JPH03250342A - 情報記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、ユーザが任意に記録する情報（以下、ユーザ
情報と称する）を、そのユーザ情報を読出すための管理
情報と共に記録する情報記録装置に関するものである。

（ロ）従来の技術 書換え型の情報記録装置では、ユーザが自由に読み書き
するユーザ情報を管理するために、記録位置等の管理情
報が、ユーザ情報の記録と共にユーザ情報を記録する領
域とは異なる領域に記録される。そして、ユーザ情報の
読み出しは、管理情報を参照することで実現される。

例えば、ＭＳ−ＤＯ５（マイクロソフト社の登録商標）
では、ユーザ情報はユーザ領域に記録され、管理情報は
ファイルアロケーションテーブルとディレクトリと呼ば
れる領域に記録される（例えば、［入門ＭＳ−ＤＯ５Ｊ
村瀬康治　著、■アスキー発行参照）。

近年、新しい記録媒体として、レーザ光等の光ビームを
用いて情報の記録あるいは再生を行う光ディスクが注目
されている。光ディスク（光磁気ディスクを含む）のよ
うな記憶媒体には、音楽情報や画像情報等のリアルタイ
ムデータがユーザ情報として記録される場合が多くあり
、そのようなときに、管理情報としてディスク上におけ
る時間情報（ある基準からの経過時間等の時間情報）が
管理情報として用いられる。

通常、管理情報として時間情報を用いる場合には、少な
くともユーザ情報の番号と記録開始時間及び記録終了時
間が管理情報として記録される。

既にユーザ情報が記録されている状態の記録媒体に、記
録されたユーザ情報の上から新たにユーザ情報を書き込
んだ場合、先に記録されたユーザ情報が新たに記録した
ユーザ情報よりもデータ量が多く時間的に長いと、新た
に記録したユーザ情報の後に先に記録されたユーザ情報
が残る。

例えば、先に５つのユーザ情報（５つの音楽情報）が６
０分間に渡って記録されているものに（第２図Ａ参照）
、新たに３つの音楽情報（３つのユーザ情報）を最初か
ら３０分間に渡って記録し、３番目の音楽情報は先に記
録された音楽情報の３番目の音楽情報の途中で記録が終
了したとする。

すると、ユーザ情報記録領域には、新たに記録された３
つの音楽情報と、先に記録されていた３番目の音楽情報
の残りの部分と４．５番目の音楽情報が記録されており
、管理情報記録領域にはこれら６つの音楽情報の管理情
報が記録された状態になる（第２図Ｂ参照）。

（ハ）発明が解決しようとする課題 しかしながら、ユーザ情報が上述のように音楽情報等の
リアルタイムデータである場合には、新たに記録したユ
ーザ情報以降の情報（先に記録されたユーザ情Ｎ）は不
要のときが多い。

そのときには、新たに記録したユーザ情報以降の部分の
情報は読出し再生できないようにするのが好ましい。

そこで、ユーザ情報の記録領域中に、ユーザ情報の終了
を示す情報を書き込んで、それ以降のユーザ情報の読出
し再生をしないようにして対処する方法が考えられる。

けれども、ユーザ情報の記録領域中にユーザ情報の終了
を示す情報を書き込む方法の場合、ユーザ情報の記録中
あるいは再生中に、リアルタイムで終了を示す情報を書
き込まなくてはならず、ロスタイムが大きく、効率的な
処理ができない。

本発明は、斯様な点に鑑みて成されたもので、ユーザ情
報の記録領域に記録された不要なユーザ情報を、容易に
読出し再生不能とすることが可能な情報記録装置を提供
するものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、ユーザ情報を記録する記録領域と、ユーザ情
報に対応してユーザ情報を読み出すための管理情報を記
録する領域を有する記録媒体とし、ユーザ情報及び管理
情報を記録媒体の夫々の記録領域に記録する情報記録装
置であって、記録媒体から読出し可能なユーザ情報を指
定するための入力手段と、該入力手段で指定されたユー
ザ情報以外のユーザ情報に対応する管理情報を記録媒体
の管理情報を記録する領域から削除する制御手段とを備
えるものである。

（ホ）作用 読出しが不要になったユーザ情報は、入力手段からの入
力に従って、不要になったユーザ情報に対応する管理情
報が記録媒体から削除されるので、記録媒体から読み出
されなくなる。

（へ）実施例 第１図は本発明装置の一実施例の概略構成図である。

（１）は、記録媒体としての書換え型の光ディスクで、
記録領域としてユーザ情報を記録するユーザ情報記録領
域と、ユーザ情報に対応してユーザ情報を読み出すため
の管理情報を記録する管理情報記録領域とを有する。

（２）は、光ディスク（１）に対する情報の記録や記録
された情報の読出しを行うディスク制御回路で、ディス
クの回転制御、記録する情報の変調や読み取った情報の
復調及び誤り訂正等の処理を行う。

（３）はＲＡＭで、作業用の記憶領域以外に、装置に装
着されている光ディスクに記録されているユーザ情報を
読み出すための管理情報を記憶する管理情報記憶領域を
有する。この管理情報記録領域には、各ユーザ情報毎に
記録される記録開始時間及び記録終了時間等の管理情報
に加え、光ディスクに記録された最初のユーザ情報の番
号、最後のユーザ情報の番号、最後のユーザ情報の記録
終了時間が記録される。

（４）は光ディスクに記録されたユーザ情報が不要にな
った場合に、必要とするユーザ情報の最後のユーザ情報
の番号を入力する入力手段としての入力回路である。

（５）は、ＲＡＭ（３）に記憶された管理情報を読出し
、また、入力回路（４）により入力された必要とするユ
ーザ情報の最後のユーザ情報の番号に従って管理情報を
生成する管理情報制御回路である。該管理情報制御回路
（５）で生成された管理情報は、後述の制御回路（６）
を介してＲＡＭ（３）に記憶される。

