JPH03253783A - 小型ポンプ - Google Patents

小型ポンプ

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Publication number
JPH03253783A
JPH03253783A JP2052145A JP5214590A JPH03253783A JP H03253783 A JPH03253783 A JP H03253783A JP 2052145 A JP2052145 A JP 2052145A JP 5214590 A JP5214590 A JP 5214590A JP H03253783 A JPH03253783 A JP H03253783A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
pump
output shaft
diaphragm part
cup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2052145A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyoshi Yamamoto
敏義 山本
Kenji Kida
憲治 来田
Yukinobu Omichi
大道 幸延
Yoshinori Takagi
高木 義則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OUKEN SEIKO KK
Oken Seiko Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
OUKEN SEIKO KK
Oken Seiko Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OUKEN SEIKO KK, Oken Seiko Co Ltd, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical OUKEN SEIKO KK
Priority to JP2052145A priority Critical patent/JPH03253783A/ja
Publication of JPH03253783A publication Critical patent/JPH03253783A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は密封包装器の減圧装置等に使用する小型ポンプ
に関するものである。
従来の技術 従来、この種の小型ポンプとしては、例えば特開昭62
−291484号公報に示されているように、第5図の
ような構造のものがある。ずなわち、モータ1の出力軸
2に取り付けられたクランク台3に所定角度傾斜した駆
動軸4が設けられており、さらにこの駆動軸4には回動
自在に設けられた駆動体5が取り付けられている。そし
て駆動体5の外周部分には周方向にほぼ等間隔に配置さ
れた複数のダイヤフラム部6が取り付けられている。以
上の構成で、モータ1が回転すると、駆動体5は駆動軸
4の皿回し運動によって図中矢印で示されるような上下
動作を繰り返すことになり、これによってダイヤフラム
部6が上下動し、ポンプ作用が発生ずるものである。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構造のものでは排気型の加圧ポンプ
として使用する場合にはきわめて効率よく高い圧力を発
生することができるものであるが、吸引用の減圧ポンプ
として動作させようとすると、第6図に示すようにダイ
ヤフラム部6のカップ壁面6aがゴム等からなる薄肉の
弾性材で形成されているために、内部が減圧された時、
図に示したような内側への変形をおこし、ポンプ効率が
大幅に低下するとともにダイヤフラム自体の耐久性にも
影響を及ぼすことになり、結局このような従来のものは
排気型の加圧専用ポンプとしてしか使用で゛きないもの
であった。
そこで、本発明はこの欠点を解消した吸引減圧用として
も使用できる小型ポンプを特別な構成部材を用いること
なく提供することを第一の目的とするものである。また
第二の目的は簡単な部材の付加により吸引減圧用として
も使用できる小型ポンプを提供することである。更に第
三の目的は吸引減圧用としても使用できる小型ポンプの
長期使用に対する信頼性を高めた構成を提供することで
ある。
