JPH0325697A - 自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本願発明は、自動販売機に関する。

く従来の技術〉 従来缶ジュース、たばこ等の自動販売機は、販先物充填
の際に、販売機前部を開き、上方から販売物を一つ一つ
投入して、これをなすものが一般的であった。即ち上方
から個々の販売物を落とし込むことによって、販売機内
部で販売物を下から−１二へ充填していくのである。従
ってこのような従来の販売機は、前部の下方即ち足元に
販売物の取出口がある。

く発明が解決しようとする課題〉 上述のような従来の販売機は、例えばダンボール等に梱
包されてた運ばれてくる缶ジュースやカートン紙に梱包
されているたばこ等などは、これら梱包紙から取り出し
、自動販売機の内ｊｌｌＴ　ｌ方から一つづつ投入する
という労をとらねばならなかー，た。

これは、重Ｍある販売物にあっては、重労働であり、又
梱包紙を取り去るという手間を要するものである。

又通常販売機は、人の背以上の高さを何するものであり
、これらの販売機の内部上方から販売物を一つ一つ投入
し、充填していくのは、販売物の．ｆｉ！ｉｔ如何に拘
わらず煩わしい作業であり、充填効率の悪いものである
。

更に購買者にとっても、上記従来の販売機は販売物の取
出口が足元イこーするので、身をかがめて販売物を取り
出さねばならず、煩わしい姿勢を強いられることになる
ものであった。

Ｌ記各問題点は、従来の販売機の構造上即ち内部上部よ
り販売物を投入して充填していく構造上避けられないも
のという観念が当業者間を支配し”Ｃいた。

本発明は上記課題の解決を目的とする。

く課題を解決するための手段〉 そこで本願発明は、本体が、販売物収容部と、販売物牽
引部と、裁断部と、販売物取出部とを備えてなり、この
販売物収容部は、紐状或は帯状となるべく予め連続する
よう包装されたー繋ぎの商品群を収容することが可能な
るものであり、上記販売物牽引部は、販売物収容部より
上方へ位置し販売物収容部に収容された上記一繁ぎの商
品群を順次引き出ケ回転体を有し、−Ｌ記販売物取出部
は、このＩ！！１転体の下方に位置し［１つ本体内郎か
ら外部・＼開口するものであり、上記裁断部は、回転体
上部と販売物取出部との間で且つ回転体より垂下してく
る商品群を一つの販売物単位に逐次裁断し販売物取出部
へ落とすものであることを特徴とする自動販売機の提供
を図るものである。

〈作　　用〉 上記手段を施した本発明にあっては、販売物の−し方に
位置するは販売物牽引部の回転体が、−繋ぎの商品群を
順次販売物収容部から巻き上げる。

このとき、巻き上げに応じて回転体の反対側から乗下す
る商品群先端を逐次裁断部が切断し、単位販先物として
販売物取出口へ落とす。

く実　施　例〉 以下に図面を参照して、この発明の好適な実施例を例示
的に詳しく説明４゛る。ただし、この実施例に記載され
ている構成部品の寸法、形状、材質、その相対配置など
は、特に特定的な記載がないかぎりは、この発明の範囲
をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説
明例に過ぎない。

第１図に本発明の一実施例を示４〜。（１）は本体ケー
シング、（２）は販売物収容部、（３）はローラ、（４
）はカッター、（６）はカッター受刃、（７）は販売物
取出口である。

この販売物収容部（２）は、本体ケーンング（１）のト
部内郎を占める空間である。本体ケーシング（１）の前
面Ｆ部（８）に適宜扉を設けて、ここから販売物（１０
）の充填か行えるようにしておく。勿論本体ケーシング
（１）の前面に限らず、下部側面に上記扉を設けてもよ
い。

ここで販売物（ｌＯ）としてジュース、酒類、たばこ、
菓子、インスタント食品、その他従来より自動販売機に
よって販売されていたものであってもよいが、後述の米
等小単位の穀物類を封入したものを対象として実施する
ことが可能である。この場合真空パックされた米を販売
するものとなるが、米に限ら『他の真空バックにおいて
も実施可能である。　これら販売物（１ｏ）は、包装ｌ
こよって複数品が紐状或は帯状に連なる。包装以外の手
段、例えば個別に包装された個々の商品を接着剤、テー
プ、その他係止手段により、一繋ぎのものとしても実施
可能である。