（６）は装置全体の制御を司る制御回路で、ＲＡＭ（３
）の管理情報記憶領域に記憶された管理情報をディスク
制御回路（２）を介して光ディスクの管理情報記録領域
に記録する制御手段としての機能を有する。

今、第２図Ａに示すように、光ディスク（１）のユーザ
情報記録領域に５つのユーザ情報（音楽情報であれば５
曲）が記録されているとすると、ユーザ情報に対応して
管理情報が管理情報記録領域に記録されている。

この光ディスク（１）を装置本体に装着すると、制御回
路（６）はディスク制御回路（２）を介して光ディスク
（１）の管理情報記録領域）に記録された管理情報を読
出し、読出した管理情報をＲＡＭ（３）の管理情報記憶
領域に記憶する。

この状態で光ディスク（１）に記録されたユーザ情報を
読み出す場合、ユーザ情報の読出しの指示を受けた制御
回路（６）は、ＲＡＭ（３）の管理情報記憶領域に記憶
された管理情報により、ディスク制御回路（２）を制御
して所望のユーザ情報を読み出す。読み出されたユーザ
情報は制御回路（６）から図示しないホストシステムへ
と転送される。そして、読み出されたユーザ情報が音楽
情報の場合には、リアルタイムで再生出力される。

ここで、この光ディスク（１）にユーザ情報記録領域の
最初から新たなユーザ情報を３つ記録したとする。そし
て、新たに記録したユーザ情報の３番目のユーザ情報の
記録は、先に記録されていたユーザ情報の３番目のユー
ザ情報の途中で終了したとすると、第２図Ｂに示すよう
に、光ディスク（１）のユーザ情報記録領域には、新た
に記録された３つのユーザ情報と、先に記録されていた
３番目のユーザ情報の残りの部分と４．５番目のユーザ
情報が記録されており、管理情報記録領域にはこれら６
つのユーザ情報の管理情報が記録された状態になる。

使用者は、新たに記録した３つのユーザ情報以外のユー
ザ情報は不要であると判断した場合、読出し可能な範囲
の変更を入力回路（４）から入力し、更に、読出し可能
な範囲のユーザ情報の内、最後のユーザ情報の番号、こ
のときは”　３　”を入力する。

入力回路（４）からのユーザ情報を管理する範囲の変更
の信号を受けて、管理情報制御回路（５）は、入力され
たユーザ情報の番号に従った管理情報を生成する。即ち
、光ディスクに記録された最初のユーザ情報の番号とし
て”　１　”、最後のユーザ情報の番号として′３″、
最後のユーザ情報の記録終了時間として３番目のユーザ
情報の記録終了時間を、更にＲＡＭ　（３）の管理情報
記憶領域に記憶されている管理情報を読み出して、３番
目までのユーザ情報の記録開始時間と記録終了時間を夫
々ユーザ情報の順に用意する（第２図Ｃ参照）。

そして、入力回路（４）からユーザ情報の管理範囲の変
更の確認の入力がされると、管理情報制御回路（５）は
、制御回路（６）を介して生成した管理情報をＲＡＭ　
（３）の管理情報記憶領域に記憶させる。

更に、制御回路（６）は、ＲＡＭ（３）の管理情報記憶
領域に記憶された管理情報を、ディスク制御回路（２）
を介して光ディスクの管理情報記録領域に記録する。

而して、光ディスク（１）には、第２図Ｃに示すように
、６つのユーザ情報が記録されてはいるものの、最初の
３つのユーザ情報に対応する管理情報しか記録されてな
く　（不要なユーザ情報に対応する管理情報が削除され
た状態となり）、最初から３つのユーザ情報だけが読出
し再生可能となる。

尚、本実施例では入力回路（４）から読出し可能なユー
ザ情報として入力指定されるのは、読出し可能な範囲の
ユーザ情報の内、最後のユーザ情報の番号であるが、こ
れに限る必要はなく、読出し不可能なユーザ情報の最初
のユーザ情報の番号であってもよく、また、読出し可能
な又は読出し不可能なユーザ情報の番号を個々に入力す
るようにしてもよい。

（ト）発明の効果 本発明は、以上の説明から明らかなように、光ディスク
に記録されているユーザ情報のうち、読出し再生が必要
なユーザ情報に対応する管理情報だけを記録するように
し、読出しが不要のユーザ情報に対応する管理情報は光
ディスクから削除された状態になるので、管理情報が記
録されている読出し再生が必要なユーザ情報だけが読出
し再生される。

読出し再生不要のユーザ情報を直接消去するのではなく
、その管理情報だけを削除するようにしているので、簡
単に不要なユーザ情報を再生不可能にすることができ、
ロスタイムが少なく効率的な処理が可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の一実施例の概略構成図、第２図は
本発明の一実施例の動作説明図である。 （１）・・・光ディスク（記録媒体）、（２）・・・デ
ィスク制御回路、（３）・・・ＲＡＭ、（４）・・・入
力回路（入力手段）、（５）・・・管理情報制御回路、
（６）・・・制御回路（制御手段）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ユーザ情報を記録する記録領域と、ユーザ情報に
   対応してユーザ情報を読み出すための管理情報を記録す
   る領域を有する記録媒体とし、ユーザ情報及び管理情報
   を記録媒体の夫々の記録領域に記録する情報記録装置に
   おいて、 記録媒体から読出し可能なユーザ情報を指定するための
   入力手段と、該入力手段で指定されたユーザ情報以外の
   ユーザ情報に対応する管理情報を記録媒体の管理情報を
   記録する領域から削除する制御手段とを備えることを特
   徴とする情報記録装置。