JPH03251375A - インパルスレンチのモータ自動停止装置 - Google Patents

インパルスレンチのモータ自動停止装置

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JPH03251375A
JPH03251375A JP4652890A JP4652890A JPH03251375A JP H03251375 A JPH03251375 A JP H03251375A JP 4652890 A JP4652890 A JP 4652890A JP 4652890 A JP4652890 A JP 4652890A JP H03251375 A JPH03251375 A JP H03251375A
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JP
Japan
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valve
hole
oil
liner
detector
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Pending
Application number
JP4652890A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Murai
村井 敬二
Shiro Saito
斎藤 四郎
Eiichi Wada
栄一 和田
Haruo Tsujimoto
辻本 治男
Hidekazu Miyake
秀和 三宅
Yuji Kanekawa
裕司 金川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokota Industrial Co Ltd
Original Assignee
Yokota Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03251375A publication Critical patent/JPH03251375A/ja
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この出願の発明は、締め付は操作時に油圧パルス発生部
で発生する圧力を検知して、任意の設定トルク値になっ
た時に、モータ機構への給気を停止させるインパルスレ
ンチのモータ自動停止装置に関するものである。
〔従来の技術〕
ボルト・ナツトの締め付けには、油圧の衝撃力を締付ト
ルクに変換するインパルスレンチが使用されている。イ
ンパルスレンチは、低騒音・低振動で、発生トルクを初
めに設定しておくと設定トルク以上にならず、締付トル
クが安定するという利点があり、近年多く使用されるよ
うになってきている。
ボルト・ナツトを締め付けるには、被締付物が剛体であ
るハードジヨイント方式と、被締付物との間に軟体物が
挾まれたソフトジヨイント方式がある。ハードジヨイン
ト方式では、油圧内部の圧力が設定圧力に達するまでの
時間は早いが、ソフトジヨイント方式では、徐々に設定
圧力に達しようとするので時間がかかるという締め付は
状態の違いがあるが、従来よりインパルスレンチを使用
している作業者や初めて締め付は作業をする者にとって
は、適正締(t l−ルク前に作業を止めたり、または
無駄に長時間の締め付けを行ったりして、締め伺り完了
時の判断が困難であった。
そこで、出願人は、先に第9図から第12図に示したよ
うな、インパルスレンチのモータ自動停止装置を出願し
ている。
このインパルスレンチのモータ自動停止装置は、モータ
機構(14)によって駆動される油圧パルス発生部(3
)に生ずる油圧パルスを検知する検知子(43)と、モ
ータ機構(14)へのエア供給路に設けた遮断弁(10
1)と、この遮断弁(101)を作動させるエア回路に
設けた検知弁(102) 、調節弁(103)と、検知
子(43)の動きに応じて作動するコントロールピン(
26)と、このコントロールピン(26)の動きを安定
化して検知弁(102)に伝達する安定化機構(104
)を備え、この検知弁(102)を介してタンク室(1
