JPH03251295A - 洗濯機の制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は衣類の量および種類を検知し、最適な運転制御
を行なわせる洗濯機の制御方法に関する。

〔従来の技術〕

従来の洗濯機では衣類の量に応じた水流および洗い時間
を決定する方式であった。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の技術では衣類の量によってのみ、水流。

洗い時間などを決定していたため、例えば衣類の量が少
ない場合は弱い水流で洗い時間を短かく、衣類の量が多
い場合は強い水流で洗い時間を長くしていたため、シー
ツ、バスタオルなどの大物衣類を少し洗った場合は洗浄
力が弱く、ランジェリ等の薄物衣類を多く洗った場合は
衣類の傷みが懸念され、最適な洗濯機の制御方法に至っ
ていない。

本発明は衣類の量と種類に応じ適正な水位、水流の強さ
、洗い、すすぎおよび脱水時間を自動的に選択する洗濯
制御方式を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、洗濯機の回転体に加する衣
類の抵抗にて衣類の量を判別し最適水位を決定する場合
、最低水位で衣類の量を検知し、さらに最適水位までに
複数回の衣類量検知を行ない、その値を比較演算するこ
とにより、衣類の種類を判別するものである。

〔作用〕

洗濯機の回転体に加わる衣類の抵抗にて、衣類の量およ
び種類を上記構成にて計測するため、洗濯物に適した水
流の強さ、洗い、すすぎ、脱水時間を制御することがで
きる。

〔実施例〕

本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

本発明の一実施例を採用した洗濯機は第１図に示すよう
に、鋼板製の外枠１内には吊り棒２およびコイルバネや
弾性ゴムからなる防振装置３によって合成樹脂製の外槽
４を吊架する構成となっている吊り捧２および防振装置
３は４個設ける。

洗濯するための水を溜める外槽４内には１合成樹脂製の
洗濯兼脱水槽５を回転自在に設ける。洗濯兼脱水槽５に
は多数の脱水孔５ａを設け、中央底部にはパルセータ若
しくはアジテータからなる回転体６を回転可能に設ける
、洗い作業、およびすすぎ作業時には洗濯兼脱水槽５を
静止させ回転体６を時計方向および反時計方向に回転さ
せる。

また、脱水運転時は洗濯兼脱水槽を一方向に回転させる
０回転体６および、洗濯兼脱水槽の回転は、駆動装置７
により行なわれる。

駆動装置７はモータ８とこのモータ８の回転を。

回転体６若しくは洗濯兼脱水槽５に伝達するためのプー
リ９ａやベルト９ｂからなる伝達手段９と洗いおよびす
すぎ時に回転体６のみを回転させたりあるいは、脱水時
に洗濯兼脱水槽５を回転させたりするクラッチ装［１０
とその切換を行なうソレノイド７ａと排水を司る排水装
置１１２とからなる。

駆動装置！！７は外槽４の底面に鋼板製の支持板１５を
用いて固定する。外槽４には外槽４内の水の圧力を水位
センサー２６に伝達するＰ、Ｓチューブ２７を接続する
導入口４ｃが設けである。

外枠１の上部には洗濯物を投入する投入口１９ａとコン
トローラ等の電気部品を収納する操作箱１９ｂとを形成
した合成樹脂製のトップカバー１９が設けである。投入
口１９ａには合成樹脂製のフタ２０を設ける。

操作箱１９ｂの上面には操作パネル２１が取付けてあり
、操作箱１９ｂ内には給水電磁弁２４を設ける。

操作箱１９ｂに配置した水位センサー２６は外槽４内の
水の圧力を検出することにより、規定水位まで水がたま
ったかどうか判定する。水位センサー２６にはコア、コ
イル、ばねなどから構成される。

