JPH0325569A - 暗証番号入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は現金等の自動取引装置等における暗証番号入力
装置に関する． 〔従来の技術〕 従来の装置は、特開昭６１−２８１８４号公報および特
開昭５５−１８７９３号公報に記載のように、装置の両
側面板が暗証番号を入力するキーボードがある操作面よ
り高く立上っており，装置の側面から暗証番号入力部が
見えないようにしていた．また、装置の両側面板が暗証
番号を入力するキーボードがある操作面より高くなって
いない装置では、装置設置時に装置の両側面に仕切板を
設けるなどして装置の側面から暗証番号入力部が見えな
いようにしていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は操作者の後部（背後）から暗証番号入力
部をのぞき込まれることに対する防御の点について配慮
がなされておらずセキュリティ上の問題があった． 一般に現金自動取引装置では、月末の週末時などでは利
用者が多く、利用者は列を作って順番を待って利用する
。この場合操作者の背後には次の利用者が接触するほど
の距離に立っていることが多く、操作者は自分の入力す
る暗証番号が背後の人に見られ判るのではないかという
不安が生じ、安心して操作出来ない。現実に、操作者の
背後の人が、操作者の入力操作を見て暗証番号を読み取
ろうとすればそれは可能である， 本発明の目的は、入力操作を見られても、入力している
暗証番号が入力する操作者の指先の位置だけでは判らな
いようにすることにより、暗証番号の入力操作のセキュ
リティの向上を図ることにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、暗証番号入力装置の入力部
としてキーの配列が変化出来るよう構成するものである
。

〔作用〕

自動取引装置の暗証番号入力部としてタッチパネルを使
用した場合について以下その作用を説明する。

タッチパネルはＣＲＴ画面をとばん目に仕切って画面上
にいくつかのます目を作り、各ます日ごとに入力内容を
割り当てるものであるが、各ます目の入力内容について
は自由に構成することが可能である。このＣＲＴ画面上
にキー内容を表示し暗証番号を入力するに当ってＣＲＴ
画面上のキー配列の組合せを複数用意しておき、入力キ
ーのキー配列を変更可能としたものである。

次に入力キーボードとキーイン内容を表示するためのＣ
ＲＴやＬＣＤ，ＬＥＤ等との組合せにより暗証番号入力
部を構成したものについて以下その作用を説明する． 入力キーボードのキートップ位置に対応して、ＣＲＴ等
にキーイン内容を表示し、その表示内容に対応したキー
トップをキーインすることにより表示内容がキーインさ
れるように暗証番号入力部を構成する。この構成におい
て、ＣＲＴ等の画面に表示されるキーイン内容の組合せ
を複数用意しておき、キー配列を変更可能としたもので
ある．以上のようにすることにより、キーインする際の
操作者の指のキーイン位置だけでは、他の人には入力内
容を判別することができないようにしたものである。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図から第８図により説明
する．第２図，第３図は現金自動取引装置１の前に操作
者２が立って取引操作をしているところを示す図である
。第４図は従来例の暗証番号入力部を示し、第１図，第
５図，第６図は本発明の一実施例の暗証番号入力部を示
す。

操作者は現金自動取引を行なう場合、キャッシュカード
をキャッシュカード投入口３より装置に読み込ませた後
、人力キー４より暗証番号を入力し、キャッシュカード
より読み込まれた暗証番号と入力キー４より入力された
暗証番号を照合し本人確証を経て取引が始まる。そして
、人出金口８より現金の挿入，受取りを行なう。

第４図に示す従来例では、１０ケの入力キー４に対応し
てＣＲＴ５の画面上に左より１からＯまで１０ケの数字
が順番に並んでいる．この状態で操作者が入力すると、
第２図のごとく操作者の真後ろからでなく、第３図のご
とく操作者の斜横後部から、他の人が操作者のキーイン
する指先を見ていると，画面上の数字を見なくても操作
者の指の位置で入力している数字を判別可能である。

第１図，第５図，第６図は本発明の一実施例を示し、キ
ー配列を変化させる選択キー６を付けた↑くである。第
５図はキ一番号が順番に整然と並んだ初期状態を示す。

操作者が後部より他の人に暗証番号入力操作を見られる
ような恐れを感じた場合に、選択キー６を押し、画面上
の数字を並び変えた状態を示したのが第１図，第６図で
ある。