05)に充填されるエアの圧力が一定値に達した時に前
記遮断弁(101)が作動し、モータ機構(14)への
エアの供給を停止するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、」1記インパルスレンチのモータ自動停
止装置は、タンク室(105)に充填されるエアの圧力
が単に一定値に達した時に遮断弁(101)が作動し、
モータ機構(14)へのエアの供給を停止するようにし
ているため、締め付は操作時に油圧パルス発生部(3)
で発生する実際の圧力をとは無関係にインパルスレンチ
のモータが自動停止することになる。そのため、適正締
付トルク前にインパルスレンチのモータが自動停止した
り、適正締付1−ルクに達しているのにインパルスレン
チのモータが自動停止しなかったりするという課題を有
していた。
そこで、この出願の発明は、締め付は操作時に油圧パル
ス発生部で発生ずる圧力を検知して、任意の設定トルク
値になった時に、モータ機構への給気を停止させて、作
業者が熟練を要しなくても−・定の締め付は操作を行う
ことのできるインパルスレンチのモータ自動停止装置を
提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
この出願の請求項1記載に発明は、通孔(20)を設け
たフランジ(15a)を前端に形成すると共に、挿入溝
(22)及び保持孔(24)を設けたバルブシャフト(
15)と、バルブシャフト(15)に内挿されており、
周壁に段部(16a)を形成し、前端ヲロータ(35)
に内挿されたコントロールピン(26)後端に当接させ
、後端をバルブシャフト(15)の挿入溝(22)に内
挿されたハネ(27)により前方に押付けられたコント
ロールシャフト(16)と、バルブシャフト (15)
に外挿されており、内周にバルブシャフト(15)の保
持孔(24)に出没自在としたボール(23)をロック
しておくための段部(17a)が形成されると共に、外
周にシール材(28)が装着されており、前端をバルブ
シャツI−(15)のフランジ(15a)との間に介在
させたバネ(29)により後方に押付けられたバルブ(
17)と、バルブ(17)との間にこのバルブ(17)
の移動により開閉する隙間(S)を形成するバルブシー
ト (18)と、を有するバルブ機構(11)を装備す
ると共に、ライナ(51)に内挿されており、後端をラ
イナアッパプレー)  (54)の挿入溝(57)に嵌
挿し、先端をハンマケース(48)外に突出し、中程を
ライナロアープレート (55)の挿入溝(58)に嵌
挿すると共にハンマケース(48)に嵌合されたベアリ
ング(59)に支持されたメインシャフト (52)と
、ライナ(51)内の高圧室(H)とを連通ずる導油孔
(70)を形成し、この導油孔(70)と連通ずる通油
孔を設けたチェックバルブ(71)を、バネ(72)、
ガイド(73) 、及びポル(74)を介して挿入し、
さらに調整ネジ(75)を捩じ込むと共に、ライナアッ
パプレート (54)の挿入孔(57)に連通ずる通油
孔(77)に連通させた通油孔(76)を連設した自動
停止弁用挿入孔(69)と、ライナアッパプレー) (
54)の挿入溝(57)に嵌挿しており、前端をメイン
シャフト(52)の後端に当接させ、後端をコントロー
ルピン(26)の前端に当接させており、さらにライナ
アッパプレート(54)の挿入溝(57)内周壁とメイ
ンシャフト (52)の後端とにより形成される油室(
79)に、前端を突出させた検知子(43)と、を有す
る油圧パルス発生機構(49)を装備したものとしてい
る。
この出願の請求項2記載に発明は、前記請求項1記載の
バルブ機構(11)のバルブシャフト(15)が、前記
構成に加えて検知子(43)をエア圧で押さえるための
通孔(25)を設けたものとしている。
この出願の請求項3記載に発明は、前記請求項1記載の
油圧パルス発生機構(49)のライナ(51)のライナ
ロアープレート (55)とハンマケース(48)に嵌
合されたベアリング(59)との間に、波ワッシャ (
60)及びワッシャ (61)を介在させたものとして
いる。
〔作用〕
この出願の発明は、上記手段を施したため、次のような