一連の販売物（ｉｏ）は、梱包紙或は梱包用箱体等梱包
部材（１１）に収容されているものとして、以下説明す
る。この梱包部材（ｌ１）の上部のみを開封した状態で
、順次内容物たる一連の販売物（１ｏ）が弓き出せるよ
うに販売物（１０）を梱包しておく。第１図」二、２つ
の梱包部材（１１）（１１’　）が重ねて置かれている
。下に位置する梱包郎材（１１’　”）は、上に位置す
る梱包部材（１１）が空になった際に次の販売物（ｌＯ
）を供給するものである。販売物充填の際に梱包部材（
１１’）の上面を開封し、この梱包部材（１１゜）に収
容されている販売物（１０）の先端と、上方に位置する
梱包部材（１　１）の先行する販売物（１ｏ）の後端と
をテーピング等で固着することによって充填作業は完了
する。梱包部材の充填の際にこれを運ぶ台４１ｉが入る
ように販売機の幅（上述の扉の幅）を設定しておけば作
業が円滑に行える。

ローラ（３）は販売機内部において−１二方に位置する
。更にローラ（３）は、適立動力部を備え、回転可能な
ドラム状に形成され、回転の際外周面において、ｒ方に
配された梱包部材（１１）より、販売物（１０）を巻き
上げるものである。販売物（１０）充填の際に、一連の
販売物（１０）の先端側を予めこのローラ（３）に掛け
ておく。この後は順次ローラ（３）が販売物（ｌＯ）を
牽引していく。このとき販売物（ＩＯ）は、ローラ（３
）上部においてローラ（３）の後方から前方に牽引され
る。即ち販売物（１０）は本体ケーシング（１）内にお
いて、十から上に向かって引き上げられると共に、ケー
シング（１）内上方においてローラ（３）を挟んで後方
から前方へ牽引されて行く。

ローラ（３）の表面に販売物（１０）を保持するに適当
な手段を設けておけば、確実な牽引が出来効果的である
。ここでは、補助ローラ（１２）をローラ（３）上部へ
設けこの補助口ーラ（１２）とローラ（３）との間に販
売物（１Ｇ）を挟み牽引していく構成を採っている。こ
のとき牽引力となる回転力は、ローラ（３）側に動力部
を設けることによって得られるようにしても、補助ロー
ラ（ｌ２）側に動力部を設ける，二とによって得られる
ようにしてもよい。勿論両ローラとも一つの動力郎から
動力を受けるようにしてもよいし、双方別個に動力部を
灯し、販売物（ｌＯ）を牽引するものであってもよい。

補助ローラ（１２）は単に押さえ用のローラであり、回
転力はローラ（３）が供給するものとしておけば、最も
効果的である。

牽引に従ってローラ（３）前方側に乗下る販売物（１０
）の先端側１よ、ローラ（３）より下方に位置ｔる販売
物取出口（７）に向かって進む。（９）は販売物（ｌＯ
）先端側が、販売物取出口（７）へ確実に進むように設
けられたガイドである。

ローラ（３）と、販売物取出口（７）との間の適宜位置
にカッター（４）を設ける。このカッター（４）は、電
磁ソレノイド（５）によって、カッター受刃（６）側に
摺動するものを掲げてあるが、摺動手段としてアクチュ
エターによるもの或は他の機械的手段によるものを用い
ても実施可能である。

一連の販売物（ＩＯ）は、カッター（４）の摺動によリ
カッター（４）とカッター受刃（６）との間に挟まれ、
販売単位に切断される。切断された販売物（■０）は、
販売物取出口（７）へ落とされる。

」二連してきた一繋ぎの販売物の童引、裁断は、購買者
が、コインを投入し、満額となったときに販売物（１０
）の一眼位で進行する。詳述すると、所定額が投入され
た後（第ｌ図において図面の煩雑化を避けるために企銭
投入及びつり銭等返却の構成は省略してある。）、ロー
ラ（３）が販売物（１０）の１販売単位分回転ずるそし
て、カッター（０が商品と商品の繁ぎ目を切断する。