この状態で操作者がキーインした場合には、画面上の数
字を見なければ、操作者のキーインする指の位置だけで
は、他の人には入力している数字が判別出来なくなる。

従って操作者は，安心して自分の暗ｗｍ号を入力するこ
とが出来る。

ここで選択キーを押した場合の画面上のキーの配列パタ
ーンを考えると、第６図のごとくまったく不規則にキ一
番号が並んだ場合には、操作者が入力数字を探すのに時
間がかかる。従って第１図に示すごとく、左端の数字よ
り右側への数字の並びには連続する規則性を持たせてキ
ー配列を変化させておくと、操作者は第５図の初期状態
のどとく１からＯまで順番にキー配゜列されている場合
と大差なく暗証番号を入力することが可能である。

この場合のキーの配列パターンは、たとえば第７図に示
すごとく１０通りが考えられるが，１回の選択キーの押
し下げで、いずれのパターンになるかは不規則にしてお
く。このようにしておくと、他の人には操作者が選択し
たキー配列は全く判らない。

操作者が一連の人出金操作を終了し、次の人が取引操作
を行ない暗証番号の人力を待つ状態になった時に、表示
されるキー配列は、前の操作に関係なく第５図に示すご
とく初期状態に戻るようにしておく。言うまでもなく、
この時に前の操作者の選択したキー配列と同じキー配列
が表示された場合には、前の操作者の暗証番号入力時の
キーインの指の位置を記憶しておけば、次の操作者が前
の操作者の暗証番号を判別可能となる。これを防止する
ために、一連の取引が終了後、次の取引時に表示される
数字配列は常に第５図に示す初期状態に戻るようにして
おく。

さらに第８図に示すごとく、入力する数字を表示するＣ
ＲＴ等の画面は装置の操作パネル面７より下に沈んだ状
態にして、操作者以外の視野角度とが出来ないように配
慮しておけば、操作者以外の人に読み取られる心配はな
い．また、ＬＣＤのように表示の視野角度に方向性のあ
るものを表示装置とした場合には、オペレータの視野角
度に合わせておけば、操作者以外の人には表示画面を見
られることはない。

操作者が操作時、他の人に暗証番号の入カを見られる心
配がないと判断した場合には、キー配列選択キーを押さ
ずにキ一番号が１から０までＩ’ｌＪｌ番に並んだ初期
状態で入力可能であることは言うまでもない。

本実施例では、キーボードとＣＲＴ画面の組合せの装置
を示したが、タッチパネルを用いた場合も同様である。

なお上記実施例の代りに暗証番号入方前に自動取引装置
内の制御部の制御によりキー配列が乱数発生等により自
動的に変更されるものであってもよい。そして１つの取
引終了後で次の取引開始時に暗証番号を入力する際キー
配列が初期状態に戻るよう制御してもよいし、戻らなく
てもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、キーの配列が変
化することができるので、操作者は自分の後部に他の人
がいて自分の入力操作を見られても、入力する指先の位
置だけでは入力している暗証番号が他の人には判別でき
ないので安心して暗証番号を入力することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は，本発明の暗証番号入力部の平面図、第２図お
よび第３図は現金自動取引装置の前で操作者が操作して
いるところを示す外観図、第４図は従来の暗証番号入力
部の平面図、第５図および第６図は本発明の暗証番号入
力部の平面図、第７図は本発明の選択できるキー配列の
例を示した図、第８図は本発明の暗証番号入力部の断面
と操作者の視野角度を示す図である。 １・・・現金自動取引装置， ２・・・操作者， ３・・・キャッシュカード投入口， ４・・・人力キー ５・・・ＣＲＴ， ５′・・・Ｃ　Ｒ　Ｔ画面上のキー配列表示領域，６・
・・キー配列選択キー ７・・・操作パネル面， ８・・・人出金口。 嶌 １ 図 ネ ２ 図 阜 ヰ 図 稟 ５ 図 稟 ６ 巨 ←〜ロエロエ■エロ 図賞〜６

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数のキーより構成され暗証番号が入力される入力
   装置において、前記キーから暗証番号が入力される前に
   前記キーの配列が変更されることを特徴とする暗証番号
   入力装置。 ２、特許請求の範囲第１項記載の暗証番号入力装置を搭
   載することを特徴とする自動取引装置。