作用を有する。
この出願の請求項1記載の発明では、高圧室(H)で発
生した圧力により、自動停止弁用挿入孔(69)では、
作動油が導油孔(70)からチェックバルブ(71)の
通油孔を通ってボール(74)に作用し、ボール(74
)がハネ(72)に抗して後方に移動する。すると、通
油孔(76)から通油孔(77)を通り、ライナアッパ
プレート(54)の油室(79)に到り、検知子(43
)の前端を押す作動油の圧力は、緩衝されて伝達される
。検知子(43)は、コントロールシャフト(16) 
f&端のハネ(29)とエア圧によって前方へ押さえら
れているが、設定トルク値になった時にこの力よりも前
記検知子(43)の前端を押す作動油の圧力が打ち勝ち
、検知子(43)は徐々に後方へ移動する。これにより
、コントロールピン(26) 、コントロールシャフト
 (16)も徐々に後方へ移動する。そして、バルブシ
ャフト(15)のボール(23)が、コントロールシャ
フト(16)の段部(16a)に落ち込んだ時、バルブ
(17)の段部(17a)とのロック状態が解かれ、バ
ルブ(17)はエア圧力によってバルブシート (18
)に当接して、隙間(S)が閉鎖される。すると、ロー
タ(35)の回転が止まり、ライナ(51)の回転も止
まるので、トルクは発生しなくなる。
この出願の請求項2記載の発明では、請求項1記載に発
明と同様の作用を有すると共に、一部のエアは、バルブ
シャフト(15)の通孔(25)に入り、コン1−ロー
ルシャフト(16)を前方に押付はコントロールピン(
26)を介して検知子(43)を前方に押付ける。
この出願の請求項3記載の発明では、請求項1記載に発
明と同様の作用を有すると共に、ハンマケース(48)
内での油圧パルス発生機構(49)の遊びがなくなる。
〔実施例〕
以下、この出願の発明を実施例として示した図面に基づ
いて説明する。尚、以下の説明において、図に向かって
左を前、右を後という。
図は、この出願の発明に係るモータ自動停止装置111
えたインパルスレンチを示しており、ハンドル部(1)
、モータ部(2)、及び油圧パルス発生部(3)から構
成されている。
ハンドル部(1)には、正回転用の給入通路(4)、逆
回転用の給入通路(図示せず)、及び排出通路(5)が
設けられている。また、ハンドル部(1)上部には、ス
ロットルレバー(6)及びリバースレバー(7)が設け
られており、ハンドル部(1)下部には、ホースジヨイ
ント(8)及びサイレンサー(9)が設けられている。
モータ部(2)には、モータケースカバー(10)側に
バルブ機構(11)及びガバナ機構(12)が装備され
、モータケース(13)側にモータ機構(14)が装備
されている。
前記バルブ機構(11)は、ハルブシャフ1−(15)
、コントロールシャフト(16) 、バルブ(17)1 、バルブシート(18)、及びスペーサ(19)よりな
る。バルブシャフト(15)は、前端にフランジ(15
a)を形成し、このフランジ(15a)には通孔(20
)を設けると共にフランジ(15a)端をモータケース
カバー(10)内面に密着させており、後端をモータケ
ースカバー(10)にナツト(21)により固定してい
る。さらに、バルブシャフト(15)には、コントロー
ルシャフト(16)を内挿スるための挿入溝(22)を
設けると共に、挿入溝(22)側及び周壁側へ出没自在
としたボール(23)の保持孔(24)、及び検知子(
43)をエア圧で押ざえるための通孔(25)を設けて
いる。コントロールシャフト (16)は、周壁に段部
(16a)が形成されており、前端を後述するコントロ
ールピン(2G)後端に当接させ、後端をコントロール
シャフト(16)の挿入溝(22)に内挿されたハネ(
27)により前方に押付けられている。バルブ(17)
は、バルブシャフト(15)に外挿されており、内周に
ボール(23)をロックしておくための段部(17a)
が形成されると共に、外周に0−リング等2 のシール材(28)が装着されており、前端をバルブシ
ャフト(15)のフランジ(15a)との間に介在させ
たハネ(29)により後方に押付けられている。バルブ
シート(18)は、モータケースカバー(10)内周壁
に固着されており、バルブ(]7)との間にバルブ(1