通常１個分の金額の投入によって、販売物（１０）１つ
分ローラ（３）が回転と、このとき重下がった販売物（
１０）先端１つ分をカッター（４）か切り落とす。しか
し必要に応じて例えばｚｐＩ分の金額が投入され、２個
の購入を購買者が希望したとき、販売物（１０）　２個
分ローラ（３）が回転し、％ｐする販売物（ｌＯ）先端
２個目と３　１８目の間をカッター（４）が裁断し、２
個繋った状態で販売物取出１．Ｕ（７）へ落とすように
してもよい。勿論２個別々となるように裁断して落とす
構成にしてもよい。上述のことは、２（Ｉ！！！一括の
購入にのみ限定するものではなく、３個以上の購入のと
きに実施してもよい。

販売物取出口（７）は、地面上り１メートルＰコ度の高
さに設定すれば、後述の如く便利である。

第２図及び第３図へ他の実施例を示す。第２図は、側面
図であり、第３図は正面図である。これは、第Ｉ図に示
した実施例の抽助ローラ（ｌ２）の位置をローラ（３）
の前方Ｆ方にしたものである。

（１３）は金銭受領器であり、（ｌ４）はそのコイン投
入口、（１５）はそのつり銭等返却【］である。

（！６）は制御システムである。

第４図は前述の米等を封入した真空パックである。塩化
ビニル等で封入体（ａ）は形成されている。

縁（ｂ）に囲まれた収容郎（ｃ）内に米が封入されてい
る。（ｄ）は開封する為のミシン目等弱目線である。

この弱目線（ｄ）が走る部分は、Ｌ記収容部（ｃ）とは
別の部屋（（〕）が設けられている。開封によって、こ
の部屋（ｅ）に外部の空気が入った場合、空気は一旦部
屋（ｅ）に入る。この後部屋（ｅ）と収容部分（ｃ）の
仕切り部（ｒ）の隙間（ｇ）から空気は収容部（ｃ）内
部へ入る。弱目線（ｄ）を切り取ってここから更に封入
体（ａ）を開けばよい。このような封入体（ａ）を複数
連続するように成形し、前記販売物（１０）をなす。封
入体（ａ）の外周辺のどの部分でつながるように構成し
てもよいが、例えば辺（ｈ）側に先行する封入体（ａ）
の後部（辺（ｉ））を連設するようにし、辺（ｉ）側に
後続の封入体（ａ）の前部（辺（ｈ））を連設するよう
にする。

従来米を小川位で真空パブクしたちの自動販売機で販売
するという販売形態がなく、本願発明は、この場合に好
適な発明といえる。

く発明の効果〉 販先物が個々別々のものをーっーっ充填していく際に要
する時間・手間を必要としない。又販売物を梱包してい
る梱包部材を引き破ったり、壊したりする手間を必要と
せず、販売機が梱包部材より順次販売物を取り出してい
く。従って、換言すると、販売物の販売機への詰め替え
作業の必要が皆無となった。強いて述べれば詰め替えは
、梱包部材１１１位でのみ行われる。

販売機の構造上、販売物の取出口を少なくとも販売機の
前に在ったままの状態で手が届く位置に設定することが
可能となった。従って購買者は、ｋｌ４むという不自然
な姿勢を強いられることが無くなった。これに加え、購
買者の眼前に取出口を設定することが出来るので、取出
口内の販売物が視覚《こよって確認でき、販売物が取出
口から手探りで販売物を取り出すという煩わしさを排除
することが可能である。

販売物の送り構造が単純化できるために製造コストの低
減、故障発生率の低減に功を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本願発明の一実施例を示す略断而図である。 第２図は、本願発明の他の実施例を示す略断面図であり
、第３図はこの一部切欠正而図である。第４図は、本願
発明で販売するに好適な販売物の一実施例である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　本体は、販売物収容部と、販売物牽引部と、裁断部と
   、販売物取出部とを備えてなり、この販売物収容部は、
   紐状或は帯状となるべく予め連続するよう包装された一
   繋ぎの商品群を収容することが可能なるものであり、上
   記販売物牽引部は、販売物収容部より上方へ位置し販売
   物収容部に収容された上記一繋ぎの商品群を順次引き出
   す回転体を有し、上記販売物取出部は、この回転体の下
   方に位置し且つ本体内部から外部へ開口するものであり
   、上記裁断部は、回転体上部と販売物取出部との間で且
   つ回転体より垂下してくる商品群を一つの販売物単位に
   逐次裁断し販売物取出部へ落とすものであることを特徴
   とする自動販売機。