JPH03249093A - 車椅子乗用ステップ付エスカレータ装置 - Google Patents

車椅子乗用ステップ付エスカレータ装置

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JPH03249093A
JPH03249093A JP4654290A JP4654290A JPH03249093A JP H03249093 A JPH03249093 A JP H03249093A JP 4654290 A JP4654290 A JP 4654290A JP 4654290 A JP4654290 A JP 4654290A JP H03249093 A JPH03249093 A JP H03249093A
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Shigeru Murata
茂 村田
Masaji Matsubara
松原 正司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は車椅子乗用ステップ付エスカレータ装置に関し
、詳しくは、特定の踏段と共に車椅子乗用ステップを構
成する可動体を、特定の踏段に設けた可動噛合部材と主
枠に固定した固定噛合部材との噛合いにより操作する機
構の改良に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の車椅子乗用ステップ付エスカレータ装置
として、特開平1−313297号公報に掲載の技術を
挙げることができる。
第9図は車椅子乗用ステップ付エスカレータ装置の外観
を示す概略図、第10図は従来の車椅子乗用ステップ付
エスカレータ装置における可動体の操作機構を示す第9
図の部分断面図、第11図は第10図のD−D線からみ
た一部破断乎面図、第12図は第10図の固定噛合部材
の周辺を拡大して示す正面図、第13図は第12図のE
−E線からみた断面図、第14図は第10図の操作機構
の作用を説明する概略図である。
第9図において、(1)はエスカレータ装置の主枠、(
2)は主枠(1)に循環移動可能に設けられた多数の踏
段、(3)は多数の踏段(2)間に少数個配設された特
定の踏段、(4)はその特定の踏段(3)の後側に隣接
して設けられた可動体、(5)は前記特定の踏段(3)
及び可動体(4)により構成された車椅子乗用ステップ
、(6)は車椅子、(7)は乗り口、(8)は降り口で
ある。
第10図及び第14図において、(10)は踏段(2)
及び特定の踏段(3)の前後に配設された走行車輪、(
11)は走行車輪(10)を案内するように主枠(1)
に固定されたレール、(12)は駆動機(図示路)によ
り駆動されて踏段(2)及び特定の踏段(3)を循環移
動させる踏段チェーンである。
第12図及び第13図において、(13)は乗り口(7
)と対応する主枠(1)の内部に固定された取付部材で
あり、その取付部材(13)上にはボルト(14)によ
り逆T字状の支持体(15)が取付けられている。前記
支持体(15)の上面には固定噛合部材としてのチェー
ン(16)が直線状に配設され、端部プレート(17)
及び中間部プレート(18)を介してボルト(19)に
より固定されている。(16a)はチェーンローラであ
る。なお、図示しないが、降り口(8)と対応する主枠
(1)の内部にも、前記と同様の取付部材(13)1.
支持体(15)、及び、チェーン(16)が配設されて
いる。
第10図及び第11図において、(20)は可動噛合部
材としての正転スプロケットホイールであり、軸(21
)により特定の踏段(3)に支持されていて、その特定
の踏段(3)の循環移動に伴い乗り口(7)のチェーン
(16)に噛合って回転される。(22)は可動噛合部
材としての逆転スプロケットホイールであり、軸(23
)により正転スプロケットホイール(20)とは異なる
幅方向位置で特定の踏段(3)に支持されていて、特定
の踏段(3)の循環移動に伴い降り口(8)のチェーン
(図示路)に噛合って回転される。前記軸(21)及び
(23)上にはそれぞれ中間ギヤ(24)及び(25)
が配設されている。
(26)は駆動ピニオンであり、軸(27)により特定
の踏段(3)に支持されていて、正転スプロケットホイ
ール(20)の回転時には中間ギヤ(24)により正転
されるとともに、逆転スプロケットホイール(22)の
回転時には中間ギヤ(25)により中間ギヤ(24)を
介して逆転される。第11図において、(28)は前記