7)の移動により開閉、する隙間(S)を設けている。
スペーサ(19)は、このバルブシート(18)とバル
ブシャフト(15)のフランジ(15a)との間に介在
させている。
前記ガバナ機構(12)は、ガバナケース(30)、ガ
バナバルブ(31)、及びガバナボディ(32)よりな
る。ガバナケース(30)は、後述するアンパブレート
(33)とバルブシャフト(15)のフランジ(15a
)との間に介在させており、周壁に給入孔(34)を設
けている。ガバナケース(30)内には、後述するコン
トロールピン(26)を内挿したロータ(35)の軸端
が突出している。ガバナバルブ(31)は、このロータ
(35)に外挿されており、ロータ(35)後端に設け
たスナップリング(36)との間に介在させたバネ(3
7)により前方に押付けられている。ガバナボディ(3
2)は、ロータ(35)外周に固着されており、ガバナ
バルブ(31)とアシバブレート(33)に嵌合された
ベアリング(38)との間に介在させている。ガバナボ
ディ(32)の後面はテーパ面(32a’lとしており
、このテーパ面(32a)とガバナバルブ(31)の前
壁の間には複数個のボール(39)を介在させている。
これらボール(39)は、ロータ(35)の回転数に応
じ遠心力によりテーパ面(32a)の内方から外方に向
かって移動する。そして、ガバナバルブ(31)を前後
動させ、ガバナケース(30)の給入孔(34)を開閉
操作する。
前記モータ機構(14)は、前述のコントロールピン(
26) 、アッパプレーi−(33) 、及びロータ(
35)の他に、ベイン(40) 、シリンダ(41)、
及びロアープレート (42)よりなる。コントロルピ
ン(26)は、前述のようにロータ(35)に内挿され
ており、後端をコントロールシャフト(16)の前端に
当接させ、前端を後述する検知子(43)の後端に当接
させている。ロータ(35)は、後部をアッパプレー)
 (33)のベアリング(38)に支持され、前部を後
述するライナアッパプレート(54)に連結されている
と共に、ロアープレー1・(42)のベアリング(44
)に支持されている。シリンダ(41)には、上部にア
ッパプレート(33)の通孔(33a)に連通ずる給入
通路(45)を形成すると共に、この給入通路(45)
にシリンダ(41)内部への給入孔(46)を形成し、
さらに下部に排出通路(5)への排出孔(47)を形成
している。そして、シリンダ(41)内部には、ロータ
(35)の略中央部に設けられたベイン(40)を配し
ている。
油圧パルス発生部(3)には、ハンマケース(48)内
に油圧パルス発生機構(49)が装備されている。
前記油圧パルス発生機構(49)は、ライナケース(5
0) 、ライナ(51) 、メインシャフト(52)、
ライナキャップ(53) 、ライナアッパプレート(5
4) 、ライナロアープレート (55) 、ブレード
(56) 、バネ(63) 、及び前述した検知子(4
3)5 よりなる。
ライナケース(50)内には、前端をライナロアープレ
ート (55)により密閉され、後端をライナアッパプ
レート (54)により密閉されたライナ(51)が、
ライナアッパプレート (54)の後面をライナキャッ
プ(53)により抜は止めされた状態で設けられている
。メインシャフト (52)は、ライナ(51)に内挿
されており、後端をライナアッパプレー)  (54)
の挿入溝(57)に嵌挿し、先端をハンマケース(48
)外に突出し、中程をライナロアープレー) (55)
の挿入溝(58)に嵌挿すると共にハンマケース(48
)に嵌合されたベアリング(59)に支持されている。
尚、前記ライナロアープレート (55)とベアリング
(59)の間には、ワッシャ (60)及び波ワッシャ
 (61)を介在させ、この間の隙間をな(すことによ
り、油圧パルス発生機構(49)全体の微移動を制御し
ている。
そして、ライナ(51)は、メインシャフト (52)
に対して回動自在とし、ライナ(51)内Gこトルクを
発生させるための作動油を充填している。う6 イナ(51)内部は、第3図に示すように、断面略楕円
形のライナ室を形成しており、メインシャツ) (52