課題を解決するための手段 第一の目的を達成する第一の手段は、モータの出力軸の
回転によって皿回り運動をする駆動体と、出力軸の軸心
に対して周方向にほぼ等間隔で配置され前記駆動体によ
って駆動される複数のダイヤフラム部と、このダイヤフ
ラム部と係合して複数のポンプ室を構成するポンプケー
スとからなす、前記ダイヤフラム部をゴム等の弾性体を
用いて上方開口のカップ状に形成するとともに、ダイヤ
フラム部のカップ壁面の路上半分を厚肉部とした小型ポ
ンプとするものである。
第二の目的を達成するための第二の手段は、ダイヤフラ
ム部のカップ壁面の路上半分内に、薄肉円筒形状の変形
防止リングをはめこんだ小型ポンプとするものである。
さらに第三の目的を達成するための第三の手段は、ダイ
ヤフラム部のカップ壁面内に、つるまきばねをはめこん
だ小型ポンプとするものである。
作用 第一の手段は、減圧目的のポンプとして使用したときに
異常変形を起こすダイヤフラム部のカップ壁面の路上半
分を厚肉部として補強したことにより、吸引減圧用とし
ても使用できる小型ポンプとなるものである。また第二
の手段は、ダイヤフラム部のカップ壁面の路上半分内に
、薄肉円筒形状の変形防止リングをはめこんだことによ
り、異常変形を起こすダイヤフラム部のカップ壁面を補
強できるものである。更に第三の手段は、ダイヤフラム
部のカップ壁面を補強する手段として、つるまきばねを
はめこんだ構成としているため、長期使用に対する信頼
性が高まるものである。
実施例 以下、本発明の第一の手段の実施例を第1図、第2図に
基づいて説明する。従来の構成と同一部分については同
一符号を付し詳細な説明は省略する。ゴム等の弾性体を
用いて上方開口のカップ状に形成した複数個のダイヤフ
ラム部6は、その各カップ壁面6bの路上半分を厚肉部
として一体形成している。ポンプケース7はダイヤフラ
ム部6と係合して複数のポンプ室8を構成している。図
中、9はポンプ室8へ吸気するための吸気口、10はポ
ンプ室8から吸気口9への逆流を防ぐ吸気弁、11は排
気口で、ダイヤフラム部6と一体の排気弁12を装備し
ている。
次に、この実施例の構成における作用を説明する。まず
モータ1が動作し、出力軸2を介してクランク台3が回
転すると、このクランク台3に傾斜して固定された駆動
軸4には出力軸2を中心にしたすりこぎ運動が生しる。
そしてこの駆動軸4に回動自在に取り付けられた駆動体
5は、駆動軸4の軸回転力を摺動によって逃がすととも
に皿回りの原理による揺動運動を発生し、この揺動運動
により、駆動体5の外周に周方向にほぼ等間隔で配置さ
れたダイヤフラム部6は順次上下動を繰返゛すこととな
る。これによって吸気口9より吸い込まれた空気などの
流体は、吸気弁10を通ってポンプ室8へ流入し、そこ
から排気弁12の外周部を通って排気口11より外部へ
排出される(矢印)。
このとき、吸気口9に密封包装用の袋などの負荷を接続
すると、ポンプ室8は減圧室として作用し、負圧の状態
となる。そのため第6図に示したような従来のダイヤフ
ラム構造では、カップ壁面6aが大きく内部へ変形し、
ポンプ室8の実効容積が大幅に減少するため流量・圧力
ともに極めて効率の悪いものとなる。
一方、本実施例のように路上半分を厚肉部として補強し
たカップ壁面6bとすれば、負圧状態となってもカップ
壁面6bは変形することがなく、効率よく減圧作用を行
うことができる。ここでカップ壁面6bの厚肉部分を路
上半分としたのは、第1図有半分に示したように駆動体
5の作用によりダイヤフラム部6が上方へ押し上げられ
、排気状態のときにカップ壁面6bの本来の変形動作が
妨げられないようにするためである。
次に第二の手段の実施例について、第3図を基に説明す
ると、ダイヤフラム部6のカップ壁面6aの内面路上半
分に沿わせるように、薄肉円筒形状の変形防止リング1
3を挿入したものである。
その作用は第一の手段の実施例とほぼ同一であるが、変
形防止リング13を金属又は樹脂等の剛性の高い材料に
よって構成することにより、前記実施例の場合と同等以
上の補強効果を期待できるものである。
また第三の手段の実施例について、第4図を基に説明す
ると、ダイヤフラム部6のカップ壁面6aの内面全体に
わたってつるまきはね14を挿入したものである。
一般的につるまきばねは上下方向(圧縮、引っ張り方向
)においては高い弾性復元力を有しているのに対し、半
径方向においては強い剛性を有している。本実施例で用
いたつるまきはね14の構成はこの特徴を利用したもの