軸(21)、(23)及び(27)を支持する軸受であ
る。
(30)は特定の階段(3)に設けられたフォークであ
り、複数のガイド(31)等によって特定の踏段(3)
に対し前方収納位置と後方突出位置との間で移動可能に
保持されており、その下面には前記駆動ギヤ(26)に
噛合うラック(32)が設けられている。(33)は前
記後方突出位置のフォーク(30)が挿入するように可
動板(4)に配設されたフォーク受けである。
そして、前記フォーク(30)は操作手段を構成し、後
方突出位置において前記可動体(4)を車椅子(6)の
後部を支持可能な位置、つまり、特定の踏段(3)と同
一の高さ位置に配設保持する。また、前記駆動ピニオン
(26)は駆動手段を構成し、正転スプロケットホイー
ル(20)及び逆転スプロケットホイール(22)に連
動して、フォーク(30)を後方突出位置及び前方収納
位置とに駆動する。
第10図において、(35)は可動体(4)を昇降可能
に支持する踏段本体、(36)は櫛状体である。なお、
可動体(4)の支持構成、並びに、可動体(4)とフォ
ーク(30)との連携構成の詳細については、特開昭6
0−23283号公報を参照されたい。また、前掲の特
開平1−313297号公報の図示例では、前記固定噛
合部材としてラックが、可動噛合部材としてピニオンが
使用されている。
次に、上記のように構成された従来の車椅子乗用ステッ
プ付エスカレータ装置の動作について説明する。
エスカレータ装置の上昇運転に際し、乗り口(7)にお
いて特定の踏段(3)が第10図の矢印方向へ移動する
と、正転スプロケットホイール(20)がチェーン(1
6)に噛合って時計方向へ回転され、中間ギヤ(24)
を介して駆動ピニオン(26)が反時計方向へ回転され
、フォーク(30)が後方へ移動されて可動体(4)の
フォーク受け(33)に挿入され、これにより、可動体
(4)が特定の踏段(3)と同一の高さ位置に保持され
る。したがって、車椅子(6)は乗り口(7)で車椅子
乗用ステップ(5)に乗り込むことができる。
一方、特定の踏段(3)が降り口(8)に達すると、逆
転スプロケットホイール(22)が降り口(8)のチェ
ーン(図示略)に噛合って回転され、中間ギヤ(25)
及び(24)を介して駆動ピニオン(26)が第10図
の時計方向へ回転され、フォーク(30)が前方へ移動
されて特定の踏段(3)内に収容され、これにより、可
動体(4)が特定の踏段(3)と同一の高さ位置を保っ
た状態で踏段本体(35)に対し相対的に下降する。し
たがって、車椅子(6)は降り口(8)で車椅子乗用ス
テップ(5)から降りることができる。
[発明が解決しようとする課題] ところが、従来の車椅子乗用ステップ付エスカレータ装
置においては、特定の踏段(3)の循環移動に伴い正転
スプロケットホイール(20)または逆転スプロケット
ホイール(22)がチェーン(16)に噛合うとき、第
14図に示すように、正転スプロケットホイール(20
)の回転位置によっては、その歯先がチェーン(16)
のチェーンローラ(16a)に衝突して、噛合うことが
できないことがある。こうした場合には、正転スプロケ
ットホイール(20)とチェーン(16)との衝突に伴
い、騒音及び振動が発生するばかりでなく、走行車輪(
10)がレール(11)により逃げ場を失っているため
、衝撃で各部の機器が損傷を受ける可能性もあった。
そこで、本発明の課題は、固定噛合部材と可動噛合部材
とを円滑に噛合せて、騒音、振動及び機器の損傷を確実
に防止できる車椅子乗用ステップ付エスカレータ装置を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するために、本発明は、主枠に循環移
動可能に設けられた多数の踏段と、特定の踏段に昇降可
能に設けられた可動体と、その可動体を車椅子の一部を
支持する位置に配設する操作手段と、乗降口に対応する
主枠内に固定された取付部材と、その取付部材上に取付
けられた固定噛合部材と、特定の踏段の循環移動に伴い
固定噛合部材に噛合って回転する可動噛合部材と、その
可動噛合部材に連動して操作手段を駆動する駆動手段と
を具備する車椅子乗用ステップ付エスカレータ装置にお
いて、固定噛合部材を取付部材に対し変位可能に支持す
る弾性手段を設けたものである。
[作用] 本発明の車椅子乗用ステップ付エスカレータ装置によれ
ば、特定の踏段の循環移動に伴って可動噛合部材が固定
噛合部材に噛合うとき、弾性手段の作用によって固定噛