)に設けた長溝(62)にハネ(63)を介して両側か
ら二枚のブレード(56)を嵌挿している。そして、ブ
レード(56)を長溝(62)から出没可能にし、この
ブレード(56)をライナ (51)の内面に当接する
ものとしている。前記二枚のブレード(56)間のメイ
ンシャフト (52)外周面には二本の突条を対向して
形成してシール面(X)(y)とし、一方のシール面(
y)を第5図に示すようにメインシャフト (52)の
軸心と平行した直線状とし、他方のシール面(X)を第
4図に示すようにメインシャフト(52)の軸心から傾
斜させた直線状としている。
さらに、ライナ(51)の内周面には、断面略楕円形の
長軸の両端と短軸の両端に山形状に盛り上げた突条を対
向して形成してシール面(a)  (b”)(C)(d
)とし、短軸側のシール面(d)を第8図に示すように
ライナ(51)の軸心と平行した直線状とし、短軸側の
シール面(C)を第7図に示すようにライナ(51)の
軸心から前記メインシャフト り52)のシール面(x
)と固しだけ傾斜させた直線状としている。
したがって、第3図(A)に欣ずように2、シール面(
c)と(x)及びシール面(d)と(y)が接触すると
きにのみ各シール面が全幅に渡って合致し、ライナ室を
気密的に1分するものとしている。この時、シール面(
a)(b)と二枚のブレード(56)も接触しライナ室
を気密的に1分するので、ライナ室は凹室に分けられる
ことになるシール面(c)(d近のライナ(51)には
、軸方向に平行して出力調整用挿入孔(64)を設ける
と共に、ライナ(51)内の高圧室と低圧室の1室と出
力調整用挿入孔(64)とを連通ずる導油化(65)(
65)を形成している。この出力調整用挿入孔(64)
内には、テーパ面を形成したリリーフバルブ(66)を
挿入し、ガイド(67)を介して調整ネジ(68)を捩
じ込んでいる。そして、この調整ネジ(68)の捩し込
み具合を調整するこ、!:乙こより、リリーフバルブ(
66)を出力調整用挿入孔(64)内で移動させ、前記
導油孔(65)  (65)の開閉度を調整できるよう
にしている。
また、出力調整用挿入孔(64)の対称位置のライナ(
51)には、軸方向に平行して自動停止弁用挿入孔(6
9)を設けると坊に、ライナ(51)内の高圧室と自動
停止ブ〒用挿入孔(69)とを連通ずる導油孔(70)
を形成している。この自動停止弁用挿入孔(69)には
、前記導油孔(70)と連通ずる通油孔を設けたチェッ
クバルブ(71)を、バネ(72)、ガイl’ (73
) 、及びボール(74)を介して挿入し、さらに調整
ネiノ(75)を捩じ込んでいる。尚、ボール(74)
の代わりにガイド(73)の先端をとがらせてピボット
状等にしてもよい。そして、この自動停止弁用挿入孔(
69)には、通油孔(76)が連設され、ごの通油孔(
76)はライナアッパプレー) (54)の挿入孔(5
7)に連通ずる通油孔(77)に連通させている。
検知子(43)は1.ライナアッパプレート (54)
の挿入溝(57)に嵌挿しており、前端の突起(789 0 )をメインシャツl−(52)の後端に当接させ、後端
をコントロールビン(26)の前端に当接させている。
そして、ライナアッパプレート (54)の挿入溝(5
7)内に、この挿入溝(57)内周壁とメインシャフト
 (52)の後端とにより形成される油室(79)に、
前記検知子(43)の前端の突起(78)を突出させて
いる。
次に、上記構成としたこの出願の発明に係るモータ自動
停止装置の作動状態について説明する。
リバースレバー(7)を正転倒に操作して、スロットル
レバー(6)を押すと、エア源よりホスジヨイント(8
)を介して供給されたエアは、給入通路(4)を通りモ
ータケースカバー(10)内へ供給される。尚、リバー
スミ/バー(7)を逆転側に操作して、スロットルレバ
ー(6)を押すと、エア源よりホスジヨイント−(8)
を介して供給されたエアは、別の給入通路(図示せず)
を通りモータケース(13)内へ供給される。
+1バースレバー(7)を正転側に操作し2ている[1
台、メ1パパノヤー1(52)に負荷のかかっていない
時には、モータケースカバー(10)内へ供給されたエ
アは、大部分がバルブ(17)とバルブシート(18)