洗濯、すすぎ、脱水等を制御するコントローラ部は収納
箱３１内に配置する。

操作パネル２１には、電源スイツチボタン２９および外
部操作スイッチ３０が配置されている。

第２図は操作パネル２１を示したものである。

この操作パネル２１には表示部３２．■操作部３３、■
操作部３４が設けられている０表示部３２には、水位、
水流、洗い、すすぎ、脱水、センサーモニタの情報が運
転状況に応じて表示される。■操作部３３には、水位切
換、水流切換、洗い、すすぎ、脱水の選択設定をとるセ
レクトスイッチのボタンが設けられている。■操作部３
４には、バイオコース、センサー標準、どろんこ等の選
択設定をとるセレクトスイッチのボタンが設けられてい
る。

第３図は洗たく機会体の回路を簡略して示している。中
央処理回路３４．駆動回路３５は、コントローラ部とし
てまとめられて洗たく機本体の収納部３１に配置されて
いる。モータ８．給水電磁弁２４としての給水弁２４．
排水装置１２としての排水弁、洗たく、すすぎ、脱水等
のセレクトスイッチ、水位センサー２６．布量判定のた
めの布量センサー３７をもっている。

第４１ｉｉｉ７は布量判定を行なう布量センサー３７の
回路を示している。洗たく機の撹拌翼および洗濯兼脱水
槽５の回転駆動を行なうモータ８は進相用のコンデンサ
ー８８をもっている。ＦＬＳ３８゜３９は、モータ８の
回転方向を切り換えるスイッチである。コンデンサー８
８の両端に抵抗４０゜４１、ツェナーダイオード４２を
直列接続している。抵抗４１に発光トランジスター４３
を並列接続している０発光トランジスタ−４３の出力は
波形整形用のトランジスター４４のベースに入れている
。トランジスター４４の出力を中央処理回路３４のマイ
コンに取り込んでいる。

以上の構成において、電源スイツチボタン２９を押ルて
電源スィッチをＯＮし、外部操作スイッチ３０の「セン
サー（標準）」ボタンを押すと、コントローラからの信
号で、給水電磁弁２４に通電され、洗濯兼脱水槽内に給
水されるこの時ソレノイド７ａにも通電され脱水状態と
なり、モータには０．５秒０Ｎ−４秒ＯＦＦで通電され
洗濯兼打水槽はゆるやかな回転で一方向に回転し、洗濯
物にまんべんなく給水の水が掛かるようにしている。

水位の最低水位までの給水を水位センサー２６が検知す
ると、給水電磁弁２６．ソレノイド７ａへの通電を停止
し、モータ８へ通電し撹拌を行なう、この時クラッチ装
置１０は脱水状態となっているため、クラッチ装置１０
を確実に洗い状態とししかも布を傷めないため布量検知
撹拌より強く通常の撹拌より弱い反転撹拌水流０．５　
秒０Ｎ−０，５秒ＯＦＦで８秒間動作させた後布量検知
撹拌を行なう。

布量検知行程は、０．４秒０Ｎ−１秒ＯＦＦの反転撹拌
を行なわせ、ＯＦＦ時に回転体６が惰性にて回転した時
のモータ８の逆起電力をモータ８駆動用コンデンサー８
８の端子電圧にて検知し、これを直流矩形波パルスに変
換し、このパルス間の時間ｔｚを測定して布量を判定す
るものである。

すなわち洗濯物が多い場合は回転体６への抵抗が大きい
ため、惰性回転がさまたげられパルス間の時間ｔ１は長
くなり、洗濯物の量が少ない場合には逆にパルス間の時
間ｔ１は短くなる。パルス間の時間の計測は第４図に示
す回路で検出した両波検知のパルスの１発註のパルス（
■）と３発註のパルス（＠）の立上がり時間の幅ｔ１　
を計測しく第５図）、これを２０回繰返し合計の時間を
予めマイコンに記憶した洗濯量と時間の関係と、比較し
、洗濯量を決定し、洗濯量に応じた水位を自動設定し、
規定水位まで給水する。

更に、最適水位まで給水する工程において、検知水位を
変化させて、前述の布量検知工程を行ない、パルス立上
がり時間の１［ｔｌを計測させる。

例えば洗濯物量４．０ｋｇで高水位と判別した場合。

布量検知工程を４回行ない衣類の種類の異なった洗濯物
（シーツ、パスタオル等の大物衣類とランジェリ−等の
化せんの薄物の衣類）の各水位でのパルス立上がり時間
幅ｔ１は第５図の如くなり。