合部材が取付部材に対し変位する。このため、可動噛合
部材の歯先かどの位置にあっても、可動噛合部材は固定
噛合部材に円滑に噛合って、これにより、噛合い時の騒
音、振動及び機器の損傷が確実に防止される。
[実施例] 以下、本発明を具体化した実施例を図面に基づいて説明
する。
〈第一実施例〉 第1図乃至第4図は本発明の第一実施例を示し、第1図
は車椅子乗用ステップ付エスカレータ装置における固定
噛合部材の周辺を示す要部正面図、第2図は第1図のA
−A線からみた断面図、第3図は第1図のB−B線から
みた断面図、第4図は弾性手段の作用を説明する概略図
である。
この第一実施例における車椅子乗用ステップ付エスカレ
ータ装置の外観は第9図に示すように構成されている。
また、第一実施例の車椅子乗用ステップ付エスカレータ
装置は、従来と同様、第10図に示した特定の踏段(3
)、可動体(4)、取付部材(13)、支持体(15)
、固定噛合部材としてのチェーン(16)、可動噛合部
材としての正転スプロケットホイール(20)及び逆転
化スプロケットホイール(22)、駆動部材としての駆
動ピニオン(26) 、並びに、操作手段としてのフォ
ーク(30)等を具備している。このため、従来と同一
または相当する部材については、第1図乃至第4図に従
来と同一の符号を付してその説明を省略し、以下では、
従来とは異なる構成及び動作についてのみ詳細に説明す
る。
第1図及び第2図に示すように、第一実施例における端
部プレート(17)は、長孔(17a)を有し、その長
大(17a)にカラー(38)を介してボルト(42)
を挿入することにより、支持体(15)に対し上下に移
動可能に取付けられている。したがって、チェーン(1
6)は、その前後両端が長孔(17a)の長さに相当す
る距離だけ上下に揺動できるように構成されている。
前記各端部プレート(17)と対応する位置の支持体(
15)には、チェーン(16)の揺動を許容するように
、前後一対の切欠部(39)が形成され、それらの水平
面にはばね受は孔(40)が凹設されている。前記ばね
受は孔(40)には、弾性手段としての圧縮ばね(41
)が下端にて挿入支承され、その上端はチェーン(16
)における前後両端のチェーンローラ(16a)に下側
から圧接されている。そして、この圧縮ばね(41)に
より、チェーン(16)の前後両端が取付部材13に対
し上下に弾性変位可能に支持されている。
なお、チェーン(16)の中間部は、第3図に示すよう
に、中間部プレート(18)を介してポル)−(19)
により支持体(15)に固定されている。
上記のように構成された第一実施例の車椅子乗用ステッ
プ付エスカレータ装置においては、従来と同様、チェー
ン(16)と正転スプロケットホイール(20)及び逆
転スプロケットホイール(22)との噛合いに基づき、
駆動ピニオン(26)及びフォーク(30)等を介して
、可動体(4)が操作される。
ここで、乗り口(7)における特定の踏段(3)の上昇
移動に伴い、第4図に実線で示すように、正転スプロケ
ットホイール(20)の歯先がチェーン(16)の後端
(第4図の左端)のチェーンローラ(16a)に衝突し
た場合には、それに対応する後方(第1図の左方)の圧
縮ばね(41)が衝撃力で所定量圧縮され、後端のチェ
ーンローラ(16a)が−点鎖線で示すように下降され
、この状態で、正転スプロケットホイール(20)が後
端のチェーンローラ(16a)を越えたのち、二点鎖線
で示すように相隣接する一対のチェーンローラ(16a
)間に滑らかに噛合う。
したがって、このときにおける騒音、振動、及び周辺機
器の損傷が確実に防止される。なお、圧縮ばね(41)
の長さ、または、長孔(17a)の長さを変えることに
より、チェーンローラ(16a)が正転スプロケットホ
イール(20)及び逆転スプロケットホイール(22)
に作用させる初期反発力を適宜に加減することができる
一方、降り口(8)における逆転スプロケットホイール
(20)とチェーン(16)との噛合い時にも、後方の
圧縮ばね(41)は前記と同様に作用して、チ丹−ン(
16)の後端部の変位を許容する。また、下降運転に際
し、特定の踏段(3)が前記とは逆方向へ循環移動され
た場合には、前方(第1図の右方)の圧縮ばね(41)
が、それに対応するチェーン(16)の前端部の変位を
許容する。
このように、第一実施例の車椅子乗用ステップ付エスカ
レータ装置は、主枠(1)に循環移動可能に設けられた
多数の踏段(2)と、特定の踏段(3)に昇降可能に設