の間の隙間(S)を通り、バルブシャフト (15)の
通孔(20)を通った後、ガバナケース(30)の給入
孔(34)を通って、モータ機構(14)へ供給される
。また、一部のエアは、バルブシャフト(15)の通孔
(25)に入り、コントロールシャフト(16)を前方
に押付け、コントロールビン(26)を介して検知子(
43)を前方に押付けている。これにより、検知子(4
3)の移動感度が良くなる。
モータ機構(14)へエアが供給されると、ロータ(3
5)が回転して、油圧パルス発生機構(49)のライナ
(51)を回転させるが、この時、ガバナ機構(12)
のガバナボディ(32)のテーパ面(32a)をボール
(39)が遠心力によって外方へ移動し、ハネ(37)
の弾力に抗してボール(39)の遠心力と釣り合う位置
までガバナバルブ(31)を後方へ移動させると、ガバ
ナケース(30)に設けられた給入孔(34)がガバナ
バルブ(31)の側周面により絞られ、モータ機構(1
4)へ供給されるエアの量が少なくなり、無負荷時のロ
ータ(35)の回転数は下がる。したがって、無負荷時
の騒音値も下がることになる。
また、メインシャフト (52)に負荷がかかってロー
タ(35)の回転数がFがると、ガハナハルゴ(31)
はハネ(37)の弾力ζこよって前方に押し7戻されて
、ガバナケース(30) に設りられた給入孔(34)
を徐々に広くしていくので、モータ機構(14)へ供給
されるエアの量は多くなり、モータトルクが上昇するこ
とになる。
そして、メインシャツl−(52)にボンクススパナ(
図示せず)を付けてボルト・す7・1・の締め付けを行
うと、メ・インシャツl−(52)に負荷がかがりメイ
ンシャツl−(52)は停止しよ・うとする。Lかし、
ライナ(51)は、ライナアッパプレート (54)を
介しロータ(35)と連結されているため。
回転し続けようとする。したが、って、→イナ(51)
の内部では、第3図(A)に示したように、シール面(
a)(b)(c)(d)と、メインシャフト (52)
のシール面(x)(y)及び上下のブし・−ド(56)
とが全幅に渡って合致し、ライナ室を一時的に凹室に分
割し、上下のブレード(56)の両側に高圧室(H)と
低圧室(L)が形成される。さら乙こ、ロータ(35)
の回転によってライナ(51)が回転すると、高圧室(
I])の容積は減少するので、作動油は圧縮されて瞬間
的に高圧が発生し、ブレード(56)を低圧室(L)側
に押しやる。この時、メインシャツl−(52)には、
上下のブレード(56)を介して瞬間的に偶力が作用し
て回転トルクが発生し、ポルI・・ナツトの締め付けが
行われる。
そこで、出力調整用挿入孔(64)に捩じ込んだ調整ネ
ジ(68)の捩じ込み具合を調整し、導油孔(65) 
(65)の開閉度を調整する。導油孔(65) (65
)の開閉度を小さくすればするほど、高圧が発生ずるが
、パルス(打撃)数が少なくなる。単位時間当たりの締
付トルクは、パルス数と一打撃当たりの発生トルクによ
り決まるので、短時間の締め付は作業においては充分な
パルス数が必要なだめ3 、リリーフバルブ(66)の位置を移動させて、高圧室
(H)から低圧室(■、)への作動油の流れを8周節す
る。
そして、高圧室(H)で発生した圧力により、自動停止
弁用挿入孔(69)では、作動油が導油化(70)から
チェックバルブ(71)の通油孔を通ってボール(74
)に作用し、ボール(74)がハ゛ネ(72)に抗して
後方に移動する。すると、通油孔(7G)から通油孔(
77)を通り、ライナア・ソバプレート(54)の油室
(79)に到り、検知子(43)の前端を押す作動油の
圧力は、緩衝されて伝達される。検知子 (43)は、
コントロールシャフト(16)後端のハネ(29)とエ
ア圧によって前方へ押さえられているが、設定l・ルク
値になった時にこの力よりも前記検知子(43)の前端
を押す作動油の圧力が打ち勝ち、検知子(43)は徐々
に後方へ移動する。これにより、コントロールビン(2
6)、コントロールシャフト(16)も徐々に後方へ移
動する。そして、ハルブシャフI・(15)のボール(
23)が、コントロールシャフト(1G)の段部(16
4− a)に落ち込んだ時、バルブ(17)の段部(17a)