で、ダイヤフラム部6の上下動に対しては弾性復元力に
よってその動きに追随する一方、負圧によるカップ壁面
6aの変形に対しては強固にその変形を防止することが
できる。またこの実施例の場合、第一の手段の実施例や
第二の手段の実施例において変形防止が困難であったカ
ップ壁面6aの略下半分についても変形防止を行うこと
ができ、長期使用に対する信頼性を保証することが可能
となるものである。
なお前記各実施例においては特に説明しなかったが、本
発明の小型ポンプは従来の小型ポンプと同様、排気型の
加圧ポンプとして使うこともできることは明らかである
発明の効果 以上のように本発明の第一の手段によれば、ダイヤフラ
ム部をゴム等の弾性体を用いて上方開口のカップ状に形
成するとともに、ダイヤフラム部のカップ壁面の路上半
分を厚肉部としたことによって、密封包装のための減圧
などに用いる小型ポンプとして使用したときに、そのダ
イヤフラムの異常変形を防止し吸引圧力・流量の低下を
防ぐことができるものであり、特別な構成部材を用いる
ことなく極めて有用性の高い小型ポンプを得ることがで
きるものである。また第二の手段によれば、ダイヤフラ
ム部のカップ内壁面の路上半分に、薄肉円筒形状の変形
防止リングをはめ込むという簡単な部材の付加により、
吸引減圧用としても使用できる小型ポンプを提供してい
るものである。更に第三の手段によれば、ダイヤフラム
部のカップ壁面内に、つるまきばねをはめこんでいるた
め、吸引減圧用としても使用できる小型ポンプの長期使
用に対する信頼性を著しく高めることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の手段の実施例を示す小型ポンプ
の縦断面図、第2図は同ダイヤフラム要部の拡大断面図
、第3図は本発明の第二の手段の実施例を示すダイヤフ
ラム要部の拡大断面図、第4図は本発明の第三の手段の
実施例を示すダイヤフラム要部の拡大断面図、第5図は
従来の小型ポンプの縦断面図、第6図は同ダイヤフラム
要部の拡大断面図である。 ■・・・モータ、2・・・出力軸、5・・・駆動体、6
・・・ダイヤフラム部、6b・・・カップ壁面、7・・
・ポンプケース、8・・・ポンプ室、13・・・変形防
止リング、14・・・つるまきばね。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モータの出力軸の回転によって皿回り運動をする
    駆動体と、出力軸の軸心に対して周方向にほぼ等間隔で
    配置され前記駆動体によって駆動される複数のダイヤフ
    ラム部と、このダイヤフラム部と係合して複数のポンプ
    室を構成するポンプケースとからなり、前記ダイヤフラ
    ム部をゴム等の弾性体を用いて上方開口のカップ状に形
    成するとともに、ダイヤフラム部のカップ壁面の路上半
    分を厚肉部とした小型ポンプ。
  2. (2)モータの出力軸の回転によって皿回り運動をする
    駆動体と、出力軸の軸心に対して周方向にほぼ等間隔で
    配置され前記駆動体によって駆動される複数のダイヤフ
    ラム部と、このダイヤフラム部と係合して複数のポンプ
    室を構成するポンプケースとからなり、前記ダイヤフラ
    ム部をゴム等の弾性体を用いて上方開口のカップ状に形
    成するとともに、ダイヤフラム部のカップ壁面の路上半
    分内に、薄肉円筒形状の変形防止リングをはめこんだ小
    型ポンプ。
  3. (3)モータの出力軸の回転によって皿回り運動をする
    駆動体と、出力軸の軸心に対して周方向にほぼ等間隔で
    配置され前記駆動体によって駆動される複数のダイヤフ
    ラム部と、このダイヤフラム部と係合して複数のポンプ
    室を構成するポンプケースとからなり、前記ダイヤフラ
    ム部をゴム等の弾性体を用いて上方開口のカップ状に形
    成するとともに、ダイヤフラム部のカップ壁面内に、つ
    るまきばねをはめこんだ小型ポンプ。
JP2052145A 1990-03-02 1990-03-02 小型ポンプ Pending JPH03253783A (ja)

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JP2052145A JPH03253783A (ja) 1990-03-02 1990-03-02 小型ポンプ

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