けられた可動体(4)と、その可動体(4)を車椅子(
6)の一部を支持する位置に配設する操作手段としての
フォーク(30)と、乗り口(7)及び降り口(8)に
対応する主枠(1)内に固定された取・材部材(13)
と、その取付部材(13)上に取付けられた本実施例の
固定噛合部材としてのチェーン(16)と、特定の踏段
(3)の循環移動は伴いチェーン(16)に噛合って回
転する本実施例の可動噛合部材としての正転スプロケッ
トホイール(20)及び逆転スプロケットホイール(2
2)と、正転スプロケットホイール(20)及び逆転ス
プロケットホイール(22)に連動してフォーク(30
)を駆動する本実施例の駆動手段としての駆動ピニオン
(26)と、チェーン(16)の前後両端を取付部材(
13)に対し上下に変位可能に支持する本実施例の弾性
手段としての圧縮はね(41)とから構成したものであ
る。
したがって、第一実施例の車椅子乗用ステップ付エスカ
レータ装置によれば、特定の踏段(3)の循環移動に伴
って正転スプロケットホイール(20)及び逆転スプロ
ケットホイール(22)がチェーン(16)に噛合うと
き、圧縮ばね(41)の作用によってチェーン(16)
の前後両端部が取付部材(13)に対し変位するため、
正転スプロケットホイール(20)及び逆転スプロケッ
トホイール(22)の歯先かどの位置にあっても、それ
らはチェーン(16)に対し円滑に噛合うことができ、
これによって、噛合い時の騒音、振動及び機器の損傷を
確実に防止することができる。
く第二実施例〉 第5図は本発明の第二実施例の車椅子乗用ステップ付エ
スカレータ装置における要部を示す第2図相当図である
この第二実施例においては、本実施例の弾性手段が圧縮
ばね(41)とゴム(44)とから構成されている。す
なわち、支持体(15)に凹設されたばね受は孔(40
)の内部にゴム(44)が収容され、このゴム(44)
に圧縮ばね(41)の下端が圧接されている。その他の
構成は前記第一実施例と同様であり、図面に同一の符号
を付してその説明を省略する。
この第二実施例の構成によれば、ゴム(44)が設けら
れているので、噛合い時における圧縮ばね(41)の初
期反発力を吸収緩和して、正転スプロケットホイール(
20)及び逆転スプロケットホイール(22)をチェー
ン(16)に対しより円滑に噛合わせることができる。
〈第三実施例〉 第6図は本発明の第三実施例の車椅子乗用ステップ付エ
スカレータ装置における要部を示す第1図相当図、第7
図は第6図のC−C線からみた断面図である。
この第三実施例においては、弾性手段としての圧縮ばね
(41)が取付部材(13)と支持体(15)との間の
前部及び後部に介装されている。
すなわち、ボルト(14)を支持体(15)の下部に穿
設したボルト挿通孔(45)に遊挿して取付部材(13
)に螺着することにより、取付部材(13)に対し支持
体(15)が所定距離だけ昇降可能に取付けられている
。支持体(15)の下面にはばね受は孔(40)が凹設
され、そのばね受は孔(40)と取付部材(13)の上
面との間に圧縮はね(41)が介装されている。その他
の構成は第一実施例と同様であり、図面に同一の符号を
付してその説明を省略する。
この第三実施例の構成によっても、噛合い時におけるチ
ェーン(16)の上下方向の変位を圧縮ばね(41)が
許容するため、第一実施例と同様、騒音、振動、及び機
器の損傷を確実に防止できるという作用効果が得られる
〈第四実施例〉 第8図は本発明の第四実施例の車椅子乗用ステップ付エ
スカレータ装置における要部を示す第7図相当図である
この第四実施例は、前記第二実施例と第三実施例とを総
合したもので、本実施例の弾性手段が圧縮ばね(41)
とゴム(44)とから構成されるそれらが取付部材(1
3)と支持体(15)との間の前部及び後部に介装され
ている。したがって、この第四実施例によれば、噛合い
時における圧縮ばね(41)の初期反発力をゴム(44
)により吸収緩和して、正転スプロケットホイール(2
0)及び逆転スプロケットホイール(22)をチェーン
(16)に対し円滑に噛合わせることができ、もって、
騒音、振動、及び機器の損傷を確実に防止することがで
きる。
なお、上記各実施例では、固定噛合部材がチェーン(1
6)で、また、可動噛合部材がスプロケットホイール(
20)、  (22)で構成されているが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、固定噛合部材をラックで
、また、可動噛合部材をピニオンで構成して実施するこ
