してシヤフト63あるいは軸73
の適宜一方を回動せしめて、バツクゲージ13の
左右の一方のみを前後動せしめることができるも
のである。すなわち、バツクゲージ13の左右を
前後に傾斜した状態にすることができ、被切断材
Wを傾斜して剪断する場合にも対応できるもので
ある。
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、本願考案においては、レール部材41を水平
を保持して上下動することにより、ローラ55を
介してバツクゲージ13を上下動きるものであ
る。すなわち、バツクゲージ13の前後方向の位
置に拘りなくバツクゲージ13をパスラインから
上昇せしめることができるものである。また、本
考案においては、レール部材41を水平を保持し
て上昇せしめることによつて、ローラ55を介し
てバツクゲージ13を上昇できるものであるか
ら、前後動される移動ブロツク23には、バツク
ゲージ13を上下動するための駆動装置が不要で
あり、移動ブロツク23の軽量化を図ることがで
き、上記移動ブロツク23を前後動するためのモ
ータを小型化できると共に、移動ブロツク23の
慣性を小さくでき、位置決めを迅速に行い得るも
のである。
さらに本考案によれば、バツクゲージ13を前
後動するための各リードスクリユー21は、シヤ
フト63、軸73およびカツプリング装置65を
介して互に連動連結してある。上記カツプリング
装置65は、軸73に備えた多角形状の係合部7
5に対してシヤフト63に備えたスライドソケツ
ト69を接近離反することにより、シヤフト63
と軸73との連結、遮断を容易に行ない得るもの
であるから、各リードスクリユー21に螺合した
移動ブロツク23の前後位置を個別に調節するこ
とが容易である。したがつて、板材の後端縁が傾
斜しているときや、板材を傾斜剪断するときに、
容易に対応できるものである。
なお、本考案は前述の実施例のみに限ることな
く、適宜の変更を行うことにより、その他の態様
でも実施可能なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のなされた背景を示した説明
図、第2図は本考案の実施例の平面図、第3図は
第2図の−断面矢視図、第4図は第3図の
−断面矢視図、第5図は第4図の別の実施例の
側面図、第6図は従来のカツプリング詳細断面
図、第7図、は本実施例のカツプリング装置の断
面図である。 1…剪断機、13…バツクゲージ、21…リー
ドスクリユー、23…移動ブロツク、27…揺動
部材、31…案内部材、41…レール部材、45
…ベルクランク、65…カツプリング装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板材加工機におけるラム9の後部に支承された
    前後方向の複数の案内部材31を互に平行に設け
    ると共に、各案内部材31に回転自在に支承され
    た各リードスクリユー21にそれぞれ移動ブロツ
    ク23を前後動自在に螺合して設け、上記各移動
    ブロツク23に上下方向に揺動自在に支承された
    揺動部材27に、被加工材Wの位置決めを行なう
    バツクゲージ13を設け、前記各案内部材31と
    平行に設けられた各レール部材41を水平に保持
    して前記各案内部材31に上下動自在に支承して
    設けると共に、前記各揺動部材27に支承された
    各ローラ55を、前記各レール部材41に転動自
    在に支承して設け、前記各リードスクリユー21
    を連動連結するための一方のシヤフト63と軸7
    3とをカツプリング装置65を介して接続してな
    り、上記カツプリング装置65は、軸73に備え
    た多角形状の係合部75と係脱自在のスライドソ
    ケツト69をシヤフト63に軸方向へのみ摺動自
    在かつ上記係合部75側へ付勢して備えてなるこ
    とを特徴とする板材加工機のバツクゲージ。
JP12439183U 1983-08-12 1983-08-12 板材加工機のバックゲ−ジ Granted JPS6031920U (ja)

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JP12439183U JPS6031920U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 板材加工機のバックゲ−ジ

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JP12439183U JPS6031920U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 板材加工機のバックゲ−ジ

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JPS6031920U JPS6031920U (ja) 1985-03-04
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JP12439183U Granted JPS6031920U (ja) 1983-08-12 1983-08-12 板材加工機のバックゲ−ジ

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5358389U (ja) * 1976-10-20 1978-05-18
JPS55143952U (ja) * 1979-04-05 1980-10-15

Also Published As

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JPS6031920U (ja) 1985-03-04

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