■　最低水位と最適水位でのパルス立上がり時間幅ｔ１
の差ΔＴを求める。

■　第５図に示すグラフの各曲線の近似関数による、平
均変化率ｍを求める。

以上より検知水位を変化させた場合のパルス立上がり時
間幅ｔ１の変化率ΔＴおよびｍの大小により、衣類の種
類を判別することが可能であり、例えばシーツ、パスタ
オル等の大物衣類のΔＴおよびｍは大きく、ランジェリ
−等の化せんの薄物は反対に小さくなるため、予め制御
装置内のマイコンに設定した衣類の種類によるテーブル
定数と比較し、各種衣類に適した水流の強さ（例えばモ
ータへの通電時間のＯＮ時間とＯＦＦ時間との比および
回転数を制御する。）・洗い・すすぎ・脱水時間等を設
定することにより、大物衣類は強い水流で時間を長く、
化せん等の薄物は弱い水流で時間を短くすることにより
、各種衣類に合った洗濯制御が可能となる。又、制御装
置内のマイコンに設定する各種衣類のテーブル定数は、
前述した布の種類判定方法により求めた変化率ΔＴおよ
びｍは、設定水位（高・中・低水位等）ごとに異なるた
め、設定水位ごとにテーブル定数を設定することにより
、より精度良く衣類の種類を判別することができる。

先の説明は、布量センサー３７のセンシングで洗濯量を
決定し、洗濯量に応じた水位を自動的に設定する場合で
ある。水位設定をユーザがマニアルで選択して設定した
ときには、手動設定が優先するようにしている。最低水
位における布量センシングデータは中央処理回路に取り
込まれるが、手動設定に基づく水位で洗たくが行なわれ
る。例えば、マニアルによる水位設定を高水位にしたと
きには、先ず、最低水位で給水を止め、布量センサー３
７をセンシングをし、次に低水位まで追加給水を行なっ
て給水を止め、布量センシングを行ない、これを中水位
、高水位で同様に行なう、低水位、中水位にマニアル設
定した場合にも、その水位までは同様に行なわれるので
ある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、洗濯物の量９種類を検知し。

最適な水流、洗い、すすぎ９時間等を自動的に決定する
ことにより、洗濯物の量および種類に応じた洗濯行程に
でき、大物衣類の洗浄力向上、薄物衣類の布傷みの低減
を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の全自動洗濯機の断面図、第
２図は操作パネル図、第３図は洗たく機全体の概略回路
図、第４図は布量検知の回路図、第５図は布量センサー
のセンサー出力を示す図、第６図は衣類の種類検知を示
す測定データのグラフである。 ６・・・回転体、７ａ・・・ソレノイド、８・・・モー
タ、８ａ・・・コンデンサ、１０・・・クラッチ装置、
２１・・・操作パネル、２６・・・水位センサー　２４
・・・給水電磁弁、２９・・・電源スイツチボタン、３
０・・・外部操第１図 第３図 ８ 第 ５ 図 第 図 ちょっと 低 中 高 最適水位 →センシング水位

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、洗濯兼脱水槽あるいは撹拌翼を駆動するモータと、
   このモータへの通電制御を行う制御手段を備えた洗濯機
   の回転体に加わる衣類の抵抗にて衣類の量を判別し、最
   適水位を決定するものにおいて、最低水位から最適水位
   までに複数回の衣類量検知を行ない、その値を比較演算
   することにより、衣類の種類（布質）を判定することを
   特徴とした洗濯機の洗濯制御方式。 ２、特許請求の範囲第１項において、最低水位と最適水
   位で衣類量検知を行ない、その値の差により衣類の種類
   （布質）を判定することを特徴とした洗濯機の洗濯制御
   方式。 ３、特許請求の範囲第１、第２項により布質を判定後、
   水流の強さ、洗い時間、すすぎ時間および脱水時間を制
   御することを特徴とした洗濯機の洗濯制御方式。