とも可能である。
この場合も、上記実施例と同様、ラックの変位を弾性手
段により許容して、ピニオンをラックに円滑に噛合いさ
せ、もって、騒音、振動、及び機器の損傷を確実に防止
することができる。
[発明の効果] 以上に詳述したように、本発明の車椅子乗用ステップ付
エスカレータ装置は、主枠に循環移動可能に設けられた
多数の踏段と、特定の踏段に昇降可能に設けられた可動
体と、その可動体を車椅子の一部を支持する位置に配設
する操作手段と、乗降口に対応する主枠内に固定された
取付部材と、その取付部材上に取付けられた固定噛合部
材と、特定の踏段の循環移動に伴い固定噛合部材に噛合
って回転する可動噛合部材と、その可動噛合部材に連動
して操作手段を駆動する駆動手段と、固定噛合部材を取
付部材に対し変位可能に支持する弾性手段とを具備する
ものであるから、固定噛合部材と可動噛合部材とを円滑
に噛合わせて、騒音、振動及び機器の損傷を確実に防止
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例の車椅子乗用ステップ付エ
スカレータ装置の要部正面図、第2図は第1図のA−A
線からみた断面図、第3図は第1図のB−B線からみた
断面図、第4図は本発明の第一実施例の車椅子乗用ステ
ップ付エスカレータ装置で使用する弾性手段の作用を説
明する概略図、第5図は本発明の第二実施例の車椅子乗
用ステップ付エスカレータ装置における要部を示す第2
図相当図、第6図は本発明の第三実施例の車椅子乗用ス
テップ付エスカレータ装置における要部を示す第1図相
当図、第7図は第6図のC−C線からみた断面図、第8
図は本発明の第四実施例の車椅子乗用ステップ付エスカ
レータ装置における要部を示す第7図相当図、第9図は
本発明及び従来例の車椅子乗用ステップ付エスカレータ
装置の外観を示す概略図、第10図は従来の車椅子乗用
ステップ付エスカレータ装置における可動体の操作機構
を示す第9図の部分断面図、第11図は第10図のD−
D線からみた一部破断乎面図、第12図は第10図の要
部を拡大して示す正面図、第13図は第12図のE−E
線からみた断面図、第14図は従来の作用を説明する概
略図である。 図において、 1:主枠        2:踏段 3:特定の踏段     4:可動体 6:車椅子       7:乗りロ 8:降り口      13:取付部材16:チェーン 20:正転スプロケットホイール 22:逆転スプロケットホイール 26:駆動ピニオン  30:フォーク41:圧縮ばね
    44:ゴム である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主枠に循環移動可能に設けられた多数の踏段と、 特定の前記踏段に昇降可能に設けられた可動体と、 前記可動体を車椅子の一部を支持する位置に配設する操
    作手段と、 乗降口に対応する主枠内に固定された取付部材と、 前記取付部材上に取付けられた固定噛合部材と、前記特
    定の踏段の循環移動に伴い前記固定噛合部材に噛合って
    回転する可動噛合部材と、 前記可動噛合部材に連動して前記操作手段を駆動する駆
    動手段と、 前記固定噛合部材を前記取付部材に対し変位可能に支持
    する弾性手段と を具備することを特徴とする車椅子乗用ステップ付エス
    カレータ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0599556A2 (en) * 1992-11-18 1994-06-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Dual-purpose escalator for wheelchair

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0599556A2 (en) * 1992-11-18 1994-06-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Dual-purpose escalator for wheelchair
EP0599556A3 (en) * 1992-11-18 1994-06-08 Toshiba Kk Dual-purpose escalator for wheelchair.

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