とのロック状態が解かれ、バルブ(17)はエア圧力に
よってバルブシート (1B)に当接して、第2図に示
すように、隙間(S)が閉鎖される。すると、ロータ(
35)の回転が止まり、ライナ(51)の回転も止まる
ので、1〜ルクは発生じなくなるインパルスレンチのト
ルクの設定は、自動停止弁用挿入孔(69)に捩じ込ん
だ調整ネジ(75)の捩じ込み具合を調整するこによっ
て行う。調整ネジ(75)を捩じ込めば捩じ込むほどハ
ネ(72)の弾力が強くなるので、高圧室(H)で発生
ずる圧力を高くしなければ検知子(43)は移動しなく
なるので、出力調整用挿入孔(64)に捩じ込んだ調整
ネジ(68)の捩じ込み具合を調整し、導油孔(65)
 (65)の開閉度を小ざくする。このような調整によ
り、インパルスレンチの設定トルクは高(なるが、設定
トルクを低くする場合乙こば、上記した逆の操作を行え
ばよい。
11−タ(35)の回転が止まった後、スロットルレバ
ー(6)を戻すと、バルブ(17)をバルブシト(1B
)へ押し付けている残留エア圧が通孔(25)からモー
タケースカバー(10)内へ排出されるので、バルブ(
17)はバネ(29)の弾力によって元の位置に戻る。
そして、コントロールシャフト(16)もバネ(27)
の弾力によって検知子(43)と共に元の位置へ戻り、
バルブ(17)はポール(23)によってロック状態と
なる。また、自動停止弁用挿入孔(69)のポール(7
4)もバネ(72)の弾力によって、押し戻され元の位
置に戻り、行程が終了する。
〔発明の効果〕
この出願の発明のインパルスレンチのモータ自動停止装
置は、以上に述べたように構成されているので、次のよ
うな効果を有する。
この出願の請求項1記載の発明では、締め付は操作時に
油圧パルス発生部で発生ずる圧力を検知して、任意の設
定トルク値になった時に、モータ機構への給気を停止さ
せることができるので、作業者が熟練を要しなくても、
一定の締め付は操作を行うことができる。
しかも、締め付は操作時に油圧パルス発生部(3)で発
生する実際の圧力によりインパルスレンチのモータが自
動停止することになるので、適正締付トルク前にインパ
ルスレンチのモータが自動停止したり、適正締付トルク
に達しているのにインパルスレンチのモータが自動停止
しなかったりするようなことはなくなった。
この出願の請求項2及び3記載の発明では、」1記請求
項1記載の発明と同様の効果を有すると共に、検知子(
43)の移動感度が良くなり、モータ機構への給気の自
動停止をより完全・正確なものとする。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この出願の発明に係るモータ自動停止装置を
実施したインパルスレンチの要部断面図。第2図は、同
モータ自動停止装置の作動状態を示すバルブ機構付近の
要部断面図。第3図(A)〜(D)は、油圧パルス発生
部のライナー回転中のライナ室の変化を示す説明図。第
4図及び第57− 図は、メインシャフト斜視図。第6図は、メインシャフ
トの背面図。第7図及び第8図は、ライナの断面図。第
9図は、従来のモータ自動停止装置を実施したインパル
スレンチの要部断面図。第10図は、第9図中の矢印A
から見た同インパルスレンチの部分図。第11図は、第
9図中のB−B線による断面図。第12図は、第10図
中のCC線による断面図。 (10)・・・モータケースカバー(11)・・・バル
ブ機構(15)・・・バルブンヤ71〜 (15a)・
・・フランジ(16)・・・コントロールシャフト (
16a)・・・段部(17)・・・バルブ    (1
7a)・・・段部(18)・・・バルブシート (20
)・・・通孔(22)・・・挿入溝(23)・・・ポー
ル(24)・・・保持孔    (25)・・・通孔(
25)・・・コントロールピン (27)・・・バネ(
28)・・・シール材   (29)・・・ハネ(35
)・・・ロータ     (43)・・・検知子(48
)・・・ハンマーケース (49)・・・油圧パルス発生機構 (51)・・・ラ
イナ8 (52) (54) (55) (57) (59) (61) (70) (72) (74) (76) (79) (S) ・・・メインシャフト ・・・ライナアッパプレート ・・・ライナロアープレート ・・・挿入溝    (58)・・・挿入溝18.ベア
リング   (60)・・・ワッシャ・・・波ワッシャ
(61)・・・自動停止弁用挿入孔・・・導油孔   
 (71)・・・チェックバルブ・・・バネ     
(73)・・・ガイド・・・ポール    (75)・
・・調整ネジ・・・通油孔    (77)・・・通油
孔・・・油室     (H)・・・高圧室・・・隙間

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、通孔(20)を設けたフランジ(15a)を前端に
    形成すると共に、挿入溝(22)及び保持孔(24)を
    設けたバルブシャフト(15)と、バルブシャフト(1
    5)に内挿されており、周壁に段部(16a)を形成し
    、前端をロータ(35)に内挿されたコントロールピン
    (26)後端に当接させ、後端をバルブシャフト(15
    )の挿入溝(22)に内挿されたバネ(27)により前
    方に押付けられたコントロールシャフト(16)と、 バルブシャフト(15)に外挿されており、内周にバル
    ブシャフト(15)の保持孔(24)に出没自在とした
    ボール(23)をロックしておくための段部(17a)
    が形成されると共に、外周にシール材(28)が装着さ
    れており、前端をバルブシャフト(15)のフランジ(
    15a)との間に介在させたバネ(29)により後方に
    押付けられたバルブ(17)と、 バルブ(17)との間にこのバルブ(17)の移動によ
    り開閉する隙間(S)を形成するバルブシート(18)
    と、を有するバルブ機構(11)を装備すると共に、 ライナ(51)に内挿されており、後端をライナアッパ
    プレート(54)の挿入溝(57)に嵌挿し、先端をハ
    ンマケース(48)外に突出し、中程をライナロアープ
    レート(55)の挿入溝(58)に嵌挿すると共にハン
    マケース(48)に嵌合されたベアリング(59)に支
    持されたメインシャフト(52)と、 ライナ(51)内の高圧室(H)とを連通する導油孔(
    70)を形成し、この導油孔(70)と連通する通油孔
    を設けたチェックバルブ(71)を、バネ(72)、ガ
    イド(73)、及びボール(74)を介して挿入し、さ
    らに調整ネジ(75)を捩じ込むと共に、ライナアッパ
    プレート(54)の挿入孔(57)に連通する通油孔(
    77)に連通させた通油孔(76)を連設した自動停止
    弁用挿入孔(69)と、 ライナアッパプレート(54)の挿入溝(57)に嵌挿
    しており、前端をメインシャフト(52)の後端に当接
    させ、後端をコントロールピン(26)の前端に当接さ
    せており、さらにライナアッパプレート(54)の挿入
    溝(57)内周壁とメインシャフト(52)の後端とに
    より形成される油室(79)に、前端を突出させた検知
    子(43)と、を有する油圧パルス発生機構(49)を
    装備したことを特徴とするインパルスレンチのモータ自
    動停止装置。 2、前記バルブ機構(11)のバルブシャフト(15)
    が、前記構成に加えて検知子(43)をエア圧で押さえ
    るための通孔(25)を設けたものであることを特徴と
    する請求項1記載のインパルスレンチのモータ自動停止
    装置。 3、前記油圧パルス発生機構(49)のライナ(51)
    のライナロアープレート(55)とハンマケース(48
    )に嵌合されたベアリング(59)との間に、波ワッシ
    ャ(60)及びワッシャ(61)を介在させたことを特
    徴とする請求項1記載のインパルスレンチのモータ自動
    停止装置。
JP4652890A 1990-02-26 1990-02-26 インパルスレンチのモータ自動停止装置 Pending JPH03251375A (ja)

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